教えて掲示板の質問

「乳がんと鬱に苦しむ娘を助けたいです」に関する質問

  • 受付終了

ゆりさん

はじめまして。

早い時期に夫を亡くし、2人の娘を育ててきた高齢の母親です。
現在は、乳がんと鬱に苦しむ次女と2人で暮らしています。
その次女が私のことを「スキソイド」だと言います。

そう言われると私も思い当たることが多々あります。
スキゾイドの特徴として
「一貫して孤立した行動を好む」
「賞賛にも批判にも無関心」
等の性質が挙げられていますが、それらは確かに私に当てはまると思います。
次女によれば、その他の項目も当てはまるものが多いようです。

私にとって他人からの賞賛は意味が無く、自分の中での達成感や好奇心への充足感が大切なのです。
子供のときから孤独が好きで、友人を積極的に欲しいと思った記憶もありません。
あまりに口数が少ないため知的障害を疑われたこともあります。
競争が嫌いで、「負けず嫌い」ならぬ「負け好き」だと呆れられたこともあります。
人並みに身奇麗にすることを怠りがちで、いつも次女に注意されています。

これは幼少の時から持つ、殆ど先天的な性質だと思います。

しかし、周囲に迷惑をかけるレベルの変人でもなく、まったくの孤立状態だったこともなかったため、今まで 自分でも周りの人も異常な性格とまでは思っていなかったようです。
次女に指摘されて初めて自覚したのです。
大人の中で社会生活を送るには不自由ないけれど、親として子供を育てるためには何かが足りなかったかも知れないと思うようになりました。

半年ほど前、次女が「子供時代に友達が出来なくて寂しかった」と言った時のことです。
(次女について学校の先生からこういう指摘を受けたことは一度もなかったし、私や長女に比べるとむしろ友達に恵まれていると信じ込んでいたので意外でした)

私は「私も友達がなかったけど、それが当たり前だと思っていた。だから友達がいなくて寂しいとか友達が欲しかったという気持ちが分らない」と返したのです。

この言葉が次女にショックを与えたようです。

私が子供の頃から友達が少なかったことは、以前から話していたので次女も承知のことでしたが、少なくとも「私も友達がいなかったから寂しい気持ちはよく分る」というような言葉で私が次女への共感を示すことを期待していたようです。

別の機会に、私が高校生の時に転校生と仲良くなれたことについて次女に話した時、その時どう感じたかを尋ねられたので「特に嬉しいとも嫌だとも思わなかった」と答えました。
この時次女は「やっぱり。母はどこかおかしい」と思ったそうです。
(次女は、寂しい思いをした後に友達が出来た際はとても嬉しかったのだそうです。
私と次女とで大きく違う点です)

自身のことを回避性人格障害だと感じて人格障害全般について興味を持っている次女が色々調べた末、スキゾイドという言葉にたどり着きました。
人格障害か否かについては、医師の診断を受けてみないと分らないことですが、
私がスキゾイド的な性質を強く持っていることは、次女も私も認めるところです。

私にも友人らしきものはあります。
特に大学時代の友人は、その後違う道を歩むことになりましたが、未だに気を許しあって話せる人達です。
ただしそういう友人たちとも、実際に会って食事やカラオケで盛り上がったりということはなく、年に何度か電話や手紙で近況を確かめ合う程度で満足しています。

私自身は友人を作ったり友情を維持したりするための自発的な努力は殆どしたことがありません。
私の個性や、他の人にない能力に興味を持ってくれた人との緩やかな友人関係が続いてきたように思います。
自分から他人に歩み寄ろうとせず「こんな人間です、それで良いならどうぞ。気に入らないならさようなら」という態度だったから、ある人から傲慢だと言われたこともあります。

問題は、自分が誉められたり他人と共感しあったりすることに喜びを感じない性質のため、わが子を誉めたり共感を示したりということも苦手なことです。
次女は自分は母親から関心を持ってもらえていないと思い込んでいたようで、
それが今、次女の鬱をなおさら悪化させているのです。

