教えて掲示板の質問

「反芻思考の改善について」に関する質問

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alexさん

反芻思考に悩んでいます。
日常のほんの些細な出来事が頭の中にこびりついて、
それを剥がそうと爪でがりがり引っ搔くように、延々と反芻してしまいます。

反芻は以下3パターンに分けられます。
1.実際の出来事を思い出す
2.実際の出来事に対して、できなかった行動を妄想する
3.実際に起きていない出来事を一から妄想する

妄想は相手に罵声を浴びせたり論破する内容が多く、暴力的なものもあります。

例えば、
前から歩きスマホをしている人が向かってくるだけで、肩をぶつけて怒鳴りつける。
歩道を走る自転車を車道に蹴り飛ばす。何度も聞き返してくる店員に向かってわざと叫び声で返事をする、など。

上記のような妄想を繰り返しては、振り払うように叫び声をあげたり意味のない奇妙な動きをしています。
そのような行為は今は家の中だけで済んでいますが、最近は外でもぶつぶつ口にしていることがあります。

反芻の起点となる出来事は、自分の不注意が原因であることも多く、相手にとっては逆恨みです。
「不条理なクレーマー」とでも言えるでしょうか、どうにかして相手をやり込めたいという復讐心に駆られるのです。

落ち着いて振り返れば、何も問題は起きていないと理解できます。
買い物は無事にできたし、街で揉め事も起こしていない。
相手も自分も誰にも迷惑をかけていない。
そもそも相手なんていないこともある。

なのに私はいつも何かを失敗した気分になり、恥をかいたような嫌な気持ちになり、
相手を作り上げて頭の中で何度も復讐しているのです。

また別の話になりますが、
私は昨年15年勤めた会社を退職し、現在無職です。

退職理由は先述の「不条理なクレーマー」化した自分に気づいたためです。
自分のミスで周りに迷惑をかけながら、相手に対する不満ばかりが頭に充満していました。
その不満が態度や言動に滲み出るようになってしまい、
これ以上迷惑はかけられないと自分で自分の首を切った形です。

退職から半年以上が立ちますが、今でも会社員時代の出来事を毎日のように思い返します。
いい思い出もたくさんあるはずなのに、
例によって嫌な記憶ばかり反芻します。
感謝しかないはずの会社や恩人に対しても、
まるで脳をジャックされているかのように、恨みや憎しみの感情しか湧きません。
楽しかった記憶でさえ、思い出すとなぜか憎い気持ちになります。

間もなく40を迎えるのですが、就労意欲はいまだに皆無で、将来がまったく見えません。
しかしながら、現状を改善して人生を再出発できるチャンスがあるなら、取り組みたいと考えています。

素人目には病的な状態であると感じるのですが、
1年前にメンタルクリニックにかかった際は、薬は処方されましたが病名は貰えませんでした。
なので、まずは日常的に自分でできることからやっていきたいです。

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2022年2月16日 11時13分

教えて掲示板の回答

心理カウンセリング らしんばん座

alexさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

ご相談、拝見しました。
拝見して感じたことは、「うん、そう。あるある」です。
私自身、alexさんのような思いに、取り付かれることがあります。

頭では、「良い思い出もある」「感謝しないといけない」と思いながらも、その実恨みや憎しみの感情しか湧いてこないのですね。
人間は社会的な動物なので、人に対して、表面的には道徳的に振る舞うことが要求されます。
しかし感情は、そんな上辺ばかりな、綺禮事ばかりで済むはずはありませんね。心の中では、どろどろした感情が、渦巻いているはずです。

人は誰でも、そうです。何も、alexさんだけが、特殊なわけではありません。
おそらく多くの人は、alexさんが感じている心の動きを、わざとなり無意識なりに押し殺して、生きているのだと思います。
その点alexさんは、とても感受性が豊かで、かつ正直な方なのだと思います。

おそらくalexさんは、正義や規範を大切にしている方なのだと思います。
でも現実は、常に「正しい」行動をとり続けることは困難です。時には、alexさん自身、社会的な規範をはみ出してしまうこともあるでしょう。

