教えて掲示板の質問

「出産による嘔吐恐怖症の悪化」に関する質問

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あーさん

現在、産後8か月です。最近、体調が思わしくなく、しんどい日々が続いています。

漠然とした、不安やストレスから、胃のむかつき、ひどいと吐きそうになる症状があります。そのような症状が出ると、吐いてしまうのではないかと考え、気分が悪くなり、さらに、吐くのは絶対に怖くてできないため、食欲もなくなりごはんが食べられなくなります。

また、肩こりから頭痛や眼精疲労があり、ひどい時にはめまいのような、ふらっとする感じがあります。さらに、時々心臓がドキッとして不整脈を感じるような症状があり、これらの症状が出ると、吐くのではないかと気分が悪くなります。これらの症状の関しては、ストレスや疲れだけが原因ではない可能性もありますので、明日検査をしてみるつもりです。

このように、嘔吐が恐怖に感じるようになったのは、小学生の時、自家中毒という病気になり嘔吐して以来、嘔吐するのが極度に恐ろしいです。私の場合、人が吐いているのは、その吐く瞬間を見なければ、まだ許せるのですが、自分が吐くこと、そしてそれを誰かに見られることに極度の恐怖を感じます。その小学生の時以来、ストレスを感じると、ごはんが食べられなくなっていましたが、その都度何とか気持ちを整え復活させていました。

しかし、大学入学後症状が悪化し、嘔吐するのではないかという不安から、自分で足や手などをかきむしり傷を作ってしまいます。痛みで、吐きそうな気持ちを抑えるようになってきました。また、ハイパークールというような刺激の強いガムを食べると気がまぎれるので、吐き気や気分が悪くなると、食べまくってしまいます。ひどい時は1日に2箱くらいのガムを食べてしまうこともしばしばあります。これまでは、気分が悪い時の対処法としては、①ガム、②かきむしるで、だいたいはガムだけで何とかなってきたのですが、最近、どうにも自分をコントロールできなくなり、②かきむしるにいってしまうことがあります。大学入学後は、あまりにごはんも食べれず、痩せてしまったので、心療内科に通い薬を飲んでいました。それから、だんだん薬を飲まなくても大丈夫になり、薬を自然卒業しました。薬を飲まなくなって5年くらいたっていると思います。しかし、昨年妊娠出産をしてから、妊娠後期の体調不良や陣痛の影響で吐き気を催し、嘔吐がさらに恐怖になってきました。産後は、体調が悪くなることもありましたが、ガムだけで乗り越えてきました。

しかし、最近なぜか悪化してきている感じがします。子どもの離乳食を食べさせていて、吐いたり、吐きそうになったり姿を見ると動悸がしてきたり、子供の些細なことで神経質になってしまいます。全てのことが、私自身が気分が悪くなって吐いたらどうしようということにつながり、常に緊張している感じがします。肩こりや頭痛は、この緊張感からきている感じもします。素人判断ですが。

ストレスや悩みは、多少はあります。しかし、今までの経験から乗り越えられないほどのものではないと思っているのに、それとは裏腹に嘔吐が怖くて怖くてたまりません。

嘔吐恐怖症は克服できるのでしょうか?カウンセラーの先生方、何かアドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いします。

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2012年6月20日 23時51分

教えて掲示板の回答

いくえい心理カウンセラ-室

本来なら「回答者コメント形式」に沿った回答であるべきなのですが、
サイトの仕組みに不慣れな為、このような回答形式になってしまった事をお詫びしつつ
ご了承頂ければと思います。

まず、私の回答に対し心温まるコメントを下さり、多少なりとも‐お役に立てた事を
嬉しく有難く感じております。
さっそくですが、[再質問に回答させて頂きます]

ヒトは、生まれながらに両親からの遺伝子を受け継ぎ‐それをベ-スとして、
その後の家庭環境や社会環境という‐人との関わりを通して人格を形成していく‐
とされ ―――

その中でも特に‐‐3歳頃までの幼児教育が大切と言われ、その頃身に着いた言葉遣いや行動パタ-ン・情緒的な傾向は‐その後の成長段階に大きく影響し、成人後の
人生までも左右してくる極めて重要な時期‐のようです。

