教えて掲示板の質問
「嫌な思い出、忘れられません」に関する質問
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プルメリアさん
現在23歳です。
私は、昔あった嫌な思い出を今でもよく覚えていて、忘れられません。
良い思い出もよく覚えているのですが、大体思い出してしまうのは嫌な思い出ばかりです。
嫌な思い出と言っても、あまり大した事はないですし、もう過去の事なので忘れてもおかしくはないと思うのですが、どうしても思い出してしまいます。
自分では、それ程ショックな思い出でもないので、そんなに気にしていないつもりなのですが、時々思い出しては、気分が悪くなります。
学生時代は、とにかく嫌だと感じる人に出会う事が多かったので、その時の記憶の方が勝っているのかもしれません。
その人達のお陰で、逆に人の気持ちを考えられるようになったりできたので、良かったと思う事もあるのですが、でもやっぱりどうしてあんな人達と出会ってしまったんだろう、もっと早くに縁を切っていれば良かった…と後悔のような気持ちもあります。
中には、あの時の人は絶対に許せなし、許すつもりはないと、そこまで憎んでいる訳でもないですが、とんでもない人達だったので、ただでは許せないと思ってしまいます。
私は、義理を大切にしたい性格というか、恩のある人もよく覚えていますし、いつか恩返しがしたいと、恩には恩を…仇には仇を…というような所があって、そのせいで忘れられないのかな?とも思っています。
相手にお返しするまでは、忘れられないと思っているのかもしれません。
お返しができたら、綺麗サッパリ忘れられるような気もしています。
ただ、覚えている内は、ちょっと苦しいと感じる事もあります。
こんな気持ちを割り切るにはどうすればいいのでしょうか?
思い出は忘れられないままなのでしょうか?
2014年8月2日 06時53分
教えて掲示板の回答
日本催眠心理研究所(代々木心理オフィス)
プルメリア様
初めまして、日本催眠心理研究所と申します。
ご相談の内容読ませていただきました。
随分と酷い仕打ちを受けてしまわれたご様子ですね。
そのような嫌な思い出を忘れてしまいというお気持ちも、当然の事かと思います。
思い出したら気分が悪いですよね。
ただ、少し気になるのが、そうした嫌な人達への「許せない気持ち」をご自分で抱えてしまわれている事を、「いまだにまだ許せないなんて、自分が人として良くないのではないか?自分がおかしいのではないか?」というような、自信のなさと言うか、自責のお気持ちも感じておられるのではないだろうかと気にかかりました。
私にも、昔の事なのに、思い出すと腹が立つ人達と言うのがおります。年々思い出す頻度も、怒りの度合いも小さくはなっておりますが、忘れてしまったわけではありません。
そうした意味で、気持ちの割り切りと言うと、「それだけ嫌な人達だったのだから、忘れられなくても無理は無い」「できることなら、仕返ししてやりたいと思うのが人情だ」と思われて良いのではないかと思います。そうして思い出しても流すようにしておられれば、次第に苦痛も軽減されるものかと思います。
2014年8月5日 17時21分
プルメリアさん、ほがらかカウンセリングルームの本多と申します。
嫌な思い出ほどなかなか忘れられませんね。
恩には恩を、仇には仇をときっちりさせたい性分なのでしょう。
決して悪いことではないのですが、お返しするまで忘れられないという感情が悪の方向へ行ってしまわないようにしたいですね。
プルメリアさんは、良い考え方もできておられる方なので、感情的な部分をコントロールしていくことで、ずいぶん楽になるのではと感じます。
良い思い出に関してはそれに倣う事ができますけれど、悪いことに関してはそれに仕返しをしてしまっては、自分もその悪い思い出の人と同じになってしまいます。
むしろ、反面教師にしてこうはならないようにしようと思考を変えて自分を磨いていくのはどうでしょう。
プルメリアさんのせっかく持っておられる良い面が台無しになってしまうのはもったいないですからね。
人はみな完全ではありませんので、誰でも間違えを起こします。
それに気付けるか気付けないか。
悪いことを悪いと思っていないか。
悪いと分かっていてもそうするのか。
プルメリアさんの関わった周りの方がどのタイプの方かは分かりませんが、いずれにしても、許すということが一番なんですね。
難しいとは思いますけれど、自分もまた不完全であり、間違いも過ちも犯し得ることを認識しておくならば、受け入れ易くなるかもしれません。
自分も他の誰かに、そうとは知らずに不快な思いや、嫌な思いをさせてしまう事もないとは言えないんだという謙遜な気持ちを思考に入れることで、心は広く柔軟になっていきますからぜひ、その思考を思いの中に取り入れて見てくださいね。
23歳、これから益々色々なご経験をされていくことでしょう。
新しい事柄に取り組んでいく内に、嫌な過去も少しずつ薄れていきます。
それでも忘れることは出来ないにしても、ふと思い出した時に、あれはひどかったな。でも人の過ちだ、皆完全じゃないんだから許そう・・と思いを整えて悪に流されないようにしていきましょう。
そしてそれ以上あまり考え込まないようにしましょうか。
2014年8月5日 13時58分
カウンセリングルーム Flow 電話カウンセリング
はじめまして カウンセリングルーム Flowの馬場と申します。
あなたの悩みを拝見し ここで少しだけ書かせていただきます。
まず始めに、嫌な思い出 経験を忘れたいとのことですが、
あなたは嫌な思い出を思い出すとおっしゃられていますよね?
