教えて掲示板の質問
「人付き合いが上手くなりたいです」に関する質問
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田中さん
大学2年生です。
現在身近で早急に解決すべき問題が起きているわけではありません。
相談したいのは私の性格のことです。
長年人付き合いが下手で、あきらめ半分なところもありましたが人の手を借りてでもやはり直すべきだと思い、書き込むことにしました。
これまで消極的だった飲み会も避けられないことや卒業後の就職のこともありますし、私自身ずっと変わりたいと感じていました。
今は自分の思っていることをうまく伝えることが出来ないために、勢いだけの相槌やその場つなぎの質問ばかりの会話をしてしまっています。
出来るだけ嘘や愛想を除いた、自分の本当に考えていることを反映させた会話をしたいです。
また、性格・考え方や相手に与える印象も、出来るだけ快活で真っ直ぐ素直なものにしたいです。正直なのに嫌みのないといった感じです。
具体的に直したいこともいくつかあります。
人の目をうまく見ることが出来ないこと。これは家族に対してもそうで、私に見られて相手が不快に思わないかと不安になるためだと思います
。
少し遠くからや、こちらのことをためらいなく見てくれる人であれば大分見ることが出来るようになりました。
それでも見なきゃ見なきゃと常に意識している状態で、それが辛いのです。
うまく会話を続けられないこと。
先輩等目上の人と話すのが特に苦手で、せっかく話しかけてもらっても同調したり気遣ったりする以外の言葉がかけられず、話を盛り上げることができません。
周りの友達などがどんどん先輩と仲良くなっていくので落ち込みます。
会話をするときに意識すべきことはあるのでしょうか。
また目上の人でなくても、相手の話を聞く以外どんなことを話せばよいのか分からず、私のことを話すと会話が途切れることも多くそれを恐れてばかりいます。
少し前まではよくやっていたことなのですが、そんなに楽しくないことでも会話が途切れて相手を沈ませないように、適当に笑うのも嫌なのです。
ばらすと恥ずかしいと思うとつい嘘をついてしまうこと。
虚勢を張ろうとしているのかもしれません。
正直に恥ずかしいことも言ってしまう人をみると羨ましく思います。そしてなにより、嘘をつくのは嫌です。
上手な伝え方はあるでしょうか。
私はどんくさい方なので、テキパキと何でもやってのけてしまうような性格の人と話すときは自然と委縮してしまい、当たり障りのない言葉しかかけられません。
そうすると相手も私と距離を置いてしまうように感じ、それが嫌だなと自分で感じます。
頑固でわがままなこと。気がつくと子供の様な(駄々をこねているような?)言い訳や理屈を言っている気がします。
素の自分を出したいと思うのと裏腹に、出せば出すほど相手にわがままを言って迷惑をかけているように感じます。
もっと大人らしく、相手に不快感を与えずに素の自分を出すというのは難しいでしょうか。
日頃から気をつけるべき点などがあれば知りたいです。
そしてここからは今更どうすることも出来ないことでもあるのですが、誰かに聞いてもらえたら、気が楽になるかもしれないと思っていることです。
私は小学2年生のとき両親の離婚で母と二人暮らしになりました。(現在は大学の寮で一人暮らしをしています。)
二人暮らしになる以前から内向的でしたが、同学年の知っている子にはずけずけ言う子供でした。
今の私には相手の心に踏み入っていく度胸が足りないのではないかと思うのです。
もっと相手のふところへ入っていっても大丈夫だ!と強く意識していても、相手に嫌がられるのを恐れているのか、なかなかみんなのように会話を弾ませることができません。
私は多少図々しくされることが心地よく感じることもあるので、逆にそれを出来ない私は相手にとって心地よい会話相手ではないかもしれません。
両親の離婚の所為で私と普通に育った子のコミュニケーション能力に埋められない差が生まれているような気がしてなりません。
先日、本で離婚が子供の成長に大きく影響を及ぼす具体例を読みました。
その影響もあり、人付き合いのうまい人は家庭がしっかりしているから、という考えがつい浮かんでしまいます。
家庭環境の問題はもう過去のことですし、どうにかしたいとは考えないようにしています。
