教えて掲示板の質問

「働くことへの異常な恐怖心」に関する質問

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西園さん

女性です。双極性スペクトラム障害と診断されています。

昨年末まで、とても好きな仕事をやりがいを持って懸命にやっていました。
ですが、年末に上司との関係がこじれ、モラハラを受けて精神的に限界を迎え、逃げるように退職しました。
大好きだった職場を情けない形で辞めてしまったことに、毎日泣いたり暴れたり、ストレスで体がボロボロになったりしました。
いま、何ヵ月もかけてだいぶ精神が安定し、体もかなりよくなりました。

そこで、そろそろ仕事を始めなきゃ…と思っているのですが、とにかく怖いです。
元々「仕事」というものに強い恐怖や緊張や不安を抱きがちで、実は前の仕事をする前も2年間ニート同然の生活(この時、鬱と診断されていた)でした。

具体的には、
・人間関係がこじれると駄目(ちょっと嫌味などを言われるとものすごいショックを受け、それでバイトを辞めたこともあります)
・仕事に行く前や仕事中、すごく憂鬱、不安になる(昔はなんとか耐えて泣きながら行っていましたが、今の精神力で出来るのか怖いです。これが一番きついです。)

また、昔から、バイトなどを円満退職出来たことがほとんどありません。いつも最後は人間関係がおかしくなり、心のバランスを崩して通えなくなり、そのまま倒れるように逃げるように辞めてきました。
(ここに根本的な何かが隠れてるんでしょうか?)

仕事を始めるのは誰でも不安、仕事に行くのもみんな大変、というのは分かっているのですが、
自分の場合は不安や恐怖で一歩踏み出せない=働けず、日常生活に支障が出ているレベルで、これは普通の人とは何かが違うのではないかな?と思っています。

カウンセリングに通えば何か開けるような気がしますが、金額が高く、悩んでいます。
病院のカウンセリングは安いですが2ヵ月待ち、始めても1ヵ月ごとに30分だけです。(これは一応申し込みました)

もうすこし回復すれば、自分の恐怖を取り除くことができれば、一歩踏み出せそうな気がします。
どんな小さなことでも構わないので、ご意見、アドバイスなどいただきたいです。
また、何か参考になりそうな書籍などがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

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2012年5月15日 01時45分

教えて掲示板の回答

はじめまして。 
向坪と申します。

頑張り屋さんですね。
落ち着くのを 時間をかけて 待ったのですね。
そして、またお仕事を始めようと前向きです。

やはり、今のままの状態では心配ですね。
しっかり治療してからでないと、お野路事が繰り返されることが
とても不安です。

カウンセリングは確かに高額です。
続けることが困難になりますよね。
そのようなことから、時間をかけて続けることが
少しでも負担にならにように、こちらでは定額で承っています。
埼玉の川越です。

お住まいはどちらでしょうか?

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2012年5月23日 09時26分


いくえい心理カウンセラ-室

 心理カウンセラ-の下地 勝彦(しもじ かつひこ)と申します。

生活の為 ‐‐ 生きがいを求めて ‐‐ 夢へ向けてのワンステップとして ‐‐など
   

そのモチベ-ションは各人各様ですが、仕事を通して社会とのつながり感を得たい
  と願う思い入れの根底には ―――

ややもすると自己の存在価値さえ問われかねない‐‐「人並み」‐から
       振るい落とされる事への焦るような切迫感や
          言いようの無い不安など‐悶悶たる思いがあったりするようです。

しかしながら、
 組織人として‐多様な人材の中でそつなく協調していく事が如何に大変か!‐‐‐
          職場という環境は‐‐その能力をまるで試すかのように
             社会の荒波という形で一人ひとりに突きつけてきます。

ましては、苦難の時代から脱却しようとする者にとって ―――
           そのブランクを克服していく事は並大抵の事では無い筈です。

そういった、仕事‐あるいは社会そのものへの「恐怖心」を抱いてしまうと
〈考え過ぎてはいけない‐と思う程〉‐余計に想像ばかりが膨らんでしまって

    却って恐怖心を助長したり新たな不安を招き寄せてしまったりするようです。

何故なら、
理性の働きなど及びもしない‐『自然な形で湧き上がってくる恐怖という本能』を、
                       亡き物にしようと力ずくになってしまう点に‐
 大きな思い違いが生じてしまうからです。

 / それでは、力ずく以外の方法とは一体、何なのか? /
 
つい、恐怖を覚えてしまう自分が居る‐という事は ―――
  【自分という全体の中に、そう感じずにはいられない〈一部としての〉自分が在る】

 とも理解され、そういう事実を《葬り去ろうとするのではなく》むしろ、

 ※紛れの無い事実として素直に受け入れていく ‐‐‐という無理のない発想の中に
      気持ちを楽にさせるスイッチがあるのでは?
その結果として、【以前ほど気にならなくなった】‐と思えればベストなのですが。。