/3歳頃までの関わりの中で、《最も大切とされるのが》母子関係から生まれる
                                    【愛着の形成】です/
乳児は、抱っこしてもらったり‐‐お風呂に入れてもらったり‐‐する事で
お母さんとの緊密な情緒関係を肌で感じ取っていきます。

このような《大事に守られている‐という安心感と心地よい穏やかさ》によって、
愛着が形成されていくのです。
そして、この母子の愛着関係がその後の周りとの健全な人間関係へとつながって
いきます。

しかし、人間である以上‐完璧に育児をこなそうとすると‐どうしても無理が生じてしまいます。
「必ず、こうでなければならない」‐という理想に捉われ過ぎるのも却って問題を
招いたりします。

子供の育て方は、両親や家庭の事情によって様々だと思われます。

【親の悲しむ姿を見ることは、子供にとって‐‐自分のせいで。。と思わせて
                             しまう程、辛い事のようです】
家庭の中で、夫婦の和合が取れていて‐‐厳しさと優しさのバランスの取れた
親の愛情を感じられる事こそ
子供にとってのなによりのプレゼントなのだと思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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2012年7月10日 18時55分


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2012年7月5日 15時09分


お礼コメント

ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

2012年7月9日 13時44分

いくえい心理カウンセラ-室

心理カウンセラ-の下地 勝彦(しもじ かつひこ)と申します。

似たような境遇を経験してきた者同士でないと、辛すぎた苦労の数々を
分かり合える事など‐無理な話なのかも知れません。

ですが、例え‐そうだとしても‐ 「人には言えない苦痛の連続であったに違いない」
であろう事は、未経験の私でも容易に想像できそうです。

ストレスや悩みを抱えたりすると‐‐つい自分を見失いがち‐の事例も少なくない中で

自らの生い立ちから現状との関連性を割り出し‐‐症状の原因分析にまで思いを馳せ
‐‐その中から自分流の対処法を導き出し・実践効果まで上げられている‐‐

そんな貴方の【諦めない生き抜く強さ】に、頭が下がる思いです。

[提示して頂いた多くの情報に触れる中で ――― ]

幼少期の恐ろしく・ショックな出来事が嘔吐恐怖の引き金となった‐であろう事は
容易に理解できるのですが、
《その根っこの部分には》
生まれながらの‐心配性の傾向とか‐‐それから来る情緒不安‐‐更には几帳面さ‐‐
という‐〈恐怖症に陥りやすい素質〉 がすでに備わっていて

《大学卒業までの過程においては》意志の強さや知識、経験などを総動員して何とか
大事に至らぬような対処が出来ていた‐と思われるのですが、

《人生初の‐妊娠・出産・育児という大きな経験をしていく中で ‐‐ 》
思い通りにはいかない子供の数々の所作から来る ――― 過去の強烈な
フラッシュバックや‐‐予想以上の負担感‐‐イライラ感

〈或いは〉妊娠出産に伴う‐ホルモンバランスから来る 「気持ちの不安定さ」‐‐
〈更には〉〔心配性・情緒不安・几帳面〕などの性格的要素が―――出産・育児を
      契機に・・・【強い不安・激しく揺れ動く気持ち・神経質(過剰反応)】

へと増幅され、最早、あなたの自己コントロ-ルの域を超えてしまった
のではないか、と想像されます。

[身近な対処法としては‐]
夫や周りからの支援を検討され、育児負担をいくらかでも軽減し、
友人とのプライベ-トな楽しみを見つけたり、ホッと一息つける自分だけの時間を
模索したり‐して、 気持ちを楽に保ったり‐気分をリフレッシュしたり‐
試みてはいかがでしょうか?

[本格的には‐]
検査結果に基づいて
より信頼できる医師と相談の上で、安全かつ効果的な治療法を慎重に検討
された方が良いのではないか‐と思われます。

更には、カウンセリングによって【そうなり易い性格傾向の改善】を試みるのも
     効果的だと思います。



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2012年7月4日 19時11分


お礼コメント

コメント遅くなり申し訳ありません。

丁寧な回答で、気持ちをくみ取っていただき、大変参考になりました。

1つご質問があるのですが、幼少期の育ってきた環境が、その人の性格形成をどの程度決めるものなのでしょうか?性格(その人の根底にあるもの)というのは、なかなか大人になって変えられるものではないと感じているのですが、もし幼少期にに性格形成の大部分が決められてしまうなら、今自分が行っている育児も本当に大切で、自分のような性格にならないようにしてあげたいなと思っているのですが。そのあたりご存知でしたら、お教えいただければと思います。

