教えて掲示板の質問
「性依存症の治療」に関する質問
- 受付終了
タカさん
38歳男性です。結婚して11年、
子どもも2人います。
幼少期より自慰行為を始め、高校生になると覗き、下着泥棒を始めました。
社会人になってからは露出、盗撮も始め、
自分でも怖くなるぐらい性に対してエスカレートしていきました。
何度も『今捕まれば何もかも失ってしまう。これで最後。』と思いながらもどうしても止める事ができませんでした。
しかし先日、妻に女性の胸元を撮した盗撮動画を見つけられてしまい、別居と離婚を持ちかけられました。
今は実家に身を寄せて後悔の日々を送っています。
なぜ、大切な家族の事を第一に考えず、このようなバカな事をしたのか、自分でも分かりません。
自分は頭がおかしいのではないかと悩み昨日診療内科にて診察を受け、医者からはほぼ性依存症で間違いないだろうと言われました。火曜日にカウンセリングを受ける予定です。
自分はいったい、どうしたんでしょうか?
このような反社会的な事を止める事はできるのでしょうか?
2012年6月17日 17時53分
教えて掲示板の回答
カウンセリングスペース フィールマインド
タカさんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。
まず、人は、気付いた時点ですでに「変わりはじめて」います。
医療機関に行き、カウンセリングを始めたことは、大きな変化であり、前進です。
奥さまからも暖かい言葉をいただけたようですね。
その言葉を夫に伝えるようになるまで、奥さまはどんなに苦しまれたことかと思います。それを思うと、同じ女性として涙が出るような思いです。
とても心が広く、暖かい愛でタカさんを見つめてくださっている、素敵な奥さまですね。
すでに専門のカウンセラーさんがついているので、私からはこれ以上のアドバイスは控えさせていただきたいと思いますが、最後に。
「このような反社会的な行動を止めることはできるのでしょうか」
タカさんは最後に書かれていらっしゃいますね。
奥さまの愛情、パパを待っているというお子様、この相談に回答してくれたカウンセラーの先生方、医師、タカさんのカウンセラー
タカさんは多く人に支えられています。
そこに、心から「感謝」することができたとき、
タカさんの「癖」は完治します。
感謝の気持ちを忘れずに、医師、カウンセラーの方の力を借りながら、乗り越えてください。
そして、これはカウンセラーとしてでなく、女性として、言わせてください。
性的な被害を受けた女性は、身も心も非常に傷つきます。
そして、その傷が癒えるには、多くの苦痛と時間を乗り越えなければならないのです。
どうか、その方達の傷にも思いを馳せる気持ちを持ち続けてください。
2012年6月27日 18時48分
お礼コメント
小日向様
全ての人を裏切ってしまったことは事実で、消しようがありません。
ただ、多くの人から支えられている事も痛感し、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この気持ちを忘れないよう、一生懸命生きて行きたいと思います。
ありがとうございました。
2012年6月27日 19時04分
タカさん、こんにちは。
カウンセリングへいおんの中島です。
ご相談内容を拝見させていただきました。
依存症というものは、なかなかやっかいです。
私なりの見解を述べさせていただきますね。
過去にトラウマがある場合も当然考えられますが、必ずしもそうとばかりは言えないのが依存症です。
依存症の方に過去のトラウマがあるかどうかについてはデータもありますが、明らかにそうだと言えるような確定因子となることはそれほど多くはありません。
たとえばアルコール依存症の方に必ずそういった関連するトラウマがあるかと言われば、ある方もいればそうではない方もいらっしゃいます。
なのでそういったことではない部分でお話させていただきますね。
依存症の決定となる要因は様々です。
タカさんにとって、性への依存が起こり出したことは幼少期ということでしたね。
ご自身への身体的変化が珍しく、それに興味をもたれたことが発端なのでしょうか?