次女が幼稚園の頃には夫が病に伏せ、小学1年の時に亡くなりました。
その2年後に長女がイジメを受けて不登校になり、私はその2人の世話と外での仕事で手がいっぱいでした。
次女の方も私の忙しさを察して、手のかからない良い子でいる努力をしてくれました。
実際に、「お姉ちゃんは病気なんだから、次女ちゃんが我慢するのが当然」
と言って次女の感情を抑え込んでしまったこともあります。

本当に長い間、次女に充分注意を払うことができないまま寂しい思いをさせてしまいました。
仮に私の性格がスキゾイド的でなかったとしても、次女にとっては自分が後回しにされている、自分の家庭内優先順位は最下位なのだと感じても仕方が無い状況だったと思います。

長女も次女も、学業においては常に上位で、学校の先生からも誉められるような子供でした。
けれど私自身が競争や賞賛に興味がなかったため、子供たちが持つ「母親に誉められたい、喜んでもらいたい」という気持ちを察知することもそれに応えることができていませんでした。

次女は子供時代を振り返り、学校の先生や級友の親は誉めてくれるのに、母親から誉めてもらえないのは何故だろう、自分は母親に嫌われているのかも知れないと寂しく感じたと言います。

次女が小学4年生のとき、通っていた音楽教室をやめたいと訴えてきた時も、私は次女にやめる理由を問い質すことも咎めることもなく教室に事務連絡をしただけでした。

次女はその様子から「やっぱり母は自分に無関心なんだ、だから音楽教室をやめたいといっても動じないんだ。今は姉の不登校問題で手がいっぱいだから自分は我慢するしかないんだ」と思い込んだのだそうです。
そのせいもあって、音楽教室で指導者から性的虐待に遭ったことを打ち明けそびれたのだそうです。

次女はこの事件から20年近くたって、初めて私に打ち明けてくれました。
思えば次女は言外にいくつものSOSサインを忍ばせていたのです。
私がもっと次女に注意を向けていればそれに気づくチャンスもあったのにと思うと、自責の念を禁じ得ません。

次女は「お母さんは今大変なんだ、何時か自分の順番が来て最優先扱いしてもらえると信じて待っていた。だけど今になってもお母さんは私の方を向いてくれていない。
母親というより裁判官か評論家のような態度で、遠くから私を観察している」と言います。

私は精一杯努力して次女の心に寄り添っているつもりなのですが、自分が理詰めで納得したいタイプの性格なためか、落ち込んでいる次女に対しても、つい理詰めで説得したり問い詰めたりしてしまいます。

現在の次女は些細なことでも傷つきやすい状態です。
私にそんなつもりがなくても、自分が責められているように聞こえてしまうようで、私の言葉に傷つき、反発し、お互いに言い合いになり、次女が激しく泣き出してしまうことも度々です。
そうなって初めて、私の言葉が次女を傷つけたと思い知ることになるのです。

一方で次女は、私が理系の専門職を持っていたことや、
女同士のくだらない噂話に無関心なことをスキゾイドならではの特長だと考え、
そういった側面を好きだと言ってくれます。
夫の死や長女の不登校という困難な状況を乗り越えたのも、
孤独を苦痛と感じない私の性格があったからこそ可能だったのかもしれないとも言ってくれました。

それでも病んだ次女に今必要なのは、スキゾイド的な理詰めの説得とは正反対の、
暖かく優しい慰めと励ましなのだと思います。

次女は今、乳がん治療と並行して精神科に通っています。
医師に対する信頼はあっても、極端に自己評価が低く悲観的な気分に陥りがちな次女にとって、
精神科に通うことは大きな苦痛を伴うことで、度々足が重くなるようです。

