教えて掲示板の質問
「回避性パーソナリティ障害かもしれません」に関する質問
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ゆうすけさん
はじめまして。私は現在、自分が「回避性パーソナリティ障害」ではないかと考えています。
最近調べてみたところ、症状のほとんどが一致し、診断基準も半分以上当てはまっていました。
特に「失敗や傷つくことを恐れる」、「人よりも劣っていると思う」、「好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたいと思わない」という点が近いです。
昔から引っ込み思案なところがあるとは思っていましたが、大学生のころからその傾向が強くなり、嫌われるかもしれないと思って人との関わりを避けたり、やりたい事も尻ごみしてなかなか実行できなかったりするようになり、劣等感や人と社会に対する不安から、引きこもりに近い状態に陥ってしまいました。
現在はそのような状態からはなんとか抜け出せましたが、未だに自分に自信が持てず、常に不安を抱えています。なんとか克服したいのですが、どのように治療すればいいのでしょうか。
ちなみに、現在心療内科に通っており、抗うつ剤を服用しています。
2014年6月14日 02時44分
教えて掲示板の回答
ゆうとさんこんにちは、カウンセラーの平野です、宜しくお願いします。
「回避性パーソナリティ障害」ではと、考えており現在治療中、
その中で特に「失敗や傷つくことを恐れる」「人よりも劣っていると思う」
「好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたいと思わない」などが該当
昔から引っ込み思案で大学からその傾向が強くなり
嫌われると思い、人との関わりを避けた、やりたい事もなかなか実行できず
社会に対する不安から、引きこもりに近い状態にあったが現在は改善した。
しかし、未だに自分に自信が持てず、常に不安を抱えている。
この問題を克服したいというご相談ですね。
現在投薬し治療に取り組まれておりお医者様とのご意見と違う点もありますが
私も以前同じような性格で、かなり改善できましたので具体例として
ご紹介し参考にして頂ければと思います。
では説明します。
私は自分の考える基準を変えました。
例えばですがこんな感じです。
①朝起きれた健康にありがとう
②ご飯を美味しく食べれた健康にありがとう
③身体を動かす事ができた健康でありがとう
健康ってありがたいですよね。
もし急に不自由な身体になって寝たきりになればどうでしょうか?
身体が自分の意思で動かす事できて生活のクオリティーを維持する事ができます。
つまりあたり前に生活している事に対して感謝すると自分の存在を肯定する事に
つながります。
では次を説明します。
「失敗や傷つく事を恐れる」
これについては、失敗って何かを考えます。
失敗とは自分は失敗したと思えば全て失敗です
失敗はないと思えばないのです。
何も精神論ではありません、成功者の多くは、失敗を繰り返し
そこから学び柔軟に発想し成功を掴んでいます。
むしろ成功したいなら失敗する必要があるのです。
一つ成功の為に10失敗する。単なる通過点と考えます。
ちなみに赤ちゃんが立って歩くまで何度も何度もチャレンジします
時には泣くでしょうし、笑う時もあるでしょう、
ですがその先には違う景色待っています。
もう一度言います失敗はありません。
そこには選択肢の変更ただそれだけです。
そして成功に一歩近づいたのです。
「人と劣っていると思う」
これも気持ちは良く分かります、私はあまり勉強は得意ではありません
むしろ嫌いで、あまり良い学校には行きませんでした、ですから高学歴の方に
劣等感がないかというと嘘になります。しかし卑下しても解消されない事に
気付てからこのように考えるようにしています。
答えは簡単です誰かとの比較を一切やめる事です。
極端ですが、最初はそうします。
あなたの成長を一番感じる事が出来る人は誰ですか?
それは誰でもない、「あなた自身です」
人間の顔が一人一人違うように、性格や体格、家庭環境の違いなど実に様々です。
自分自身の成長や変化は本人が一番分かります。他人との比較はこれがしっかり出来て行なうべきです
でないと人間それぞれの特徴を無視し自分をも無視する事になります
自分で自分を比較する自分比較は、とても優れたアンテナです。
成長や変化を瞬時に察知すると同時に、怠けたり
不誠実であると直ぐにビビッと反応してくれます。
これを使わない手はないでしょう。
大切なのは、自分自身の軸の中でどう行動しどう修正するかです。
その過程を経て、他者との比較を行なうこれが過剰な劣等感を防ぐ方法です。
では次に行きましょう。
「好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたいと思わない」
好かれたいですよね、私も出来ればみんなから好かれたと思うタイプです
しかし間違っていたらすみません、これは先に「人間関係を持ちたくないでも
自分を本当に好きなら、受け入れる」の間違いではありませんか?
