教えて掲示板の質問
「彼とどうやって乗り越えればよいのでしょうか。」に関する質問
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こらころさん
私の相談は不安要素が多すぎて彼との未来をどう考えたらよいか、どんな選択肢が他にあるのか相談したいです。
現在大学四年の私には11歳年上で36歳になる彼氏がいます。2年前から彼のうつ病が再発してしまいました。何年前か定かではありませんがうつ病を発症し、一旦治ったのですが、また再発してしまいました。
彼の再発の原因は彼の家族だそうです。同居しているご家族からのストレスと仕事のストレスがあったため再発してしまったとのことです。仕事は一旦休職し、家族、仕事とも離れられるとの理由で2年前から一人暮らしの私と同居を始めました。その後、彼は仕事を退職しました。彼は毎月、クリニックに通院し、薬を処方してもらいながら治療をしていました。彼の体調は浮き沈みがあり、改善はみられませんでした。
私が大学四年になり、就職先が地元に決まり、今年の4月には田舎の地元に帰る予定です。
私はできれば彼と明るい未来を見据えてサポートしていきたい。私が彼のそばを離れたら彼は自ら命をたってしまうと考えています。なので彼の存在や彼のと未来の事を両親に相談しました。両親はうつ病に理解があり(父はうつ病経験者)、周囲の人の理解が必要であることを心得ています。彼のご家族からのストレスがあったことを思うと、私の両親と私でサポートしていく必要がある。と前向きな意見も両親に言われました。私は、将来、彼には病気とうまく付き合いながら、彼にもどこかで働いて欲しい、社会復帰して欲しいと思っています。
しかし、私には乗り越えなければならない不安だらけで、その選択でよいのかと迷っています。話がまとまりませんでしたが、彼の年齢も踏まえての田舎での再就職への不安。私の両親にそんなに頼ってよいのか、という不安。田舎であるため、周囲の人からの目線や理解を乗り越えられるのかという不安。環境が変わることで彼の病気が改善するのか、もっと追い込まれてしまうのではないかという不安があります。長々となりましたが、専門家の方の意見を是非聞きたいと思い投稿させていただきました。
2015年1月5日 12時08分
教えて掲示板の回答
ELDヒプノセラピーカウンセリングルーム尾玉と申します。
こらころさんの文章を拝見させていただきました。
文章を少し整理させていただきたいと存じます。
(間違っていたら、ごめんなさいね)
①11歳年上の36歳の彼氏様が、2年前からうつ病を再発させたこと、
うつ病の再発については、彼氏様の家族との同居でのストレスと仕事のストレスが原因で、2年前からこらころさんと同居を始めた。
彼氏様の様態について、体調の浮き沈みがあり、未だに改善がみられない。
②現在の彼氏様の病状について、このまま自分が大学を卒業し、田舎の地元で就職に就けば、彼氏様と距離的に離れることになり、彼氏様が自分で命を絶つのではと懸念されている。
③こらころさんの要望としては、彼氏様と明るい未来を見据えて、彼氏様をサポートしていきたい。
④こらころさんの両親に相談したところ、こらころさんの両親はうつ病に対して、理解力があり、こらころさんのご両親からこらころさんと彼氏様の関係について前向きでご両親の協力もしていただけるという意見をいただいた。
⑤こらころさんは、将来・未来的に、彼氏様が、彼氏様のうつ病とうまく付き合いながら、彼氏様にもどこかで働いてほしい、社会復帰してほしいと願っておられる
⑥こらころさんのご両親の協力を得られたからといって、彼氏様をこらころさんの地元の田舎へ迎え入れ、再就職できるかどうか不安がある。
⑦こらころさんのご両親は、彼氏様の件について協力と応援をすると言われているが、こらころさんのご両親に、そんなに頼っていいものか考えてしまう。
⑧環境が変化することで、彼氏様の病状が改善されるか、もっと精神的に追い込まれてしまうのか不安がある。
こらころさんは、今、①~⑧まで色々な悩みをお一人で抱え込んでいます。
そのことを、こらころさん自身はあまり感じられていないようですね。
このサイトへ相談事をされてきているという事実を理解していただき、まずはこらころさんの心のケアが必要であると推奨いたします。