私は今から根本的に性格を変えるのは困難な年齢ですし、
精神科医またはカウンセリングに通うというのも持病のため難しい状況です。

それでも次女の求める「優しい言葉」をすんなり口から出せるようになりたいのです。
どうすれば良いのでしょうか。どうぞ力を貸してください。

違反報告

2014年8月10日 01時13分

教えて掲示板の回答

Sanctuary(サンクチュアリ)

こんにちは。
はじめまして。

私は、ゆりさんの投稿を拝見して、とてもいいお母さんだと感じました。

私自信も3児の母です。子育ての難しさ、大変さはよくわかるつもりです。しかもゆりさんは一人で娘さんたちを育ててこられました。並々ならぬご苦労があったことでしょう。

ゆりさんがスキゾイドなのかどうか、私は医師ではないのでわかりませんし、治療すべきなのかどうかも判断できません。


それでもゆりさんがいいお母さんだと思うのは、これまでの様々な思いを次女さんが表に出してくれている、ということです。

それは、意思の疎通がしっかりできているということだと思います。

どこも患っていなくても、子どもに無関心な親はいますし、さみしい思いをしている子もたくさんいます。私は親子は血のつながった他人だと思っています。遺伝子的に関係があるというだけで、人としては別物、独立した別の人間です。親なら(または子なら)わかってくれて当たり前、とか、やってくれて当たり前、はお互いを尊重する態度とは真逆のものだと思っています。

もちろん、ゆりさんが自分を変えたい、次女さんとの関係をより良くしたい、と思うことは親として真っ当なことだと思いますし、その手助けができたら私も嬉しいと思います。
ただ、平行して、次女さんの生き方も変化が求められるかもしれません。
親と言えど一人の人間、 子どもの理想や要求にすべて答えるのは難しいです。その中で、お互いが上手に歩み寄っていけるのが一番ではないかと思います。

カウンセリングは対面だけでなく、電話やメールなどもあります。短い時間ですぐに解決はできないかもしれませんが、対面以外の方法でじっくり考えてみるのもよいかもしれませんよ。

違反報告

2014年8月13日 14時29分


サイコセラピスト 羽鳥美香

米国で感情障害の病名診断ができる免許をもった心理療法家です。

まず、人格障害とは、ある意味判断基準がかなりあいまいであるにもかかわらず、大変重い言葉の上、精神的な改善にあまり役に立ちません。障害があるのか、ということをあまりつきつめて考える必要はないと思います。臨床心理では、あまりに病気を探そうとする傾向がありますが、病名がついたからといって、感情的問題が解決するわけではありません。

それよりも、「孤立した行動を好む」などの性格的傾向から、娘さんに愛情を感じてもらえない、などということを改善の余地があるものと考え、心のワークをしてみたらいかがでしょうか。

心理療法では、例えば感情の表現が難しい理由を探っていきます。多くの場合、その方自身の癒しにつながることがほとんどです。感情の表現をブロックする過去のトラウマや出来事が心に植えつけられているなどです。一人で二人の娘さんを育てられたということで、感情を表現している余裕がなかったことなども考えられます。このようなワークをしていくと、自然に言動に変化が出てきます。

また、ご自身が理系の方で、ある種のことに興味がないのは個性であり、そのような部分を否定したり、病的に考えることは一切必要ありません。そのようなよい面は変えずに、どうやったら親子間のコミュニケーションを愛情深いものにしていくか、という事に関しては、心理療法で多くのことができます。

助けたいという気持ちから、自然とその気持ちを行動に移すように注意していると、次第にできてくることもあります。

直接話で気持ちを表しにくい、ということでしたら、手紙にしてみたらどうでしょうか?お二人の間のヒーリングが大変必要とされているように思います。

お役に立てるようでしたら、ぜひご連絡ください。

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━
~心を見つめ、心を知り、心を癒す~ 
羽鳥美香 サイコセラピスト
(心理療法家、米国カリフォルニア州免許) 
スカイプ・メール・電話でのカウンセリング
メール: hatori@unblockenergy.com
TEL:050-3703-4055
ブログ:http://unblockenergy.com/blog
ウェブサイト: www.unblockenergy.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