その様な時に、思考の上では「自分が悪い」と思わなければいけませんが、一方で感情では、「悪い自分は認められない」と思ってしまいます。
そんな「悪い自分」は認められないので、「相手が悪い」ことにして、自分が傷つくことを避けてしまうのだと思います。
これが、alexさんのおっしゃる「不条理なクレーマー」の正体なのだと思います。

alexさんの場合、そういった自己弁護の方法すら、「許せない」事なのでしょうね。
何か、「自分で自分を、二重に縛ってしまっている」ような印象を受けます。
「悪い自分」を認めてしまえば良さそうですが、alexさんのプライドのような物が、それを許してくれないのだと思います。

何か、その「自分を許せない自分」を、慰めて許してあげることが、必要なのかもしれません。
「こんな、許せない自分はダメだ!」と否定してしまうよりも、「でも、仕方がないよね」と、許してあげるイメージです。

そのためには、徹底的に自分と話し合って、自分で自分を納得させてあげることだと思います。
これは病気と言うよりは、自分に対する捉え方の問題です。だから病院よりも、カウンセリングの方が有効だと思います。

まずは、「良い、悪い」の判断無しで、alexさんのお話を聞いてもらうことが必要です。
そのためには、カウンセリングを受けて、alexさんのお話を傾聴してもらう事が先決だと思います。

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2022年2月18日 19時41分


お礼コメント

らしんばん座 様
ご回答ありがとうございます。
拝読しました。

自分で自分を二重に縛っているというのは、その通りだと自分でも感じます。
何をどう感じて、その結果どういう行動を起こしても、結局自分も相手も許せない、どの道を行っても袋小路の気分です。

「でも、仕方がないよね」と考える努力は以前から意識しているのですが、
「仕方がないじゃすまされない」という支配的な思考から抜け出すことが中々できずにいます。
今後カウンセリングを受けることも検討します。

2022年2月21日 08時12分

カウンセリングルーム ふうりん堂

alexさん、こんにちは。カウンセリングルーム ふうりん堂です。

「不条理なクレーマー」と思えるイメージが反芻されてしまうことに強く悩まれているんですね。
自動的に繰り返し現れる思考に頭の中を占拠されて、かなり苦しいのではないでしょうか。
とてもつらいですよね。

浮かんでくるシーンは、歩きスマホに対してだったり、歩道を走る自転車に対するものだったり
誰かのルールやマナー違反に対するものなんですね。
そこに対して、alexさんの倫理意識や規範が反応しているんですね。

本来、直接お話を聞いて一緒に考えていくことなので
それができない状況では推測が混じってしまうのですが
alexさんは、仕事の中で自分の規範を押し殺しながら、
相手の要望を叶えるように調整、苦心されてきたのではないでしょうか?

「自分のミスで・・・」「感謝しかないはずの会社・・・」と書かれていますが
心のどこかで、そう思い込むことで丸く収めようという意識が働いているのでは?と
私にはなんとなく感じられます。

そのストレスがはけ口を求めて、ネガティブな思考の反芻として現れているような気がします。

alexさんは、ストレス発散法や気分転換の方法は何かお持ちですか?
無いようであれば、何か試してみるといいかもしれません。
ネガティブな思考が出てきたと思ったら
軽い運動や散歩するというのもいいでしょう。
運動による身体感覚や脳への刺激で意識が切り替わることが期待できます。

また、様々な理不尽な要望に応えているうちに、
alexさんの規範意識がより厳格になっているかもしれません。
「・・・であるべき」「・・・は本来許されない」など許容範囲が極端に狭くなっていませんか?
もしそうであるならば、許せる範囲を広げられないか少しずつ探っていくといいでしょう。
生活している中で、本当は「まあ流してもいいかな」と思えるようなことまで
突っかかっていくようになっているのかもしれません。

