教えて掲示板の質問

「親と世間のギャップについて」に関する質問

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なもんさん

親から受けた仕打ちや躾と世間のギャップについてお聞きしたい事があります。
自分は発達障害を持っており、色々あって親から
「戸塚ヨットスクールに入れてやる」「あんたは甘えの神様」
「あんたはクズ」「いじめられるのはあんたが悪い」
「何もかも全てあんたの責任」などといったことを言われ、かなり苦しんできました。

しかし認知療法を受けているうちに、
世間は親が言ってたほどガチガチに厳しくない事に気付かされました。

もはや過剰な量の苦い良薬を無理矢理飲まされていた気分です。

何故このような親と世間のギャップが生じているのでしょうか。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

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2022年9月13日 19時58分

教えて掲示板の回答

めんたるくえすと.com

めんたるくえすと.comの渡辺と申します。
医療機関で医療相談、生活相談、介護相談、カウンセリングを行っています。
宜しくお願い致します。
親が子育てをするとき
根底にあるのは「我が子に苦労をさせたくない」
ただその表現方法が親によって全然違います。
我が子に対しての心配や不安を
親自身が考え受け入れるパターンもあれば
我が子の現状を「自分たちが悪いんのではない」と
自己肯定するために子供に責任を転嫁して
自分を救済してしまう親も存在します。
ここで大切なのは
いかにこの経験を自身の人生の中の出来事のひとつとして
納める事が出来るか
今、現在継続されているものではないと
俯瞰で見る事が出来ているか
なもんさんが
認知療法で気付きがあった事は凄く大きい事ですし
疑問を持たれているという事は
ちゃんと過去の出来事として捉え、向き合おうとしている証だと思います。
ご相談の「親と世間とのギャップ」
これも言ってしまえば
同じ条件で育てられた子供を集めた場合
子供達が社会に出てそれぞれの置かれている現状によって
違いが出てくると事は確実だと思います。
厳しい厳しいと言われ続けたからこそ実際がそれほどでもないと感じられる
逆に甘やかされて来た人間は厳しさを痛感しているかもしれません。
なもんさんの頭の片隅に入れておいていただきたい事があります。
「子育て」は誰しもが手探りで当たり前ですが辛いからと言って辞める事は出来ません。
「親」=「立派な人間」ではありません。
完璧でもありません。
「親」は強くあるべきだと無理をしています。
ギャップは全て作り物です。
なもんさんの生きている今、リアルこそが全てです。
未来を生きて頂きたい。

めんたるくえすと.com

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2022年9月16日 12時01分


はじめまして、なもんさん。
メディカルアロマカウンセリングTurquoise
心理カウンセラーのあおと申します。

ご相談内容を拝読しました。

なもんさん、親御さんからの強い言葉での躾で苦しんでこられたのですね。

親御さんと世間とのギャップについてですが、親御さんは子育てに余裕がなく不安なお気持ちだったのではないでしょうか。
思うようにいかない子育てがストレスとなり、ストレスから攻撃欲求が引き起こされ、それがなもんさんに向けられてしまったのではないかと思いました。

また親御さんは、周囲の方とのコミュニケーションがあまり上手く取れていなかったのではないでしょうか。周囲の方に子育ての相談などできていれば、他の子育て方法も知ることができ、なもんさんにもっと優しい接し方ができていたのではないかと思います。


https://turquoise-ao.jimdofree.com/

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2022年9月15日 16時05分


心理カウンセリング らしんばん座

なもんさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

そうですね。
そもそも「発達障害」という概念が一般的に認識されるようになったのは、ここ10年か20年ほどの間です。
それまでは、発達障害を持った人は、単なる「変わり者」「困った人」くらいにしか思われていませんでした。

今でもどうでしょうか?
心療内科や学校やカウンセリング等、「こころ」の問題に取り組んでいる人には、発達障害は馴染みのある概念ですが。
それ以外の人にとっては、まだ未知の概念であり、理解が進んでいない分野ではないかと思います。

親御さん世代、つまり昭和の時代までは、「教育」とか「躾」とは、子供を「世間一般のひな形に押し込める」行為でした。
そして、それに合致しない子供は、叩いてでも言うことを聞かせるという教育が行われてきました。
これはおそらく、明治時代から連綿と続いている、「教育」の考え方なのだと思います。
日本を近代化するため、または戦後の復興を推し進めるため、子供の一人一人に関わっていては、時間が無かったからです。

ただそれは、昭和前半までの「子供や若い人が沢山いる」時代にとっては、有効なことでした。
一人が社会に適応できなくても、代わりになる人は沢山いましたから。
でも現在は、状況が変わってきました。そんなに沢山の、言わば「ロス」を作っている余裕は無いからです。

