教えて掲示板の質問

「妊娠がうれしくありません」に関する質問

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レモンさん

誰にも話せなくて、藁をもすがる思いでここにたどり着きました。
わたしは30代後半、結婚して1年半になります。
最近妊娠がわかって、とても混乱しています。

ぜんっぜんうれしくもなければ、この先のことを思うと暗い気持ちになって、
涙があふれてきたり、なにもしたくなくなってしまいます。

元々結婚願望がまったくなく、
ましてや子どもを産みたいと思ったこともありませんでした。

それが思いがけず今の夫と結婚して、すごくしあわせで…。
こんなに穏やかで楽しい日常があるんだってことをはじめて知って。
わたしはこのまま夫と2人でよかったのに。

わたしが嫌悪感を感じるのは、
お腹がどんどん膨らんで体型が醜くなること、
食べるものや飲むものが制限されること、
積み上げてきた仕事のキャリアが崩れてしまうこと、
周りの人たちから「何か月?」などとあたりまえのように聞かれること、
経済的に夫に依存する時期が出てきてしまうこと、
「母」として美化して見られること、
「母」らしくなかったら非難されること、
同じ親なのに妊娠中に男にはなんの制限もないこと
などです。

そういう感じを、母親なのに何を言っているのかとか
自分勝手で子供じみているとか、
そういう風にとらえる風潮そのものがほんとうに大嫌いです。

妊娠って無条件にすばらしいことなのでしょうか?
こんなに生きにくい世の中に勝手にあたらしい命を産み落とすことが
ほんとうにすばらしいことなのでしょうか?
虐待の事例もいっぱいあるというのに?

妊娠や妊婦や出産が無条件に美化される感じに
どうしようもなく嫌悪を覚えるのです。
そして、その対象に自分もなってしまうということが
ものすごく気持ち悪いし不快なのです。

じゃあ、SEXしなければよかったのか…。
夫に嘘をついてピルを飲み続ければよかったのか…。
SEXと妊娠が結びつくってほんとうに皮肉。
ピルを飲み続けるべきだったんだと思います。
わたしのバカ!
今さらもうどうしようもないけれど。

わたし自身は、できれば生まれてなんかきたくなかった。
命を与えられた以上は死ぬまで生きるけど。

これらの気持ちを夫に言うと傷つくかもしれないと思って
小出しにして言ってみました。
「お腹が膨らんで、周りに赤ちゃんのこと聞かれても
わたしは「その話題はしたくないです」って言うと思う」って。
そしたら口を聞いてくれなくなりました。
「誤解されてるような気がする」って言っても
何も答えてくれませんでした。

わたしは、できた以上は産もうと思っています。
お腹の子どもには何の責任もないし、
わたしに責任があるから。
産み落とす以上、
彼女か彼がしあわせに生きられるように支えたいとは思ってる。

でも、こういう気持ちを吐き出さずにはいられないのです。
こういう気持ちを押し殺したままでいると
どんどん無気力になって鬱っぽくなって、涙が止まらなくなって、
ほんとうにヤバい精神状態になってしまいそうです。

質問というか、この気持ちを吐き出したかったのです。
どなたかに否定せずに受け止めてもらえたなら、
気持ちを強く持って胸を張って、
自分が感じることに誇りを持って
妊娠や出産、子育てにのぞめそうです。

どうかよろしくお願いいたします。

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2014年5月7日 12時45分

教えて掲示板の回答

澤田和彦カウンセリングルーム 丸和サワダ株式会社

 
 初めまして、心理支援士 心理カウンセラーの澤田と申します。

 文章だけの解釈になりますので、誤解や解釈に誤りがありましたら
申し訳ありません。

 レモンさん、妊娠(おめでた)が嬉しくないお気持ちを理解させて頂きました。

 レモンさんご自身にどこか自信を見失ってみえるご様子やご自身の中で
自己否定感をお持ちになってみえる事が伺えます。

> わたし自身は、できれば生まれてなんかきたくなかった。
> 命を与えられた以上は死ぬまで生きるけど。
こちらのお言葉から、大きく自己否定感を持たれてみえる事が伺えます。

 自己否定感を持たれる根本的な主な要因・背景といたしまして
親から虐待や罵声を浴びる体験をされた事や、クラスでいじめや仲間外れに
合う体験や、会社などでパワハラを受けた体験、何かトラウマの様な思い出したく
ない程の体験をされた事が考えられますがいかがでしょうか?

