教えて掲示板の質問

「憧れ家な性格を直したい」に関する質問

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まんぢうさん

すぐに誰かに憧れてしまいます。
私もこんな人になりたい・・・と思って、その人の良い部分を
自分に取り込もうとするのですが、
どんなに話し方や振舞いを似せても上手くいかず、
わざとらしく不自然になってしまって、いつも落ち込みます。

友達からは、憧れ家だと言われます。
誰かに憧れると、その間、自分がその人中心に回ってしまいます。
この性格は、直すべきでしょうか(直せるのでしょうか)・・・?

それと、目標にする人が自分の前からいなくなることが不安で、
今年で転勤してしまうかもしれない・・・、
いつか退職されたら、一生会えなくなるかもしれない・・・と思うと
すごく寂しい気持になったり、怖くなったりしてしまいます。
憧れるひとが、身近な人ならまだよいのですが、
本を書いた人だったり、顔も見たことのない相手だったりもします。

今、インターネットの向こうの人に、強い憧れを持ってしまっています。
いついなくなってしまうのか、現実より分かりにくい分、毎日ものすごく不安です。
小まめに更新状況を確認して、時間を無駄にしてしまいます。
どうしたらいいでしょうか・・・。

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2012年5月28日 22時12分

教えて掲示板の回答

 はじめまして。『心のハマメリス』の阿部でございます。宜しくお願い致します。

 ご自分以外の人や、ネット上の人に強い憧れを抱き、その人が転勤してしまうと思うと寂しさや不安で怖くなってしまうのですね。

 人に強く憧れる。
 つまり、人に強く依存してしまう感情は、あなたが幼少期にご両親からの愛情を感じられずに、現在までその感情を引きずり、無意識に他人に求めているということはないでしょうか?

 あなたの中には、まるでご自分の存在感が無いような、自己肯定感が育っていないような、そんなご様子が感じられます。

 幼少期のあなたとご両親の心の中に、何らかの事情で、親密感や信頼関係が出来ずに「未完」のまま、寂しさと不安をかかえられて来られたのであれば、ご自分なりに「今ここ」から完結されることをおすすめ致します。

 ありのままのご自分を受け入れ、愛してあげて下さい。そして、新たな人間関係を再構築されることを、心より願っております。
 

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2012年6月4日 23時39分


心理カウンセリングサービスCOMODO

こんにちは、カウンセラーの延命といいます。


とても個人的ですが。私は、まんぢろうさんがそれ程までに憧れる人達が、一体どんな素敵な人達なのか?まんぢろうさんはその人達のどういうところに、憧れを感じているのか?それを聞いてみたいなと思いました。

そして、ご自身が幾度となく経験したという“寂しい気持ち”や“恐怖”言葉にしたらありふれた単語ですが、それらは一人一人違うはずです。どういう感覚なのか?もっと詳しく聞けたらと思います。


さて

件名には「直したい」と書いてありました。そして文中には「直すべきでしょうか(直せるのでしょうか?)」と書いてありました。最後には「どうしたらいいでしょうか・・」と書いてありました。最初は「直したい」と思って文を書き始め、書いていく内に色々な考えや感情、現実の状況が混ざり合い、どうしたらいいのか分からなくなったのかな?と私は感じました。


自分の感情や考え、現実の状況を整理して、“憧れ屋な自分にどう向き合うか?”まずは、そこからから始まるのかなと、思います。


私は、自分の感情や考えを整理することがとても大切だと思っています。今の自分自身をしっかり見つめて、より良い選択を取ることが、より良い自分と明日を作ることにつながると思っているからです。

気持ちと感情の整理は、自分一人でもできますし、友達や家族と相談することでも十分出来ます。ただ、“無意識”など、より心の深い所で整理したいと思われるなら、カウンセリングをお勧めします。

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2012年6月4日 22時15分


新川公園前メンタルカウンセリング

登別市 新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー 千嶋のりえです。


ご相談ありがとうございます。

あなたの感情は、他者に強く依存してとらわれてしまうと喪失感だけが残ると思います。

ここを改善しましょう。

せっかく理想の振る舞いに関心を持ったのです。
あなた自身がそこに依存して、置き去りになってしまう前に、確実に自分の物にしましょう。

最初が真似事でも、だんだんと自身に馴染むとあなたの魅力に加算します。

憧れの存在を持てると言う事は、どんなに夢があって素晴らしい事でしょうか。
あなたの素直さがその優しさを生み出すのです。

そこで気をつけることが依存です。
依存は勝手な感情になり、自己責任を無くしてしまいます。

あなたは、喪失する事で次の対象を見つけます。
これで良いと思うのです。
一つに執着せず、どんどん理想を開拓する・・・才能だと思うのです。
ただ、ここも矢張り、依存の意識にのまれない心掛けは必要です。
これさえ出来れば大丈夫。
素晴らしい長所を得て、楽しい毎日にしてください。

