夏さん、ご相談ありがとうございます。

　転院について考えられている中で、新しい精神科で理由を聞かれることを想像すると、どのように答えれば良いのか迷ってしまいますよね。その場でどんな反応をされるのか、何を思われるのかが気になり、不安に感じていらっしゃるのかもしれません。

　転院の理由を問われる場面は、多くの方にとって少し緊張を伴うものだと思います。特に、理由を率直に話すことで相手にどう受け取られるのかと考えると、言葉を選ぶのが難しくなることもあるのではないでしょうか。

　この質問に対しては、「転院を決めたご自身の気持ち」を大切にして、できる範囲で誠実に伝えられれば良いのではないかと思います。転院には、例えば「現在の治療方針がご自身に合っているか見直したい」「別の視点から意見を聞いてみたい」「新しい環境で新たな気持ちで治療に取り組みたい」といった、個々の正当な理由があるかもしれません。

　無難に答えることを意識されているのであれば、「自分に合った治療を模索する中で、新しい場所での診療を考えました」といった表現が良いかもしれませんね。これは夏さんが前向きにご自身の治療について考えられていることを伝える言葉にもなるのではないでしょうか。

　大切なのは、どのように答えるかよりも、「夏さんがご自身の治療をどう感じているのか」「これからどのようなサポートを求めているのか」を新しい主治医が理解しやすいように伝えることではないでしょうか。そのために、無理に理由を美化したり隠したりせず、安心して受け止めてもらえる言葉を選ぶことができれば十分だと思います。

　夏さんがこの転院を通じて、より安心して治療を受けられる環境が見つかることを願っています。そして、新しい主治医との間に信頼関係を築き、治療がスムーズに進むことをお祈りしています。

　もし、この件についてさらに詳しくお話ししたい、または他の不安についても相談したいとお感じになる場合は、LINEでのカウンセリングをご検討ください。初回無料で、2回目以降は1返信につき税込600円で承っております。どうぞお気軽にご利用ください。

夏さん

セカンドオピニオンを受けてみると、治療範囲が広がると聞いたので
他の病院で受けてみた所、自分に合うと思ったので転院しますと答えれば良いかと思います。

こんにちは、Ｓ．Ｌｉｇｈｔ．Ｍの瀬川と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

「無難な答えかた」との夏さんのお気持ちから、転院の「本当の理由」は色々とあった事と推察致します。

そこで、例えばですが、「薬の種類と量が多かったから」という理由では、「薬の種類と量を減らしたい」という「要望（理由）」と同じ意味になるかもしれません。

あるいは、「医師と話せる時間が短かった」という理由では、「もう少し話を聞いて貰える時間を確保して欲しい」という要望（理由）になるかもしれません。

嘘を付くという意味ではなく、転院の理由と要望が「表裏一体」であるという点を踏まえて考えてみるのが宜しいように感じた次第です。

例えば、前の病院よりも、転院先の病院の○○の部分が「より充実していて、自分に合っていそうと思ったから」など、「プラス面を加味」した理由を伝えてみるのも良いかもしれません。

勿論、これは「嘘も方便」であり、前の病院を傷付ける事にはなりませんので、夏さんのお気持ちにも沿う方向になり得るかもしれません。