 いずれにしましても、どの体験も大きく自己否定をされる思いに因果関係として
繋がっております。自己否定感から来る自信を見失うお気持ちや自己の存在をも
否定感に繋がる傾向はこの世の中に少なからず存在する事実でもあります。

 レモンさんに取って、何らかの自己否定感を覚える体験は非常に辛いお気持ち
寂しいお気持ちは耐えるには図り切れないお気持ちだったことだと存じます。

 レモンさんが言われます
> お腹がどんどん膨らんで体型が醜くなること、
> 食べるものや飲むものが制限されること、
> 積み上げてきた仕事のキャリアが崩れてしまうこと、
> 周りの人たちから「何か月?」などとあたりまえのように聞かれること、
> 経済的に夫に依存する時期が出てきてしまうこと、
>  「母」として美化して見られること、
>  「母」らしくなかったら非難されること、
>  同じ親なのに妊娠中に男にはなんの制限もないこと  などです。

 これらの事項は、大きく自己否定感を抱えてみえたお気持ちからようやく掴まれた
【自己肯定感】のお気持ちだと感じております。
ようやく掴まれた【自己肯定感】のお気持ちから離れてしまう事への寂しさや
不安が募ってみえることが垣間見えます。

 従来、心理カウンセラーの職務は【来談者中心療法】と言いましてご相談者を
全て肯定させて頂いてお話をお聴きする技術が特徴です。その中で、どんな
因果関係があり・・・根本的な要因・背景について改善に導いていく療法を
行っておりますので、レモンさんが妊娠について嬉しくないお気持ちを十二分に
理解させて頂きました。どうぞご安心下さい。

 ご自身をどこか大切に思えないお気持ちから我が子が重なり合ってしまう
お気持ちなのかと感じております。文章にもあります通り
> わたしは、できた以上は産もうと思っています。
> お腹の子どもには何の責任もないし、
> わたしに責任があるから。
> 産み落とす以上、
>  彼女か彼がしあわせに生きられるように支えたいとは思ってる。
レモンさんのこちらのお気持ちを是非大切にして頂けましたら幸いかと存じます。
お辛いお気持ちから、少しでも前進 どこかヒントにして頂けましたら嬉しく思います

 宜しければ、どんなご質問でもお答えさせて頂きますのでご遠慮なくご質問
下さい。宜しくお願い致します。

 心理支援士(有資格者) 心理カウンセラー
 取締役 澤田和彦のカウンセリングルーム
 丸和サワダ 株式会社

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2014年5月9日 18時16分


お礼コメント

澤田さま

ありがとうございました。
自分に根強い自己否定感があることは認識していましたが、
妊娠によって失いそうだと思うものたちが、
実は自分が築きあげてきた自己肯定感の材料(?)になっていた事々だったり
嫌だと表現することそのものが自己肯定だ
という部分、
ハッとさせられました。

たしかにそうかもしれません。
ではどうすれば自分の身に起こる予期せぬ出来事や変化を自然と受け入れられるようになるのか
について、ゆっくり模索していきたいと思います。

否定せずに受け止めてくださってありがとうございました!

2014年5月10日 15時18分

追加コメント

 レモンさん、コメントありがとうございます。
レモンさんご自身の自己分析が進行されてみえる
ご様子が伺えますので今後の気持ちの整理に繋がる
ことだと感じております。
> 実は自分が築きあげてきた自己肯定感の材料(?)
> になっていた事々だったり
> 嫌だと表現することそのものが自己肯定だ という
> 部分、ハッとさせられました。
> たしかにそうかもしれません。
この様にご自身でお気付きになる事が改善への近道と
なりやすいことは確かな事実です。

>  について、ゆっくり模索していきたいと思います。
レモンさんのペースに合わせゆっくりと前進して頂ける
ことを心から願っております。

2014年5月12日 18時47分

カウンセリングルーム心の窓

レモンさん

妊娠することで
お腹がどんどん膨らんで体型が醜くなると思っていらっしゃるんですね。
食べるものや飲むものを制限したくないのですね
積み上げてきた仕事のキャリアが崩れてしまうと思っていらっしゃるんですね。、
周りの人たちから「何か月?」などとあたりまえのように聞かれることがいやなんですね。
経済的に夫に依存するのが嫌なんですね。
「母」として美化して見られたくないのですね。
「母」らしくなかったら非難されると思っておいでなんですね。、
同じ親なのに妊娠中に男にはなんの制限もないと思っていらっしゃるんですね。

