教えて掲示板の質問

「愛知県内で境界性人格障害を診てくれる精神科」に関する質問

  • 受付終了

洋子さん

こんにちは。はじめまして。
愛知県在住の20歳の女子大学生です。

最近になって自分が境界性人格障害ではないのか?と思い、精神科を受診しようと思いましたが、どの病院にかかればいいのか迷ってしまいました。
男友達に激しく当たり散らしたときに「君、ふだんはフワッとしてるのにどうしてたまにそうなるの?キャラの変化が激しいね」と言われて初めて自分の性格の不安定さに気づきました。

それから、人によってものすごく接する性格が違うこと、過去のいじめの再体験のような状況に陥った時にパニックになってしまう。ふだん友達をとても信頼しているのに、ある時すごく悪口を言ってしまったり、ひどく当たってしまうことがあるということにも気づきました。

精神科受診を考え、友人に相談したら「今後何かあったら、その障害が全ての言い訳になってしまうんじゃないの?進路はどうするの?」と言われてとても迷ってしまいました。
私も周囲も心理学科に在籍しており、進路も心理系公務員を目指していることを友人も知っているので、それを心配してくれての意見らしいです。
確かにと思う一方、他者を攻撃してしまったり、上記のようなあらゆることを、「自分でもしたくないことなのに分かってもらえない」と考えてしまい、苦痛です。
このように進路や生活に響くのではないかと思い、踏み切れませんでしたが、まだ障害と決まったわけではないですし、診察をきちんと受けようと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、愛知県内で上記のような症状を見てくれる精神科があったら教えてくださると幸いです。精神科にも、どの病気が専門なのかなどがあると思うので、人格障害をおもに取り扱う病院があったら教えてくださると助かります。住まいは三河のほうですが、愛知県内ならどこでも構いません。よろしくお願いします。

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2013年10月2日 10時19分

教えて掲示板の回答

心理相談室サウダージ

 いじめ被害を受けた経験がおありのようですから、ご自分で境界性人格障害(=BPD)にあてはまるような症状、問題を感じていたとしても、BPDとして受診を考えるよりも、問題の原因がいじめ被害のトラウマである可能性を考えて治療・回復の場を探す方がいいのではないかと思います。

 いじめ被害の度合いにもよりますが、いじめのトラウマは一般的には相当深刻なものです。そのトラウマを未治療のまま抱えていれば、精神的に不安定になるのは
当然です。またその精神的不安定が原因で、BPDの診断基準に当てはまるように思われる人が起こしやすい問題と似たような問題も起こしがちです。

 いじめなどのトラウマに対応してくれる愛知県の医療機関は、私の知る限りでは「あらたまクリニック」と「西山クリニック」です。両方とも名古屋市にあります。詳細は
クリニックの名前をネット検索すればわかると思います。

 また、お金もかからず有効性が高いのは、あなたと同じような問題を抱えた当事者たちの集まる自助グループへの継続参加です。

 EAという自分の感情に問題を感じる人の自助グループは、名古屋でもミーティングを開いています。   http://emotionsanonymous-jp.org/

 EAならば、いじめトラウマだけでなく広く感情の問題に対応できます。また、愛知県の良い治療相談機関の情報も、グループの他の参加者が知っている可能性が
高いです。

 私は東京在住なので、愛知県の情報はこのぐらいしかお伝えできません。カウンセリング機関に関しては、愛知県内であなたの問題に対応してくれるところには心当たりが残念ながらありません。ただ、岐阜県の大垣市のCIDD大垣相談室の室長、傍島(そばじま)先生は、うまく対応してくださるかと思います。

 もちろん、電話カウンセリングであれば、私の方で対応可能です。

 上記の傍島先生も私も、トラウマ治療などに非常に効果があるFAPという心理療法をメインにしてカウンセリングを行っています。

 私の相談室に関しては、「心理相談室サウダージ」のHP
http://www.saudade.biz/ をご覧ください。

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2013年10月10日 21時40分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

いじめを受けたことにこれまで目を向けたことがなかったので、目からウロコでした。
確かに、いじめを受けたことは大きいのだと思います。「いじめなんて誰でも受けるものだ」と言われ続けてきたので、これまで向き合う機会がなかったのだと感じます。

