教えて掲示板の質問
「姉について」に関する質問
- 受付終了
匿名希望さん
はじめまして、30才の姉について質問です。
現在、父親・姉・私・弟の4人家族で暮らしています。
私が15才、姉が17才の時に母親が自死しました。
父親の事業が失敗し、母親自身も借金をおう形になっていたので今思えばうつ病など心の病気をもっていたのだと思いますが、当時は知らされていませんでした。
その後の生活も父親との関係性や生活費など様々な面で苦労してきました。
それでもなんとか4人で生活をしていたのですが、(金銭的な問題で一人暮らしなどは許されませんでした・自宅に生活費を入れる必要があったので)
昨年、父親が大病を患いました。
手術もしましたし、現在も治療を続けております。
そんな中、姉に虚言癖や放浪癖があることに気づきました。
はじめは片付けをするするといっていつまでもしないことや、
遊んでもいないお友達の名前を言って家に帰ってこないことなどからおかしいと感じるようになりました。昨年は沖縄にバイトしにいくという置手紙を残し家出をしました。
携帯電話も解約しており、webメールにメールを送っておいたところそれを読んだようで連絡をしてきました。本人はおおごとになっていたことにびっくりしていたようです。
結局、沖縄にもいっておらず都内のホテルやネットカフェを転々としていたとのことでした。
その後、しばらくは落ち着いていたのですが、最近、京都の警察から保護しているという連絡をうけ、父親が迎えに行きました。
今後、どういった関わりをもてばよいのか、悩んでおります。
それでも家族仲は悪くなく、会話もあるのですが、本人が大事なことや悩み事などまったく話をしてくれません。すぐ思いついた嘘をついてごまかします。
心療内科やカウンセリングなども考えておりますが、日常で関わるにあたって一番大切なことはなんでしょうか?
本人はお友達に自宅に帰りたくないといっているようです。
一人で暮らさせることも視野にいれたほうがよいのでしょうか?
よろしくご教授くださいますようお願い致します。
2012年5月16日 10時40分
教えて掲示板の回答
カウンセリングスペース フィールマインド
はじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向るり子です。
お父様の事業の失敗、お母様の自死、お父様の手術。
十数年の間に、とてもストレスがかかることを経験されてきましたね。
あなたも大変だったと思いますが、お姉さまも兄弟の長として、これまで懸命に頑張ってこられたと思います。
ご相談いただいた文書内だけですが、お姉さまの言動は、「虚言癖」や「放浪癖」とまでいえるものではないような気がいたします。
一般的に言う「虚言癖」とは、それによって犯罪、もしくは犯罪すれすれの事を引き起こすような嘘をついてしまう状態を言います。
京都の警察から保護の連絡、についてはもう少し詳しくお伺いしないと何とも言えませんが、沖縄に行く、と言って実際行っていなかったのは、そう言わなければ「帰ってきて!」と言われてしまうのが嫌だったからではないかと思えるのです。
沖縄にいると言っておけば、「帰ってきて」と安易に言えないからです。
あなたのwebメールを見て連絡をされてきたとのこと。
「放浪好き」が「癖」と呼ばれる状態になってしまった方は、webメールに返信はしないと思います。
今、お姉さまは疲れ切ってしまって、「家庭から離れたい」だけではないでしょうか。
携帯電話の解約、ということからもそう思えます。
多かれ少なかれ「今は家族と関わりたくない」と思う時ってあると思います。
「家族」とは、支えでもありますが、時に重荷でもあるのです。
荷物を降ろして休みたい。それがお姉さまの今の心の状態ではないかと私は思います。でも、それが言い出せないので、たまってくると、ふと家を出てしまったり、その場限りの嘘で取り繕ってしまうのではないでしょうか。
お姉さまに、あなたがお姉さまの今の状態を心配していることを正直に話してみたらいかがでしょう。「お姉ちゃんは、大事なことや本当に悩んでいることを話してくれていないように私は感じるよ。だから心配だよ」とそのまま言ってみてください。
そして、もし、あなたがカウンセリングを受けて欲しい、もしくは病院に行って欲しい、と思われるようなら、それも伝えていいと思います。
お姉さまも、もう30歳。あなたのアドバイスに従うか従わないかはお姉さまが決めることです。
カウンセリングは、家族でもない、友達でもない、何の利害関係もない『聴くプロ』に心の中を吐き出すことで、精神の安定と新しい一歩を生み出す効果を持っています。
個人的には「○○癖」という症状まではいっていないと思いますので、お姉さまはカウンセリングが有効ではないかと思います。
ご相談者さまも、お父様のこと、お姉さまのこと、大変な状況だと思いますが、正直に気持ちを伝えていけば、必ずわかってくれるお姉さまだと思いますので、気持ちを少し楽にして、お話ししてみてください。
また、わからなかったり苦しくなったりしたらお気軽にご相談くださいね。
2012年5月22日 15時14分
新川公園前メンタルカウンセリング
新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー千嶋のりえです。
ご相談ありがとうございます。
大変心配でしょう。
まず、お姉さまの心理状態を知る必要があります。
妄想的な症状も含め、何が起きているのかを確認しましょう。
口頭での問い掛けに、異常さを感じた場合は、優しく無理のない様に心療内科を受診した方が良いです。
計画性のない行動の中には、何かの障害が潜んでいる場合があり、早期に見つけてあげれば、速やかに治療にとりかかれます。
過去の問題は、思わぬ闇を作ってしまいます。
なので、あなたも不安な症状を感じたら、無理をしないで改善の方法を得ましょう。
心の問題は、関わりに限界があります。
改善には、行政も協力します。
保健所等の相談先も知っておくと良いでしょう。
頑張り過ぎないで下さい。
心理カウンセラー 千嶋のりえ
2012年5月21日 19時03分
こんにちは、カウンセリングへいおんの中島です。
ご相談内容を拝見させていただきました。
虚言癖と放浪癖・・・どちらも厄介な問題です。
私なりの見解を述べさせていただきますね。
お姉さまの日常生活には支障が出ているということがなければ、これはおそらくメンタルカウンセリングでかなり改善するのではないでしょうか?
