教えて掲示板の質問

「子供が欲しくない妻」に関する質問

  • 受付終了

匿名希望さん

初めまして。32歳会社員 結婚3年目 妻33歳会社員です。

私は子供が欲しいと思っています。しかし、妻は、元々マイナス思考な性格の上に、子供のことに関してはさらに不安感が強く、子供を持つことに対するポジティブなイメージが全くないという状態で、子供は欲しくないと言います(ネガティブなイメージしか浮かばないようです)。

私は子供がかわいいと思っているので子供が欲しい。そして、妻も愛しているので離婚は
したくない。この問題が起きて以来、そんな葛藤に悩まされてうつ状態が続いています。

妻が口にする子供に対する不安とは以下のようなものがあります。

・子育てが自分に向いていないかもしれない
 (虐待してしまうかも知れない)
・仕事と育児の両立が大変で辛い思いをするかもしれない
 (今のままでも大変なのに、さらに夜泣き等で仕事に
 弊害が出るかもしれない)
・保育時間が長い保育園や学童保育に入れないかもしれない
・出産で自分の体に生涯治らない後遺症を負うかもしれない。
 そうなったら、その後の人生が辛そう
・出産、子育ては後戻りができない
等々きりがないほどです。

これまで傾聴型のカウンセリングを妻と一緒に5回ほど受けましたが、上述の不安が無くならず、堂々巡りの状態です。改善の傾向が見られていません。

また、カウンセラーさんが主導権を握って話を進めたり、イメージワークをする形の
カウンセリングも約1年受けていますが、少し良くなってきているものの、最近になって
妻がそのカウンセリングを負担に感じると言っており、少し停滞感があります。

掛かりつけの心療内科の先生には、妻が、今の妻自身の考え方や、妻と両親との関係性を
否定されている気持ちになったり、子供を欲しいという考え方に変わりなさい、とカウンセラー
さんに言われているような気分になって、それがプレッシャーになって負担に感じているのかもしれませんよ、と言われています。それらしきことを妻も言っているので、
恐らくそうなのでしょう。

でも、妻の考え方が変わって欲しい、その気持ちには変わりがありません。
そうでないと、とても大切な、「愛する妻」か、「可愛い子供」のどちらかを諦めなければ
ならないという、とても辛い選択をしなければならないと思うと胸が張り裂けそうな
気分になるからです。

前段が長くなりましたが、お聞きしたいことは下記になります。

・カウンセリングには種々の療法がありますが、どのような方法が妻にとって心理的な
 負担なく、 かつ、子供に対する考えをポジティブに変化させることができますでしょうか?

・または、このような問題の場合、カウンセリング以外にどのような解決手段が
 あるのでしょうか?

アドバイスよろしくお願い申し上げます。

違反報告

2012年12月16日 10時08分

教えて掲示板の回答

カウンセリングルーム Poco a Poco

匿名希望さん、初めまして。

「カウンセリングルーム Poco a Poco」 カウンセラーの溝上です。

匿名希望さんのご相談内容を拝見させていただくと、今、現在とてもお辛い思いをされているようで、心が痛みます。

女性の体というものは、とても繊細にできていて、「出産」となるとなおさら一抹の不安を抱える女性が多いというのも現実にあります。

奥様の不安の内容を読む限り、奥様自体もかなり精神的に参っていらしゃるのではないかと思われます。

でも、匿名希望さんはお子さんが欲しい。
そして、愛する奥様も失いたくない。

この両方を一度に解決するというよりも、どちらかを一つずつ解決する方がよろしいかと思います。

「カウンセリングには種々の療法がありますが、どのような方法が妻にとって心理的な負担なく、かつ、子供に対する考えをポジティブに変化させることができますでしょうか?」とのことですが。

私が思いつくのは、「フォーカシング」という心理療法です。

この「フォーカシング」という療法は、奥様の心の中にある「はっきりとは解らないけれどなんかモヤモヤする感じ(これをフェルトセンスといいます)」を引き出します。そして、何故、「お子さんが欲しくないという気持ちになっているのか」「マイナス思考になってしまっているのか」という「原因」となっているものを見出すという療法です。

