教えて掲示板の質問
「あることについて考えると必ず涙が出てきてしまいます」に関する質問
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makiさん
父親との関係に悩んでいます。
父は昔から真面目な人で、娘である私に対して良かれと思って色々なことをしてくれました。
例えば中学受験のために勉強を毎日見てくれたり、旅行や観劇に連れて行ってくれたりしました。また大学受験のための浪人生活を認めてくれたり、私立大学への入学を認めてくれたりしました。あまり裕福でない上、母親が病気がちのためお金がないにもかかわらず娘の教育に対してお金を出し惜しみせず精一杯のことをしてくれました。とても感謝しています。
しかしその一方で、とても厳しい面もありました。たとえば家ではテレビを見るのが禁止されており学校では友達の話に全くついていけませんでした。しかもテレビやエンターテイメントがさも害悪であるかのような発言を繰り返していました。
幼少期の頃の自分にとっては父親に認めてもらうことが世界のすべてであり、それに従っていれば自分も絶対的な存在になれるのだと思っていました。なのでテレビの例を挙げると、私は父親と同じように芸能界やエンターテイメントに対して否定的な発言を繰り返し、友人からは嫌われていたと思います。
しかし本心ではエンターテイメントが大好きで、たくさん観たい・自分もやってみたいというあこがれを常に抱いていました。中学校ではダンス部に入ろうとしたのですが、きっと父親はきらいだろうなという思いにかられ、入部を諦めました。おとなになった今でも後悔しています。
こうしたわだかまりは他にも数えきれないほどあり、未だに溶けません。あのとき父親があんなことを言っていなければ私はもっと楽しい学生生活を送れたのに、など父親に対する怒りや憎しみが強く残っています。
でも父親が私に対して曲がりなりにも愛情を注いでくれていたのも事実です。
この2つの相反する思いを抱えること自体まずとてもつらいです。
解決するには父親と向き合い、当時はこわくて言えなかった自分の思いを伝えるべきではないかと考えているのですが、そのことについて考えると必ず涙が出てきてしまいます。父親と実際に話しあおうとしてもなぜか体が震えて声も出ません。
なぜこのような状態になってしまうのか、またどうやったら解消できるのかアドバイスを頂きたいです。
長文になってしまい恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします。
2014年10月28日 00時15分
教えて掲示板の回答
憂うつの癒し屋
そうですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・
母さまが病気がちの分、父親として責任を感じたのでしょう。
でも。ご自分の価値観で育ててしまったのですね・・・・・・・・・・
ここは、母親との違いということなのでしょうか。
男性は論理的な思考、女性は感情的な思考とよく言われますが、論理的な思考の中身にはコンピューターのように、入力が正しければ、出力も正しいだろうという思い込みが発生しやすいのです。
それに「感情」があまり表現されないので、喜怒哀楽の少ない人間に育ちやすいのです。
>この2つの相反する思いを抱えること自体まずとてもつらいです。
そうなんですよね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お父様は、makiさんに良かれと思ってやってきたわけですから・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかしここは、makiさんの日常生活に支障が出いるようですので、
お父様と直接話しが出来ない状態ならば、カウンセリングで修正するのがいいと思います。
このことを一種のトラウマとみなして「トラウマの治療法カウンセリング」を行うのです。
このカウンセリングは必ず過去の自分と正面から向き合わなければいけないことを知っておいて下さい。
しかし専門家がいますので安心して下さい。
カウンセリングの一連の流れとしては、
「傾聴カウンセリング」→「認知行動療法」→「トラウマの治療法」と進むのが一般的です。
カウンセリングの二週間に一度のペースで行うのが一般的です。
このカウンセリングは対面式が原則ですので、この際に一番のポイントとなるのは、相性~話しやすです。
これがカウンセリングの効果の高低を決めていますので、ここにはこだわってみてください。
まず、傾聴カウンセリングですが、お近くの保健所の相談員さん(精神保健福祉士などの国家資格を持ています)、社会福祉協議会などで問い合わせると、カウンセリングのボランティア団体があれば紹介してくれます。
どうしても相性の問題がクリアできないのなら、PCでスカイプ+WEBカメラ(動画+会話)でもギリギリセーフですのでこのサイトなどで全国規模で探してみてください。
また、自律神経の安定のための「瞑想」のやってみてください。
私のHP: 憂うつを癒やすカウンセリング心理学
http://sinrigaku.com
では「傾聴カウンセリング
「トピックス・リスト」→「自動思考と認知の歪み(認知行動療法)」
「トピックス・リスト」→「トラウマの治療法」
「トラウマの治療法」→「リラクゼーション(瞑想など)」などのお役立ち情報が掲載されておりますので、是非一読していただきたいと思います。
2014年10月29日 12時44分
カウンセリングルーム・エンパシィ
maki様 カウンセラーの堀江健一と申します。
ご相談内容を読ませていただき、切ない気持ちに包まれました。
お父様もmaki様を愛されており、maki様もお父様を愛していらっしゃるのがとても伝わって来たからです。
他の先生も書かれているように、反抗期に代表される様な、子供が親を乗り越えて行くためのプロセスが、成長の為には必要だったりするものです。
ですから、「愛している」気持ちと、「憎い」気持ちを抱いてしまうのは、無理もない事で、むしろ自然なことなんですよ。
maki様が今このような気持ちで葛藤なされているのは、それだけお父様が、ブレないで父親としての役割を果たして来たからこそとも言えるのではないでしょうか?
