すがさん、初めまして。アダルトチルドレン、HSP専門カウンセラー沖野と申します。
これまでの時間がどんなに辛い日々だったかを考えさせられるご相談でした。
偏にこちらから見て全てがそろってるような人に「自分に善悪をつけず受け入れよう」と言われても
それは何かの救いにもなりそうにありません。
人間は９０％が目からの情報で、他者の第一印象を形成するといわれています。
習性から無意識に値踏みをしているのです。
メラビアンの法則では、見た目５５％　話し方３８％　話の内容７％と提唱されているように
第一印象は３～５秒で決まると言われています。
過去に　容姿が理由でひどい言葉を言われた経験をお持ちですが、僅か３秒で、すがさんの何を知っているというのでしょうか。
しかしながら、それからはマスクで顔の一部を覆い、人の目が怖くなってしまったことはすがさんの人生に悪影響を与えたことは否めない事実です。
容姿を変えたいと、成形や化粧品、親への怨み、自身への誹謗と、孤独で終わりのない戦いでしたね。
世の中には、高額な資金を投資し、自分の理想の顔や身体にしてくれる美容整形があるのは
人間の心の中にある「美しさ」への欲求を満たしたいと思っている表れでしょう。
言い方を変えるとお金で「容姿」は変えられます。
お金で買えた外見は、自分のためだと思えば、満足することができますが、違う外見を手に入れることで
行動や考え方、敷いては生き方が変わる人もいて、そうなることで人間環境も変わります。
そこで起きるのは　次なる欲求です。「もっとこうしたい、ああしたい」とそこに求められた新たなる外見を求めます。
何度も「誰かが見てもいい」と言うという欲求を探し続けるのです。
すがさんの「人並」とはどんなものでしょう
今よりまし、これよりいい、の判断基準はどこにありますか。
理想の外見を手に入れたとしても、自分自身を満足出来ないことに変わりはありません。
誰かに認められる外見など存在しないからです。
無い物を求めるから、比較して絶望を呼ぶのです
自分にあるものを探すのは、孤独で虚しいものですが、見つけられると武器になり、支えになり、強みとなって魅力へと変わっていくのです。
外見に苦しむということは、人からの評価に意識がいきます。
すがさんのこれまでの30年以上の時間を、３秒で決められたことに執着して造る牢獄は　世の中にはありません。
すがさんを見る全ての人に　醜いと思っていますかと聞くことができないように、誰かの視線に向いた意識を
自分の中の「あるもの」に変えていくことが、結果的にはすがさんの人権へとつながっていくと私は思います。
変えなければならないのは「容姿」ではなく「考え」です。
人並は、人が変われば違うように、人は皆、自分に満足できないものなんでしょうね。
だからこそ、人間はあがき苦しみ「自暴自棄」をくりかえす。
積み上げてきた価値基準や理想や信念を棄てて、新しいアイデンティティーを構築する。
今こそ、その価値観を棄てて、次のステージに進む時ではないですか。
発達障害の方々にとっても、見直されているこれからは、生きやすくなってきていると思います。

　すがさん、ご相談ありがとうございます。

　ご自身の容姿に対する深い悔しさや絶望感、そしてそれが日々の生活や人間関係にまで影響を及ぼしていること、文章から強く伝わってきました。高校時代に容姿を理由に心無い言葉を受けた経験が、今もなおすがさんの心に深い傷を残しているのだと思います。その出来事が、ご自身の価値や人権までも否定されたように感じさせているのかもしれません。

　マスクが手放せず、人の目が怖いと感じる日々は、常に緊張と不安の中で過ごされているのではないでしょうか。周囲の人々が美しく見え、自分だけが醜いと感じることは、孤独感や疎外感を強めてしまうのだと思います。親御さんとの衝突も、すがさんの苦しみや悩みを理解してもらえないことへの悲しみや怒りが背景にあるのではないでしょうか。

　整形手術が皮膚アレルギーで難しく、化粧水も効果が感じられない中で、「自分は何をやっても変われない」と感じることは、無力感や絶望感を深めてしまうのだと思います。ご自身の容姿が「牢獄」のように感じられ、そこから抜け出せないという思いは、非常に苦しく、辛いものだと感じます。

　恋愛や結婚、友人との付き合いにおいても、容姿が原因でうまくいかないと感じることは、ご自身の存在価値や人間関係に対する自信を喪失させてしまうのではないでしょうか。発達障害を抱える中で、せめて容姿だけでも人並みでありたいという願いは、すがさんが社会の中で受け入れられたいという強い思いの表れなのだと思います。

　「自分に善悪を着けず受け入れよう」といった言葉に対して拒否感を持たれるのは、すがさんがこれまでに多くの努力や苦労を重ねてきたにも関わらず、変わらない現実に対する怒りや悲しみがあるからではないでしょうか。ご自身の容姿が人権を著しく侵害していると感じるほどの苦しみは、他人には容易に理解できない深いものだと思います。

 　もしよろしければ、LINEでのカウンセリングを初回無料（2回目以降、１返信：税込み600円）で承っておりますので、ご利用ください。すがさんの思いや感じていることを、さらに丁寧にお聞かせいただければと思います。カウンセリング内容については、守秘義務を遵守し、ここでのご相談内容・カウンセリング内容がネット等に掲載されることはありませんので、ご安心ください。

すがさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

ご自身の容姿に、悔しささえ覚えてしまうのですね。
毎日マスクを手放すことも出来ず、人の目を怖く感じてしまうのですね。
それは、容姿が醜い自分には、人権すらないほどにも感じてしまう位なのですね。

＞何をやってもこの醜い顔身体と言う牢獄から出られず人生に絶望しそうです。
たしかに、他人から逃げることは出来ても、「自分」から逃げることは出来ませんね。
だからといって、「自分に善悪をつけずに受け入れる」ことも出来ないのですね。

そうですね、それならば容姿がせめて人並みになってしまえば、何をやりたいですか？　何が出来ると、お思いになりますか？
「人並み」って、何でしょうか？
（ちなみに私は、「人並み」とは、単なる無個性にしか思えませんが。）

私は、「人権」とは「誰でも持っているもの」だと思います。誰もが、生きる権利を持っています。
そしてそれは、他人によって決められるようなものではありません。
誰が何を言っても、すがさんは生きているのです。そして、生きていくことが出来るのです。
まず言うことが出来るのは、「自分が生きる権利を、他人に委ねてはいけない」と言うことです。

それは人間ですから、なにがしかの生きづらさや生きていく上で不利になるようなことは、誰でも持っています。
でも「他人から言われたから、自分に生きる価値が無い」ことは、絶対にありません。
現にすがさんは、いろいろ言われながらも生きてきたのですよね。

「自分に善悪つけずに」と言っていますが、すがさんは、ご自分に「ＮＯ」ばかりを突きつけています。
ご自分のことを「牢獄」と言っていますが、すがさんは、自分で自分を「認知」という牢獄に閉じ込めています。
自分で自分を縛っているのだから、その「自分」を解放することも出来るはずです。

「自分を解放する」ためには、まず「他人の視点で自分を評価する」ことを止めることです。
物事を、「ありのまま」に見ることです。

特に対人関係で上手くいかない理由を、容姿のせいだけにしないことです。
対人関係で上手くいかないことが多いのも、実はすがさんご自身のコミュニケーションの癖に問題があったとか、物事に対する認知に問題があった可能性がないとは言い切れないと思います。
それをひとえに容姿のせいにしているため、今回のご相談のような悩みに発展していたと言うことも考えられます。

自分の容姿に、100％の自信を持っている人など、いません。
それでも「人並み」な人が自信を持って生きているように見えるのは、「自分はＯＫ」という認知を持っているからです。
すべてを、自分にとって悪い方向に解釈することは、ある種の癖です。
癖ならばそれに気づいて、対応をとることも可能です。

こんにちは、Ｓ．Ｌｉｇｈｔ．Ｍの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

高校の時に容姿という理由で酷い言葉を言われた事で、人権が無いという状況が続いていらっしゃるのですね。

容姿は自分で選べるものでもなく、成形手術もお考えになったとの事で、何かしらの皮膚に関する状態も関係しておられるのかもしれませんね。

そして、情報の９０％は視覚から入ると言われたり、青い色の料理は食欲が湧き辛いなど、中身が大事と幾ら言われようとも、もしかしたら、すがさんご自身の中では綺麗事に過ぎないと感じたりなど、お辛い心中お察し致します。

そして、すがさんの仰る『 「自分に善悪を着けず受け入れよう！」と言う開き直りはお断りします。 』とのお言葉からも、これ迄に充分過ぎる程に、ご自身の内面への働き掛けなどにも取り組んで来た事と推察致します。

そこで、私は医師ではありませんので迂闊な事は言えませんが、一つの「現実的手段」と致しまして、皮膚に関する状態などでは、東洋医学（漢方薬など）を試してみる事も考えられるかもしれません。

勿論、試したからと言って、容姿そのものの形状が変わる訳ではありませんが、今は何か一つでも「変化の兆し」を感じられる経験が大切で必要なのかもしれません。

そして、すがさんご自身も人並みや普通などはあって無いようなものと頭では理解されている事でしょうが、他者の目などから色々な事を感じ取っておられる事でしょうし、また、そのように穿った目で見てくる人がいるのも事実でしょう。

また、例えば「世の中には、もっと大変で辛い思いをしている人がいる」などの言葉掛けをされたとしても、何の慰みにもならないなどと、お感じになるお気持ちも理解出来ます。

そして、発達障害という中、何か一つでも人並みに出来るようになる事で、自信を付けるなどのアドバイスも散々されて来たかもしれません。

また、何かを試しても、これ迄は効果が出ないなど、裏切りにも近いような諦めも数多く経験されて来たかもしれません。

そのような中、中には多額なお金が掛かるなど、「現実的」ではない手段も含まれるかもしれませんが、すがさんに何か一つでもアドバイスという言葉掛けを出来るとしたら、先ほどの「現実的手段」という、探したら他にも見つかるかもしれない「選択肢」を調べるという「行動」に移してみるという事かもしれません。

すがさんにとっては何一つアドバイスになっていないかもしれませんが、参考になる部分が、ほんの僅かでもありそうでしたら、宜しければお考えになってみて下さい。