お気づきでしょうか 思い出すということはすでに忘れているということに
おそらくですが問題は思い出すことで気分が悪くなることなのではないでしょうか?
次に 割り切るにはどうしたらいいのか ということについてです。
嫌な経験をした当時 あなたは自分の気持ちを相手に伝えられたでしょうか?
もし伝えられたのなら、それでもまだ許せないのかもしれません
また伝えられていないのであれば自分の気持ちを我慢したままにしてしまっているのではないでしょうか?
嫌な相手を好きになれとは言いません、嫌いなものは嫌いなもの、許せないものは許せないものでいいのです。
もし割り切るために何かするのであれば、当時の気持ちを言葉にするか、文字として書き出してみてはいかがでしょうか。
嫌いな相手に伝えるのもひとつの方法かもしれませんが、わざわざ嫌な思いをしに行く必要はないでしょう、むしろあなたにとってマイナスになる可能性のほうが高いでしょう。
そして最後に 嫌な経験を否定したり嫌いにならないでください。
いまのあなたを作り上げている経験だけは嫌いにならないでほしいのです。
良い経験も悪い経験も 今のあなたを形成するものなのだから
それを否定し嫌うことで 自分自身を否定し嫌にならないであげてください。
2014年8月4日 21時29分
心理カウンセリング らしんばん座
プルメリアさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。
プルメリアさんご自身では、それほどショックな思いでではないと感じてはいるものの、時々思い出してしまって、気分が悪くなるのですね。
まず、気分が悪くなるという所からお話させていただきます。
何かを思い出して気分が悪くなる、非常に気になるという事は、プルメリアさんが、とても大切にしている価値観に触れてしまっているという事です。
ちょうど、大航海時代より前のヨーロッパ人の世界観の、「地球のはて」みたいな所ですね。そこを超えたら、もう「終わってしまう」と思うほどの危険地帯です。
言わばその「『危険地帯』に近づくな」という、プルメリアさんの心の中の声が知らせてくれているのです。
では、その「危険地帯」の向こう側にあるものと言うのは、プルメリアさんが認めていないものです。
それは、おそらくプルメリアさんが「許せない」と思うような行為だったり、そのような行為を行う人だと思います。
このご相談を拝見して感じたことは、プルメリアさんは、とても律儀に物事をお考えになる方なのではないかと言う事です。
他人の行為を見て、「許せる人」と「許せない人」に分けてしまう考え方。(「分類してしまう」と言った方がいいかも?)