《また》[人付き合いが苦手なのは、昔からの事‐‐]であるなら

 「自分との付き合い方」‐にしても
 自分に優しくなれない‐「何かにつけて見放してしまう冷酷な自分」が居て、

周りに対しても‐どうでもよくなって‐心を開こうとしない・信用できない
  と思う‐‐頑(かたく)なさが身に付いてしまったのかも。。

《更には》 職場の人付き合いにおいても
    つい身構えてしまって、「自分を品定めしている」とか
            「常に厳しい視線が注がれている」という意識が先走り過ぎて

 /みんな、ただ、自分の事で精一杯なだけで、周りに心配り出来ない程に
                             心の余裕を失っているだけで/
特別に私だけを毛嫌いしている、というわけではないのかも。。。
               という考えが及んでこないだけなのかも知れません。

〈辛い時〉 ――― 休養を挟んだりして体調を整える事は大切です。

   ブランクをあまり長引かせぬように社会の第一線に身を置きながら
      心のバランスを図っていく、という視点も‐‐
         【ストレスに対処する能力を低下させない為には】更に大切な事です。

 社会の中で周りと調和しつつ、自分らしさを失わずに生きる事は
                              難しい事だと思います。
しかし、/ ヒトとして最も辛い事態とされる‐‐誰からも必要とされない自分 /
 にならない為に、
   好きな仕事への貪欲な気持ちだけは、持ち続けて欲しいと願うばかりです。

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2012年5月20日 21時24分


カウンセリングスペース フィールマインド

西園さんはじめまして。
フィールマインドカウンセラーの小日向です。

私からのアドバイスも、基本的に私より前にご回答くださった「漢方紫禁堂治療院の加藤先生」とほぼ同様ですが、補足でアドバイスをさせていただきますね。

西園さんは、現在「精神障害者手帳」を持っていらっしゃいますか?
もし、持っていらっしゃるようでしたら、その手帳を持って地域のハローワークに行かれることをおすすめします。
手帳を持っている方には「職場復帰(リワーク)支援」という制度が使えます。
これは、西園さんの「双極性スペクトラム障害」も含め、精神的に疾患を抱えている方に理解のある会社が西園さんの主治医を連携をとりながら、少しずつ社会生活を送ることができるように支援していく制度です。
あらかじめ、西園さんの不安障害の部分を理解して、受け入れてくれる会社なので、安心して社会への一歩をまた踏み出せるかと思います。
何かあったときも、会社と医師の連携がとれているというのも安心ですね。

もし、手帳をまだ持っていないようでしたら、「双極性スペクトラム障害」と診断をした医師のところに行って、お医者さんに『診断書』の発行をしてもらってください。
そして、その診断書を持って地区の保険事務所に行き「精神障害者手帳を発行してほしい」と伝えれば、手続きをしてくれます。

漢方紫禁堂治療院の加藤先生も書かれていますが、「双極性スペクトラム障害」は、性格を治すべき、という類のものではありません。

障害も1つの「個性」です。双極性スペクトラムの方の社会に対する不安は、そういった障害を持たない人の「不安」とは別物であることをまず認識しましょう。
そして、ご自分の「躁」の状態と「鬱」の状態を自覚し、お薬とも上手に共存し、福祉の力も借りましょう。
そうやって、西園さんはあなたの進み方で、少しずつ、社会復帰していけばいいのですよ。

それでも、気分の波に翻弄されてお辛いときはあると思います。
そんな時は、カウンセリングで心を聴いてもらうだけでも楽になります。
カウンセリングの併用も検討されるとよいかと思います。

また何かあったらご相談くださいね。

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2012年5月18日 17時52分


西園さん、こんにちは。
カウンセリングへいおんの中島です。

ご相談内容を拝見させていただきました。
いわゆる双極性スペクトラム障害というもの、および西園さんの根源問題について、私なりの見解を述べさせていただきますね。


一昔前には「躁うつ病」と言われていた疾患です。
厳密には双極性スペクトラム障害1型のことが「躁うつ病」で、2型はちょっと違います。
1型は例えば躁状態が何週間も続いた後にいきなりうつ状態になったりと、はっきりとその違いが出てまいります。
社会的適応力に欠ける方が多いことがあげられます。
2型は、1型ほど極端な躁鬱が現れるものではないのですが、例えて言えば川の流れのように激しくなったり静かになったりしますので、社会適応能力がある方とない方の差が激しくなります。
部屋にこもりっきりでアートに没頭し、うまくいかないとモノに八つ当たりする芸術家さんをイメージ(あくまでイメージだけです)していただければわかりやすいかもしれませんね。

西園さんがこの病気だと診断されたのであれば、おそらくは2型でしょう。
社会適応能力はお持ちですが、それほどあるという訳ではない。
で、この2型の特徴は、凹んだときにとことん自分は「うつ」なのではないかと判断できるわけですから、うっかりカウンセリングを受けてかえって悪化してしまうことがよくあります。

つまり、こういうことです。
単極性のうつ病とだけ思い込んで薬物療法やカウンセリングを継続していると、軽度の躁状態にさらされてしまい、それが悪化して本格的な1型になってしまうのです。
一昔前は「躁うつ病」でひと括りで良かったのが、そのような事例が発生してきたためにタイプ1と2に分類され、そしてこのような病名となっていきました。
私がカウンセリングだけではうまくいかないことが多いのですよと、口を酸っぱくして申し上げていますのも、こうした事例が現実にあるからです。

なので対策といたしましては、心療内科で処方されるお薬を服用しながら先生の指示に従ってカウンセリングなり心理テストなりを行うことがベストなのではないでしょうか?