幼少期から異性への強烈な欲求があるということは、考えにくいことです。
一般的なことではありますが、いわゆる異性に対しての性的欲求というものは13~14歳くらいから始まります。
それ以前からの自慰行為となりますと、一種のフェミニズムかもしれません。
それだけ長い期間に及ぶ性癖というものは、なかなか簡単には治りません。
私なら、グループエンカウンターという手法をお勧めします。
これは、同じような悩みをお持ちの方々に集まっていただき、自己体験を語っていただくというものです。
なぜこの手法をお勧めするかと申しますと、ご自分の合せ鏡のような方々に囲まれますと、こんなにもいるんだという一種の安心感が生まれるのです。
安心すれば、治療に対してちゃんと向き合えるようになります。
その治療にも色々ありますが、個別対面カウンセリングや催眠療法によって最深部の要因を吐き出す方法や、日本オリジナルの「森田療法」などもあります。
こうした治療法もちゃんとあります。
まずはタカさんが、ご自身ときちんと向き合うという決意をされてください。
そこからがスタートになります。
そして行為そのものは決して良いことではありませんが、必要以上に自分を責めることなく粛々と治療に向かうことが、タカさんを結果的に救うことになるのではないでしょうか。
また、ご相談くださいね。
2012年6月27日 17時43分
お礼コメント
中島様
ありがとうございます。
私の自慰行為は、保育園から始まっています。
よく母親から怒られていたのを覚えています。
性に対しても、興味は小学校の3~4年生から持っていたのではないでしょうか?
どれが原因かは分かりませんが、とにかく今は、許されない行為をした事は事実であり、過去はもう変えられないこと。そしてこれは一種の病気で、自分1人の力では治せないということが分かってきたような気がします。
他にも同じような悩みを持った方の自助グループの存在も知る事ができましたし、来週にも詳しい話を聞きに行くようにしています。
やっと一歩を踏み出せたような気がします。でも道のりは遠いです。不安で仕方ないです。でも、頑張るしかないです。
2012年6月27日 18時12分
吉岡心理相談室
吉岡心理相談室の吉岡里依です。
お二人のお子さんがいて,奥さんに盗撮動画を見つけられてしまい
後悔をされている。
通院し,Drからは性依存症と診断されていて,
カウンセリングを受ける予定があるのですね。
下着泥棒や露出,盗撮をして,性に対してエスカレートして
捕まれば何もかも失ってしまうと思いながらも自分では止める事ができなかった,
とありました。
そうすると,今の状況は最悪ではありませんね。
だって,捕まる事はなかった・・。
そして何もかも失ってはいない・・。
これから,大切な家族の事を第一にできますね。
それには,性依存症を克服する気持ちを持って下さい。
そして反社会的な事を治療で治す努力をして下さい。
誠意を持ってご家族に向かって下さい。
たくさん反省する気持ちを持っているあなたですから,きっときっと出来ますよ。
2012年6月27日 16時42分
お礼コメント
吉岡様
ありがとうございます。
本当に毎日が後悔と懺悔の日々です。妻の心情を考えると、こちらまで頭がおかしくなってしまいそうです。
ですが、吉岡様の言われた通り、今回見つかったのは妻であったと言うことは、言い方は悪いかもしれませんが、不幸中の幸いであったと思います。私は、まだ社会的には死んでいません。もちろん、盗撮をされた方の事を考えれば、私は立派な犯罪者です。すべてこれから背負って生きて行くつもりです。
カウンセラー曰く、治らない病気ではない、ただ自分自身が強い意思を持たなければ治らないと。
先日、妻から電話があり、子ども達が寂しがっているので帰って来るように言われました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
失った信頼は、もう取り戻せないかもしれませんが、私にできる事は、とにかく治療して、まっとうな人生を歩んで行く事だと思います。頑張っていくしかありません。
2012年6月27日 17時55分
新川公園前メンタルカウンセリング
新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー 千嶋のりえです。
ご相談ありがとうございます。
あなたがここで自身の痴態を告白された事から改善は起きています。
窃視癖を自覚した幼少期のようです。
あなたは、ご両親に暴力的に扱われた記憶はありませんか?
また、近い存在の人に、性的な虐待を受けた経験はないでしょうか?