原因が何であれ自分を変えていかなければ、自分だけが困るのだということもわかっているつもりです。
ですが誰かの言葉で説得や相槌を貰うことができなければ、私はずっとそのことを頭から追い出せずにいるのではないかと思うのです。
これから私が変わるためにできることは、他人の目から見てどのようなものなのかを知りたいです。
話を聞いていただけるだけでも救いになります。
本気で変わりたいと考えているのならカウンセリングへ直接通うべき所なのに、その勇気も無く情けないです。
沢山質問してしまってすみません。
どれか一つでも構いませんのでアドバイスよろしくお願いします。
2012年5月28日 03時38分
教えて掲示板の回答
新川公園前メンタルカウンセリング
登別市 新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー 千嶋のりえです。
ご相談ありがとうございます。
あなたは、とても謙虚で高尚な方だと感じます。
他人との交流には、必ず適度な距離と礼節が必要になります。
あなたは、既にここをわきまえているようです。自信を持ってください。
人と目を合わせる時には、自身の瞳は素直さが発せられると好印象です。
しかし、これには少々の訓練も必要でしょう。
鏡を使うと良いですよ。
自身の瞳の表情から、顔全体に向けて自分で訓練できます。
人と目を合わせることが苦手な人は多いです。
殆どの方が「怖い。」と言います。あなたはどうでしょう。
幼少期の体験も関わっているかも知れませんが、過去のあなたではありません。
大人になった分、自分の判断で行動できるのです。
自身の内面を曝す・・・のではなく、自身の長所の素直さを見せる様な感覚が有効ではないでしょうか。
無理に頑張るのではなく、あなたの良いと感じる事を取り入れてください。
あなたの大事な人生です。
たくさん見て、たくさん感じてください。
心理カウンセラー 千嶋のりえ
2012年6月1日 20時14分
NPO法人 ゆうあい相談室
人間関係の悩みは最も多い社会人の悩みの一つです。そういう人たちは必ず人好き合いや会話の問題を抱えています。自意識が過剰になったり、相手の反応を気にしすぎたりしていてはスムーズに交流はできません。交流のポイントは自己開示にあります。しかし理想的なイメージを描いていては逆効果です。相手に合わせすぎても自分が出ていないことになり、良いとは言えません。まずあるがままの自分を表現してみてはどうでしょうか。上手く表現できれば相手も自分を表現してくれます。ただしどう考えるかは相手の勝手ですので、柔軟に対応すればよいのです。
2012年6月1日 19時07分
はじめまして。『心のハマメリス』の阿部でございます。宜しくお願い致します。
あなたは小学校2年生のときに、ご両親が離婚され、家庭環境のせいで、人付き合いが下手になってしまったと思われているのですね。
お育ちになる過程で、父親の存在は、子供が初めて接する社会だといわれています。父様と別れで、あなたの自己肯定感が育たなかった可能性はあると思います。
でも、お母様との信頼関係がちゃんと出来ていれば、社会的に自立することは難しくないと思われます。ただし、もしお母様がご主人へのお気持ちを娘のあなたに移行し、お互いに依存しあっていた関係であった場合は、心の自立に時間がかかるかもしれません。
さて、コミュニケーションについてですが、 まずは、聞く力は大切だと思います。
相手の気持ちをくみ取って、相手の気持ちがプラスなのかマイナスなのかを感じ取ることや、「わかってほしい」ところに反応することから始められてみてはいかがでしょう。
まだまだ、あなたには見えない可能性がたくさんあると思います。応援しています。
2012年6月1日 17時53分
カウンセリングルーム優心(㈲有心個別アカデミー内)
こんにちは。
カウンセリングルーム優心の武澤と申します。
宜しくお願いします。
文章を読ませていただき、感じた事をお伝えしたいと思います。
ご両親が離婚された事が影響であるかもしれませんが
必ずしも田中さんのように、話すことが苦手な方ばかり
とは限りません。
他に、そうなってしまった理由があると考えます。
例えば、過去に自分をありのまま話をしたら
笑われた、バカにされた…など嫌な思いをされたことは
ごさいませんか?