しかし、教育に対する考え方が変わってきてはいても、人の認識は、そう簡単に変えることは出来ません。
古いままの教育に対する概念が、何の疑問も無く維持されて、それが継承されてきました。
なもんさんの親御さんの考え方も、おそらくそうやって継承されてきたものなのでしょう。

あと一つ言えるのは、仏教的な「因果応報」の考え方が、残っていると言うことです。
つまり「苦有れば楽あり」という考え方で、「苦しい思いをしておけば、後で楽しい思いが出来る」という考え方です。
これがおそらく、「厳しい躾」の根底になっていると思います。

逆にこの考えは、「楽な思いをしていると、後で苦労することになる」という考えにもつながります。
これがおそらく、親御さんのおっしゃる「甘え」の根底になっているのだと思います。

いずれにしても、なもんさんは、認知療法を受けることで、世間に対する認識を新たにする事が出来ました。
この気づきは、とても貴重なものです。
今回、この掲示板にお問い合せいただいたように、社会について、人間について、様々な疑問を持ち続けていただきたいと思います。

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2022年9月14日 17時11分


お礼コメント

ありがとうございます。

2022年9月14日 20時03分

S.Light.M

こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

親御さんと世間との躾におけるギャップの理由という事ですが、人それぞれに個性が違うように、ここにも一つの事柄だけではなく複数の要因が重なっての事ではありますが、一つの大きな傾向という意味で、あくまで私個人の捉え方(分析)をお伝えしてみます。

そこで、なもんさんが30代前半という事ですので、親御さんは50代である事と推察致します。

そう致しますと、親御さんの親(なもんさんから見れば祖父母)は80代位であるかもしれません。

ここで私なりの捉え方の結論を先にお伝え致します。

なもんさんが生まれてからの約30年におきましては、特に科学の分野では目覚ましい速度で変化して来ています(このような事は「進歩」とは限りませんが)。

例えば、私はまもなく50代になりますが、私の小さい頃にはいわゆる黒電話しかなく、小学生頃になってプッシュホン式の電話機が登場しましたが、この二つも家の中での固定式電話というものになります。

と同時に中学生頃にはポケベルというものが登場します。

そして、この中学から高校生頃のドラマや映画の中では車に搭載される電話や、ショルダー掛けのとても大きな今で言う携帯電話が出て来ましたが、これらはとても高価で所有している人はほとんど見かけませんでした。

そして、大学生頃にPHSが流行し、比較的多くの方が携帯電話を所有しつつある時代となり、おそらくこの辺りからはなもんさんもご存じの通り、いわゆるガラケーでもメール機能が付いたりなどのバージョンアップが加速し、今ではスマフォが主流になっております。

そして、電話を例に挙げましたが、これと同時にインターネットなどの整備も加速されて来ました。

つまり、なもんさんと親御さんとの間におきましては《 情報量に大きな差が生じている 》、平たく言いますと、親御さんよりも、小さい頃からこれ迄のなもんさんに積み上げられてきた情報量の方が比較にならない程に圧倒的に多いという事になります。

この《 情報 》とは《 知る(知識) 》という意味にもなり、情報を知るという事は《 価値観 》の形成に重要な影響を与えています。

しかし、なもんさんの親御さんと、親御さんの親(祖父母)の間においては、ほとんど情報量や知識における大差は見られない、つまり、親御さんは親(祖父母)が生きて来た時代の価値観とほぼ同じ(あまり変わっていない)という傾向が生じやすくなっています。

この傾向は私が行っているカウンセリングにおきましても、特に40~50代の娘さんと、70代以降の親御さん(多いのが母親)との間における価値観の違いから悩んでいる方が多い傾向からも窺えます。

そして、ここで娘さんが悩む一つの要因としては、娘さんの幼少期には親も含め、学校でも社会全般でも女性は結婚して子どもを生むのが幸せであったり、女性は家を守るものなどの価値観を知らず知らずの内に教えこまされて来た(それが正しい事との躾をされて来た)のが要因の一つです。

そして、現在におきましてはフェイクも含めてですが、様々な情報に触れる機会があるのが当たり前で自然な状態にもなっています。

ここでいわゆる「世間(の見方)」というのは、基本的には進んだ情報が前面に押し出される事も多く、それが社会を変えていく一つの大きな力となる事もあります。

分かり辛い例え話で申し訳ございませんが、親御さんにおかれましてはあまり情報がアップデートされていない、そこに祖父母の時代環境などの価値観が強固に植え込まれているという事でもあり、現在のなもんさんが小さい頃から生きて来た時代や環境とは情報(量)も、それに伴う価値観にも大きな差が生じているという意味になります。