最後に、もしalexさんの規範意識と会社が求めるものにズレがあって
小さなストレスが積もり積もって今に至っているならば
会社を辞めたことはよかったと思いますよ。
健康あっての人生ですからね。

alexさんは改善意欲もあり、再出発のチャンスにも意欲的です。
まずはストレス発散法を探して、態勢を立て直していきましょう。

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2022年2月17日 23時11分


お礼コメント

ふうりん堂 様
ご回答ありがとうございます。拝読しました。

前職では周囲の顔色をうかがう働き方をしてきました。
会社が求める自分(=成長意識の高い熱意ある人材)を演じることで評価されてきたのですが、本心はルーティンワークで給料がもらえれば良いと思っていました。
その意識のずれは苦痛でした。

気分転換できる趣味はあります。
それをしている間も反芻思考により集中できないのですが、ぼーっとしているよりは収まるので継続しています。

周りに対する許容範囲は狭くなっている自覚があります。
本当は気にしたくないのに、どうしても許せないのです。
誰かが激高しているのを見ると、大人げないなと思うのですが…

2022年2月18日 13時11分

追加コメント

alexさん、お礼コメントありがとうございます。

ご自身が仕事に求めるものと会社が求めるものにズレがあって
その環境に適応しようとがんばってきたことが
alexさんのストレスの蓄積につながっていったんですね。

自身の職業観というのは、経験を重ねることで見えてくるところがあります。
alexさんが仕事面での人生観を見つめ直して
自身が重視する価値と職業という環境のマッチングを考えることに意識を集中していくことが
ネガティブ思考のループを脱することにつながるひとつのように思います。

キャリアカウンセリングという面も検討してみるといいかもしれませんね。
何かあれば、ご相談ください。

2022年2月19日 10時46分

神戸★こころの健康110番! あるがまま

alex様
こんにちは。

大変、お困りのご様子、お辛い事と思います。
まず、現実から整理していくと
〇ご自分を分析できている事
〇改善としようという意欲のある事
〇現実に、問題を起していない事
(退社等をのぞいて)

反芻思考は「失敗の原因が自分に向くか他者に向くか」で
alex様の場合は、表向き自分に向き、内心では他人に向けられてきたのではないでしょうか?
このタイプの方はストレスを非常にためます。
また、とてもまじめな方と感じました。
「一休み」する経済的余裕があるなら、頭を空っぽにしてのんびりしてください。
できれば自然のある別荘、保養地が良いですね。

また医師にそのように診断されたということは「気分障害」程度の軽いものだったのではないでしょうか?
診断名がつくときは、かなり改善が難しい時なので。
なので、カウンセリングが向いているかと思われます。

認知行動療法やマインドフルネスが向いているのではと思われますが、まずは深呼吸して自分を責めるのをやめてください。
精神的な問題の解決は、どの場合も自分を思いきり愛してあげることです。
自分を最優先する、という意味ですね。
よくわからない…と思われるかもしれませんが、このサイトでも他でも相性の良いカウンセラーと話されてみては如何でしょうか?
もちろん私もお力になります。

他人がどう思おうと、文章から感じるにalex様は長所のたくさんある方なので、他人の意見は気にしない。
自分を褒めてかわいがる。
反芻思考だと思った時、具体的に今より深く気持ちを紙に書いてみる。
考え込みすぎると鬱に移行する可能性もあるので気をつけて。

それから休暇中は規則正しい生活を送って下さい。
大事なことです。

参考になれば幸いです。
SAKURA

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2022年2月17日 17時27分


お礼コメント

SAKURA 様
ご回答ありがとうございます。拝読しました。

真面目とはよく言われましたね。言われて嫌な言葉の一つでした。
保養地とまではいきませんが、退職後は都心から自然のある郊外に移りました。

認知行動療法、マインドフルネスをはじめ、メディテーション、思考のアウトプットなど、ネットで調べられる限りの手法は一通り試したのですが、思考の渦が止むことはなく、続けることができませんでした。

