自分の気持ちが言えない。
反対の事を言ってしまう。
自分の欲求を言ったらいけないと思っている。
言いたい事の3割くらいを混ぜて、なんとか別の言葉で伝えようとしている。
自分の本当の気持ちがわからなくなる。
自分を愛せていない。
なんでも、自分のせいだ、と思ってしまう。


１８歳で、私は上京。
無理を言って、東京の大学に出してもらった。
一人暮らしをして、羽を伸ばした。
結婚するまで、１０年以上、私はずっと一人暮らしを満喫した。
今も一人が好きだ。




≪主人に対して≫

産後から、主人とは６年セックスレス。
だが、それでも構わないと思う自分がいる。
仕事が出来て、人望も厚い主人を尊敬している。
しかし、愛せていない。
私たち夫婦は、レス以外、非常に上手くいっている。
主人を、愛おしい、と思いたい。
主人とは紹介で知り合い、主人が私を好いてくれたので、流れで結婚した。
主人を、仕事が出来ていいな～とは、思ったが、
好きだとか、愛しているとか思った事がない。

主人が、私の事を、今、どう思っているのかも知りたくもある。


私は、子供はそんなには欲しくなかったが、
主人は、子供は最低二人は欲しい、と熱望していた。




≪娘に対して≫

娘が一人いる。
妊娠した時から、産むのが嫌で、女の子と分かった時、すごくショックだった。
男の子だったらよかったのに。
自分と同じ性別だから、私みたいに育ったら、と思うと、耐えられなく、
生まれた時も嬉しくなかった。産みたくないと思っていた。

女の子を産むなら、絶対に妹として産みたかった。
甘え上手な、かわいい妹タイプの女の子に育って欲しい、と思っていた。
私と同じ、長子長女だと、不幸になると思った。
私と同じような人間を、この世に出現させたくなかった。

案の定、産後ウツになり、子供を愛せないでいた。
自分なりに、頑張って、ACの本を読んだり、子育ての本を読んで勉強している。
夫婦関係のカウンセラーに、私一人でカウンセリングを受けたこともある。
あまり、効果がなかった。
多分、私が、自分の本心を言えなかったからなのかな。
恥ずかしい思いだけした、というのが正直なところ。


娘は、私の気持ちを察しているのか、まるで男の子のようにふるまっている。

娘に私のACがうつっているのでは、と不安でたまらない。
どう接するのがよいか、わからない。
今は、娘に、そのままの存在を愛している、条件なしで愛している、
というような事を沢山言うようにしているが、
本心からでないし、行動が伴っていないし、
対処でしかない、と思うと、不安でいっぱいになる。

対処で無く、根本を治していきたい。


今は、どうしたら悟りを得られるのだろう、と違った方向に走っている。





≪性的いたずら≫


◎友人

小学５年生か６年生の時、一番仲の良い友人宅に泊まりに行った。
友人と同じ布団に寝ていた時、
友人が私の手をつかみ、
友人本人の胸や性器を触らせた。
キスもしてきた。
友人は好きな男の子の名前を言っていた。
私は、凍りついて、寝たふりをしていた。
事が終わった後も、
私は寝たふりを続け、寝言を言ったりしてみた。
次の日からも、何事もなかったように、私は普通に振舞ってみた。
なんで、逃げなかったんだろう。
馬鹿な私。




◎　私が加害者

中学生の時、
私が、加害者になった。
一度だけ、８歳年下の従妹に、いたずらをしてしまった。
私を慕ってくれて、姉ちゃん～、といつもくっついてきていた。

ある日、姉ちゃんと一緒に寝る、というので、一緒に寝ていた。

夜、ふと目を覚まして、
自分でもわからないけど、
いたずらしてみたくなって、ちょっと、いたずらしてしまった。

従妹は気付かなかったかもしれない、
もしかしたら、私とおなじように、気付かないふりをしていたのかもしれない。

それからというもの、
従妹に対して、申し訳ない、という気持より何より、

従妹が告げ口をしたのではないか、
知られてしまったのではないか、
叔父叔母に、叱られるのではないか、という思いでいたたまれなかった。
いつもビクビクしていた。

従妹は、中学に入り、非行の道に。
私が、信頼を裏切ったからなんじゃないか、と思うと罪悪感でいっぱいになる。
許してほしい。


今も、会うのが怖い。
あの時の事を、話されるのではないか、と思うといてもたってもいられない。
でも何もないように振舞っている私だ。





◎従兄からのいたずら、虐め

二つ上の従兄から、性的いたずらを受けていた。
覚えているのは、私が4歳くらいから小学5年生まで。

従兄が中学に上がってからは、無くなったように思う。

従兄は一人っ子。
従兄の母親（私の伯母）は、早くに離婚し、実家（私の家）を頼っていた。
従兄は、私の家に、しょっちゅう預けられていた。


誰にも言えなかった。
内緒にするように言われていたのもあった。
自分が妊娠しているのではないか、と不安に思っていた。（子供で知識がなかったので）
でも、私は、従兄が好きなのだ、と思い込むようにしていた。（？）