なぜなら世の中には、食べ物の相性、水と油や犬猿の中やなかなか共存で出来ない事もあり
人間に至っては主義主張で戦争する考え方もあれば、人一人の命は地球より重いという
考えもあり価値観は様々です。価値観が様々であれば相性に
よる好き嫌いも必ず存在します。
つまり相性の存在は自然な事で、人間関係には好かれる時もあれば嫌われる時もあります。
おそらくゆうとさんもこの事については、共感・納得してもらえると思います
好かれると、確信ある人しか人間関係を持たないとはかなり限定しています。
もはや、家族というしかないレベルです。
ですからゆうとさんはそもそも人との関わりに消極的なのです。
勘違いであればすみません。実は私がこのタイプだった為、深読みしてしまいました。
もし同じケースであれば、こんな考え方をご提案します。私が行なう考え方です。
「基本、自分の言葉と行動は失礼のない選択を行い、人として明るく接し、
色々な価値観に触れ自分又相手との良好関係を築く」その上で
関係が深まる方は縁があるとしてより大切にして行く(それ自体がレアでラッキーです)
良好な人間関係は作られるものではなく作っていくものです
相手から好かれて好かれて人間関係が築ける方はきっとその分相手に
何かを与えている人ではないでしょうか?
まずよりよい人間関係を築く為、自分から動くそしてその上で好意を頂ける人に
より感謝し接するように心がけます。
私からの提案は以上です、お医者様と連携しながら
ゆうとさんにより良い未来がありますに応援しております。
長々ありがとうございました。
平野
2014年6月18日 14時23分
お礼コメント
長文での丁寧なご回答、本当にありがとうございます。
具体的にどうすればいいのかがよくわかり、非常に参考になりました。
確かに僕は対人関係に消極的なところがあり、また人と自分を比べる事も多いです。
そのような考え方を変えるために、先生のアドバイスを実践してみようと思います。
2014年6月18日 22時55分
サイコセラピスト 羽鳥美香
私はカリフォルニア州で精神障害を診断できる心理療法家の免許を持つものですが、パーソナリティ障害に関しては、私自身賛成できないことが多々あります。
人格を障害といってしまっていいのかということがその一つ。回避性人格障害の診断基準も、程度に差があれ、落ち込んだり、自信をなくしている多くの人に当てはまってしまう可能性があります。この場合、自分に性格自体に障害があるのでは、という考え事態が、さらなる自信の低下、ネガティブ思考の原因となってしまうこともあります。関連記事がウェブサイトにありますので、ご興味がありましたら、ご覧下さい。
http://unblockenergy.com/about.mental.health.html
人格障害というかなりあいまいな障害があるのか考えるより、現在相談者様自身が、どのように現在の性格パターンを変えていきたいか考えていく方がよいと思います。ご質問を拝見したかぎりでは、「自信を持てるようになりたい」「劣等感を克服したい」「不安を克服したい」「うまく人間関係を築いていきたい」などがゴールになるのではないかと思います。
うつ・不安、そしてこのような心のパターンを克服するのには心理療法が有効です。多くの人が性格・心理症状は変わらないかのように感じ、自信をなくされますが、パターンは変えられます。どれだけ長く今までパターンが続いていたとしても、関係ありません。改善できます。
人間の心には多くの可能性がありますが、どうやって使ったらいいのか、変えたらいいのかということを私たちは習っていません。知らないから、変えられない、なおらないと思えてくるのです。心理療法では、心理学・心の働きの知識を用いて、パターンを変えていきます。
あきらめず、「必ずよくなっていく」と信じ、心理療法を受けられたらよいと思います。
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~心を見つめ、心を知り、心を癒す~
羽鳥美香 サイコセラピスト
(心理療法士、カリフォルニア州免許)
スカイプ・メール・電話での心理療法・カウンセリング
メール: hatori@unblockenergy.com
TEL:050-3703-4055
ブログ:http://unblockenergy.blog.fc2.com/
ウェブサイト: www.unblockenergy.com
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2014年6月18日 10時20分
カウンセリングとどろき院
初めまして、
遅くなりましたが、拝見しました。
大きな根底に、アスペルガー症候群がある可能性もあります。
それは先天的な器質であり、人の長所と短所と思ってもいいと思います。
抗うつ剤の服用ということは、不安・緊張・恐怖・落ち込み・夜眠れない傾向なんでしょうか?人の脳は複雑な分、人によりその症状は同じ系列でもさまざまいろいろです。
ご自分に自信が持てない、常に不安がある状態は、心身のようですが、実は元は身体の不調からのシグナルと考えられます。
10代の頃など、スポーツで頑張り過ぎや学業に頑張り過ぎ、人間関係に大きな負担が続いた場合など3食からの栄養素量が、不足し今のような現状になるなるケースも多くあります。
また、お薬の副作用もよく、調べてみてください!!