これは、過去に受けた心の中での「何か」が今現在も根深く残っていて、それが「原因」となっているような場合に行われる療法です。

私が一つ気になった点は、奥様が「もしかしたら虐待してしまうかもしれない」という一言です。

この言葉がとてもひっかかります。
もしかすると、過去に奥様自身が「虐待」を受けたことがある可能性も見受けられるひとことです。

「フォーカシング」療法を受けることにより、奥様の心の中に潜んでいる、しかも自覚していない何かを改めて見つめ直すという方法がよろしいかと思います。

「フォーカシング」療法を行っているカウンセリングルームは結構ありますので、そちらに一度通院されてみてはいががでしょう。

ゆっくりでいいんですよ。
まずは、奥様のお気持ちを安定させることから始めてみましょう。

もし、もう少し、私とじっくり話をしてみたいと思われましたら、当カウンセリングルームの「お試し電話カウンセリング 30分(無料)」までご連絡ください。

直接、お話することで、あなたのお気持ちを詳しくお聴きし、より良い方法を一緒に解決できるかと思います。

違反報告

2012年12月20日 22時12分


 はじめまして。『心のハマメリス』の阿部でございます。宜しくお願い致します。

 ご結婚3年目、ご主様は強くお子様を望んでおられるのですね。
 とても、お辛いでしょう。

 ご相談内容を拝見しましたが、奥様のメンタルのコンデションが整っていない、もちろん、あなた自身も体調が思わしくない様子ですので、今の時点では難しいかもしれません。

 やはり、子育てはご夫婦の方向性が同じでなければ成り立ちません。
 今は、ご夫婦で、「考えが変わって欲しい。」とお互いに思っている状態なのだと思われます。

 ただ、奥様の不安をご主人様が取り除けるような、サポート体制をしっかり整えることで、安心感が少しずつ生まれるかもしれません。 

 列記された、一つ一つの不安に対して、何ができるのか?
 実現可能な、具体的な対策をお立てになることが重要かもしれません。

 例えば、ご主人様が育給をとる、ご主人が主夫になる、ご両親と同居されるなど...etc。

 もしも、サポートが可能なのであれば、ご主人が「この点はこうして助ける。」という風に、ひとつひとつ説明し、交渉していかれることです。

 ただし、無理強いは絶対に避けなければいけません。

 もし、奥様が出産された場合の、ご主人様の育児への心構えなども、今後の課題になると思われます。

 

 

 
 

違反報告

2012年12月19日 18時26分


心理カウンセリング cocoro care

匿名希望 様。
初めまして、cocoro careの中村です。

奥様は既に5回のカウンセリングを受け、
さらには掛り付けの心療内科の先生もいらっしゃるなら、
多数の不安感が、幼少期の体験からくるものか、
それとも様々な知識からくる予期不安(実際にはまだ存在しない不安)なのか、
現在のストレスからくるものか、仕事を続けたい強い気持ちか、
それか、本当に子供が嫌いというものか、
分かっていると思います。

可愛い赤ちゃんを見ても、オドオドする様であれば、
親から愛されずに育ったと思っており、接し方が分からず、恐怖を感じるかもしれません。
この状態では、幾ら子供ができると、こんなに良い事があると説明しても、
プレッシャーが増すばかりです。

まずは、そこを理解しつつ、奥様と接して頂ければと思います。

そして、奥様は子供を持つ事に不安を感じながらも、
匿名希望様の為に、何とかしたいと思って、カウンセリングに行っているので、
本当にお互い、愛されている事を感じます。

さて、解決方法に関してですが、
心理療法としては、幼少期の体験から来る不安なら、その不安の解消。(精神分析など)
予期不安から来るなら、実際に楽しく子育てをしている家庭を探して話を聞く事や、
里親制度などを使って実際に体験する(行動療法)などがあります。
ただ、これらは全て奥様が望まないと効果は薄いです。

あと、気になったのは、奥様は「自分がきっちりとしなければいけない」という
性格ではありませんか?
その性格なら、子育ての大変さを誰の助けも借りずに、全て自分でしなければならないと
考えているなら、相当なストレスだと思います。

その解消として、本当に不安になって泣き出しそうになったり、虐待しそうになった時に、
助けを求める場所を見つけて、奥様に理解して貰う事も必要です。
これは、匿名希望様の役割かもしれません。

長々と申し訳ありませんでした。
私でよければ、ご相談にのりますので、お気軽にご連絡下さい。

匿名希望様と奥様が、お二人が幸せになる方法を見つける事を願っております。

では。

違反報告

2012年12月18日 07時07分


お礼コメント

中村様

ご回答ありがとうございました。

少し私の文章が言葉足らずで申し訳ありませんが、
掛かりつけの心療内科の先生がいるのは私だけで、
妻にはおりません。

さて、妻が口にする多数の不安の原因ですが、
幼少期の体験か、または、予期不安によるものだと
感じています。また、どちらかといえば、幼少期の体験によるものと
感じています。