私は、母子家庭で育ち、母に心配をかけさせたくないという思いがすごく強くいと思います。また、幼少期母が夜勤をする仕事だったため、すごくさみしい思いをしたことを今でも覚えています。そのような経験から今の私の性格(心配性、神経質など)ができあがったのではないかと素人判断で感じています。


また、私自身、今は育児休暇中で家事・育児以外にすることがなく、生活にハリが少ないのかなと思っています。これまで、1度目に投薬治療を受けた時も、大学の夏休み、投薬を自然にやめられたは、就職してから、今回の投薬開始も育児休暇中と、おそらく仕事をして忙しくしている方が、体にあっているのではないかとも感じています。

夫や、実母など家族は育児に協力してくれていますので、それでも自分をコントロールできないほどの恐怖症が出てしまうことが、自分でも情けなくて情けなくて、何とかしたいと思っています。

育児休暇も残り少ないですし、とりあえずは投薬を続けながら、何か打ち込めるようなものを見つけていけたらと思います。焦らず、ゆっくり前へ進んでいけたらと思います。

本当に丁寧なご回答ありがとうございました。感謝しています。

2012年7月9日 13時42分

NPO法人 ゆうあい相談室

幼少期の自家中毒の体験がまだ感情体験として強く残って

いるようです。

 その原因として回避の習慣があげられます。

感情体験は回避すればするほど強くなってしまうものなのです。

あまり大変であればもう一度投薬を受け安定してから

認知行動療法などカウンセリングをうけ自己受容をすすめられ

ることが良いのではないかと思われます。

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2012年7月3日 21時29分


お礼コメント

コメント遅くなり申し訳ありません。

現在、心療内科で薬を出してもらっていますので、それで安定してから、次のステップを考えていきたいと思います。

丁寧にご回答いただきありがとうございました。

2012年7月9日 13時25分

MEDICAL LIFE COUNSELING

一度、内視鏡検査を受けて見られては如何でしょうか?

あくまで、推定でしかありませんが・・・
嘔吐感が続いているようでしたら「パレット食道」になっているのかもしれませんし、
胃薬も「PPI」製剤を処方してもらうと良いと思います。
胃で食べ物を消化する際にプロトンポンプ作用という作用があります。この機能が
過剰であれば(相対的ですが)、嘔吐感が続く場合があります。
オメプラールやパリエットなど、この作用を抑えるお薬もありますので「内科」の
専門医にご相談下さい。

そして、育児等で悩む事は多々あると思いますが、もし、身近に育児の際の悩み
などを聞いてもらえる方(ご両親など)がおられましたら、一度、相談して見られては
如何でしょうか?育児のストレスが溜まると「ノイローゼ」になったりする場合もあり
ますから、適度にストレスを解消する方法を探ってみましょう。又、ご主人にも協力
してもらいましょうね!

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2012年7月3日 14時42分


追加コメント

多分、無意識のストレスが嘔吐感などを引き起こして、それが恐怖になっているのだと思います。

心療内科でどのようなお薬を処方されていたのか不明なので何とも言えませんが、まず「身体的に」消化器系の疾患が他にないかを確かめてみて下さい。
胃は、ストレスなどで拡張する時も縮小する時もあります。
拒食気味になっていた期間が長ければ、胃が縮小し、食道や十二指腸などに影響を及ぼしている場合も考えられます。ストレスを抑えるための向精神薬などでは、解決にならない場合があります。
肝機能や腎機能は血液検査で確認できますが、胃の状態や食道などは内視鏡で検査する方が確かです。

2012年7月4日 19時46分

お礼コメント

コメントが遅くなり申し訳ありません。

内視鏡検査も検討してみたいと思いますが、何せ嘔吐恐怖症なので胃カメラをする勇気を出すまでに、なかなか決心がつかないということもあります。

しかし、今までの経験からすると、このむかつきや吐き気はおそらく精神的なものによるものが大きいと感じています。育児をする上での悩みが大きいわけではなく、嘔吐恐怖があることで、育児をする中で悩みが増えているという感じなので、育児そのものは嘔吐恐怖さえなければ全く苦になるものではないのだと思います。

ご丁寧に、そして1番に回答いただきとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。

2012年7月9日 13時24分