それと解離が伴っているのか、いじめられていた時代のことはほとんど思い出せません。しかし激しい憎しみだけが残っており、自分をいじめてきた人がこの場に居たとしたら殺してやる、となかなか過激なことを今まで幾度となく色んな場面で思っていました。時には周りが自分をいじめてくる人だと思い込み、「全員殺してやる」と思ったこともあり、あわててこれは間違った感情なんだ、と理性で抑えてきました。逆に、「私がすべて悪いんだ。周りはみんな悪くない。私は殺されるべきなのだ」と思ったりすることも、両方とも未だにある感情です。
実際にはそんなこと出来ないとは思いますが、自分がそんなことを思うことに大して戸惑いを覚えていました。思い返す機会をくださり、ありがとうございます。

具体的な回答もありがとうございました。
いじめを重点に置いた考えは初めてだったので、新しい発見がたくさんありました。ありがとうございました。

2013年10月11日 08時02分

いくえい心理カウンセラ-室

同県のよしみから応援的な回答が寄せられる事を 大いに期待していた事だろうね。

そんな拘りの強い相談者を落胆させる事になったかも知れないが
それでも、同県の方・同様に応援したい一人として 

何か一つでも役立つ回答に努めてみたい。


生きる ・・ という事は迷いと選択の連続でもあるよね。
その中で、時として苦渋の決断を迫られたりする。

自問自答や葛藤、迷い、というのは ある意味
足元や自分の目の前に ふと不安が入り込んだ時、冷静な自己を呼び起こそうとして
必死にもがく行為なのかも知れないね。

相談者は、まさに今 そんな状況にあるんだろう。

学友達とのやり取りのアレコレを見ていると
さすがに心理学科に籍を置き、将来・心理系公務員を目指しているだけの事はある。
と、 頷かされる場面が多々見られる。

心理系ならではの奥深くてセンスのいい爽やかさが
かける言葉の端々から漂ってくる。

相談者の素晴らしい点は ・・・
物事に対するストイックな情熱が満ち満ちているところだ。
この傾向は後々 高みを目指して突き詰めようとするベストな向上心に
つながってゆく。

更には、良き友人・学友たちを持った事。
これは、相談者の人望の厚さに きっと由来している。

彼らとの間に一定の信頼が出来ていればこそ
気付きを促すような配慮ある言葉が滲み出てきたし、相談者にしても
見事それに応えている。

実にアウンの連携だと思うね。
ただ残念な事に、相談者の切なる叫びを汲み取るまでには まだ至ってない。
この点については、心理学と言っても まだ基礎の段階にある訳だし
学友同士、更に学びを深める必要がありそうだ。

今後の為に一言付け加えれば
心理職の世界で成功を収めるには、心理学一本やりでは どうにも無理がある。

なにせ、心理学自体がまだ100年チョットの歴史しかなく まだまだ分かってない
事が山積みだからね。
つまり、不完全さが未だに多く残る学問ってワケだよ。

その点から言えば、精神科医療だって決して例外じゃない。

医学や医療現場の日進月歩は他に比べて目覚しいモノがあるそうな。
基礎を収め ある程度のレベルを確保したくらいでは現代の臨床治療に適宜適切に
対応できない。    と、聞いたことがある。


そんな医療事情の中から、世の常として明確にランク付けされるのが
一流と そうでない者。  との歴然たる違いだ。

世の中には、・・・神の手を持つ・・・そんな代名詞がつく程の名医が居るという。
そんな超一流の元には、全国各地、世界各国から、その名声を求めて
患者が助けを求めてくる。


将来・心理系公務員を目指す相談者にとって ------

そんな一流の世界に触れておくことは、自己の適正な診断にあずかれる事はもとより
この上ない刺激になる事・間違いない。
一流と呼ばれるには ーーーーー
・・冷め切れる程の冷静さ・・と、 ・・痛みを分かち合えるだけの擬似能力・・
その他に何が必要なのか。 

いい勉強にもなるだろう。
自己分析にも更に磨きが掛かると思うよ。

県内の近場に納得の医療機関が見つからない時は
あえて一流に拘る。 そんな選択肢も ぜひ検討してみてほしい。



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2013年10月6日 15時35分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

一流ですか。私なんかが一流にこだわる権利があるとは思いませんが、参考になりました。
ありがとうございました。

2013年10月11日 07時51分

カウンセリングスペース フィールマインド

洋子さんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。

おそらくご自身で調べられているかもしれませんが、「境界性パーソナリティ障害」(現在は「人格障害」という言葉より「パーソナリティ障害」という方が一般的です)は、以下の診断基準によって診断されます。
私は現在「専門家プロファイル」というサイトでこの障害についてのコラムを連載していますので、その中の1つをご紹介します。
診断基準について記載したURLです。

http://profile.ne.jp/pf/kohinataruriko/c/c-109832/

基本的にはどの病院に通われても、この診断基準に沿って医師が診断します。
読んでいただいたらおわかりかと思いますが、これを満たすか否かは長い間かけて、医師とのラポールが築かれなければ診断が難しいことがおわかりかと思います。
要は、医師との「相性」が精神医学領域にとってはとても重要で、
○○医院がおすすめ
といういわゆる口コミ情報はあまりあてにならないかと思います。