というのも、育児をしている妻の友人から子育ての話を聞いてきても
悪い部分ばかり記憶されてきて、良い部分はほとんど耳に入らない状態
だからです。また、妻の母親が厳しい人であったことも気になります。

何か幼少期に辛い思いをして、その結果として自己価値感が
低いのではないか?そう仮定すると辻褄があう言動が多いのです
(子供のことに限りません)。

機会があればよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2012年12月19日 19時08分

インナーチャイルドカウンセリング自由の子

言える事は、ご主人は2択しかないと思われているのに対して、奥さんは、選択において、不安を抱えていてそれを積極的に考えれない、という事ですよね。奥様の1つ1つの不安に対して、心にある全てを気持ちも含めて、お聞きになったうえでの今の状況であれば、考えを変えさせると言うのは、むづかしいのでは、年齢的にまだ少し余裕があると考えて、考え方を変えて欲しいではなく、もう1度白紙に戻して2人でじっくり話しあってみては?奥さんは先読み不安で考えすぎ、動けないタイプなので、1つ1つじっくり安心感をもてるなら、少し心に余裕ができるのでは、ご主人のあせりが切実に伝わってくるので、そういうのも感じとっているのでは、、

違反報告

2012年12月17日 20時23分


 心療内科の先生の仰られている通りと存じます。
結論から申しますと、今のカウンセリングは押しが強く、
奥様には合っていないため、他のカウンセリングの場をお探しになられる事。
先行して、『子供が欲しい』というお気持ちは分かりますが、
それは胸に秘めておいて、子供の存在価値に関して、
お互い話し合いの上、理解と共感を強固なものしていく事、
外部の意見を取り入れる前に、奥様の不安を一つずつ外していく、
それは、ご主人様の役目であると存じます。
強く奥様を愛し、お子様を熱望なさっていらっしゃるのでしたら、
可能かと存じます。
子育ては夫婦の共同作業でございます。
出産後のご主人様の役割りに関して頼り甲斐の有る方針を、
奥様に説得なさる事も、安心感に繋がることでしょう。
如何に子育てに関して貴方に頼れるかが奥様の心強さに反映致します。
出産後の生理学的あるいは器質的問題に関しては、
産婦人科に行かれて正確な情報及び知識を得る事も必要かと存じます。
既成概念や思い込みで決め付ける事は視野を狭くします。
カウンセリングや各種療法はケースバイケース、臨機応変で、
この方法でと確定することは好ましくありません。
ですから、様々な手法や技量の持たれた、柔軟性の有るカウンセラーさんでなくては、
奥様に抵抗感を植付けてしまいます。
一度そのようなお気持ちにさせてしまうと、信頼関係に問題が生じます。
合わせて、カウンセリング自体に不信感を持たれかねません。
別のカウンセラーさんをお探しの場合は、まずご主人様が最初にお一人で行かれ、
よく、インフォームドコンセントを徹底されてからの方が良いかと存じます。

違反報告

2012年12月17日 18時16分


こんばんは、ご相談ありがとうございます。

カウンセリングも心理療法も

特定の方向へ相談者の考えを変えさせることは

できません。

なぜならば、相談者が潜在意識の中にある「答え」を

引き出す気づきの療法なのです。

むしろ人生相談で、事例をあげて、方向や答えを

示していただくのが良いかもしれません。

違反報告

2012年12月17日 18時04分


三重県カウンセリング メンタルハート 心の扉

この度は、ご相談頂きありがとうございます。

心の扉 橋爪と申します。

主様は、子供がかわいいと思っているので子供が欲しい。そして、妻も愛しているので離婚は したくない。この問題が起きて以来、そんな葛藤に悩まされてうつ状態が続いていると言う事ですね。

夫婦の形を考えた時、色々な形があり
主様が、子供が欲しいと思う気持ちはよく分かりますが
奥様の気持ちも大事ですね。

そもそも、カウンセリングと言うのは気持ちの共感なのです。
相談者の立場になって受け入れる事なのですね。

奥様が、不安を抱えている事に対し
否定するのではなく、肯定する事がとても大事なのです。

まずは、奥様の不安を受け入れて上げる事が大事だと思います。

結果、出産に至らないかも知れませんが
それは、お互いの中で尊重し合うべきだと考えます。

相手を変えようとするのではなく
まず、奥様を受け入れる事で不安を無くして上げる事ですね。

そんな中から、奥様の気持ちの変化も出てくるのではないでしょうか?