なりたい・・・と願うことは、必ず近付くことにつながります。
成長と共に、オリジナル化しましょう。


心理カウンセラー 千嶋のりえ

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2012年6月4日 18時54分


カウンセリングルーム優心(㈲有心個別アカデミー内)

まんぢう さんこんにちは。
カウンセリングルーム優心の武澤と申します。

宜しくお願い致します。

他の先生方とほぼ一致しますが、多少補足的に述べさせて頂きます。

確かに強迫性が強い所では何かご自身の中で「自信がない」と
お考えな部分があるように感じました。

極論を申し上げれば、「自分自身」と言うモノがなく他人に依存している
状態なのではないでしょうか?

自我の確立がまだ出来ていないとも言えます。
人は人個々人で考えられなくてはなりませんが、その「境界線」が見えていないならば、性格とは一言では言えない気が致します。

一度カウンセリングでの「心の奥底」に何かがある気が致しますので
門を叩いてみてはいかがでしょう?

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2012年6月4日 18時36分


聖母治療院

まんぢうさん、はじめまして。
漢方紫禁堂治療院の加藤と申します。

まんぢうさんの「憧れ」は、少し強迫観念になっているようです。

憧れる人のように似せた話し方や振る舞いができないことや、
憧れの対象を失うことの恐れがおありなのですね。

誰かに憧れることは自然なことです。

それは向上心にもつながりますし、相手に対する好奇心や観察力によって
ご自分の内に秘めた感性を磨くことにもなります。

憧れるということは、相手の中に「魅力」を感じるからで、その真似をすることで
相手の能力や外見に近づけることを願ったり、自分のコンプレックスを解消したいと
思ったりする「変身願望」なのですね。

この「変身願望」は誰にでも持ち合わせている欲求で、身近な例では、
晴れの日の着物姿や結婚式でのウェディングドレス、テレビドラマでの俳優の演技、
特殊な例では、太宰治や坂本竜馬などの文豪や歴史上の人物、仮面ライダー
などの架空のヒーローなど、様々です。

まんぢうさんの憧れの対象は、「現在生きている人物」なのですね?

その憧れの対象の人がいなくなることへの不安・恐怖ですが、まんぢうさんに
とっての憧れの人の変遷は、どれくらいの周期で変わってきましたでしょうか?

幼い頃から憧れるお気持ちはおありだったと思いますが、その対象は、その時々で
変わっていきませんでしたか?

現在憧れていらっしゃる方の前は、いつ、誰に憧れていらっしゃったでしょうか?

・・・・・・私個人の経験でもありますが、憧れの対象は、常に存在するものでは
ないでしょうか?

私も子供の頃から憧れが強いわりには、まったく「変身」できずに落ち込みましたが、
憧れの対象は、その都度その都度様々な職種、存在、国籍を問わずに存在
しました。

その意味で、憧れの対象を喪失するという不安や恐怖自体は、その憧れる人や
理由をカウンセリングで共有すれば、まんちぢうさんのお気持ちに冷静さが蘇ると
思います。

気になりますのは、「インターネットの向こうの人」というバーチャルな存在の方に
憧れておられることです。

そのことは「憧れ」という感情よりも、「鏡を失いたくない」という強迫観念になって
おられるように思います。

ご自分を投影する鏡、ご自分が憧れる対象に近づいたかどうかを確認する鏡──。

憧れることから、憧れの人が「日々生産する何か」を考えてみましょう。

憧れの人がこなす仕事の内容、憧れの人の存在で周囲をどのように変えるか。

まんぢうさんが憧れの人になることができたら、何をすべきなのでしょうか?

また、何をすべきなのでしょうか?

これは憧れる対象の方の職業や地位、国籍、特技・・・などによって異なります。

いまの段階では、ご自身のアイデンティティを確立するよりも、むしろ徹底的に
憧れることを続けられ、憧れの人が周囲に及ぼす好影響までも真似をされてみる
のも一案です。

好奇心と向上力、洞察力、素直さがなければ「真似」はできません。

ぜひ、まんぢうさんの感性とパワーが良い方向に向かいますようお祈りしています。


漢方紫禁堂治療院
http://shikindou.dcsv.jp

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2012年6月4日 17時48分


お礼コメント

加藤先生こんばんは。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
お忙しい中回答していただき、ありがとうございます。