違反報告

2014年8月13日 10時32分


お礼コメント

丁寧なご回答を頂き有難うございます。
おっしゃる通り問題は病名ではなく具体的な困難を解決することだと思います。
感情表現が苦手なのは幼少の時からの様で「もの喜びしない、つまらん子だ」
と言わた記憶があります
感情表現だけでなく、発言も苦手で、あまりものを言わないので、親も知恵遅れかと思ったとか、毎学年先生から「進級したらちゃんと手を上げなさい」と指摘されました。
子供に対してはこのような態度ではダメだったのです。

例えば母親が子供に物をねだられて「また今度ね」と言う言い方でごまかすことがありますが、私にはそんな簡単なことができませんでした。
会話が苦手なので、電話やSkypeなどで練習をするのも良いと思いますが、機械に疎くSkypeも未経験なので、ゆっくり勉強してみます。

2014年8月16日 13時34分

カウンセリングとどろき院

初めまして、拝見しました。

相談者は、今のままで十分なように思いました。
自由分できうることは、されてこられたようです。

鬱など病的になると、似たようなキレない傾向になるのはほぼ同じようなことが起こります。狭い思考と広がる被害妄想など神経的異常が起きます。余裕幅がなくなり、弱者となります。ストレスに敏感で弱くなります。そのようなことから、何もできず責任転嫁など甘えの構造が深くなる傾向もあるんが普通です。正常な精神ではないためです。

また、自律神経失調症で交感神経が優位で、その配下で癌や鬱やその他いろいろな不調・病気などが増えていくはずですので、早期に目を積み、普通に戻ることが大切です。

次女(A)さんは、鬱病で精神科に重い足で通院と乳癌の治療が重なってるようです。

子育てなどや今の寄り添いなどには対しては、正常と感じます。
今の長所・短所を通されることをお勧め致します。

一方、Aさんは、早く鬱と癌を克服することが大切です。
鬱は、薬は対症療法で、薬の副作用を全部知ることが必要です。
または、早期に不足栄養素を摂り、改善すればいいことです。
1ヶ月ほどで、安定すうれば、文面のような過去の細かなことへのこだわりなど全部消えるはずです。不調なほど、自己防衛などや他者への当人の不安定・恐怖・緊張・敵対感などが投影されます。

乳癌や癌もどうように、抗酸化や免疫系栄養素や健康な細胞維持などの問題なんです。
心身=身体を健康に維持するのも栄養素、今のように心身・身体の不調・病気などを改善するのも栄養素しだいです。

自己管理におけるストレスの蓄積の過剰ストレスに対し、枯渇し跳ね上がった特定栄養素を一定期間摂ることで改善できると考えられます。
癌の治癒力を高め、鬱の克服も可能です。
Aさんには、科学的な対応が急務だと考えられます。

「治癒1番ネットとどろき院」では、ネットから早期改善への詳細なアプローチが可能です。

当院のHPやそのリンクなども参考にしてください。


                              カウンセリングとどろき院
                                     竹本 豊

違反報告

2014年8月13日 02時33分


はじめまして。
ご相談内容を読ませていただきました。

「スキゾイド」ということですが、
「スキゾイドハーソナリティ障害」という言葉は、病院の領域となりますが、
このほかに、
「スキゾイド防衛」といわれる防衛反応の種類があります。

これはボディサイコセラピーという領域で、性格構造論といわれているものですが、
フロイト→ライヒ→ジョン・ピエラコスとアレクサンダー・ローエンの順で発展してきたものです。

私たちが表面的に「性格」と思っている部分のほとんどを「防衛反応」であるとし、
防衛反応のパターンによって、5つのタイプに分類しています。
それぞれの人は、この5つを違った割合で持っています。