と申しますのも、お母様の逝去、お父様の事業失敗と大病がおありになり、当然ご家族の心的経済的疲労は大変なものだったことでしょうから、お姉さまも当然ダメージを受けられておられたのでしょう。
心の奥底に潜むトラウマと申しますのは、日常的に係わり合いのない第3者であるカウンセラーに心の中をさらけ出すことによって、カタルシス効果がかなり期待できるものです。
日常生活において支障がある場合には、それは心療内科の領域となります。
それでお姉さまへの接し方ですが、ご本人も気が付かない内に行動されていると思われますので、ごく普通に接してあげた方がよろしいのではないかと思われます。
カウンセリング料金の問題もあると思いますが、どうしても負担にお感じになられる場合には、保険診療が可能な心療内科でじっくり取り組むことがよろしいでしょうね。
ご自宅に帰りたくないとのことですから、お姉さまの友人の方にもお手伝いをお願いしてみるのも一手かもしれません。
文章だけで推測しますと、あなたお一人に随分負担がかかっておられるように思われます。
あまり思い込まないで、なるようになるさ程度の心は持って置かれた方が楽ですよね?
闇は必ず明けてゆくものです。
ご家族のことももちろん大切ですが、あなたご自身のこともちゃんと考えてあげてくださいね。
辛いことと思われますし、いつまでこれが続くのだろうかとも思われることでしょう。
「辛いときには無理せず、流れに乗ってバランスだけコントロールすることが大切」
これはコーチングのときに、いつもクライエントさんに申し上げていることです。
流れに逆らっても、なかなかうまくいきません。
流れに身を任せ、舵取りだけをやっていれば、きっと明るい未来が見えてきます。
それでも辛いときには、何度でも書き込みされてくださいね。
また、ご相談ください。
2012年5月21日 16時52分
はじめまして。心理セラピスト KENです。
よくこれまで、ご家族団結してこられましたね。ご立派です。
さて、お姉さまですが、お仕事はされていらっしゃるのでしょうか?
今現在、お仕事をされていらっしゃらないのであれば、簡単なアルバイトで結構ですので、始めてみたら良いのではないでしょうか。
そして、一人暮らしをしていただく方向が良いように思います。
カウンセリングについても、これは是非やっていただいた方が良いです。
年長者として、一家の責任を担ってこられた負担が今、症状となって顔を出してきているように思います。
新しい環境で自活していくことが、お姉さまの人生において求められているのでしょう。
2012年5月21日 16時14分
こんにちは。
お姉さまの虚言癖等について悩まれているとのこと。
身内の方がそのような状態になると一緒にいる方もさぞお辛いことと思います。
同じ症例とはいえないかもしれませんが、ご参考までに統合失調症などの方が幻聴、幻覚を観るときの対応をお伝えします。
まずは、ご本人が聞く幻聴などを自由に語らせることが良いようです。
例えば「~さんがこう言ってる」(実際はそうじゃない)とい場合でも「そうなのね、~さんがそう言っているんだね」と対応する。
ですので、お姉さまがありもしないことを話している時はそれを言いたいだけ語らせてあげることをしてみてはいかがでしょうか。
それによって幻聴がなくなる、もしくは気にしなくなったというケースを聞いたことがあります。
また、精神科への受診はお勧めしたいと思います。
持っていきかたとしては「お姉さんがおかしいから」というのではなく「お姉さんがしんどそうだからお医者さんが楽にしてくれるようだから受診してみない?」と言って受診を促してみると良いと思います。
その際一緒に付いていってあげると良いと思います。ご本人も安心するという点と、お姉さまの状況を客観的にお医者さんに説明できるというメリットがあると思います。
ただし、ご本人がどうしても受信したくない、もしくは受診するけど付いてくるなと言うなら無理はしない方がいいです。
この問題を即解決しようとするのではなく、まず関係者がどっしりと腰を据えて長い目で対応すると結果的に良い方向に行くような気がしています。
ご参考になりましたでしょうか。
2012年5月21日 15時52分