妊娠する前の自分の姿が、自分で作った理想の姿だと思いなんですね。
そう思いたいあなたの気持はとてもよくわかります。
もしかすると、あなたの知らないもっと素晴らしいあなたがあるかもしれません。
あなたのように、行動力があり、プライドを高く持って生きていらっしゃる方なら、あなたの知らない世界へ踏み出してまた新しい世界を知ることは、たやすいことかもしれません。
もしかすると自分の知らなかった世界が、今まであなたが一番いいと思っていたものより素晴らしいものかもしれません。
男の私から見れば、妊娠出産という決して経験することのできないことを経験できるあなたが、少しうらやましくもあります。
思ったことを、遠まわしにせず、連れ合いの方に伝えていいのではないでしょうか。
きっと理解してくれると思いますよ。

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2014年5月9日 17時26分


お礼コメント

心の窓さま

ご回答ありがとうございます。

わたしは、今の自分を理想の姿などとは思っていません。
わたしの知らないもっと素晴らしい世界はあるかもしれないけれど、
それは子どもを持てば持ったで、
持たなければ持たないで、
それぞれにあるのではないでしょうか。

わたしは、できれば子どもを持たない人生で
まだ知らない素晴らしい世界を見てみたかったんです。
(また聞いてくださってありがとうございます)

>思ったことを、遠まわしにせず、連れ合いの方に伝えていいのではないでしょうか。

そうですよね…。
彼を信じて話してみようと思います。

ありがとうございました。

2014年5月9日 17時45分

ふわりサロン

どんどん吐き出したらいいですよ。

いろんな考え方、感じ方があって当然です。全然おかしいことなんてありません。
レモンさんのように感じている方、たくさんいらっしゃいます。
レモンさんだけではないですよ。

「普通の考え方」なんて、そもそも押し付けのような価値観ですから。

「周りがどう思おうとそれは周りの勝手」くらいに思った方がずっと楽です。
ありのままの自分でいいんです、、、。

周囲にいる人の考え方全部を変えることは無理なので、周りの反応を受け流すしかありません。

女性の場合、妊娠出産となると嫌でも体が変化するし、社会生活を含む生き方全般を変えなきゃいけないという現実を突き付けられます。
それに抵抗すればするほど、変化を際立って感じて辛い気持ちをフォーカスしてしまうことにつながりかねません。

周囲の思いに反応して、暗い気持ちになるよりも、そういうものだから仕方がないと変化に対して身を任せるほうが、体調的にも楽に感じるはずです。

その中で、自分が幸せに感じることに目を向けていく努力が必要かもしれません。
抵抗してもしなくても、お腹は大きくなっていくし体も変わっていくのですから。

妊娠している女性が「嫌だ、辛い」と感じていると、お腹の中の赤ちゃんも「生まれるのは嫌だ、産まれると辛い。私は受け入れられていない」と感じるようです。
それが妊娠中のお母さんの体調に影響したり、赤ちゃんが生まれた後の性格形成にも影響することがあります。

赤ちゃんが「生まれてこなければ良かった」というトラウマを抱いたまま成長してしまうことがあるようなのです。

レモンさんに、産婦人科医・池川明先生の本「ママのおなかをえらんできたよ。」を紹介します。
今のお気持ちを解消するヒントになると思います。
是非お読みください。

レモンさんの心が少しでも楽になって、妊娠・出産を迎えられることを心よりお祈りします。

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2014年5月9日 17時20分


お礼コメント

ふわりサロンさま、ありがとうございます。
気持ちがあったかくなりました。
そうか、わたしのように感じている方たくさんいらっしゃるのか…。

拝読して、わたしは何でも自分でコントロールしたい傾向にあるんだなあと思いました。

>変化に対して身を任せる
>その中で、自分が幸せに感じることに目を向けていく努力

これ、できるようになりたいです。
そしたら、もっとのびのびと大らかに生きていくことができるのかもしれませんね。

それから、今日泣きながら両親に気持ちを打ち明けることができたのですが、その際に、生まれてはじめて心から両親の存在をあったかい、ありがたいと思えたんです。

これは必要な変化をおしえてくれている出来事なのかもしれないなあって、ふわりサロンさんの回答を拝読してますますそう思えてきました。

ご本も教えてくださってありがとうございます。
手に取ってみようと思います。

まだまだ気持ちの揺れがあると思いますが、苦しくなったら読み返させていただきますね。
ありがとうございました。

2014年5月9日 17時36分