ただこの場でお話しできたことで、だいぶ楽になれたと感じています。

2022年2月18日 13時38分

追加コメント

追記:少しでも…と追記させて頂きます。alex様の印象はなんでも自分でやりたがる方、論理的な方、他人を頼るのは苦手な方、型を崩すのが苦手な方、etcです。これはある意味、固執した人生を歩んでこられたのではと想像されるので、まずは逆に挑戦されては如何でしょうか?ご自分でやる方法の場合です。また、他のカウンセラーも書かれているABCDE論(アメリカ発祥)は自分でも自覚していない自我を発見するのに役立ちます。人間はコートを着ているように、こうだと思ってもその下があり、本来の自分までたどり着くのに何枚ものコートを脱ぐ必要があります。ABCDE論を使った心理テストも有効ですので良ければお試しください。

2022年2月18日 19時02分

S.Light.M

こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きましたが、頭の中で色々な事柄が反芻されてしまうとの事ですが、まず、最初に、

《 私達の潜在意識は「想像・イメージ」と「現実」を区別出来ない 》

という性質がある点を、頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい。

これは、あり得ない空想をした時などでも、潜在意識はそれを「現実の出来事」として捉え、それに対し体は防御や戦闘などの緊張体制を取り始めます。
これが繰り返され長く続いてしまうと、心身への疲労などのように、体にも影響が生じてきます。

例えば、レモンや梅干しをイメージしただけで、口の中では唾液が分泌され酸っぱく感じるなども同じ働きです。

また、このような働きはトラウマなどでも無意識に衝撃の強かった場面が繰り返し繰り返し思い浮かべられてしまっている事により、実際にその時に感じた感情などが、より「強化」され続けているケースも少なからずございます。

一方で、繰り返し反芻されるというのは「集中力がある」という事も同時に意味しております。

このような前提の元、少しお伝えさせて頂きますので、宜しければご参考になさってみて下さい。

まず、1と3のケースについてですが、実際の出来事でも、あるいは、作り上げた出来事のどちらでも大丈夫ですので、

① 箱をイメージする(段ボール箱など何でも構いません)

② 出来事の場面を1枚の白黒写真にする

③ ②の写真を①の箱に入れ一気に箱そのものを爆破する

多い人はこれを1日に数百回と行いますが、それで大丈夫です。
これは言葉は悪いですが潜在意識を騙す方法となり、その出来事や場面に伴う既に不要な感情(やエネルギー)などを取り払ってくれる効果があります。

そして、2のケースについてですが、ここにはもしかしたらalexさんの中における「自己憐憫」などが関係しているのかもしれません。
これはいわゆる悲劇の主人公(ヒーローやヒロイン)と呼ばれるものですが、《 どうせ私なんて・・・ 》などの「思い」と、《 でも~・だって~ 》などの「言葉」が「行動」に制限を掛けてしまっている事もよく起こりがちになります。

この時には結果を気にせずに行動に移す事で、徐々に行動に伴い、言葉と思いが付いてくるようになっていきます。

また、先ほどの潜在意識の働きを活用すれば、その時に取っていれば好ましい(望ましい)と感じる行動を想像やイメージする事で、それが「現実」と捉えられ、自然と段々と行動に結び付いていくような、言わば頭の中で行う認知行動療法にも活用出来ます。

そして、今ここからのalexさんにおかれましては、「0(ゼロ)」からの出発ではなく、今までのご自身や他の人も含めた反面教師なども充分に活用出来るだけの何かが既に備わっております。

最初は恨みや憎しみなどの感情が幅を利かせ、それが故に楽しかった記憶ですら素直に受け入れるのに葛藤が生じる時もあるかもしれませんが、繰り返し繰り返し、そして焦らずに取り組む事で必ず変化を及ぼしていく事が出来ますので、まずは、alexさんの出来る範囲内で構いませんので、宜しければ試してみて下さい。