今、共通して云えることは、すべてを清算し普通に戻るには、跳ね上がった枯渇した栄養素を摂ることだと思います。
すべてをつかさどるのは、食・栄養素次第ですから・・・。
そのようなことを、起こしやすいのも器質から、自己管理の無さも器質からの可能性も多くの相談者の方たちにはあるという現状があります。
お薬は、対症療法ですから、呑んだ時だけ楽になりますが、治すわけでなく、副作用が問題として残り続ける場合も多くあります。40年お薬漬けの方もみていますけど、薬という怖さなど痛感しています。
心の不調と硬い体も柔らかくなり、気づいていない炎症、浮腫み、代謝異常などや自律神経失調症ぎみなどあるとしますと、1~2ヶ月で改善していき、いろいろと安定すると思います。
的確に対応するには、相談の情報不足でもありますけど・・。
分りにくいようでしたら、メールでもしてください!!
2014年6月17日 18時27分
マインドクラフト
ゆうすけさん
こんにちは。
常にご自分に自信が持てず、不安を抱えている状態でお困りなのですね。
多くの方が、自己重要感というものが不足してると言われています。
自己重要感についてはこちらを参照ください
http://mindcraft.jp/?p=203
子どもの頃に否定されたり、認められなかったりすることで自己重要感が育たないことがあります。
たとえば、親御さんが子どものことを考えるあまり、先回りして指示を出すようなことが多かったり、権威的な親御さんで、自分の意向を子どもに強制するような場合。
子どもは自分の無力感を感じ、自分は無用な存在だと感じてしまうことが多くあります。
皮肉なことで、少しでも子どものためになるようにと思ってとった親御さんの行動が、子どもの自尊心が育つことを阻む結果になることがあるのです。
このような場合、ひきこもり、自傷、抑うつといった状態の原因となります。
自信とは、自分を信じるということです。
自己重要感の低さは、自分を信じられない「自信」が持てないことの原因となります。
さて、自己重要感をあげる最も簡単な方法は、どんなことでも自分に感謝し誉め称える習慣を身につけることです。
朝起きたら、「ちゃんと起きれた、ありがとう」朝ご飯をたべたら「美味しくいただけるなんて、健康な証拠だ、ありがとう」と、どんなことでもいいので自分自身の行動を認め感謝をする習慣をつけましょう。
そうすることで、自分が自分に大切にされているという認識が、身体中に広がります。
いま、苦しいと感じているのは、「こころ」のなかの無意識の領域では「認められたい」「大切にされたい」と思っているのに、意識上では「人よりも劣っている」「嫌われるかもしれない」とお考えになってしまい、「こころ」のなかで意識と無意識が葛藤をくりかえしているからなのです。
自分を認めたくない人間はいないのです。
だから、なんらかの理由で、自分を「信用」できないという思考に迷いこんでいる人はこのような葛藤に苦しむのです。
意識と無意識が一致する状態を「自己一致」といいます。
この状態が人間にとって望ましい「こころ」の状態なのですが、「自己一致」をするためには意識が自分自身を「重要な存在」として認める以外に解決策はありません。
無意識は、命を守るために自分を「重要な存在」と思っているからです。
今からでも遅くありません、自分を『認める」習慣を身につけることをお勧めします。
2014年6月17日 15時35分
HAREL
ゆうすけさん はじめまして。 たくさんの生きづらさ抱えて辛い思いされていますね。 私も ゆうすけさんが抱えている症状すべてもっていました。 子供の頃の環境がきっと影響していると思います。
カウンセリングも 合わせて行って 思考修正が必要なのでは?と考えます。 これまでの考え方を 変えることで 時間かかっても きっと生きづらさを軽くできますよ。私もそうでしたから。
まわりの明るくてなにやってもうまくゆき 温かい家庭もっている友達を羨んだ時期も長かったですが こうして ゆうすけさんはじめ 同じような問題かかえる人たちの気持ちに寄り添えるので かえって 今はよかったくらいに思っています。
あきらめずに がんばってくださいね。応援していますね。 あなたの心が晴れますように。
2014年6月17日 15時24分
お礼コメント
ご回答ありがとうございます。思い返せば、私の家族は大きな問題はありませんでしたが、母は過保護な面もあれば異様に厳しい面もあり、その影響を受けているのかなと感じます。
2014年6月17日 17時20分
ゆうすけさん、初めまして。
カウンセラーの須賀です。
おつらい状況を拝読しました。
私からひとつご提案です。
現在通院しているお医者さんに、
今後の治療と見込みについて、
確認し、心理カウンセリングの
導入について、どうお考えかを
聞いた上で、カウンセリングを
ご検討してみてはいかがでしょうか。
主治医とカウンセラーの考えが
食い違うと、混乱して治療が進む
どころか、悪化することもあります。
よかったら、参考にしてみて下さい。
お大事に。
2014年6月17日 13時32分
お礼コメント
ご回答ありがとうございます。
実は現在不定期ではありますがカウンセリングにも通っており、次回回避性パーソナリティ障害について相談する予定です。
ご意見を参考にさせていただきます。
2014年6月17日 16時48分