そのひとつが「スキゾイド防衛」です。
この防衛は、出生以前、出生時、幼少期に、「拒絶された」経験によって、
つくられます。

身体から意識がぬけてしまって、ぼーとしている印象があるタイプです。
現実的なことが苦手で、想像力がある人ですが、孤立した行動を好む傾向はあるでしょう。

それから発達順に、「オーラル防衛」「マゾキスト防衛」「サイコパス防衛」「リジッド防衛」というものがありますが、
最後のリジッド防衛(硬直型)の防衛反応として、外側は正しくて、そつのない行動をとりますが、自分がない(自分のこころがわからない)、ということがあります。

この防衛反応を持っていると、愛情が伝わりにくいということはあります。

ゆりさんの書いておられるのを読んだところでは、
スキゾイド防衛とリジッド防衛の割合が大きい方なのかな、という印象を受けました。
(私もスキゾイドの割合は大きいです)

そして、次女さんは、他の防衛反応を持っているので、
人と接触しないとさびしいと感じるのだと思います。
(オーラル防衛がそうです)

リジッド防衛の場合、
頭でいくら愛していて、愛しているという行動をとっていても、
こころから、湧き出ていくような、愛情が伝わらないということがあります。

ゆりさんの性格の特徴が、防衛反応であれば、
そこに「傷つき体験」があったということで、
ご自身の傷を癒していくことで、変わっていくことができると思います。

スカイプやお電話でのお話ができるようでしたら、
スカイプや電話対応をしているところで、カウンセリングを受けられるのもよいかと思います。
(当方でもお受けしています)

思っているのに、表現されて外側に伝わらないもどかしさは、
これは、ある程度は、個性の違いで、どうしようもないところがあると思います。

「お母さんは、このような性格だけれども、
とってもあなたのことを愛していて、
それが、あなたに伝わらないことが、
悲しいと感じる。
あなたの求めている種類の愛情を、
表現したいと思っても、今のお母さんにはできないけれど、
でも、お母さんは、本当にあなたのことを思っている」
ということを、ご自身の言葉で、
お嬢さんに伝えてみられてはどうでしょうか。

お嬢さんが、今すぐに受け取れなかったとしても、
それはお嬢さんのそのときどきの状態があるので、
それはそれで仕方ないかもしれませんが、
本当の気持ちというのは、
いつかは必ず伝わると思います。

違反報告

2014年8月13日 00時36分


ほがらかカウンセリングルームの本多千賀子と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

ご自身をスキゾイドと思っておられる中で、次女の娘さんの事で立ち上がろうとされていますね。
これまでの様々なやりとりの中で、娘さんの心を閉じ込めていくことになったかと思われますが、ゆりさんの問題と娘さんの問題をそれぞれ受け止め受け入れていく姿勢はこの問題に立ち向かうために不可欠と考えます。

そしてゆりさんの出来る範囲で大丈夫ですから、ぜひ娘さんを励ましたいと思っていること、辛い時に傍にいて慰めたいと思っていることを伝えてみることはできそうですか?
スキゾイドが邪魔をして、娘さんがショックを受けたり無関心だと思わせる態度や言動になってしまってごめんね・・と、伝えられそうですか?

ゆりさんがそれを伝えることによって、私をちゃんと大切に思ってくれていると安心させることが最初の課題にできそうですか?

娘さんの寂しさや不安をすぐに取り除くことは難しくても、娘さんを助けたいとゆりさんが相談してきてくださったこの事実はかけがえのない娘さんへの愛情の表れでもありますね。