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2022年2月17日 14時28分


お礼コメント

S.Light.M 瀬川 様

ご回答ありがとうございます。拝読しました。

潜在意識とトラウマの例は、とてもわかりやすかったです。
また、記憶のワンシーンを白黒写真にして箱に入れ爆破するトレーニングも試してみます。
全然意味は異なりますが、思い出したくない人間を小屋に閉じ込めて小屋ごと燃やすみたいな想像はしたことがあります。

急に改善することは難しいですね。
時間をかけて少しずつ変わっていきたいです。

2022年2月18日 13時50分

追加コメント

alexさん、お返事頂きまして誠にありがとうございます。
一つ補足ですが、箱の爆破法におきましては、例えば過去に酷い仕打ちをされ、今の段階ではどうしても気になってしまう人がいるなどのケースでは、その人を箱に入れて爆破しても大丈夫です。
この手法というのは、恨みや憎しみなどからではなく、ましてや呪いなどとも全く違うものであり、alexさんがその人に抱いている感情(エネルギー)を同じように取り払う働きがなされますので、現実にその人が傷ついたりなども決して起こりませんので、もし、気分の波が激しい時には、写真のみならず、今回の補足も宜しければ試してみて下さい。
繰り返す事が何より一番のポイントです。

2022年2月18日 14時53分

こんにちは。
反芻思考が妄想であるということに、自分自身で気づいているところで、
強い病態があるとは捉えられず、病名診断されなかったのではないでしょうか。
また、推測ですが、鎮静作用、脳の暴走を抑える薬を処方されたのではと思われます。

脳は勝手に独り言を始めます。
思考は思考を産み、余計なことに、感情を巻き込んで、
そして、感情は身体への反応まで巻き込み、
全て必要のない事を勝手にやっています。

思考と感情は、ものすごい早い一瞬にしてやってきます。
体の反応(アドレナリンなど)は、その後やってきて、30秒ぐらい継続します。
その、30秒の間に、アドレナリン(闘争と逃走)にのまれると
さらなる、思考を産んで悪循環が形成されます。

文章を拝見しますと、それを、第三者のように見つめる理性を持っていらっしゃいます。

その理性で、今この瞬間、100%証拠のある現実を捉えてみてください。
例えば、反芻思考の妄想の中でも、呼吸をしています、
この、呼吸の息が入り出ていく、これが現実です。
息をしていることに、間違いも嘘も全くありませんし、
100%自分でわかっています。
思考妄想は、目の前の現実との全く整合性のない、関係ないもの。
思考感情が、あまり当てにならないものになる。

目の前の現実は実にシンプルです。

これは、お金はかからない、時間もかからない日常的にできることかと思います。

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2022年2月17日 13時44分


お礼コメント

グラシアス 様
ご回答ありがとうございます。拝読しました。

薬は抗うつ剤、抗不安薬、睡眠薬が出ました。
調べると統合失調症に適応と出てきて、病気じゃないならこんな薬出すなよと、医師に苛立ったのを覚えています。

「100%証拠のある現実」を捉えるトレーニング、実践してみます。
今この瞬間、目の前の現実に意識的に目を向ける時間を作ろうと思います。

2022年2月18日 14時10分

憂うつの癒し屋

初めまして、心理カウンセラーのヨナガ マサアキと申します。
反芻する妄想を抑えるためには、
現実を強くイメージすることが大切です。
人間の自我状態は、
P:親の自我
CP:厳しい父親の自我
NP:優しい母親の自我