おっしゃる通り、対象は常に存在しました。
不安や恐怖の正体を掴むようにしていきたいと思います。

「鏡を失いたくない」という表現、ぴったりです。
インターネットでは特に、文字だけの世界なので、真似て演じるのが簡単だからかな、と思います。
でもやはり、その人がいなくなるのは寂しいです。
理由は分かりませんが、その人が存在することで、何か心強く思っていました。
近付いた訳でもないのに、離れてほしくないのです・・・。
いつか話を聞いてみたい、近付きたい・・・という気持ちもあったのだと思います。
現実でも同じだと思います。

どれだけ同じようになれたか・・・ではなく、
憧れの人が日々生産するものは何か、考えて、そこから自分なりの方法を考えるようにしたいと思います。
あくまで「向上心」に止めておくようにします。

徹底的に憧れることを続けても良い、とのお言葉、安心しました。
振り回されるのではなく、芯を持って、成長を続けられたらいいなと思います。

ありがとうございました。

2012年6月12日 22時19分

NPO法人 ゆうあい相談室

憧れの気持ちは、だれもが少しは持つものです。でもどうにもならないことを知り、現実に戻るものです。それがあまりに強い場合は心理的に
依存している可能性があります。人は人、自分は自分です。取り替えることはできません。自分の中にも良いところはたくさんあります。そんな自分を大切にしてあげてください。

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2012年6月4日 16時35分


お礼コメント

ゆうあい相談室 様、こんばんは。

お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
お忙しい中回答していただきありがとうございます。

確かに、良い部分を取り込みたい・・・のはずが、
その人になり切りたい、取り替えたいというような気持ちに変わっていたのかもしれません。
あくまで土台は自分だと認識して、見失わないようにしたいと思います。

人は人、自分は自分、忘れないようにします。
周りだけでなく、自分にも、良いところを見つけていけたらいいなと思います。

暖かい御回答ありがとうございました。

2012年6月11日 00時18分

まんぢうさん、こんにちは。
カウンセリングへいおんの中島です。

ご相談内容を拝見させていただきました。
憧れ屋と言われているのですね。
それがどういう心理状態なのかを中心に、私なりの見解を述べさせていただきますね。


まず「憧れる」ということそのものには、全く何の問題もないと思います。
ただちょっと引っかかりましたことがつぎの一節です。

「目標にする人が自分の前からいなくなることが不安」

このことから察しますに、心理学言うところの「防衛機制」と呼ばれる現象が顔を出してきているのかもしれないと思いました。
つまりどういうことかと申しますと、欲求不安などによって環境への適応能力が低下した場合、不安が動機となって行われる自我の再適応のメカニズムのことなのです。
もっとわかりやすく説明しましょう。
日常の欲求不満が溜まってゆき、それが「不安」という感情と共に現れてくる「心の防御反応」のことです。

今回の現象は、防衛機制の中で「同一視(同一化)」と呼ばれるものでしょう。
一般的には憧れと同じですが、それは自分にないものを持っている人に自分を近づけようとする気持ちのことです。
たとえばエヴァンゲリオンの登場人物に憧れてコスプレをしたりフィギアを集めたりすることのようなものです。
あるいはアイドルに憧れて、同じような格好や髪型を真似して満足するようなものです。

何度も申し上げますが、憧れることそのものには全く何の問題もありません。
それはいたって健全なことなのです。
問題は、それが不安の裏返しだということです。


私たちはカウンセラーですから、カウンセリングの場で感情を吐き出してほしいなと思います。
ですがもしカウンセリングに対して敷居が高いなと感じられるときには、身近な方で結構ですから、何でも話すことです。
誰にも語れないことがありましたら、カウンセリングの場で吐き出されるとスッキリしますよ。


また、ご相談くださいね。

「憧れるひとが、身近な人ならまだよいのですが、本を書いた人だったり、顔も見たことのない相手だったりもします」
「今、インターネットの向こうの人に、強い憧れを持ってしまっています」

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2012年6月4日 16時12分


お礼コメント

中島先生こんばんは。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
お忙しい中回答していただきありがとうございます。

不安の裏返しだということ・・・、納得しました。
何か「上手くいった」と思えることがあっても、
他の人がほかの部分でよく出来ていれば、そちらにばかり目が行ってしまっていました。
確かにどこか、自信がないところがあったのだと思います。

中島先生の丁寧なご説明、とても分かりやすく理解できました。
憧れること自体が問題なわけではないということ、よく分かりました。不安の余り、自分を見失わないように気を付けたいと思います。

いつか本当に困ったときは、カウンセリングの場を頼らせて頂こうと思います。
ありがとうございました。

2012年6月11日 00時04分