幼児期に目覚めた性的な感覚に既に危険要素を感じます。
男児の通る道ですが、大抵はお友達や父親との交流の中で、してはいけない事を理解し、恥ずかしさを学びます。
ここは一種の道徳でしょう。
その大事な時期に、性的な悪戯をされている、又は感情を表に出せない環境であった場合、子供は自身の満足を快楽として大事にします。
ここは防衛的な本能でしょう。
そして、意味の理解できない出来事や、恐怖の記憶を、自己の内面に押し殺し、恐怖感の解消に性的な快楽を重ね安心感を得ます。
恐怖の体験には、大人の性行為を目撃すると言う事も含まれるのです。
あなたの幼少期の生活環境を思い出し、何故自身が歪んでしまうかをカウンセリングで学習してください。
盗撮の癖は、窃盗と比例します。
万が一、万引きの癖もあるとすると、あなたの依存には薬物への移行も危険要素として含まれている事をご認識ください。
病的症状と言っても、これは犯罪です。
被害者の苦痛も考えてください。
仮に、現認逮捕でも治す事は不可能です。
ゆっくり内面の治療をしましょう。
心理カウンセラー 千嶋のりえ
2012年6月27日 15時14分
お礼コメント
千嶋様
貴重なアドバイスに感謝いたします。
幼少期に両親から虐待を受けた記憶はありませんが、父親は気性がかなり荒く、殴られた事もよくあったような気がします。キャッチボールをしたのは覚えていますが、それ以外に一緒に遊んでもらった記憶は全くありません。それと、小さな頃からとにかく要領の良い子どもだと言われていました。なるべく両親から怒られないよう、この歳になるまで良い子を演じていたような気がします。結婚してから妻からよく、外面は本当にいい人だと言われました。
あとは…なぜこうなったのかはよく分かりません。
母親も私を産んですぐに仕事に戻ったらしく、祖母から育ててもらったようなものだと、よく母親からも言われていました。
次回のカウンセリングで、深層心理を探っていくとの事です。
今から何ができるのか、何をやっていかなければならないのか、
よく考えていきたいと思っています。
2012年6月27日 16時17分
追加コメント
あなたが気付く事が一番大切なことです。
この度は、大事な告白をして下さいました。
心から感謝いたします。
今回のご相談で、あなたはもう昨日までのあなたではありません。
自己の弱点を把握し、自身の人生をより大切に生きてください。
問題点が分ると、改善の方向が見えるはずです。
奥様とも心を通わせながら、努力を実らせましょう。
苦しくなったら、またここに来て下さい。
大丈夫、出来ます。
千嶋 のりえ
2012年6月27日 16時52分
NPO法人 ゆうあい相談室
依存には色々なものがあります。当事者はよくないのは十分理解
しているのがほとんどです。問題は欲望のコントロールつまり感情
の処理の仕方にあります。
してはいけない一線を越えてしまう前に自分をコントロールできる
ことが必要です。一線を越えてしまえば自分の手で止めることは
できません。
つまり、日常の感情の管理にポイントがあるということです。
依存は厳しいこころのテーマです。しかし努力に比例して
効果もあります。カウンセリングを受けながらこれからの自分
を築いていってください。
2012年6月27日 14時30分
NPO法人 ゆうあい相談室
依存には色々なものがあります。当事者はよくないのは十分理解
しているのがほとんどです。問題は欲望のコントロールつまり感情
の処理の仕方にあります。
してはいけない一線を越えてしまう前に自分をコントロールできる
ことが必要です。一線を越えてしまえば自分の手で止めることは
できません。
つまり、日常の感情の管理にポイントがあるということです。
依存は厳しいこころのテーマです。しかし努力に比例して
効果もあります。カウンセリングを受けながらこれからの自分
を築いていってください。
2012年6月27日 14時30分
お礼コメント
コメントをいただき、ありがとうございます。
確かに越えてはいけない一線を越えてしまったと思います。
明日、二度目のカウンセリングを受ける予定ですが、カウンセラー曰く、
幼少期や思春期に何らかの原因で自分の感情を素直に表すことができなくなってしまい、その積み重ねで今回のような事をしてしまったのかもしれない…という事でした。今日、明日で答えが出る訳ではありませんので、自分としっかり向き合い、必ず治療していこうと決意しました。ありがとうございます。
2012年6月27日 15時53分