A:大人・合理的な自我
C子供の自我
CP:自由な子供の自我
AC:従順な子供の自我
以上の5つの自我が場面場面にによって強く出る自我があります。
(省略)
「A」の高い人は、仕事面でパートナーとなる時信頼できます。
現代を生き抜くためには、ある程度の「A」の高さを必要とすることは、
いうまでもありません。
「A」と「C」が同時に働いていると、創造性が生まれ、
仕事関係のよきコンサルタント役を果たしくれます。
イ) テレビで娯楽番組を見るのは暫くストップ、
NHKのニュースとか科学番組などを努めてみるように心がけます。
新聞の社説を読んで考えることも役立ちます。推理小説も結構です。
ロ) 家計簿や、出納簿あるいは日記をきちっとつけてみましょう。
物事を客観的に見る目ができ「A」を高めます。
ハ) チェスや囲碁などの論理的なゲームを覚えるのも、合理的でコンピューター的な思考法を養い「A」を引き上げます。
また、禁止令も関係があるのかも知れませんので
*禁止令とは、親から、物心がまだつかない(幼児期)に、無言でわたされる子供の態度行動に関する、親の感情的な不合理な命令をいいます。
つまり子供の行動に対して、否定的なしかめっ面や、攻撃的視線など、逆に親の喜ぶ顔や微笑など、親の無意識な本音を子供がうけとって(幼児決断)、
自分にブレーキをかけることを禁止令といいます。
これは物凄く強烈で、ほぼ強制執行的圧力で、
無意識のところからその人間をコントロールします。
ですから、トラウマと同じ働きをする、と言えるのです。
*幼児期決断~衣食住を握られている幼児が、苦肉の策として自分に言い聞かせる決断
トラウマ的なものに心当たりがある場合には、
バタフライハグをためして見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=9WqQVO_Cj2U



何か分からないことがありましたら、私のHP(下記参照)の最下部のコメント欄に投稿してください。
http://sinrigaku.com
わたしのHPの下部には、メンタルヘルスの情報がたくさんありまので、参考にしてみて下さい。
また、 メール相談初回無料がありますのでお気軽に相談して下さい。

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2022年2月17日 11時50分


お礼コメント

ヨナガ マサアキ 様
ご回答ありがとうございます。拝読しました。

人間の自我状態について、興味深く拝見しました。
AとCの発現度合いと仕事のかかわり方も大いに頷けました。
ご助言のイロハも試してみますね。

幼児期のトラウマには心当たりがないのですが、身に覚えがないだけで実は…ということもあるかもしれません。
バタフライハグや貴HPも参考にさせていただきます。

2022年2月18日 14時23分

うさぎカウンセリング

alexさん
うさぎカウンセリングの西岡と申します。
今まで悩まれていたことについて、勇気をもってご相談されたこと、ありがとうございます。

質問内容を拝見させていただいたところ、alexさんは非常に優しく繊細な方とお見受けしました。
その上で、承認欲求も非常に高くお持ちだと推測いたします。

じっさいにクレーマー的になっている自分に気付いた時に、周りに迷惑をかけられないからと身を引く優しさがあり、
その上で身を引いたことで承認欲求が満たされないまま不完全燃焼に終わったのが今の不満の一因である可能性を考えました。

他のカウンセラーの方も仰っていますが、「勇気くじき」を幼少期~青年期に受けていた可能性や、それに伴い認知の歪みが
発生した可能性もあります。

確かにalexさんご自身による「勇気づけ」も効果があると思いますが、その上で一人ではなかなか上手く出来ないときに、
自分に「ダメ出し」をしないで続けるというのは困難もあると思いますので、カウンセラーとマンツーマンで
実施していくのが効果的だと考えます。

また、alexさんがトラブルに出会ったとき、どのように「認知」してどう「行動」を行っているか?と言った
認知行動療法による改善も効果が見込める可能性があります。
認知の仕組みだけを変える認知療法もある程度の効果が見込める可能性はあります。

その上で、2点確認なのですが、
①1年前にメンタルクリニックにかかったとの事ですが、今も治療は続けているのでしょうか?
②その時に処方された薬で改善効果はあったのでしょうか?(薬を変えても効果がなかったのでしょうか?)

