教えて掲示板の質問

「高校生の息子の会食恐怖」に関する質問

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オシさん

私の息子についてです。
幼稚園の頃に先生に「お弁当を残してはいけません」と言われ無理して食べたら吐いてしまうような事が何度かあり、幼稚園に行きたがらない時がありました。
でも、その時のことは本人はあまり意識していないようなのですが、小学校三年生の時に完食目標というのがあり、一番残菜の少ないクラスには賞状がもらえたり順位も発表されるものでした。
当然クラスでは一生懸命になり、残す子には容赦ありません。
息子は幼稚園の時と同様、無理して口に押し込み吐きました。
それ以来、「出された物は食べなければいけない」「残してはいけない」「食べなければ何か言われる」「食べなければ変に思われる」とそればかりが気になり人との食事が高校生になっても怖いそうです。
好き嫌いはありません。
また、家族との食事や自分の信頼している人とは大丈夫です。
あるいは、コンビニなど、自分で好きな物を食べたい量チョイス出来るところ。
学校の野外活動でカレーを作りみんなで食べるのは無理でした。部活の合宿もスポーツ系で食べる量にノルマがあると聞き無理でした。
これからまた部活の合宿、修学旅行と大勢で会食の機会があります。
本人もなんとかしたいと心療内科に行きましたが「ただの思い込みじゃない?行っちゃえばなんとかなるでしょ」と言われ落ち込んでしまいました。どうしたら克服出来るでしょう。

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2015年6月24日 10時57分

教えて掲示板の回答

はじめまして
ご自分のペースでは食べられるご様子なので、ある程度は、時間が解決する可能性もありますが、けっこう時間が経過しても傾向が残っているようなので、もう少し改善をご希望であれば、セラピーつまり、専門のカウンセリングで可能と思います。

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2015年6月27日 13時45分


はじめまして。
ご質問を拝読いたしました。

ご本人にとっても、ご家族にとってもお辛いですし、心配ですよね。

同時の嫌な経験を本人の意識するしないを別にして蘇るのだと思います。
食べ物を残すことは行儀が悪いと私達は教えられて育ちますが、それも常識の限度があって、食べれないものを無理に食べさせられたり、辛い思いが伴うのは躾の範囲ではないですよね。好きであった食べ物を嫌いになってしまうことがあるように。息子さんは食事そのものの行為に関連しているのだと思います。食べなければならない、食べれないのはダメなことだと。完食常識の中で教える分には良いですが、完食を目標にと他の同級生やクラスを巻き込んで競わせるというのは、教育的には問題ありだと思いますね。たいへん辛かっただろうなと思います。

さて、この場合、その嫌な体験によって、行動と感情が強く結びついているように思います。「食べなければならない→不安、怖い」といったように。

このような考えはパターン化しているものです。私達でもありますよね。先ほどの、好きなものでも食べ過ぎて気持ち悪くなったら、次には気持ち悪さが思い出されて嫌いになったり。考えて嫌だと思うのではなく、自動的にそのように不安であったり、恐怖であったり、逆に喜びであったり、様々です。これはパターンなってしまっているのです。

簡単に言うと、思考のクセのようなものです。
怖がる必要のないものも怖いと反応してしまうのがクセになっているのです。

さまざまな心理療法はあるのですが、私としては「認知行動療法」がこのような恐怖症に対しては効果があるのではないかなと思いますよ。

このクセのようなものを変えるというよりは、色んな見方を出来るように幅を広げるといった方が分かりやすいかも知れませんね。

また、この認知行動療法にも色々あるのですが、自分で出来るので一度お試しになられると良いと思います。

簡単にはなりますが、次のことを紙に書きます。
今回であれば、

■ネガティブな思考
食べ物を残すとダメな人間だと思われるだろう。
食べ物を残すと人は自分を責めるだろう。
食べなければ人は自分を変に思うだろう。
など

■それに対して事実としてあること(客観視)
食べ物を残しても誰も自分をダメなやつだとは思わない。食べ物を残すかで人を判断なんて出来ない。
食べ物を残しても責められることはない。お腹がいっぱいになっただけ。誰でも限界になれば残すだろう。
全部食べなくても誰も自分のことを変には思わない。お腹がいっぱいであれば残すこともあるだろう。

といったように、紙に書き出します。これは認知行動療法の一例です。紙に書き出すというところがポイントです。頭の中では、自分の思考パターンに傾いてきますので、客観的に見ることが出来ません。頭の中から外に出し、紙に書き出すことで客観出来に捉えることが出来ます。

クセを変えるにはある程度の練習は必要になると思います。取り組んですぐに変わるものではないでしょう。しかし、このようにして客観的に捉えていくことによって、食事に対して恐れる気持ちが和らいでくることを狙います。焦らずに取り組んで頂ければと思います。

実際にイメージトレーニングすることも有効です。人と食事をしているイメージだけでも嫌な感情が起こるかも知れません。実際に食事をする前に、イメージトレーニングで慣れていけば良いでしょう。

和気藹々と食事したいですもんね。

最後に、また心療内科を受診されることがありましたら、他の心療内科を受診されることをお勧め致します。

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2015年6月25日 16時16分


追加コメント

補足になります。
紙への書き出しの狙いですが、客観的に事実としてありうることを書くのですが、このように繰り返すうちに「今食事をすることに不安になる理由なんて無いなぁ」と感じていくことなんです。客観的な視点がその答えになっているわけです。自分の考えの偏りに気付いていき、正しい捉え方に慣れていこうとする取り組みです。

