初めまして、からすさん。井上といいます。

虚言癖にしろ妄想癖にしろ
現実と想像の世界が混じり合ってしまうと、一番困ってしまうのは、
からすさん本人ですね。

この二つを無くそうとした時、
虚言癖も妄想癖もともに、
からすさんにとっては「逃げ場所」だったのではないでしょうか？
『バレてしまったらと思うと震えてしまいます』というくらい
父親からの執拗な虐待に耐えかねて、
からすさんが追いつめられて選択した対処法だったのだと思います。
避難場所としての虚言癖と妄想癖をなくすには、
それがあなたの中でどのように形成されたのか
理解する必要があるように思います。

からすさんが虚言癖と妄想癖を「採用」する以前には、
父親への反感、恨みつらみ、
自分自身への責め、無力感など
辛い思いをたくさんしてきたのではないでしょうか？
あなたには罪はなく、父親の一方的な事情で虐待があったにしろ、
自分や父親を責めても、それで解決するわけではありません。

お母さんはどうしていたのでしょうか？
お母さんもまた虐待される側だったのでしょうか？
それとも、傍観者だったのでしょうか？
虐待される側だったとすると、
からすさんはお母さんを救おうとして、
あなたが父親からの虐待を一身に背負ったのかもしれません。

からすさん、とても辛いと思いますが、
どのようにして、あなたが虚言癖と妄想癖を持つようになったのか
理解して欲しいのです。

父親に対しては、虐待を止めるようハッキリと伝えなければなりません。
絶対にそれを許してはいけません。
あなたは子どもであったこと、そのためやり返せなかったことから、
されるがままになってしまったのだと思います。
でも、虐待を受ける状況にとどまらざるをえなかったのは、
自分は罰せられても仕方がないと思ってしまったのか、
誰かをかばおうとして犠牲になることを選んだのかもしれません。
どちらも真実ではありません。

虚言癖と妄想癖の根っこには、
罰せられても仕方がないという誤解があります。
それは取り除くことができます。

お役に立てたでしょうか？

感じたことや疑問や質問があれば、気兼ねなく尋ねてください。
quietsphere.03@gmail.com
できれば、もっと聞かせてください。

ブログも見ていただけると嬉しいです。
『ものセラ（ものがたりセラピー）』
http://quietsphere.info

はじめまして。
からす様の質問を読ませていただきました。

確かに、幼少期、成長期の頃に虐待に合うと、虚言癖や妄想癖になることは少なくありません。
しかし、おかしなことではありません。

私たち人間は日頃から集団で生活をし、様々な人と関わっています。

行く先々で出会う人や状況によっては、嘘をついてしまったり、良い妄想が嘘を招いてしまったり。そういうことは誰にでも、あり得ることなのです。
それが、少し常習的だったり大袈裟になってしまっただけです。

ただ、からす様は、それを直したいと思っていますね。
それがすごく大事な第一歩だと私は思います。
とても勇気のある行動だと思うのです。

昔のことを思い出すのは辛いでしょうし、抵抗があるかもしれません。

けれど、ちょこっとだけ思い出して見てください。
お母様や、お友達、親友のかたに、自分が父親にされたことを話したことがあるでしょうか？？
ずーっと、心の中にモヤモヤがありませんか？

虚言癖や妄想癖のかたは、自分を大きく見せたい。と思う方が多くいらっしゃいます。
周りに笑われたくない、同情されたくないという見栄や、大事な人に心配をかけたくないという防衛。
どちらの気持ちが強いのか。真相を探ることで見つかることもあるような気もします。

私のコメントが、からす様のお役に立てればと思い、今回コメントさせて頂きました。

過去と向き合うのは、とても体力を使いますし、いっきに行うのは危険なので無理のない範囲で向き合うようにしてみてくださいね。

最後に、あなたは悪いことをしているわけではありませんから。
ただ、人間一人ひとりの持つ個性である中のほんのすこしの短所だと‥ご自身の中で、そう受け止めていただきたい。
それだけは、心のどこかに留めておいてください。

あなたの虚言癖や妄想は、あなたのお父様からの虐待と関係しているように思えます。

こどもは、大人に逆らえません。まして暴力を振るわれると、自分を守るために嘘をつくことも有ります。その嘘を何度も何度もついているうちに、何が本当で何が嘘なのか分からなくなっていることはありませんか？

あなたのお母さまは、あなたが暴力を受けているとき、庇ってくれましたか？
もし、家族の中で誰もあなたを庇ってくれる人が居なかったとしたら、あなたは、自分で自分を守るしかなかったと思います。

今でも机に座ると怖いと感じるとしたら、明らかにPTSDに罹っています。

トラウマ治療をすることで、あなたの癖は解消するかもしれません。

お母さまにお願いして、トラウマ治療の出来る心理療法士のに治療をしてもらうことは出来ませんか？

あなたが、自分のことが分からなく時があるとしたら、治療を優先されることをお勧めいたします。