考え方を見直すとか、リラックスして瞑想するとかの方法もありますが、下手をするとかえって悪化してしまいます。
むしろノーガードで日常生活に臨み、極力凹みやすい状況に近づかないように心がけ、おだやかな感情であることが「自然である」ようにしてゆくことが大切なのではないでしょうか?

西園さんは現在のお辛い状況から脱却しようと、努力なさっておられます。
その努力は立派なのですが、こうしたことなのだと理解していただき、受け入れて治療に専念する期間を設けることの方が大切なのではないかと思う次第です。

興奮したり、必要以上の向上心ではなく、風を受け流すススキのような柔軟さが、今最も必要なことなのではないでしょうか。


わかりにくい表現がありましたら、申し訳ございません。
いつか、きっと良くなると信じましょう。
ご自身の人生に感情を持たず、ただひらすら受け入れるということにコミットしてみませんか?


また、ご相談くださいね。

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2012年5月18日 16時29分


聖母治療院

西園さん、はじめまして。
漢方紫禁堂治療院の加藤と申します。

お悩みを拝読しました。

共感できる部分が多くあります。

まず「双極性スペクトラム」という病名ですが、

鬱 → 平常 → 躁 → 平常 → 鬱・・・・・・

という感情の流れが続くことをいいます。


そのうえで、西園さんが過去に職場の対人関係が

こじれてしまったことの原因は2つあると思います。

ひとつは西園さんご自身も書かれているように、

人からネガティブなことを言われたことへの反応や、

強い緊張感・恐怖感・不安感に襲われながら出社したり

仕事を続けたことからくるトラウマです。


一般的に、躁のときはやる気が起きて、人からネガティブな

ことを言われても、「自分は正しい」という気持ちが強いため、

同じこじれるにしても、「正義のために辞める」という気持ちが

強くみられます。

反対に鬱のときは、自分に自信がなく、罪悪感に襲われ、

人からネガティブなことを言われると、「自分が悪い」と思い、

「自分は何をしてもダメだ」 「自分の存在が周りに迷惑をかけている」

というふうに考えてしまいます。


つまり躁のときは「自信満々」で、鬱のときは「自信欠如」になって

しまうのです。

こういう気分(感情)の変化によって、日常生活に支障をきたす

状態を「双極性スペクトラム」といいます。


西園さんの文章を拝読して、この気分(感情)の波に苦しんで

おられる様子が伝わってきます。

西園さんは、もともと真面目で几帳面で完璧主義だと拝察します。

決してずるいことや怠けること、人を押しのけてまで楽をすることは

できない性格だと思います。

むしろ、人のぶんまで余計にやってしまったり、多少自分を犠牲に

しても周囲との円滑をはかろうとされたり・・・サービス精神が旺盛

だと思うのですが、いかがでしょう?


まずはお仕事をされる前に、「双極性スペクトラム=躁うつ病」である

西園さんご自身に合ったお仕事を見つけられるよう、医師や精神保健

福祉士(市町村の保健所・保健センターにいます)に相談されては

いかがでしょう?

西園さんの症状を理解してくれる職場・職種選びや仕事時間、休日や

通院日など、西園さんが無理なく働ける環境を提供してくれます。


西園さんの症状や、これまでのトラウマは、感情の波による職場や

社会への「適応障害」ですので、これからは躁と鬱の波を上手に

コントロールできるように、服薬を続けられ、西園さんご自身でも、

「いま、鬱だ」 「いま、躁だ」と、症状を客観的に理解されることで、

休んだり、ブレーキをかけたりすることができるようになります。


決して、性格がいいとか悪いとか、根性で治すという性質の病気では

ありませんので、今後は「努力」とか「頑張る」というような、ご自分を

叱咤激励されるようなことはなさらないでくださいね。


基本的には服薬で良くなりますが、愚痴を言ったり、イライラすることや

弱音を話したいと思われたときは、カウンセリングを利用されるのも

いいと思います。

料金や場所・方法など、この「カウンセリング.COM」には多くの先生が

登録していますので、西園さんに合ったカウンセラーにお問い合わせください。


いままでより、もっとご自分のハードルを下げて、一歩一歩着実に

進んで行かれれば、小さくてもそれが「自信」につながりますよ。


焦らずに、「ゴーイング・マイウェイ」で行きましょう。


漢方紫禁堂治療院
http://shikindou.dcsv.jp

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2012年5月18日 16時11分