勿論、このような事の全てが悪いという意味でもございませんし、人それぞれにおける価値観というのは《 自分が何を信じるのか 》という点に最終的には行き着きます。

そして何よりも、なもんさんにおかれましては認知療法などにもちゃんと取り組んで来られた事で《 気づく(気づいた) 》というとても大きな財産を手にする事が出来たのですから、「今ここから」はなもんさんが良いと信じられるご自身の人生を創り上げていって大丈夫という事になります。

その為の《 選択と決断(の自由) 》はなもんさんが握っているものであり、なもんさんお一人のものになります。

ちなみに、今回お伝えした電話の例などは、音楽においてもレコードやカセットテープであったものが、今やダウンロードする時代でもありますが、特に人それぞれの好きな歌における《 歌詞 》にも大き変化が見られます。

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2022年9月14日 10時58分


オンラインカウンセリング惠然庵

なもんさん

こんにちは。
「オンラインカウンセリング惠然庵」代表の西岡と申します。
ご相談内容拝見いたしました。

親御さんからの対応、辛かったですね。今も続いているとしたらもっとですね。

ご事情が分からないので想像の域を出ませんが、親御さんがなもんさんにしていることは、実は親御さんがそのご両親からされてきたこと、という可能性は無いでしょうか。

例えばなもんさんが忘れ物をした時、親御さんは自分が小さい時に自分の親から言われたことやされたことを、そっくりそのまま自分の子どもであるなもんさんにやっている。

それはなもんさんが憎いとかダメな子だと思っているとかではなく、そういう対応方法しか知らないから。

親とは子どもが失敗したら、こうした言葉で厳しく接するものだ、と思っているのではないでしょうか。

しかしなもんさんが気づかれたように、子どもに対してここまで厳しい叱責をすることはむしろ稀です。
躾けも子育ても、厳しくする以外の色んな方法があるのですから。

親御さんは、厳しく接する以外の手段を知らなかったのでは、と想像しました。
教えてくれる人も注意してくれる人もいない、もしくはそうしたアドバイスを聞き入れることが出来なかったため、世間とのギャップのある育て方しか出来なかったのではないでしょうか。

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2022年9月14日 10時46分


カウンセリングルーム ふうりん堂

なもんさん、こんにちは。カウンセリングルームふうりん堂です。

とても苦しい子供時代を過ごしてこられたのですね。
言われてきた言葉の数々をみると心が痛みます。

最近になって多様性や発達障害への理解が進んできましたが、長らく社会のすべてにおいて“標準”的であることを基準として時代が進んできましたから、親御さんにとっては“標準”からの偏りがやや大きい発達障害の特性をどう扱ってよいものかわからず苦しんだ結果、そのような態度となってしまったのだと思います。
なもんさんの親御さんだけでなく、他にも葛藤を抱えた親が大勢いるかと思います。

私を含め人はどんな人でも何らかの偏りを抱えながら生きています。
だから様々な偏りをもった人が集まって助け合いながら暮らしているのが世の中で、そこに“標準”的な人は実は誰もいないわけなのですが、長年しみついてきた“標準”に合わせるという思考からなかなか抜け出せないというのが現状ではないでしょうか。

世間の方では、多様性や発達障害への理解が進んでいることもあって、個々人を尊重した考え方が広がりつつあるのだと思いますが、なもんさんの親御さんにとっては子育てという当事者意識の強さや余裕のなさ、当時の周囲の理解やサポートの有無など様々なことから上手い対応や考え方の転換ができなかったのではないかと思います。

なもんさんの親御さんと世間のギャップは、このように捉えられるかなと思います。

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2022年9月14日 10時05分


うさぎカウンセリング

はじめまして、なもんさん。
うさぎカウンセリングの西岡です。

発達障害を持っておられ、親から過剰に厳しい育て方や、発言に苦しまれて大変でしたね。
それを乗り越えてこられた事は凄いことだと感じました。

また、認知療法を受けて自分を治療している事にも前向きな行動をされているんだと感じます。

親御さんと世間のギャップについては私の推測でしかありませんが、可能性として述べさせていただきます。
なもんさんが発達障害を持っていたことより、障害の無い子供を育てている家庭と親御さんの間に生まれる
ギャップ(子供に手がかかる、他の家庭より大変etc)により親御さんが引け目を感じたりストレスにより
発言が暴力的になった可能性があるのでは?と考えます。

周囲のお子さんと自分の子供(なもんさん)を比べる事で、劣等感も感じていたかもしれません。
親御さんは世間体や親戚からも色々言われて、なもんさんに発達障害が無い子と同様に育てないといけないと言う
使命感に追われて、ストレスもありつい暴言や厳しい言い方が日常的になってしまった可能性も考えられます。