もし、おありならそこからカウンセリングでは
治療していきます。
カウンセリングも、人対人の会話であり田中さんにとりまして
実践を交え助言してくれるはずなので、有効手段であります。
ただ、勇気がないとおっしゃっていますのて、無理にではありません。
交流分析観点から申しますと
NP[保護的親の心]とAC[適応する子供の心]この2点が低い可能性はあります。
言葉が苦手なら、一時的な回避ですが行動で示されてみてはどうですか?
困ってる人に手を差し伸べてあげる、など人から感謝される事で
田中さんにとって、良い心的影響が出てくる事でしょう。
他人との今ある高い壁を取り除ける可能性もありますし
何と言っても自尊心が高くなると思います。
こうなりますと、今の対人関係のような
お考えにはならないと思いますよ。
改善は出来ることですから
悲嘆されず希望を持っていかれてください。
2012年6月1日 15時56分
聖母治療院
田中さん、はじめまして。
漢方紫禁堂治療院の加藤と申します。
私からは「演劇療法」の中から、ワンポイント・トレーニングをご紹介しますね。
日本のテレビドラマや韓国ドラマなどのワンシーンを想像してみてください。
田中さんと誰か(Aさん)が向かい合っているシーンです。
Aさんの話を聞きながら、相づちを打ち、ときどき微笑んだりしています。
やがてAさんの話が終わり、2人とも目の前の空になったグラスの氷を
ストローでカラカラと回しています。
──沈黙。
こういうときに「演劇療法」が役に立ちます。
ドラマの役者のように、田中さんが演技・芝居をするのです。
このとき、
①Aさんに「質問」してみる
②話題を転換してみる
③田中さんの弱音や弱み、コンプレックスを相談してみる
などのシチュエーションがあります。
①は、とりあえず話題を提供するという方法です。
ロンドンオリンピックや東京スカイツリー、節電の夏といった当たりさわりのない
話題から、ファッション、美容、健康、芸能など、田中さんの“守備範囲”の内容も
いいでしょう。
これらの中のあることを相手に質問してみるのです。
例:「Aさんは夜、冷房をつけて寝ますか?」 「シルクペプチドっていいのかな?」
②Aさんの話を聞き終えたあと、それに関連する話題の続かないときや見つからない ときは、話題を変えてみましょう。
英語の「Now」や「By the way」のように、「そういえばさぁ・・・」
「話は変わるんですけども・・・」 「今思い出したんですけど・・・」などと文頭に
つければ自然な会話が生まれます。
③につきましては、他の先生方からの回答を参照されたほうがよろしいかと
思いますが、田中さんが抵抗感や劣等感を抱かず、相手に素顔で等身大の
ご自分を話せる方法だと思います。
具体的には、田中さんの話題提供に対するAさんの反応や意見、質問などに、
田中さんが躊躇や虚勢をストレートに表現しないで済む方法です。
例1:Aさんの発言に対して即答するのではなく、「Aさん・・・」と、いかにも
お芝居や小説のように相手の名前のあとに「・・・」という感嘆の余韻を残す方法。
例2:田中さんが言葉による反応・返答ではなく、ボディランゲージ(身振り言語)
で応答する方法。
肩をすくめる、首を横に振る、うなずく、目をパチパチさせる、大きくため息をつく、
(驚いたように)のけぞる・・・などです。
上記のほかにも「小道具」を使って、「間」を上手に埋める方法もあります。
タバコを吸う、ライターをいじる、髪の毛を触る、ちょっと腰を上げて座り直す、
ストロー、ストローの紙、コースター、眼鏡を拭く・・・などです。
「小道具」をいじることから、なんとなく話題が浮かび上がることもあります。
こうしたさりげないしぐさは(田中さんにとってはぎこちない行為かもしれませんが)、
田中さんを「魔の瞬間」から救ってくれます。
まさに「間」は「魔」なのです。
これからテレビドラマをご覧になるときは、俳優・女優のしぐさに注目されると、
実践で活かせるシーンも多々あることに気づかれると思います。
文章で書きますと上述のように非常に煩雑で冗長になってしまうのですが、
こうした「演劇療法」はあたかもラジオの英会話のように、楽しみながらマスター
できますので、ご参考までに記しました。
田中さんは非常に生真面目で、表裏がなく、他人からはとても信頼される
お人柄だと思います。
純真なお心をお持ちの田中さんは、時として生き苦しさを味わう場面も多々あることと
思います。
他人との会話や、胸襟を開きながらも上手な距離感を保ちつつ他人と接するとき、
すこしでもお役に立てれば幸いです。
長文失礼いたしました。
漢方紫禁堂治療院
http://shikindou.dcsv.jp
2012年6月1日 15時16分
メンタルトレーニングスペース「エッセンス」
こんにちは。メンタルトレーニングスペース「エッセンス」の山下です。
ご相談あいがとうございます!
