教えて掲示板の質問
「人の意見を否定ととらえる人」に関する質問
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THさん
高3と中3の息子を持つ父親です。
これまでにも質問させていただいたのですが、高3の長男が不登校です。こうなってしまったのは学業不振がきっかけになったのは間違いないですが、本人の性格によるところが大きいと思います。現在の状況は常にため息をついているような感じで、テレビを見たり食事をしているときには普通に雑談するようですが、学校のことや今後の進路について話しかけたとき、学校の先生から電話がかかってきたときはパニックになり、家内に暴力をふるうような状況です。私自身は海外に単身赴任中で、今月末に日本に帰国します。
これまでのことを振りかえってみると、長男は「他人のアドバイスはすべて自分への否定ととらえているのではないか?」ということです。この仮定の根拠は
*積極的に人付き合いはしない。 (批判されたくないから)
*親が叱っても、反省がない。(自分が悪いと思っても、反省する態度は見せたくない)
*他人に対する思いやりが感じられない。
*家内も人の言うことを否定的にとらえる傾向がある。(悪いところが似てしまった)
小学校高学年くらいから、長男が生活態度(朝起きないことや学校からの連絡を伝えないこと)を何度注意しても改めず、家内がヒステリックに叱ったことがしばしばあります。長男は泣いて暴れ、戒めても反省がありません。家内には「確かに正論だが、何度ヒステリックに怒鳴っても改善がない。もう少し、叱り方を考えたらどうだ」と言っても「私は間違っていない。あなたはいつも長男の味方ばかりする」と言い、長男には「お母さんの言い方にも問題はあるが、お前が何度言ってもわからないからだ。反省して生活態度を改めなさい。それにお母さんに手を上げるなんて絶対にしてはいけない」と叱っても不機嫌になるだけで、「ごめんなさい」を言ったことがありません。今思えば父親である私がもう少し毅然とした態度を取るべきだったと思います。
とはいえ、よく家族で旅行に行ったり、外食をしたりして、いつも長男と家内と私の関係はいつもギスギスしていたわけではなく、息子たちは喜んでついてきました。
家内とは結婚以来、喧嘩をしたことがありませんでしたが、長男のこういった態度が出て以来、意見がぶつかることがあり、家内は相変わらずヒステリックになるばかりで、私が「これまでのやり方では改善していない。もっと違った方法を試してみよう」と提案すると「あなたは私を否定する」といった具合で先へ進まず、現在も長男は成長がありません。家内は人付き合いが苦手というわけでもなく、思いやりもありますが、人の意見を否定的にとらえるところがあり、義母が心配して声をかけても、イライラが募り、精神状態も不安定と思われ、義母にも暴言を言うことがあるようです。(義母から直接聞きました)
さすがに最近の状況では長男にヒステリックに当たることはないようですが、先日、家内と長男にある本を読んでみるよう勧めたのですが、家内が長男に本を勧めただけでパニックになり、家内は暴力を振るわれた(手加減はしているみたいです)と途方に暮れ電話口で泣いていました。こんな調子ですから、私の話も全く聞きません。彼にとって信用できる人がいないのです。親として情けない限りですが、人間不信の原因はわかりません。
「一流校へ行け」とプレッシャーをかけたこともありません。学校でのいじめも聞いたことがありません。長男が将来やりたいことを否定したこともありません。それ以前に長男が将来やりたいことを具体的に口を出したことはありません。
家内は暴れる長男を抑えることはできませんので、今後のことを長男と話せない状況です。
「人の言うことは何でも否定に聞こえる人」「自分はいつも正しいと勘違いしている人」はどういう心理なのでしょうか?考え方を改めさせる方法はないものでしょうか?私が帰国してから彼にぶつかってみるつもりです。
2015年9月8日 05時18分
教えて掲示板の回答
まず初めに『誰も何も悪くない』という事を理解してください。
そしてあなた自身も何も悪くありません。それからあなたはこの問題を解決する力は十二分に備わっています。私の想像するところ『僕には家庭内の問題を解決できない』というような何か『記憶』が『反応している』と想像されます。=『自信がない』と『思ってる』(無意識)ということです。これこそがおおきな誤解です。あなたにとっての問題解決とは何がどうなることでしょうか?