たしかに少し厳しすぎる所はあったようですが。
「言いたい事があるのに言えない」「涙が出る」のはそれを言ったら「お父様が怒るから怖い」という理由もあるかも知れませんが、それを言ったら「自分がお父さんから自立してしまい、それはお父さんに『さようなら』を言うにも等しい行為」になってしまう事を、無意識的に感じておられるからではないでしょうか?
それは、お父様もmaki様も、きっと寂しいお気持ちになられてしまうことでしょう。
でも、いつまでも親子が心理的に離れないでいる事は、そのほうが不健康なものです。
maki様の「巣立ち」のお手伝いができたらとも思います。
勇気を出して「言える」時期が来られます事を願っております。
2014年10月29日 09時34分
makiさん、はじめまして。郷家あかりと申します。
これまでお父様からしてもらったこと、注いでもらった愛情に対して感謝すること。
それと、お父様からされたこと、あるいはしてもらえなかったことに対して怒りや憎しみを抱いてしまっているということ。
これは、それぞれ本当のことでしょうから、「相反する」と考えることはなく、別々のものとして心に存在している、ということでよいと思いますね。
お父様はきっと、よかれと思っていろいろなことをしてくださった、躾や教育も熱心だったのでしょう、書いていらっしゃるように「精一杯」やってくださったのだと思います。
でも、お父様も人間です。間違っていたかもしれないし、ご自分の趣味、好み、考え、欲望によって、子育てをしたまで、ともいえるでしょう。
だから、やってくれたことを振り返って感謝できるということなら、それは素晴らしいです、そのまま「ありがとうございました」と受け取って生かしていけばいいですね。
そして、お父様に言われたこと、されたことのうち、大人になったmakiさんにとってはもう役に立たないと思えたり、好きではないものについては、「もう捨てる」と決めることですね。
その上で、これからはご両親や他の誰かの責任でなく、ご自分の責任において、何かを選択しながら、ご自分の好きなように、人生を創っていけばよいと思います。
精神的な自立のとき、ですよね。
お父様に思いを伝えようと思うと「涙が出る」とか「体が震えて声も出ない」とありますから、今はまだ、お父様は大きな存在で、怖いのでしょう。
でも、上に書きましたように、自分の人生を自分で創っていく、という覚悟を決めることが出来れば、思いを伝えた時のお父様の反応(←これが怖いのですよね?)がどんなものであれ、受け止めて越えていくことができると思います。
親は、よかれと思ってやってきたことを子どもに否定されても、簡単にそれを理解したり、考えを改めたりはできないのが普通ですから、せっかく勇気を出して伝えても、がっかりしたり余計に嫌な思いになったりすることもあるかもしれません。
でも、そんなものだと思ってください。「思いを伝えた」という事実が、少なくともご自分にとって大事なことだったのだ、と。
makiさんはいま、真に自立していく上で、大事な地点に来ているようにも思われます。
頑張ってみてください。
2014年10月28日 22時23分
NPO法人認定心理カウンセラーの高安と申します。
父親は娘の教育に対してお金を出し惜しみせず精一杯に
あなたに対して曲がりなりにも
愛情を注いでくれたのですね
ところがあなたは芸能界やエンターテイメントに対して
否定的な発言を繰り返していたが
本当は中学校ではダンス部に入りたいくらい興味があったのだが
言い出せなかった
そのことで父親に対する怒りや憎しみが強く残っていると感じられている
心理学的には父親に対しての甘えからくる欲求不満
そして、父親にそのことを伝えたいのだが、こわいので
いえない葛藤によって苦しめられているようです
父親といえどもあなたの感情をくんで
どうしてほしいのかを理解できるようなことはありません
あなたが父親に感情的にならず、お互いの考えを尊重して
いく努力と経験が必要です
あなたはもう知っていると思いますが
テレビの世界はすべて虚像であること
視聴者はお客さんです。特に今は素人でも突然に
スターになれるかもという夢を持たせることによって
テレビをみてもらえるようにしています
父親は娘が電波に乗せて自分を売り込む世界に
賛成する人は多くないと思います。
父親に伝えたいことをolive_crown2184@yahoo.co.jpしてもらえれば
今の葛藤と恐怖を克服できるように
させてもらいますのでよろしかったらどうぞ
2014年10月28日 21時30分
メンタルセラピー成幸の森
maikiさんこんにちは。はじめまして。
杜の都仙台のカウンセリングルーム「メンタルセラピー成幸の森」、心理カウンセラーの佐藤と申します。
ご質問拝見させて頂きました。
端的に言いますとmakiさん自身が書いておられるように、お父さんに対する「愛情」と「怒りや憎しみ」という相反する2つの思いによるものです。
「愛情を注いでくれる父親」が正しく、その愛情ゆえに「怒りや憎しみをもたらす父親」を否定しようとしている、と言ってもいいかもしれません。
また「変えられるもの/変えられないもの」がごっちゃになって整理できていないため、愛情と憎しみが余計に反発しあってしまうのです。