人の意思を強制的に変えるのではなく、不安を取り除く事こそ大事であり
その為にも、今の状態を受け入れる必要があるのではないでしょうか。

違反報告

2012年12月17日 18時00分


ヒーリングサロン くろたまご

はじめまして。

愛する奥様か子供さんかのどちらか選ばないといけない。という中での葛藤。
大変苦しい思いをされているのですね。

少し、非科学的なお話をさせていただきますね。
サロンではシータヒーリングというヒーリングを扱ってますが、シータヒーリングの中での考え方の一つ奥様のネガティブな思考の中には、子供時代の記憶ですとか、更にさかのぼって、自分が生まれてくる前の記憶なども関係していると考えられます。
潜在意識の部分の問題を解決すれば、子供を持つ怖さを少しは取り払うことができるかもしれません。

奥様にとって、信頼できるカウンセラーを探すことも必要だと思います。奥様が心を開いてもいろいろなお話をしてくだることが解決の糸口となりよい成果を期待できると思います。

そして、最後に人を変えることはとっても難しいことです。奥様に変化を望むならご質問者様ご自身が変化していくことが、一番の近道かもしれません。
ご質問者様がカウンセリングを受けられる。ということもオススメです。



違反報告

2012年12月17日 17時55分


心理相談室サウダージ

 まず、お連れ合いではなく、あなたへのアドバイスからいたしますね。

 あなたは、最後にご質問として、「どのような方法が妻にとって心理的な負担なく、かつ、子供に対する考えをポジティブに変化させることができますでしょうか?」
と書かれています。お子さんを持つかどうかは夫婦としてご相談して決める
のは当然だとしても、お連れ合いの子供に対する考えをポジティブに変化させる
権利は、いくら夫だからといってもあなたにはありません。それは最終的には
お連れ合いが決めることです。

 母は子供を産み慈しんで育てるものと決めてかかるべきではありません。いろいろな理由からお子さんを産みたくない、育てたくない母親もいます。生まれつきあまり子育てに向かない女性もいます。そういう女性が悪いのではありません。そういう人もいるのです。

 子育てをしたくない母親が周囲の圧力などでいやいや子育てをすることになれば、あからさまな虐待は起きなくても、子供にとっては虐待環境で育てられているのと同じです。あなたのお連れ合いは、何らかの育児不安、出産不安があるうちは出産、子育てはしたくないとおっしゃっているわけです。虐待の予防ができているのですから、私はまずそのお連れ合いの判断を高く評価したいです。

 お連れ合いがなぜ出産や育児をためらうのか、本当の理由はもっと詳しくお連れ合いご本人からお話をうかがってみないとわかりませんから、ここでどうすればいいかという話まではできません。

 ただ、お子さんがほしいと思っているのがお連れ合いではなくあなたなのですから、お連れ合いには今まで通り働いてもらって、育児はあなたが行うことにするというのはひとつの筋の通った解決法だとは思います。お連れ合いが育児だけでなく出産もいやだというのなら、養子をもらうとか、里親になるとか、血のつながりさえ気に
しなければ、そういう方法もありますよ。血のつながった子供でなくても、小さな子供
はみんな本来かわいいものです。血のつながった親子の間でしか心は通じ合わないなんていうのは迷信、幻想です。

 さて、お連れ合いの出産育児不安の真の原因を探り、解決方法を考えていくには、やはりカウンセリングがいいでしょう。ただし、傾聴だけされていてもお連れ合いの不安感が落ちていないようですから、もっと無意識にある不安の原因を探れる
カウンセリングの方がいいでしょうね。
  
 というわけで、手前味噌になりますが、うちの相談室でぜひFAP療法を受けて
みてください。詳しい内容については、ご連絡をいただければご説明します。
 saudade@tbz.t-com.ne.jp までお問い合わせください。


 原則として、ご夫婦であっても、あなたとお連れ合いはそれぞれ独立した個人
です。あなたの気持ちや希望とお連れ合いのそれとは、一致しないのが当然です。
お互いに自分のことは自分に最終決定権があります。夫婦の間にも境界線は
しっかり引いておくことが必要です。

 カウンセリングについても、お連れ合いがご希望でなければ、あなただけで
まず受けてみてください。出産・子育てという夫婦共同作業の相談だからといって、
必ずしも常に夫婦同席カウンセリングをしなければいけないわけでは
ありません。個別カウンセリングの方が、ケースによっては効果的なことも
あります。

違反報告

2012年12月17日 17時31分


カウンセリングの中のこの療法でというのは難しいのではないかと思います。
なぜなら、奥様は子供がいない現状に一定の満足を得ていることが考えられるからです。

例えば、「子供が欲しいけれど・・・」という前提があった上で、書いて頂いたような様々な不安を抱えていらっしゃるのであれば、カウンセリングは適していると思います。
そうでないのであれば、カウンセリング・心理療法では力不足だと私は思います。