悩みの答えから申しますね。
まずポジティブなご自分を理想としているようですが、その前にネガティブな自分を
素直に受け入れてあげて下さい。
そこからが始まりです。
「人付き合いが上手い」=「幸せ」ではありません。
たどたどしく、下手な話し方や伝え方であっても人は幸せになれます。
心から“私は私でいいんだ”と認めた時点で不思議と相手に自分が伝わります。
今回はメールでのご相談でしたが、これだけ自分の意思を伝えられる能力をお持ち
なので、100%の自信を持って下さい。
もう一度お伝えしますね。
上手く伝えようとするのをやめて下さい。
あなた自身を心から伝えてください。
2012年6月1日 15時04分
田中さん、こんにちは。
カウンセリングへいおんの中島です。
ご相談内容を拝見させていただきました。
私が感じたこと、今までの経験を踏まえて、私なりの見解を述べさせていただきますね。
文章だけで判断させていただきますが、田中さんを一言で表現してみましょう。
「権力や圧倒的な力の前にいることが心地よく、必要以上にご自分を卑下されておられるけれど、その生き方は決して本来の自分のものではないと感じ、変化したいと思っておられる方」
まず、「権力や圧倒的な力の前にいることが心地いい」とおっしゃっておられます。
これはどういうことかと申しますと、過去にご両親の離婚という悲しい経験をなさっておられることに端を発し、ご自分をいわゆる普通の家庭で育ったのではないからダメなのだと、ご自分をディスカウント(値下げ)してしまっているのです。
人の目を見られないということは、逆に言えば「人に覗き込まれたくない」という心理が作用しているようです。
ですが田中さんは本来の自分はこうではないという確信を持っておられます。
それがあるからこそ、現状からの変化を強く望まれておられるのでしょうね。
だとしたら、解決法はあります。
まず、ご自身に対するディスカウントを抑えることができれば良いのです。
それには様々な手法があります。
それは田中さんにとって最もやりやすい方法で構わないのです。
ただ何をやるにしても、ご自分へのディスカウントをやめたいのだという、明確な意思が必要です。
たとえば同じような環境の方々と接してみるという方法もあります。
これは心療内科でも扱ってくれます。
同じ環境の方の声を聴くと、自分一人ではなかったんだという安心感が生まれます。
また、思い切って海外に行ってみるという方法もあります。
日本社会から離れることで、本来の自分を取り戻すことが可能になってきます。
もっと身近な方法としては、ペットを飼って世話をすることも有効です。
なぜなら、ペットを通して癒しと優しさを体感することができ、やがてそれが対人間でも活かされるようになります。
ボランティアとして、身体的に不自由な方々のお世話をする方法もあります。
他人から心から感謝されるという経験は、本当に豊かな心を育んでくれます。
ヒーリングミュージックを聴きながら瞑想する方法もあります。
心が空っぽになりますと、いつもの感情ではなく、広く暖かい感情が芽生えることがよくあります。
ざっと思いつくまま列記してみました。
ポイントは「自らを愛する心」「他人(動物)から感謝される快感と喜び」を得て、最終的には「自分も他人も許せる心の状態」を目指すことです。
他にもカウンセリングを受けてみるという方法もあります。
トラウマを解消することで、よりポジティブな心になれるからです。
また、ご相談くださいね。
2012年6月1日 14時59分