彼氏様が2年前にうつ病を再発されたことは、不幸な出来事です。
どのような方でも、一度、社会からリタイヤした状態になれば、簡単に社会復帰することは困難です。
心の何処かで、社会復帰することに不安感・恐怖感を感じているケースが多いからです。
それを一つ一つ彼氏様が、乗り越えていくためには、彼氏様の病状を明確にわからないので、曖昧にしか回答できませんが、時間はかかることだと推測いたします。
将来・未来についての選択肢については、無数に存在します。
どれがベストでどれがベターであるかは、未来・将来が今になるまでわかりません。
こらころさんが大学を卒業した後に、田舎に帰郷されて、就職されることが決まっているのであれば、そのことを進めるのかどうかが、近々の問題ではないでしょうか。
こらころさんが彼氏様の元を離れても、遠距離恋愛となっても、彼氏様をサポートされていくことでしょうから、そのことを彼氏様にどのように理解してもらい、納得してもらうかが最優先事項ではないでしょうか。
就職した後に、こらころさんとこらころさんのご両親で、もっと密に彼氏様のことについて、ご相談されることも良策だと考えます。
今からでも、ご両親に対する気持ちや、地元の田舎に対する不安については、こらころさんのご両親と相談されていくのもベターな策といえるでしょう。
しかし、一番の問題は、彼氏様のうつ病の症状が改善されないことです。
彼氏様のうつ病が治れば、こらころさんの悩みも一気にとはいかなくても、大半は解消されるのではないでしょうか。
そのためには、彼氏様の協力が一番必要となってくるでしょう。
今、通っているクリニックが彼氏様にとってベストな病院であるのかどうか。
それを見極め、違うということであれば、違う病院を選択されることも一つの手法といえるでしょう。
また、せっかくこのサイトへ相談されたのですから、こちらのカウンセリングの先生方々を頼って、ご相談されるのも一つの手法といえます。
私からの提案は
①こらころさんが、まずはご自身の悩みについて精神的ケアが必要であるということ。そのことについて、ご両親ともって密に相談することも良いですが、カウンセラーの助力を受けるのも良い方法と推奨いたします。
②うつ病に関しては、彼氏様の病気であるので、彼氏様の行動的協力が必要であるということ。彼氏様のうつ病が改善されるであろうクリニック、病院、カウンセリングを受けられることも良い方法と推奨いたします。
こらころさんが一人で悩み事を抱えすぎて、こらころさんの許容量を超えてしまった場合には、こらころさんが精神的に病んでしまう可能性もございます。
お一人で悩み事は抱え込み過ぎないように、ご自愛をお願いいたします。
失礼いたします
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ELDヒプノセラピーカウンセリングルーム
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2015年1月14日 15時24分
横浜・関内/NPO法人リアルトレジャー
こらころ 様
横浜のNPO法人リアルトレジャー所属のカウンセラー、大野と申します。
2年にわたってうつ病の恋人を支えてこられたのは
並々ならぬご苦労だったことでしょう。
たとえ理解のあるご家族に恵まれていても
二人のこと、病気のこと、将来のこと、
不安要素が増えるのも当然です。
2年間の間にこらころさんは
さまざまな思いを抱いたことでしょう。
そんな一つ一つの思いが
これからを教えてくれることがあります。
たとえば
「彼にもどこかで働いて欲しい、社会復帰して欲しい」
というあなたの願い。
「私が彼のそばを離れたら彼は自ら命をたってしまう」
というあなたの恐れ。
もし、願いが叶い、恐れがなくなったとしたら
こらころさんは、どこでどんなふうに毎日を暮しているでしょう?
恋人はそばにいるでしょうか?
お仕事は? ご家族は? 家事の分担は?
遊びや趣味のプライベートな時間は?
ほんとうにやりたいことができていそうですか?
そして、今、彼はあなたの願いや恐れに対して
どんなふうに向き合っていますか?
その向き合い方に、あなたは満足していますか?