なもんさんはもう、世間はそこまで厳しくなく、ご自身が生活出来ると感じているようにお見受けしましたので
親御さんが過去になもんさんを苦しめて育ててきたことを意識するよりも、これからどのようにすれば
親御さんもなもんさんも気分良く楽しく過ごしていけるかを考えた方がお互いに幸せになれると思います。

過去はもう変えられないので、今どう生活するか?をお考えいただければ幸いです。

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2022年9月14日 09時26分


憂うつの癒し屋

初めまして、心理カウンセラーのヨナガ マサアキと申します。
幼いときは、衣食住を親に頼っているため、
親の世界観が唯一のものになるからです。
もし、矛盾を考えたら、自分には生きて行くところがありませんから!
これは、一種のトラウマです。
%ひとりでも出来るトラウマ治療法を紹介します。
*曝露(ばくろ)療法
@思い出すことにより行う曝露療法
自分一人になる状況をつくり、そこに座る
→次に、心を静めて、トラウマ(または嫌な出来事や状況)の記憶やイメージを積極的に思い出してみる
→記憶やイメージを思い出すと、様々な感情が湧き上がってくるようになる
→記憶やイメージ、湧き上がってきた感情を受け入れて(否定も肯定もしない)感じ続ける
→感じ続けていると、しだいに心が楽になってくる

トラウマの記憶(または、嫌な出来事や状況)を思い出すことにより、ネガティブな感情を積極的に感じることは、その人のトラウマを癒すための非常に有効な手段になります。トラウマと正面から向き合うことの有効性は、すでに立証されています。

曝露(ばくろ)療法―補足情報―
@「曝露療法を行う時間」
曝露療法を行う時間は短い時間で済むこともあれば、
長い時間かかるときもあります。
なお、曝露療法を行う時間が長くなるほど、
その効果があることが多くの研究により分かっているため、
やる気のある人は曝露療法を1回45分~90分か、
それ以上行ってください。
(現在、心にネガティブな感情がたくさん蓄積している場合は、
長時間曝露療法を行う必要があります)
ただ、絶対に長い時間曝露療法を
行わなければ効果がないというわけでもありません。
自分のできる範囲の時間で行うことができれば結構です。
また、心がすっきりしたなと感じたら、そこで終わって構いません。
@「曝露療法を行う日数」
実践したとしても、
なかには効果をなかなか体感することが出来ない時もあるかもしれません。
しかし、曝露療法を継続して行っていれば、
その効果を体感することができます。
最低7日間は継続して行うことをお勧めします。
曝露療法を7日間やってみたら、
次は14日目、30日目を目指して曝露療法を行なっていってください。
(30日間やれば必ず劇的に回復するわけではありません。
回復するまでの期間は、その人の症状や状況により変化します。
なお、曝露療法を行う際は焦らず長期的な視点に立つことが大切になります)
@曝露療法を行う人のなかには、
曝露療法をやり始めたばかりの頃に、一時的に症状が悪化する人もいます。
けれども、曝露療法によって取り返しのつかないことになることはありません。諦めずに曝露療法を継続して行なっていれば症状を改善させることが出来ます。
私のHPには、その他のトラウマの治療法(下記URLを)も掲載しております。
また、Youtubeで「バタフライハグ」や
「トラウマに対応しているタッピング」を検索して、やってみて下さい。

何か分からないことがありましたら、私のHP(下記参照)の最下部のコメント欄に投稿してください。
http://sinrigaku.com
わたしのHPの下部には、メンタルヘルスの情報がたくさんありまので、参考にしてみて下さい。
また、 メールorLINE相談は初回が無料がなっておりますので、下記URLからお気軽に相談して下さい。
 http://sinrigaku.com/?page_id=2943

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2022年9月14日 09時22分


Erick’s Counseling Room

なもんさんへ

Erick’s Counseling Roomのカウンセラー小野と申します。
親と世間との間にこんなにもギャップがあって驚いている。
世間はがちがちに厳しくない。親のいうことは間違っていた。
なぜ親と世間のギャップが生じているのか。親の育った環境や現実の親子関係の中で親が厳しく対応してしまったことが原因だと思われます。
その親の言葉に対してあなたはどのような言葉を投げかけるのでしょうか。
認知療法で学ばれた対人関係の在り方を親に話しても親は理解してくれないでしょう。
でも全く理解し合えないまま過ごすことも嫌ですね
だとしたら親を変化させるために考えてみましょう
どう考えるかは今後、認知療法を学ぶ中で考えてもよいし、他のアプローチの中で考えることもできます。
いずれにしても親と今後どう対峙していくのかを真剣に考えてください。あなたの一生の課題になると思います。

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2022年9月14日 09時21分