2015年6月25日 16時21分

メールカウンセリング「こころカフェ」

初めまして、心理カウンセラーをしております
新すみなと申します。

状況にはよりますが、食事に対する恐怖があるというのは、
息子さんのことが心配ですね。

おそらく将来的に、大学でも仕事でも食事をする機会は増えていくと思います。小さい頃の教育は刷り込みであるため、なかなか治すことは難しいかもしれません。
新しい考え方を息子さんに刷り込むことが良いかと思います。
記憶の上書きとなりますが、意識を変えるためにも有効かと思います。

まず、食事をする際に「食べれないものは残しても良い。ムリして食べない」と口に出して自分に言うこと。
次に、残すことへの不安感を解消するために、言い訳を考えることです。
言い訳といっても、嘘ではなく今までの体験をもとに真実にもとづいた言い訳です。
「この食べ物は、食べると気持ちが悪くなる」「食べた後に消化不良になったことがあるから、今日はやめておこう。」などです。

少し、心が軽くなると思います。
また、ご相談がありましたらご連絡ください。
下記HPにメールカウンセリングの詳細があります。

心理カウンセラー
新 すみな

メールカウンセリング 「こころカフェ」
HP: http://merrymoc.wix.com/net-counseling-room

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2015年6月24日 17時55分


メンタルケアルームBeーハート

オシさん、はじめまして。
Be-ハートの瀧口です。

息子さんは他人との食事に怖さを感じていて、「無理」と文面にあるということは実際の行動にもその影響があって行動に制限がかかってしまっているということでしょうか。
息子さん自身とてもつらいでしょうし、オシさんも母親としてたいへん心の痛い状況かと思います。
結論から申し上げますと、息子さんがカウンセリングなどなんらかの心理療法を受けられてはいかがかと思います。
手法としてはカウンセラーなどによってさまざまですが、1、文面にあるような問題のあった過去へさかのぼってそのときの感情を処理することで今の行動をよい方向へ変容させる手法、2、文面にありますように「出された物は食べなければいけない」「残してはいけない」といった強迫的な思考部分にアプローチして改善していく手法、3、あるいはまず行動から変えてしまえということでむしろ他人との会食を積極的にどんどんしていく(心理療法としてやるならば各種配慮や段階が必要です)手法などがあります。他にもアプローチ法はありますが、私の場合は基本的にこの3つのどれがクライアントの方にあうか判断して行います。
1,2,3それぞれに療法名もありますが、いずれも息子さんの状況や性格、どのアプローチがよいかなどは実際にカウンセラーと息子さんが関わって決めていくことになるでしょう。
たとえばですが、3のアプローチを無理な形・方法でしてしまうと過去の失敗体験・トラウマ体験を逆に強化してしまい逆効果となることもあります。
信頼のおけそうなカウンセラーに相談されてはと思います。

文面のみからの判断になり、誤解や間違いがあるかもしれません。その場合はご容赦ください。
オシさんの一助にわずかでもなれば、幸いです。

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2015年6月24日 16時38分


MDL メンタルケア教室 (女性カウンセラー)

オシさん、こんにちは。
MDL メンタルケア教室の心理カウンセラーです。
オシさんのご質問内容を拝見させて頂きました。

息子さんは幼い頃のトラウマを、今なお引きずったままになってると思われます。
本来なら、食事の時間は楽しく味わって食べるものだと思いますが
トラウマのせいでそれが難しくなっているのだと思います。
誰にでも限界というものがあるかと思いますが
自分にとって無理なことを強制されること程辛いことはありません。
息子さんにとって、非常に衝撃的な体験だったのだと思います。

できるだけ早い段階で信頼できる専門家に相談し
心と身体のケアを受けることが大切です。
そうすることで、時間はかかりますが
トラウマをゆっくりと克服することが出来るでしょう。

息子さんが、誰とでも心から食事を楽しめる日がくるよう
願っています。

MDL メンタルケア教室
心理カウンセラーより

● ホームページ:http://mdl8.webnode.jp/メンタルケアコース/





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2015年6月24日 15時58分


月の森カウンセリングルーム

オシさん、はじめまして。
月の森カウンセリングルームの小川です。
ご相談を読ませていただきました。

幼稚園、小学校と、無理に食べさせられることがあり、
そこから、人前で食べることが怖くなってしまったのですね。
食べるということは、本来は楽しいことでもあるのに、
それが苦痛ばかりということは、
息子さんご自身の苦しみも本当に大きいものだと思います。

まずは、ご家庭でのお食事や、近しい人とのお食事の場合、
食べる量や時間にノルマを付けないことが大切です。
そして、できれば、ご家族でファミレスに行かれるなど、
人の目のあるところで、少しずつ慣れていく練習も
必要かと思います。
食べること、そして食べなくてもよいことに対して、
息子さんが自信を持てるようになれば、
少しずつ改善されていくものではあると思います。

もし可能であれば、息子さんご自身にカウンセリングを受けていただければ、
お話をうかがいながら、辛かった過去の食事シーンのイメージを
少しずつ修正していくことでも、改善がはかれると思います。
また、食べること以外で、何か自信が持てるようになることで、
食事へのイメージが変わっていく可能性もございます。

部活の合宿や修学旅行までに間に合わないようでしたら、
まずは学校の先生に相談されて、食べる量の調整などを
お願いされてみてはいかがでしょうか。

時間はかかるかもしれませんが、ご本人が治そうと思われて
ご家族の協力もある状態ですので、
必ず改善されていくことと思います。
ぜひ、お近くのカウンセラーにご相談されてみてください。


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月の森カウンセリングルーム
小川みずき
http://カウンセリング.net/

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2015年6月24日 15時52分