未来は変えられます。
でも、未来を変えるのは今の自分です。
相手を変えることはできませんが、
自分のことはどのようにでも変えられます。
こらころさんの未来が明るいものとなりますように。
2015年1月8日 17時30分
合同会社 実践サイコロジー研究所
こらころ様
質問拝見させて頂きました。
こらころさんは大学4年生で、来年度からは地元での就職が決まっている。11歳年上の方と付き合っていて、その方が慢性のうつ病で、現在失業中であるということですね。
ご相談内容や文章から、こらころさんは随分しっかりされた方なのだという印象を受けました。また、ご家族にもきちんとご相談されて、お父様も理解がある方で、良いこと尽くしであると思います。
そんな中、様々な不安を抱えていて、専門家からの意見が聞きたいということですが、私が思ったのは、決断をしたのであれば、その決断に正しいも間違いもないということです。人生何があるか分かりません。決断した直後は失敗だと思っても、しばらくしるとそれが良い決断だったと分かることもあります。別の言いかたをすれば、「人生は常に、起きたことがベストのことだ」ということです。安心して、覚悟を決めて、自信をもって決断してもらいたいと思います。その為に、私もできるだけ力になりたいと思っています。
そのうえで、判断の材料にしてもらいたいと思い、いくつか思ったことを書かせていただきました。
まず、気になったのは、「私が彼のそばを離れたら彼は自ら命をたってしまうと考えています」という記述です。こらころさんには、彼氏を見捨てるという選択肢もありますよ。それで彼が命を絶ったとしても、それはこらころさんの責任ではありません。
誰の責任か?国の責任です。残念ながら、今の日本には十分な精神科医療、精神保健福祉制度がありません。そのためうつ病で自殺してしまう人がいるのが事実です。それはこらころさん一人の力ではどうにもならないことですし、彼の自殺を防ぐためにこらころさんが自らの人生を捧げなくてはならない理由はありません。もちろん、これはこらころさん自身の選択です。見捨てるような生き方はしたくないというのであれば、その選択も尊重されるべきだと思います。
ただし、その際に、いくらこらころさんが頑張ってもどうにもできないこともあるということは、理解しておいて欲しいと思います。例えば、どんなに彼を支えても、彼は人並みの収入を得られないかもしれません。もしくは、どんなに彼に尽くしても、こらころさん自身が彼に捨てられてしまうかもしれません。このような最悪な事態も踏まえて、決断をして頂ければと思います。
その他、こらころさんが心配しているのは、彼の再就職について、両親に頼ることについて、田舎の偏見、彼の病気についてですね。確かに再就職は厳しいかもしれません。それによって、こらころさんの両親に頼らなくてはならないときもあるかもしれません。ただ、障害年金をもらいながら生活するという方法もあると思うので、最低限の生活は自力でも維持できるのではないでしょうか。
地域差はあると思いますが、田舎の偏見は残念ながらなかなかなくなりませんね。しかし、そのことで何か不自由することがありそうでしょうか?偏見の中にあっても、前向きに生活されている方は沢山いると思います。それに、「障害者差別解消法」が2016年から施行されます。日本も障害者を受け入れる国に変わりつつあると思います。
最後に、うつ病についてですが、うつ病は基本的には治る病気です。再発を繰り返すことで治りにくくはなりますが、良い医療機関にかかって、本人もきちんと治療に関与すれば、必ず治ります。環境の変化に対応できないということであれば、それは受けている治療が良くないということだと思います。薬物療法と心理療法、特に認知行動療法を併用します。認知行動療法では、患者さん本人にこれまでの働き方や生活の仕方を変える努力を求めるかもしれません。それをきちんと受け止め、家族の支えを受けながら、ご本人も変わる努力をすれば、必ず治ります。
彼氏がご自身の病気や治療についてどのように考えているかということも気になります。どちらにせよ、こらころさんの人生を考えると、入籍や出産については慎重になされる方が良いのではないかと思います。
長くなりましたが、少しでもお役に立てれば光栄です。
コーチング・サイコロジー・ラボ
木内敬太
2015年1月8日 16時28分