今alexさんが妄想で済んでいること(歩きスマホに肩をぶつけて怒鳴る)等が実際に行動と結びつくとより、思考と行動が
合致してエスカレートする可能性があるので、可能であれば心療内科で投薬による対処療法と合わせてカウンセリングを
上手に使い、改善されることを望みます。

受診した心療内科がalexさんに合わないようでしたら、セカンドオピニオンとして他のお医者様に見ていただき転院する
ことも検討されれば良いと考えます。

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2022年2月17日 10時42分


お礼コメント

うさぎカウンセリング 西岡 様
ご回答ありがとうございます。拝読しました。

ご質問について、
①現在は治療・通院はしていません
②薬の効果はあったと思いますが、退職直後はそちらの安心感の方が強く、正直なところわかりません。離脱症状はきつかったです。

西岡様がおっしゃるように、私も認知行動療法が合うだろうと自己流で取り組んだことがあります。
自分に必要なのは薬ではなく、すでに見えているものの認識の仕方だと思うのです。
素人が一人でやるのは難しいですね。続きませんでした。

心療内科は正直なところ気が進みませんが、カウンセリングは検討したいと思います。

2022年2月18日 14時47分

命を救うカウンセリングルーム

反芻思考をなおすには、論文で解決方法があり、なに(what)から、なぜ(why)に変えると反芻思考から抜け出せます。

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2022年2月17日 10時19分


お礼コメント

命を救うカウンセリングルーム 様

ご回答ありがとうございます。

論文で解決方法があるのですね。探して目を通してみます。

2022年2月18日 14時51分

家族こころ相談室 カウンセリングルーム フェアリー

alex さん
勇気を出してご相談下さったのですね。すばらしいです。ありがとうございます。
ここでは本格的なカウンセリングはできないので、一方通行になってしまいますが、少しでもalexさんのお役に立てれば幸いです。

まず、alexさんの現在の良い点を上げましょう。
1.ご自身を客観的にしっかり分析しているところ。
2.改善したいという自主的な目的があり、明確であること。
3.実際にこうして他者に相談していること。

上記にあげた良いところは、当たり前と思わずに「自分の良いところ」として自分を認めて、それを記憶に留めましょう。
今まで「こんなの当たり前だよ」と思っていたことを「自分のできているところ」「自分の良いところ」として記憶に留めましょう。
記憶に留めたら、得意の反芻思考で、繰り返し「自分の良いところはこれだ!自分は素晴らしい!自分は人のためにも自分のためにも役に立つ良い人間だ」と言いましょう。声に出して言ってもいいですし、こころの中でもいいです。

つまり、反芻思考が悪いわけではなく、「何を」「どんなことを」反芻するか?が課題だったわけです。
むしろ、良い考え方(自他ともに貢献する)を脳裏に焼き付けるためには反芻は必要なことなのです。
妄想の癖も良いことを妄想するのは良いことです。
たとえば「自分はこれからどんどん良くなる」「自分はこれから社会の役に立つ存在だ」などを妄想するのは良いことです。

では、次に、なぜalexさんは、自分にも相手にもよくないこと、望ましくないことを思い出したり妄想したりしてしまうか?なのですが、ご自身ではどうですか?何か気づいていますか?

ここではあなたとやり取りができないので、あくまで私の仮説になってしまいますが、育ってきた環境で、親やまわりの大人から「ダメだし」など否定され続けてきましたか?
あるいは、10歳~17歳くらいの間に自分で他者と比べて「自分なんかダメだ、価値がない、存在する意味がない」などと思い込んでしまったことはないですか?

どのような環境でどのようなことを感じながらどんなふうに育ってきたか?が、のちの人生で大きく影響することがあります。
もちろん、すべての人がそういうわけではありませんが、あなたが繊細な感受性をもっている人だとしたらじゅうぶん考えられます。
思春期から青年期にかけて、自分の中に棲みついてしまったネガティブなセルフイメージ(自己概念)が、あなたの前向きになろうという気持ちにブレーキをかけてしまっているように思います。

もしかしたら認められてこなかった、と感じていますか?
人間には誰にでも「承認欲求」があります。これが満たされないと、社会の中で生きていく勇気を失うことがあります。
その一方で、人間には「社会の一員でありたい」という欲求もありますから、そこで自己矛盾と葛藤が起こるわけなんです。