乳がんという闘病生活によって精神は大きく乱れるものです。
鬱になるのもやむを得ませんが、ゆりさんの対応によってはそれだけでも幾らか軽減できるかもしれません。

直ぐに優しい言葉を言えなかったとしても、ゆりさんのこうしたいと思っていることを伝えていくことから少しずつ始めてみるのはどうでしょうか。

焦らずに、諦めずに、ゆっくりと少しずつで大丈夫です。
娘さんにゆりさんの思いが愛情として届くといいですね。

可能であればまた経過を教えてください。
陰ながら応援いたしております。

違反報告

2014年8月13日 00時05分


ゆりさん、初めまして。
私は心理カウンセラー・ヒプノセラピストの長野と申します。

ご相談内容を拝見させていただきました。

文面を読ませていただいて
今ゆりさんが、乳がんと鬱に苦しんでおられる娘さんを助けたい一心だと
いうことがとても伝わってきました。

しかし、ご自分がスキゾイドの可能性があるため、
次女の方に「優しい言葉」をすんなり口から出すことができず、
どうしたらよいかと悩まれておられるのですね。

ゆりさんはスキゾイドかもしれないご自分の性質について、
>これは幼少の時から持つ、殆ど先天的な性質だと思います。

と思っておられるようですが、
ある文献では、少年期〜青年期に「私はこれがやりたい」など、
自分の意志を両親など周りの大人から否定(もしくは過干渉)され続けて育ち、
自分の意志を表現しようとは思わなくなった(諦めた)人に多くみられるとも
言われています。

もし、ゆりさんも過去にそのようなことがあったならば、

>問題は、自分が誉められたり他人と共感しあったりすることに喜びを感じない性質のため、わが子を誉めたり共感を示したりということも苦手なことです。

ということは、ゆりさんのもともともご性質というより、
ゆりさんがそうせざるを得なかった状況にあったため、
そうなったのでないかと感じました。

また、ゆりさんは結婚された後、次女の方が幼稚園の頃、
ご主人がご病気になられ、その約1年後にお亡くなりになられたために、
女手一つでお二人の娘さんを育ててこられたのですね。
そのような大変な中、長女の方がイジメを受けて不登校になられたことで、
次女の方を気にかけてあげることができなかったと感じておられるのですね。

そして、今ゆりさん自身は、
>それでも病んだ次女に今必要なのは、スキゾイド的な理詰めの説得とは
正反対の、 暖かく優しい慰めと励ましなのだと思います。

と思っておられるのは、もともとゆりさんの中にある娘さんを受容してあげたいという、優しさ(愛情)の表れではないでしょうか。

ゆりさん中には娘さんを共感してあげたい、受け入れてあげたいという
思いはあるものの、それを実際に表わすにはどうしたらよいかわからないだけ
なのではないでしょうか。

ゆりさんが本当に心から、
>それでも次女の求める「優しい言葉」をすんなり口から出せるようになりたいのです。どうすれば良いのでしょうか。

と思っておられるならば、
ゆりさんの性格を根本的に変えるのではなく、
ゆりさんの中にある、本当の思いをさえぎっているものを手放すことだと思います。
抑圧している感情を手放すということ かもしれません。

次女の方の苦しみはもしかしたら、
ゆりさんの苦しみを担っているのかもしれません。

次女の方にいま一番必要なことは、
もしかしたら、ゆりさんにも必要なことかもれませんよ。

>精神科医またはカウンセリングに通うというのも持病のため難しい状況です。
とのお考えのようですが、
一番大切なことは歳がいくつであろうと、
本当の自分というものを理解することだと思います。
心理カウンセリングを通して本当の自己を理解してほしいと思っています。

ゆりさん、本当の自分を知ったり、理解するのに
決して遅すぎるということはありませんよ。

私は、今回の娘さんの上におきた試練には、
必ず意味があると思っています。

心を病んでしまう原因は、
実は、自分の頭で考えている原因とは
違うところにある場合が多いのです。

ゆりさんのご質問のお答えになっていましたでしょうか。

少しでもゆりさんのお役に立てれば幸いです。

『あいトータルケアサポート』
~大阪のカウンセリングルーム~
心理カウンセラー
ヒプノセラピスト  長野美佐代
HP:http://www.love-tcs.com/

違反報告

2014年8月12日 22時11分