教えて掲示板の質問
「パーソナリティ障害?の人との接し方に悩んでいます」に関する質問
- 受付終了
あっちゃんさん
ケアマネをしています。
介護している立場のご家族で、接し方が難しく、介護保険のサービスを利用する中でトラブルがしばしば生じる方がいらっしゃいます。自分なりにいろいろ調べたところ、「パーソナリティ障害」なのでは?と思い始め投稿致しました。
よろしくお願いします。
寝たきりのお母さん(会話も困難)を介護されている女性(40歳代)です。
非常に引っ込み思案で、そのことを自認されています。「自分は気が弱く、言いたいことも言えない」「気を遣いすぎるのがいけないのは分かっている」など繰り返します。
確かに面談すると小声でうつむきがちですが、私の話は最後まで聞かずに質問をかぶせてくるやり取りです。非常に要求が多く、自分が家族として意思決定する場面になると、どうすれば良いか判断を委ねようとし、簡単なことでも決めていただけるまで、日にちが過剰にかかります。
自宅に引き込もり状態で、子供さんもいらっしゃいますが、学校の行事には全く参加しないようです(ご主人がすべて実施の様子)。
お母さんの通院は介護にほとんど携わっていないご主人がかわりに付き添って通院します。その一方、医師の説明や治療に対し納得いかないことが常にあるようで、そのことに囚われると、私やヘルパーさんに執拗に質問したり、代りに医師に頼んでほしいと要求したりします。(もちろんお断りしますが・・・。ご家族が責任もって相談するよう何回もお話しして、どうにか切り抜けています)
医師に対しては「お世話になっているので、悪くていろいろ頼めない」「感謝している、これ以上迷惑かけられない」「何か変なことを言ったら、叱られそうな気がするので」と言います。
一度(私たちとしては)些細なことで、ヘルパーに毎日何度も夜中までクレームが来たことがあります。別人のように攻撃的で明らかに事実でないことも付け加えた内容で、非現実的な要求が繰り返されました。ここまで不信感が強ければ、今後ヘルパーは訪問もできないだろうと感じましたが、利用は絶対に断らないし、数日後、急に何事もなかったかのように普段のやり取りに戻りました。
振り回された関係者としては???
これからも同じようなことが起きるだろうと思っています。
実際、お母さんの小さな変化(湿しんが出た、くしゃみをした、最近寝てばかりいる、etc)の原因はヘルパーの対応や医師の治療のせいにされることが頻繁で、そのような話のたびに、ケアマネとして傾聴し、現実的な解釈をしてもらえる方向に助言する繰り返しです(受け入れているかどうかは分かりません)。介護する自分の責任にならないよう、責任転嫁されているように感じますし、そうしないと落ち着かないのだろうな、と思っていますが、何回も繰り返しなので正直疲れます。
基本的な接し方の見当がつかず、知人の精神科関係の専門職の方に意見を求めたところ、できるだけ関わらないほうが良い、経過の詳細を記録にとって、また非常識なことを言われたらそれを提示して、撤退したほうが良い、と言われました。
こういった人には、思いやりとか配慮はおそらく通じない、とも・・・・。
パーソナリティ障害の可能性は高いのでしょうか?
ご本人もご家族も医療機関に相談する必要を感じている様子はありません。
相談に対応する立場のケアマネとして、どのように接したほうが良いのか・・・。
過剰に介入するつもりはないですが、寝たきりのお母さん(利用者様)にとって、不利益な展開だけは避けたいと、関係する事業所の皆さんもそれは共通して思ってくれています。
何かアドバイスいただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
2014年11月15日 10時37分
教えて掲示板の回答
あっちゃんさま
こんにちは(^^)初めまして。
北海道のメンタルコンサルティングTerraの「わたもり」と申します。
私は医師ではないので「パーソナリティ障害」かどうか診断はできません。
が、私も同じような性質の人と10数年暮らしていて、かなり精神的に追い込まれたことがあります。
読んだ限り、本当に似ていて、私もその人をパーソナリティ障害ではないかと思ったことがあります。
その場合の対処はまさしく「君子危うきに近寄らず」です。
知人の方の言うとおりです。
これは、経験のない人にはわからないでしょう。
理屈や理想論でとうにかなるものではありません。
私も長年、色々誠心誠意働きかけてきましたが、どんな場合も「自分は悪くない。相手が悪い」「自分が正義」と言う感じでした。
こちらから歩み寄ろうとしても、自分の言ったことを180度ひっくり返してでも反対側にまわります。
もちろん、その方がそうなったのにも生い立ちなど理由があります。
けれど、どんな場合も本人が本気で変わろうと思わない限り変われません。
周囲からの働き掛けはそういう方の場合、更に追い込むだけです。
これが、その方からのご質問であれば別なお答えになりますが、そういう方の場合は絶対に自分から変わろうなんてしません。
あっちゃんさんの取れる対策としては、まず、「こういう人だ。理屈は通用しない」と自分の心の中にはっきりとした「自分を守るための壁」を作り、接してください。
