マインドコントロールではなく一緒に方策を考える北浦和臨床心理同人BON(凡)

 不登校・ひきこもり自助グループでのお手伝いを始めてほぼ1年が経過しました。彼らと話す中ではっきりしてき来た事の一つに彼らの認知(物事をどのように捉えるか)の特徴がある様に考えられます。
 とは言っても健常者との違いはスペクトラムと呼ばれるように僅かの差で連続している状況です。健常者でも「隣の芝生は青い」「青い鳥を探す」などの言い方で別の対象や方法を求めることはよくあることです。
 不登校・ひきこもりの彼らの考え方の特徴の一つは、今やれて来た事や今やれている事などのソース(財産・資源)に目が行こうとしないことです。或いは目前の対象や事案に四つに組む事や正対しようとしない傾向と言えるかも知れません。グループの会員だけに見られる事ではありませんが、ある意味では「清水の寺から飛び降りる(身体でなく思考の事である)」境地、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある」事の潔よしのなさと言えるでしょうか?
 私は20台初め頃旧称の神経症(ノイローゼ)の「赤面恐怖症」に陥った事があります。森田療法の書籍を読む中で「逃げ腰の心理」を知ります。この指摘は将に正鵠を得たものでした。
 「他に方法があるのではないのか?」が維持されるところではその分現実と格闘する事が軽減される事は間違いないと思われます。
 ある精神分析派の研究者が指摘する様にすべてがうまく行く「魔法の杖」なんかこの世にはないことを納得する事です。傷つき落ち込み迷い満身創痍で生きているのが娑婆であり巷の実情である事を体得する事です。健常者にとっても至難の事ですから会員は一層体得が困難かも知れません。
 何をきっかけにしてこの様な体得の機会を手に入れるかです。面倒ですが行動して手がかりを確かめて一つ一つクリアーしていくしか道はないと考えられます。
 この様な過程を当事者に寄り添いながらサポートして行くのが心理臨床家の責務と考えられます。
 主宰者の情報は別サイトで「座右銘が多い凡人」「tant-sun(タント・サンー太陽がいっぱい)」でも得られます。参考にして下さい。
 メッセージを発信する場を求めて来ましたが困難であることが分かりました。そのため自ら発信することにしました。森田座 身の丈ばなし<赤面恐怖症を生きる>-白鬼配(たくはい)口演ーおまけ<不登校・ひきこもり、自己肯定感、パーソナリティの話>付きー 催行最少人数 10名 60~90分 ノーギャラ、ボランテイァ、 学校、公民館、施設、サークル、研修会、グループ等へ出かけます。 スクールカウンセラー・学校心理士(第123736号) TEL.&FAX. (048)831-8817 Email: tsuyoshi244@basil.ocn.ne.jp

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カテゴリ カウンセリング  
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サービス内容

来談者中心療法・森田療法・認知行動療法・ブリーフセラピー

住所情報

住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-13-30
最寄り駅 北浦和
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