では、カウンセリング以外にどういう解決手段がということですが。
これはご主人と奥様が「子供が欲しい/欲しくない」ということについて、どのくらい話し合われているのかということにも依ります。
もし、ご主人と奥様それぞれ思っていることや考えていることを表に出して冷静に話し合いたいということであれば、メディエーションというのはどうでしょうか。

第三者が二者間に立ち、両者の事情や気持ちを聞いた上でどちらにとっても良い解決を目指していく話し合いの場です。
第三者に立つ人は、中立の立場として双方の合意形成を目指す役割を持っている人です。
カウンセリングをする人がカウンセラーと呼ばれるように、メディエーションをする人がメディエーターと呼ばれます。

下記はご参考までに。
NPO法人日本メディエーションセンター
http://www.npo-jmc.jp/

違反報告

2012年12月17日 17時26分


カウンセリングルーム こころのピース

初めまして、匿名希望様。カウンセリングルーム こころのピースの佐々木と申します。

ご主人は子どもが欲しいと思っているが、奥さんは子どもが欲しくないと思って
いらっしゃる。その原因は子どもを作るということは後戻りができないことであり、
仕事や生活、将来の自分たちにとって負担となる可能性があるからという
ことなのですね。また、奥様ご自身が子育てに向いていないかもしれないとも
考えていらっしゃるようですね。

確かに奥様のおっしゃることも理解できます。
出産には危険が伴いますし、生まれて子育てをしてみたらやっぱりきつく、
きついからと言ってなかったことには出来ない。まさにおっしゃるとおりです。
でも多くの夫婦は大変な状況を何とか乗り越えながら、子どもを育て、
育児や成長を楽しんでおり、ご主人も愛しあっている二人の子どもを育てる
楽しみ、充実感を味わいたいと考えていらっしゃる。
このこともまさにその通りだと思います。

奥様がネガティブな気持ちだけで子どもを拒否されているのでしたら、
子育ての楽しさや将来への希望、期待感などを伝えていけば段々と
子どもについてのネガティブな気持ちよりもポジティブな気持ちが勝っていくことも
考えられます。おそらくそのためのカウンセリングを受けていらっしゃったのでしょう。
ただ気持ちだけでは無く、過去の体験から子育てを拒んでいることも
考えられます。自分自身が親からあまり愛情を受けていないと感じている
(実際はどうだったかが重要ではなく、ご自身がどう感じていたかが問題です)と
自分もそのようにしてしまい、子供に迷惑をかけるのではないか、
どうやって子どもをそのようにすることなく育てるかが分からず、怖いという
気持ちになり、子どもが欲しくないという気持ちを持ち続けてしまうこともあるのです。
このような場合は現状の気持ちに焦点を当てるのではなく、
過去の自分の気持ちを理解することで、前に進むこと、考えを変化させることが
可能です。但し、それでも子どもは要らないという考えになるかもしれません。
ご主人と奥様がどんなに愛し合っていたとしても、やはり別々の人間であり、
人間にはそれぞれ自分の幸せの基準があります。
それぞれ幸せへの価値観が違うのです。
その価値観を尊重してあげることも大切なことですよ。

違反報告

2012年12月17日 17時08分


離婚相談センター新宿

質問者様のお考えはとてもよく理解できます。
奥様はとても慎重な方なのですね。私は、生んだけど育てられない、挙句の果てに虐待してしまった、などという件よりは、とてもよく考えて行動される奥様だと、感心しました。
奥様は、子供が欲しくない理由をいくつか挙げられていますが、これだけ沢山の不安はなかなか出てこないと思います。ですからきっと、奥様は本当に子供が欲しくないのだと思います。
夫婦の幸せは子供が全てではありません。私はそう思っています。
それを理解してくれる(つまり、子供さんが欲しくないという考えも、普通の事だと理解している)カウンセラーに、カウンセリングを受けるべきだと思います。
「子供を産みたいと思うような考えに変える事」を質問者さんは望んでいらっしゃるのは解かります。でもそれを目標にカウンセリングしてしまうと、奥様には自分の考えが間違っていると言われている気がして、嫌になってしまうでしょう。
そうではなく、生まなくてもいい、ただ生む幸せもある、という事を少し時間をかけてカウンセリングされるところを探されてはいかがですか。
あまり追いつめてしまうと、質問者様からではなく、奥様の方から離婚という言葉も出てくるかもしれない重要な問題ですよ。

違反報告

2012年12月17日 15時47分