その上で、他の方に接するのと同じように接してください。
そういう方は暗に「自分だけの特別扱い」を求めてきますが、他の利用者さんへの不平等となり、あっちゃんさんが困る恐れがあります。
ただ、少しでも冷たい態度をとると、「敵」とみなして攻撃してくるので、接し方はあくまで明るく、暖かく、こちらの理屈を相手が受け入れるまで穏やかに丁寧に伝えてください。
むずがる赤ん坊をあやすような気持ちです。
それと、同僚の方たちへの報告を怠らず、理解を求め、あっちゃんさんが孤立した立場に追いやられないようにすることが大事です。
場合によっては可能かどうかわかりませんが、上司の方の同席を求めたほうが良いです。
そういう女性の場合は男性から言われるとコロッと態度を変えることがあります。
とにかく、「理屈は通用しない」と肝にめいじ、「自分の心を守る」ことを一番にお考えください。
それにしても、本当に、よく頑張られましたね。
その大変さは経験したことのない人にはわからないと思います。
私の場合は「誠心誠意」が通用しない相手もいるということを学べた貴重な体験でした。
「馬鹿正直」なだけではダメだと知りました。
それは「悪いこと」ではなく、「生きる知恵」です。
ご自分を責める必要はありませんよ。
どうかご無理をなさいませんように。
苦しくなったら、いつでもお話をお伺いします。
ご連絡お待ちしています。
http://terra-watamori.jimdo.com/
2014年11月16日 11時19分
LEIS治療院宇都宮/塚田心理カウンセリングルーム
お悩み拝見しました。
その女性にもしも「母親の介護」とゆう「問題」がなく、一人の友人として出会っていたら?とお考え下さい。介護とゆう問題がなければきっとごく普通の人だと思います。
その女性がした「急に何事もなかったかのように普段のやり取りに戻る」様に、どんなに振り回されても、その女性を普通の人と扱ってみて下さい。
どんなに嫌な事、わがまま、クレームをつけられても、周囲の方々、全員は無理だとしても、まずは誰か一人でいいので、普通の人と扱ってくれれば、その女性の周囲への態度もかわる事でしょう。
2014年11月15日 18時04分
カウンセリングルーム Flow 電話カウンセリング
はじめましてカウンセリングルームFlowの馬場と申します
貴女のお悩みを拝見し書かせていただきます
書かれていることのみからのことですので その点ご理解いただければと思います
まず パーソナリティー障害か否かという点ですが それは確実には言い切れません
その女性の年齢的に 他の原因による可能性も否定できないからです
ただ現実に その方とのかかわり方 接し方で お困りということで
参考になればと思い書かせていただきます
気になる点がいくつかあるので その点からになるのですが
まず 貴女が説明をしているときに質問をかぶせている点
これに関しては 非常に自己中心的に感じられますが
質問をする以上 疑問があるということです つまり自分が理解できているのか逐一確認せねば安心ができないという事のように感じます
そして普段貴女と面談しているときの うつむきがちで小声であること
疲労の可能性もあります そして自分の考えや 意思 立場に自信がないように感じるのです
意思決定を迫られたときに 貴女にそれをゆだねようとする事
また 代わりに医師に頼んでほしいということ そのとき自分では伝えられない理由
それらに現れているのではないでしょうか
振り回されていると感じておられるのでしょう
その通りなのでしょう
そのかたは専門的知識も無く 判断に困っておられるのでしょう
それは介護の中で どうすればいいのか また どうしてくれるのか
そういった疑問 判断のための準備 知識 がなく やらなくてはならないこと
それに追われてきたのではないかと思うのです
介護は人の命を預かる仕事だと聞きました
それが身内であるからこそ受けるストレスも甚大なものでしょう
その負担 不満 それらを解消できず 誰からも感謝されず 認められないこと
そして そのお母様の小さな変化 それらの原因も 一生懸命看ているはずなのに
誰のせいなのか 自身のではない 認めたくないと思っておられるのかもしれません
つまり そのクレームがストレスの 不満の 責任の捌け口となっているのかもしれません
これらを受け続けることは貴女や ヘルパーのかた 医師にとっても非常に負担となるのだと思います
ケアマネージャーの業務の範囲については不勉強で申し訳ありません
ただもしこのようなかたと接するのであれば
傾聴なさるのと同時に そのかたが どのようにがんばっておられるのか
どのような苦労があるのか それを一度認めてさしあげてみてもよいのではないでしょうか
そのかたの不満 ストレスをクレームという形での発散ではなく
受容し共感し その努力をがんばりを認める言葉をかけて差し上げることが
発散となるのではないでしょうか
これが貴女への参考となれば幸いです
ご質問 ご相談があれば どうぞご連絡ください
貴女の そして貴女達のお力になれればと思います
上記当ルームの名称をクリックいただきますと HPやお問い合わせ先案内の記載されたページが開かれますので そちらからお問い合わせください
2014年11月15日 16時53分