なので、ここを解決できると生きやすくなります。
本当はカウンセラーがマンツーマンで、一つひとつの出来事を「これはこんなふうに捉えてみましょう!」とリフレーミング(見る角度を替えて捉え方を替えてみる)をするといいのですが、どうでしょう。
もしこれにかける予算が取れないようならNPO法人でしたら安価な価格でサポートしてくれるかもしれません。

誰もサポートがつかないとしたら、自分で自分が自分のカウンセラーになってあげることです。

あなたの中にいる二人の自分。改善したいと言うポジティブな自分がネガティブな自分に語り掛けて、勇気づけをしてあげましょう。毎日です。毎日、一日に何回も。それを何か月、何年、と続けてください。

継続が効果を出します。
子どもからおとなになる思春期に「勇気くじき」を受けてきたと思われますので、今から自分で自分に「勇気づけ」をおこないましょう。

すべての出来事は自分の成長のために起きたこと。
自分には必ず良くなる能力がある。
自分は命をもらった以上、なにかのカタチで世の中に役立つ存在だ。
他者と比べず、自分は自分でいいんだ。
毎日ひとつでも良かったことを探そう。
良かったことは当たり前の事でいいんだ。
歩ける足があること、しゃべれる口があること、なんでも見れる目があること、それも素晴らしいことなんだ。

こんなふうに、スタートラインをできるところに設定して、今からの自分を良い方向へ進めていただけましたら幸いです。

それと考えていいこと、考えても仕方ないことを分ける習慣もつけてくださいね。
考えていいこととは、考えたときに自分の気持ちが良くなること、気分が良くなることです。ここで判断します。
それ以外は考えても仕方ないことです。

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2022年2月17日 09時39分


お礼コメント

家族こころ相談室 カウンセリングルーム フェアリー 様

ご回答ありがとうございます。拝読しました。

「得意の反芻思考」というのは良い表現ですね。
反芻思考という言葉がネガティブに扱われていることが多かったので、早速ひとつリフレーミングができました。
「ダメだし」は思い当たる節があります。若いころではなく30代以降です。
私も私で、ダメ出しはありがたがらなければいけないと思っていましたが、本心は嫌でしたね。
自己肯定感が少しずつ削られていった気がします。

自分で自分に勇気づけをすること、考えていいことと仕方ないことを分けること、習慣付けたいと思います。

2022年2月18日 15時12分

追加コメント

alexさん
お礼のコメントありがとうございます。追伸しますね。
ダメ出しは30代からだったのですね。それは会社で起こったのでしょうか。ダメ出しがどんなによくないことかをその人は知らないで言っているのでしょう。おそらく連鎖です。その人も言われてきたのでしょうね。alexさんから連鎖を断ち切りましょうね。それから、考えても仕方ないこととは、過去の事です。1分前も過去になります。過ぎてしまった嫌な記憶がよみがえったら「それは考えるだけエネルギーがもったいないよ」と自分に言ってあげてください。考えていいことは現在と未来の事で、しかも自分が気分よくなる想像です。慣れていかれることを祈ります。

2022年2月18日 17時12分

Erick’s Counseling Room

ALEXさんへ

Erick’s Counseling Roomの心理カウンセラーの小野とも申します。
Alexさんご自身はご自分のことを病的だと思っておられますが正常な判断力のある人間でも、怒りから行動に出なくても想像で相手を殴りつける場面を想像することはよくあるものです。それで精神状態を保っているのです。
ALEXさんは妄想したり、家の中で叫び声をあげることで発散されているんだと思います。
不条理クレーマーと自分のことを決めつけてしまい、仕事をやめてしまわれたのは残念なことであったと思います。
ただ、人生を再出発したいと思われていることはALEXさんにとって光明だと思います。
困難場面に出会うと妄想的な考えが浮かんでしまうことは認知行動療法で改善が可能です。
カウンセリングを受けたほうがよいと思われますが、ご自分の力でも改善は可能だと思われます。

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2022年2月17日 09時32分