従兄が、私にいたずらをしている現場を、伯母が見ていたことがあった。
多分私が５歳くらいの時。
伯母は、腕組みして見ていた。
従兄の背後に立っていて、私からは伯母が見えていた。目が合っていた。
従兄を止めさせるどころか、しばらくしてから『何してるの？』と、無表情で言った。
伯母に、見られてしまったことが、すごく気まずくて、
伯母が誰かに言ってしまうのではないか、とすごく心配して、
いつもビクビクしてた。
伯母を避けていた。


従兄のいたずらは止まなかった。

小学２、３年のころ、伯母に、『うちのH（従兄の名前）のお嫁さんになってね』と言われた。
結婚しなきゃならないのか、と落ち込んだ。
しかし、伯母は私の事を嫌いじゃないんだ、と思って安心した。
とても複雑な心境だった。

従兄の機嫌が悪いと、よくいじめられた。
手持ち花火を、腕に押しつけられて、火傷をしたこともあった。

火傷の事も、自分の母親に言えず、今も跡が残っている。

跡を見るたびに、思い出す。

小さなころ、母に、何かを告げ口した時、
『お前が悪いんだ』と言われて、すごく悲しかった時があった。
そういうのもあったし、母親に心配をかけたくないのもあったから、
従兄に虐められて怪我をしても、言わなかった。




≪母親の事・父親の事≫


母には、よく『お前が悪いんだ』と言われていた。
小さなころ、交通事故にあったのも、私が悪いそうだ。
頭に大きな傷があるのも、髪を剃っていた時に、私が動いたから、私が悪いらしい。


母は、反省することが皆無で、なんでも人のせいにする人だった。


私の母は、お金が大好き。
『いつかこの家を出てってやる』といつも言っていた。
節約大好きな人で、３０００万くらい、貯めていたようだ。

それから、母の口癖は『子供のため』『お前のため』

私が２４歳の時、
母は、４トントラック２台を呼んで、荷物を全部運び、
突然出て行った。

出て行った理由は、『父の暴力』ということだった。

『このままじゃ、お母さん、お父さんの事を包丁で刺しちゃう
　そんなことしたら、お前たち子供に迷惑がかかる。
　そんなことにならないように、お母さん出たんだ』とのことだった。

私は、お母さんに感謝した。
『お母さんありがとう。よく今まで耐えたね。お母さんの味方だよ。応援するよ』
と私は言った。

本当の理由は、男が出来たからだった。
母の不倫が原因だったたことを知った時、
仕方がない、という母を労わる気持ちと、
母に裏切られた、という思いを味わった。

私は、母の言う、『父の暴力』を信じていたから、
父を責めてしまった。
弟二人は、父に相当酷いことを言ったり、暴力をふるったりした様だった。
母に操られていたように、私には見える。

父は、離婚の際、子供３人が母の味方をしたので、ショックだったらしく
統合失調症になってしまった。
今も入退院を繰り返している。



両親はいつも口論、仲はすごく悪かった。

母は、父親の悪口を子供たち（私と弟二人）に言い聞かせて育てた。

母は、父だけでなく、祖父母や叔母、親戚中の悪口を言っていた。

私たち兄弟は、母の味方をして育った。
母が可哀想だと、いつも思っていた。
父も、祖父母も、叔母も、母を虐める悪い人たちだと思っていた。

今思えば、私は母のカウンセラーをしていた。

お手伝いも沢山したし、学業もスポーツも頑張って、優秀だった。
嫌だった習い事も、とにかく頑張った。

しっかりしたお嬢さんだ、言う事は何もない。
手のかからない、イイ子だった、
なんでもできる子だ
というのが私の子供のころの評価。
その評価を裏切らないようにしていたが、その評価は重苦しかった。


父は、口下手だった。
いつもイライラしているように見えた。
私が悪いことをすると、叩かれたり、引きづられたりして、
でもそれは、しつけだったのかな、とも思う。

ずっと父が嫌いだったし、怖かった。
父は、子供が嫌いなんだと思っていた。

小学４年生の時、私が一人でお風呂に入っていると、
父が入ってきた。
今まで、一度も一緒に入ったことがなかったのに。

驚いて、反対側の風呂のドアから、裸で逃げ出した。
部屋で、服を抱えて、うずくまっている私に、
追いかけてきた父は、上から
『色気づいてきたんだな』とニヤニヤして言った。
すごく侮辱された気がした。
今でも、鮮明に覚えている。
それ以来、父の事を汚いと思うようになり、ずっと嫌悪してきた。
父が大嫌いだった。