今のmakiさんの状態では、お父さんに言いたいこと(言いたかったこと)を伝えようにも伝えられないでしょうし、仮に言えたとしてもうまく伝わらず、親子関係もmakiさん自身の人生も改善していかないと思います。
まずは「どちらか」ではなく、「どちらもあった」と心から受け入れられることが必要です。
それにはmakiさんがお父さんに対する怒りや憎しみから、まず癒されることです。
そして(きちんと癒されてから)もう一度「過去」を見つめなおし整理することです。
そうすることで、お父さんとも色々と話もできるようになるでしょうし、makiさん自身の人生も大きく変わっていくと思います。
しかしセルフセラピーではかなり難しいと思います。
いわゆる「アダルトチルドレン」の心理カウンセリングやセラピーを活用されるのが良いでしょう。
また、もし今同居されているのであれば、実家から一時的にでも距離をおくことも必要です。
(makiさんのようなケースの場合、同居したままだと効果が出にくくなります)
ご参考になれば幸いです。
2014年10月28日 18時09分
澤田和彦カウンセリングルーム
初めまして、心理支援士 心理カウンセラーの澤田と申します。
文章だけの解釈になりますので誤解や解釈に誤りがございましたら
申し訳ありません。
makiさん、本来お父さんの事は大好きだと思う反面・・・幼少期の頃からの
ある意味偏った教育方針に疑問を抱かれ今もそのお悩みが継続されてみえる
ことだと拝見をさせて頂きました。
makiさんに取っても、お父さんのお気持ちを有難い程ご理解をされてみえる事で
どこか偏ったお父さんの方針に対して葛藤がお強くお悩みが深刻になられて
みえるお気持ちだと感じております。
makiさんの様に、親の厳し過ぎる方針や偏った考え方を押し付けられるかの様に
受け取ってしまう事を心理用語で「親からの禁止令を受ける」と呼ばれております。
これは親自身も、我が子に悪意を持って接する事ではなく知らず知らずの間に
指示・命令をしてしまう事が証明されておりますと同時に・・・子供の立場としても
知らず知らずの間に、親の言う通りにする事が良い子でいる事だと考えてしまう事
もこの世の中に少なからず存在する事実でもございます。
この禁止令が極端に大きい場合には、親の過剰な過干渉である事で子供時代
よりご自身を発揮できなくなってしまう場合もございます。makiさんも程度は
定かではありませんが、どこか類似される境遇なところはございませんか?
ご自身を発揮できない大きな事案としまして、幼少期にのびのびとした無邪気な
やんちゃを言ったり泣いたり笑ったり親に甘える事が出来なかった事や
中学生頃の思春期に、第二次反抗期と呼ばれます時期に親に反抗的態度や
反抗的口調で表現する事も・・・上記の幼少期の成長過程と同様に、人の成長過程
にとても大きく必要とされております大切な時期になります。
makiさんの文面からですと、父親の顔色を窺う事でダンス部に入られる事を
諦められたり・・・本来は観たいはずのテレビ番組を拒絶された事で、ご自身を
発揮できなかった事への不満の感情が引きずってみえるのではないかと
感じておりますがいかがでしょうか?
現在お悩みなっておられます、解決方法の中で実際に父親に伝えてみたいと
お考え頂くと体が震えて涙が止まらない程「怖い」という感情が先立ってみえたり
こんな事を伝えるとより厳しいお父さんになってしまうのではないかと強く感じ
られてみえるのではないかと感じております。
makiさんに取っては、お財布とのご相談も生じて来る問題もございますが
専門の心理カウンセリングをお受けになられる事もご検討して頂けましたら
幸いかと存じます。
心理カウンセリングでは【来談者中心療法】と呼ばれます、ご相談者のmakiさんの
お話を全て肯定させて頂く【聴く技術】を特徴としておりまして
お父さんに対する【感情処理療法】を進行していく事で、父に対する怖い感覚から
解放される事に導いていく療法になります。父に対する怖い感覚から解放される事
で子供時代にご自身を発揮できなかったmakiさんご自身を本当の意味で受け
入れる事に結び付き、一層ご自身を尊重できる事に導いていく療法になります。
心理カウンセリングについて、社会認知度が高い先進国アメリカ合衆国などとは
違い日本ではまだ社会への浸透性が低い事で疑問に感じられるかも知れませんが
ここ近年で心理カウンセリングの技術が進歩している事も確かな事実です。
makiさんの場合ですと、幼少期からの長い年月の蓄積が考えられますので
複数回の心理カウンセリングで改善に導かれていく可能性もございますので
お伝えさせて頂きます。
どうか、makiさんがお父さんに対しまして「怖い」という感覚から解放され
makiらしい生き方を取り戻して頂けます事を心より願っております。
もしもご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご質問下さい。
宜しくお願い致します。
心理支援士(有資格者) 心理カウンセラー
取締役 澤田和彦のカウンセリングルーム
丸和サワダ 株式会社
2014年10月28日 16時45分