※私が個人的に「境界性パーソナリティ障害」について専門家だと感じている方はいますが、東京の病院になります。
方法としては、一度そこを受診し、愛知の病院に紹介状を書いてもらうというやり方は可能かもしれません。ご希望であればお知らせください。
個人的にお伝えいたします。

最後に1つだけ。
ご友人のお言葉は違います。
「障害を言い訳にするか」
は、洋子さんが決めることです。
あなたが言い訳にしなければ、当たり前ですが言い訳にならないですし、こうしてご相談をして「治そう」と思われている時点であなたは言い訳にはしない方だと私は思います。

受診、カウンセリング、いずれの方法でも、自分の内面をみつめることは必ず将来の心理職に役立ってきます。
応援しています。

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2013年10月5日 18時40分


お礼コメント

小日向さん、ご回答ありがとうございます。

個人によって合う医師は当然違うということを失念していてとても恥ずかしいです。
口コミで分かるなら、合う医師、病院を探して何年間も色んな病院を行ったり来たりしている人はいないですよね。すみませんでした。

私は周囲に過剰に適応してしまうタイプだと自分でも思っているので、そうやって言ってもらえてかなり救われました。応援までしていただき、ありがとうございます。心理職に就けるよう、これからも頑張っていきたいです。ありがとうございました。

2013年10月11日 07時48分

カウンセリングルーム心の窓

洋子さん

自分が境界性人格障害ではないかと思い診断を下してくれる病院をお探しなんですね。

こちらの病名はどこでお調べになったのでしょうか。精神科に限らず、お医者さんは、病気を診断して、症状を改善する治療をするのがお仕事です。過去のだれかが、同じような症状を訴える患者さんを見てそういった患者さんを治療するのに、一定の指針をつけるために作ったのが病名です。精神科ですと、国際的な診断基準DSM-Ⅳ、ICD-10に従って診断をして、それに伴う治療法に御医者さんごとに差が出ないように指針が示してあります。ただし、日本の場合、精神科で最も治療の根幹をなす、精神療法、つまり問診によって心の奥にその原因を見つけて自己による改善を促す行為は保険点数としては、一定の時間で決まっているので、ほとんど行われず、もっぱら投薬による表面的な症状をとることによって、自己快癒を目指すことに主眼が置かれています。

何を言いたいのかと言いますと、病院へ行って診断をつけてもらうことはそれなりに意味はあるかもしれませんが、それによってあなたの症状が改善することは、あまり期待できないということです。下手をすると、お医者さんとあなた御自身の満足感を満たすだけで終わりかねません。

あなたの文を読んでいると、不安感に陥る時の条件が、いくつか書かれているように見えました。それを手がかりに、むしろカウンセリングルームへ行って、自分の心の中を理解することが、心理系の職業を目指すあなたにとってはよりよい選択のような気がいたします。

ちなみに、もしより正確な診断を受けたいのであれば、専門病院の医師よりも総合病院の精神科の医師か、町で開業されているクリニックの方が、いいと思います。というのは、専門の精神科病院では、定形化された躁鬱病とか、統合失調症、薬物依存といった患者さんに追われて、こういったパーソナリティー障害の患者さんを見る機会が、少なくなっているからです。

三河地方にお住いということですので、名古屋へ行くよりはむしろ浜松の方が便がいいかもしれません。どちらにしろ、あまり周りに惑わされることなく、ゆっくり考えてください。

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2013年10月5日 17時02分


お礼コメント

ご回答ありがとうございます。

この病名を知ったのは精神医学の講義からです。
まず、医師でもないのに自分で当てはめて勝手に苦しんでいるのが不快に思われたかもしれません。すみませんでした。

病院についてのご意見、とても参考になりました。総合病院ならかかりやすいので、カウンセリングも同時に受けることも検討しようと思っています。
ありがとうございました。