「お返しができたら、綺麗サッパリ忘れられる」と、お考えになっている所から、そう拝見しました。
これまで培ってきた価値観を捨て去るという事は、まったく容易なことではありません。
また、許せないという感情を理性で押し殺してしまうというのも、これも並大抵の事では出来ません。
かといって、その人にふさわしい「お返し」をしてしまうというのも、今となっては現実的ではありません。
忘れる事が出来ないというのは、おそらくその時に、プルメリアさんが言いたかった事を言う事が出来なかったからだと、思います。
言わば、プルメリアさんの中で、その経験が"完結していない"からだと思います。
カウンセリングの療法の中に、「空椅子(エンプティチェア)の療法」と言うのがあります。
これは、誰も座っていない椅子に、「お返し」をしたい人が座っているものと想像して、その人に言いたい言葉をぶつけてみると言う療法です。
それによって、そのプルメリアさん経験を、完結する事が出来ます。
また、プルメリアさんの言葉に、相手がどう反応するかと言う事も推測する事もできるので、相手の気持ちを察するという事も出来るかもしてません。
カウンセリングをお受けになる事がありましたら、この「空椅子の療法」を取り入れている方に相談される事をお勧めします。
2014年8月4日 17時23分
澤田和彦カウンセリングルーム
初めまして、心理支援士 心理カウンセラーの澤田と申します。
文章だけの解釈になりますので、誤解や解釈に誤りがありましたら
申し訳ありません。
プルメリアさん、それ程までに恨むお気持ちでもないにも関わらず・・・忘れられ
ない傾向にお悩みだと拝見させて頂きました。
先ずはですが、プルメリアさんとは礼儀正しく・・・非常に常識に重んじるご性格の
持ち主である事がお窺いできます。
> 私は、義理を大切にしたい性格というか、恩のある人もよく覚えていますし、
> いつか恩返しがしたいと、
こちらの礼儀正しい性格から、礼儀に反する人への思いが憎しみではないに
しましても・・・心のどこかに「なぜ、そんな事くらいできないのだろう」や「普通は
こうする事が常識ではないのか」といったある種の批判的な感情が芽生えて
みえるご様子ですがいかがでしょうか?
> 恩には恩を…仇には仇を…というような所があって、そのせいで忘れられない
> のかな?とも思っています。
この様な正義感の中で、心理用語で言います【白黒思考】や【100-0思考】が
存在している事が考えられますがいかがでしょうか?(心理用語と記載しており
ますが現在では一般的にも使われております)
こちらの白黒思考や100-0思考について、同類の言葉であり・・・白か黒か
はっきりし過ぎている又は100か0かはっきりし過ぎているという意味になります。
プルメリアさんが礼儀正しい事や正義感がお強い事は、プルメリアさんの良い
所であり長所である事は間違いのない事実だと感じます。その様な中で、こちらは
【認知療法】と呼ばれるカウンセリング療法の一つに・・・考え方を柔軟に色んな
角度から見て頂く事で、色々な認識の仕方があるという療法になります。
言わば、プルメリアさんのどこかに他人を見る中にグレーがある事や 場合に
よっては青色や赤色など・・・10名いれば十人十色だと見て頂く事が苦手であった
事も考えられますがいかがでしょうか?
又、100か0ではなく場合によっては30、50、60、80といった人それぞれ力量
や能力が違う事を認識しながら接していく事を苦手とされていた事が考えられます
がいかがでしょうか?
これは、プルメリアさんの礼儀や常識が高い事で・・・他人を見る目としまして
プルメリアさんの高い礼儀や高い常識を基準に当て嵌めておみえになったのかと
想像しております。
しかしながら、プルメリアさんの様に礼儀や常識の認識が高い方は他人にも
それを求めてしまうお気持ちはごく自然な感情でもありますので決してプルメリア
さんの他人への見方が間違っておられた訳ではございません。
プルメリアさんの礼儀正しく常識が高い考え方に、プラスαとして他人への
見方を白黒思考から十人十色だという・・・良い意味で他人の基準も尊重して頂く
お気持ちや、恩義や礼儀が不得意な方の立場に立って物事を考えて頂く事が
大きなプラスαになって頂くことだと感じております。
この様な、物事の見方を少し変えて頂く大きなヒントとしまして 白黒思考や
100-0思考からの脱却をして頂いてはいかがでしょうか?
より素晴らしい、礼儀や高い常識を持ったプルメリアさんがパワーアップされて
活かれることだと感じております。どうか見方を変えられる事で、過去の嫌な事を
思い出さないプルメリアさんになって活かれる事を心から応援させて頂きます。
もしもご不明な点がありましたら、ご遠慮なくご質問下さい。
宜しくお願い致します。
心理支援士(有資格者) 心理カウンセラー
取締役 澤田和彦のカウンセリングルーム
丸和サワダ 株式会社
2014年8月4日 16時32分