だから、両親の離婚の際、
父を、ここぞとばかりに、なじってしまったのかもしれない。

母が出て行った後、
初めて、父が私に電話してきた。
それも泣きながら。
家に帰ってきてくれ、と言われ、びっくりして、次の日、実家に戻った。
いろいろ話をきいてあげた最後に、
私は、『お父さんが悪いんでしょ』と言ってしまった。

母に洗脳されていたのもあったけど、
父に、からかわれた恨みがあったかもしれない。




≪秘密にしたい私≫

父母を心配させたくない、という思いがあったのかどうか、

彼氏が出来でも、内緒にしていた。
絶対に知られたくなかった。
それ以前に、初潮が来た時も、言わなかった。言えなかった。

家の者は、私が男性と付き合った事がないのではないか、と心配していた。

お見合いの写真を多数用意された。


私は沢山の人と付き合い、
性的な関係だけなら２１人位の体験がある。
SEXが好きなわけではなかった。
求められると、自分の価値を見いだせたような気がした。
今となっては惨めな経験だが、
当時は、真剣に、何かを求めていた。

誰かに告白されると、自分の価値を認められたが、
いつもすぐに振られてしまった。
自分を否定されたようで、すごくすごく辛かった。
いろいろわがまま言ってみたり、相手を試したりした。

付き合ってみたら違う人だった、とか
性格が悪すぎる　とか言われた。
嫌われるのも当然だった、と今は思う。


私が独身の時、不倫を２回経験している。

不倫だと居心地が良かった。

罪悪感もあったけど、自分に向いているような気がした。

今思えば、私も相手を利用していたけど、相手も私を利用していたのだな。


２回目の不倫の時、妊娠中絶をした。
相手は、初め、産んで欲しいと言っていた。

私は絶対産みたくなかった。

親に知られたら、どうしよう、結婚もしてないのに、と思ったから。

まず、相手を愛していなかった。

相手も、そのうち、『堕ろしてくれ』と言ってきた。

母親に知られたら、見放されてしまう、というのが理由だった。

笑ってしまったけど・・・私と同じだな、この人・・・と思った。

堕ろしてくれ、と言われてホッとした。





今は、両親には感謝している。
１８歳から一人暮らしをさせてくれたこと。
経済的に、大変だったろうに、毎月沢山仕送りしてくれたこと、等々。

父には定期的に、会いに行っている。
母親とは、私が子供を産んですぐから、連絡を絶った。

子供を産んでから、いろいろ言ってきたのが、うざったくなったのと、
いつも、不倫相手と一緒にやってきて、その不倫相手を、私の『父親』として接するように、
上手に強制するので、私も、本当に嫌になった。

特に嫌だったのは、
『胸の形が崩れるから、母乳は、長くても半年くらいにしといた方がいい。
　早くに、ミルクに切り替えたほうが良い。お母さんもそうしてきた』
と言われた時。

私が『かわいそうじゃないの？』と、聞くと、

『最初は泣きわめいて、ミルクを嫌がるかもしれないけど、おなかが空けばミルク飲むしかないから大丈夫だよ』と言った。

私が、一生懸命に娘を愛そうとしているときに、

母は、私を産んだ時、自分の胸の形ばかり考えていたんだ、
自分が産んだ子供（私）の事なんて、あんまり考えてなかったんだ、

と、ハッキリわかって、悲しくなってしまった。
もっともっと、おっぱいを飲んでいたかった自分を想像したら、悲しくて悲しくて。

でも、その時、母親とは切れよう、と決心できた。

私は、抵抗もあって、
娘が３歳半まで、母乳をあげていた。

私は、母親から距離を置いているのに、
行動するとき、いつも基準が母親の言動になってしまっていて、
母親の呪縛から離れられていない自分が、嫌になる。
どうしたらいいのだろうか。


私は変わりたい。
だけど、どうしたら良いのかわからない。
自分で出来ることは、だいたいやったように思う。

カウンセリングを受けたいが、
一度失敗しているので、躊躇している。
どの分野のカウンセラーさんに会いにいけばいいのでしょうか。
教えて下さい。


そして、弟二人に対し、私が出来ることは何なのでしょうか。
　
弟二人とも、やっぱり、おかしいです。
両親が離婚してから、すごくおかしいです。
もう１０年以上、弟二人とも、苦しいはずです。
信頼していた母親に裏切られ、父に暴力をふるってしまい、
父をあんな風にしてしまった、と思っているようです。


私は、母とは同性だし、一人暮らしをしていたので、
少し客観視出来ていると思っています。

しかし、弟二人は、神聖な母親、助けてあげていた母親に
利用されていた、という思いから、
どうしようもない喪失感を抱えている様子で、
気力のない生活を送っているように見えます。

弟二人は、自分たちがACだと気付いていません。


私が出来る事、教えて下さい。
どうぞよろしくお願いします。