2013年10月11日 07時42分

聖母治療院

洋子さん、はじめまして。
漢方紫禁堂治療院の加藤と申します。

ご質問の回答ですが、具体的に特定の医療機関を
お勧めすることは難しいかと思います。

洋子さんが心理学科の学生さんであることを前提に
お話いたしますね。

現代の精神科医療は「薬物療法」がメインです。

薬によって緊張状態や抑うつ状態、興奮状態、不安状態を
緩和することを目的としています。

これは脳内の神経(ニューロン)での伝達物質の分泌が
阻害されている状態にある患者さんに対し、人工的に
薬によって伝達物質の代わりとしてシナプス(神経と神経のつなぎ目)に
働きかけようとするものです。

精神科疾患のなかでも、上記のように、興奮に対しては鎮静、
抑うつに対しては賦活(活性化)させる作用のある薬を処方します。

眠れないときには睡眠導入剤を処方します。


長々と書いてまいりましたが、精神科に期待できるのは
上記のような「症状」に対する「処方」だけといってもいいでしょう。

もちろん、一度診察していただく「価値」はあると思いますが、
洋子さんの場合、冷静に自己分析されていらっしゃいますので、
緊急に受診される「必要性」は低いかと思います。

それよりも、将来的に心理系公務員・心理職に進もうとお考えでしたら、
まず洋子さんご自身の自己分析をされて、ご自分の性格傾向を知って、
それからはじめて「他者に対する心理援助」をされるようお勧めいたします。

洋子さんが「境界性人格障害」であるかどうかは、ご存じのとおり
医師しか病名診断ができません。

ですが、たとえば洋子さんが友人の方にお話しできない以上の
お悩み・お心の中のドロドロしたもの・欲求・不満・愚痴・弱音・
弱み・ジレンマ・・・・・・などをカウンセラーに話すことで、一定の
精神的な調和がとれる状態にはなるでしょう。

その時点で「薬物療法」や、入院しての「安静加療」が必要かどうかを
カウンセラーとともに考えればよろしいのではないかと思います。

繰り返しになりますが、洋子さんはご自分の性格傾向について
自己分析され、ストイックになっておられます。

激しく当たり散らしたり、すごく悪口を言ってしまったり、ひどく当たってしまう
という「他者への攻撃」の、具体的な場合・場所・時間、そのときの思い、
攻撃後の洋子さんのお気持ち・・・・・・

カウンセリングでお話を重ねていくことで、冷静に、自然体で
ご自分を見つめなおすことができます。

このサイトには多くの先生方が登録されています。

お近くの先生による対面でのカウンセリングもいいですし、
遠方の先生とのカウンセリングでもいいでしょう。

まずは洋子さんが「外の人間とのコンタクト」を取られることから
心の窓を開けて、新鮮な空気を取り込む感じで始められたら・・・
と願っています。

またいつでもご相談ください。

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2013年10月5日 14時22分


お礼コメント

加藤さん、はじめまして。
ご回答ありがとうございます。

確かに、薬物療法が中心なら精神科にかかるだけでは根本的な解決にはならないのですね。
盲目的に「精神科にかからねば」と追い詰められていたのかもしれません。
学校にも無料でカウンセリングしてもらえるところがあるので(院生の実習のためだと思いますが)、かかってみようと思います。
質問時は境界性人格障害だと思い込んで心が塞がっていました。ご回答を読んで「心が疲れているだけかもしれないな」と思えるようになりました。

今は知らない他人と関わるのはしんどいですが、カウンセラーなら大丈夫だと思うのであまり思い詰めずにかかってみようと思います。ありがとうございました。

2013年10月11日 07時37分

こころの相談室 おうみ

洋子さん、こんにちは。小倉と申します。

愛知県の病院の状況はわかりませんが、

行きやすいクリニック等から始められればよいと思います。
風邪を引いた時に行く病院でも、
一度行って、あまりよくないと思えば、
次は違う病院へ行くこともあると思います。
風邪だと思って行ったら、違う病気だったという場合、
医師はそれなりに正しく判断して、治療しますね。
その病院で治療できないものであれば、
専門の病院を紹介してくれます。

このような流れは、精神科でも同じだと思います。

精神障害が今後の言い訳になる、と言う話については、
病気なのであれば、適切な治療でよくなります。
もちろん、治そうというご自身の意思も重要です。
なので、障害を言い訳にするかどうかと、
病院に行く行かないは別のことです。

正しく治療されることを望みます。

無理は禁物ですが、頑張ってください。


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2013年10月5日 13時18分


お礼コメント

小倉さん、回答ありがとうございます。

そうですか!
精神科に行ったことがなかったのでなんだか特殊なものだと思い込んでいたのかもしれません。精神科も医療の一部なのだから迷ったらセカンドオピニオンを求めても良いのですね。

頑張ります、ありがとうございました。

2013年10月11日 07時30分