要するに『僕には解決することができない』という『記憶』によって『解決できないよう言動』し『やっぱり僕にはできない』という『やっぱり』を確認します。勿論あなたが考えてやっているというよりも無意識のなかにそのような『記憶』による設定があると想像されます。簡単に何日かで解除できる場合もありますが強烈にかかっている場合もあります。詳しくお話を聴いていないのでこの通りではないとおもいますが例えば『僕は家庭内の問題を解決できなかった事がある』『でも僕は家庭内の問題を解決できない『人』ではない』『だから僕はこの問題を解決することができる』と『言う事』で簡単に解決する場合もあります。
『信頼』はあなたがあなたにすることによってその力を発揮されます。
『自分』はあなたがコントロール可能です。
ここでの文面のみを見ての想像ですのでこの通りではないと思われます。
誤解や失礼がありましたらお許しください。
2015年9月12日 16時22分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきます。
2015年9月15日 05時36分
Counseling Room ROSEMARY
THさん、以前にも回答させていただきましたヒーリングルーム ローズマリーです。
現在は海外赴任中とのことで、直接対応できない状況にいらっしゃり、ご心配なこととお察しいたします。
奥様と息子さんにつきまして、ご自分の意見を「否定的」に捉えられてしまい、前に進めない感じがするのでしょうね。
きっとお二人とも、慎重なタイプなのではないでしょうか。
さて、今回は、THさんにお勧めしたい本があり、ここに書き込みさせていただきました。
少々古い本ではありますが、不登校のお子さんたちに深く関わってこられた井上敏明さんという臨床心理家の方の著書です。
・無気力症
・頭のいい子の落とし穴
・適応障害とカウンセリング
・登校拒否の深層
現在、販売されているかはわかりませんが、アマゾンなどの古本、または図書館などで検索すれば読むことができるかと思います。
何かしらのお役に立てれば幸いです。
2015年9月10日 23時31分
お礼コメント
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
2015年9月12日 04時09分
初めまして電話カウンセラー大山桃子です。
拝見させていただきました。
私の想像するところ それぞれの求めていることと
与えていることがちぐはぐになっているように思います。
まず初めにご相談者様と奥様の関係では奥様が求めていることはご主人に対しての理解と共感を求めご主人からは指摘、解決法を与えられ ご長男さんの求めていることは認め信愛、与えられているものは『両親の不安』からの『心配』という風な図になっているのではないかと思われます。
夫婦間の信頼関係の崩れを取り戻す為には
奥様にアドバイス・指導・解決策の提案ではなく 奥様がこの件で具体的にどんなふうに苦しんでいるのか?というところをまずはただただ理解し共感し受け入れる事が必要と思われます。その次に必要な事は長男さんに対する心配ではなく信愛。まずはご長男さんがどんなご長男さんでも受け入れているし愛しているし信じているという事。
今ご長男さんはご自身に起こっていることを解決しようとしていると思われます。
そこへ『ご両親の不安による心配』をあたえられ『罪悪感』を感じておられるのではないかと想像されます。
夫婦間の問題、男女の考え方の違いとして女性は共感脳であり、男性は解決脳であるという事。そして子供は親が思っているよりも罪の意識を感じているという事。そして自ら問題を解決する力を持っていて親からの信愛により自信に繋がっていくと思われます。
そして自分以外の人の考え方を変えるのは不可能でありコントロールであることを
理解していただけたらと思います。
そしてその根底にあなたのあなた自身への信頼という深いところの何か課題のようなものも想像されますが、まずは上の事がなにかヒントになればと思い書き込ませていただきました。
順番としてはまず夫婦間の問題を解決されることが重要であると私は思います。
あくまでもここに記された文面のみを見ての『私の想像するところ』ですのでなにか誤解また失礼等ございましたらお許しください。
2015年9月10日 17時57分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
「男女の考え方の違いとして女性は共感脳であり、男性は解決脳であるという事」とのご指摘にはハッとさせられました。彼らから信頼されるためには、あれこれ策を講じるよりも、共感するということでしょうか?
2015年9月12日 04時07分
カウンセリング&ヒーリングスクール シャインハート
返信ありがとうございます。現実逃避の傾向と思います。しなければ、できないといけない、するべき、などの縛りがきつくなってきているのではないでしょうか?本人の気持ちを引き出す会話ができればいいかもしれませんね。
2015年9月10日 09時09分
カウンセリング&ヒーリングスクール シャインハート
初めまして、ヒーリングルームシャインハートの心理カウンセラーいわきたかのぶです。
否定的に捉えるということは自分のことをわかってもらえていないと言う気持ちからの反発では無いのでしょうか?何も否定しないと言う事が肯定しているということにはならないような気もします。否定的に捉えてしまうというところで家庭環境にその原因があると言うような視点で見ることもあります。例えば子供から見て優秀な父親を持った子供の心境は父を越えなければならないというプレッシャーが常にかかってきたりします。しかし現実との差が本人の大きなプレッシャーとなり自己防衛のため他人の意見を否定し自分を守ろうとする心の働きがあるのではないでしょうか?親と子供という関係ではなく対等に目線を合わせ相手の言葉を聞くという姿勢が心を開くキッカケになるかもしれません。優秀である必要はなく、自分のやりたい事に興味を持たせる事が重要に思えます。アドバイスは全て否定的に捉えがちなので、ありのままが素晴らしい事を話せればいいかもしれません。物事はできてもできなくてもいいということ。何かに向かい行動できることが素晴らしく、結果ではないということじゃないでしょうか?こうでなければならないという本人の思い込みを取りさり、自由に生きる道を提案してみてもいいかもしれません。
不登校がいけないわけでもなく、そんなお子さんの方が自分と見つめ合う時間が長く人一倍考えていることも理解してあげてくださいね。毎日何も考えずに学校に行っているよりも自分と見つめ合う時間が長い分、生きる道を見つけ出すのが早いかもしれません。
2015年9月10日 03時51分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
長男は誰も自分のことをわかってくれないと考えていると思います。
自己肯定感が低いということでしょうか。
2015年9月10日 06時00分
カウンセリング&ヒーリングスクール シャインハート
武士ニャンさん初めまして、ヒーリングルームシャインハートの
心理カウンセラーいわきたかのぶです。
一つの意見として聞いてもらえたらと思います。
まず最近は塾のレベルが上がり学校は付けたし状態になってきているのも事実かもしれませんね。無駄に学校で時間を過ごしている感覚もあるのだと思います。しかし、学歴を積むためにはどうしても高校、大学を卒業していくのが必要になります。最近では高学歴で大企業に入れば安心という考え方に疑問を持つ人達も少なくありません。現代の社会では何が正しいのか問われている時代です。ひとつ言えることは本当にやりたい事をやる事がいいのかもしれないし、収入源もひとつでは不安とも言われてきています。今は最低限のルールは守りながら将来やりたい事を見つけて行くと良い結果となるのではないでしょうか?
また、ご両親の件ですが武士ニャンさんがしっかりしないといけないと思い大人以上に気配りをしているようにも思えました。『自分がしっかりしなければいけない。』という気持ちがあまりにも強すぎると、大人になっても自分の頑張りに不足感を感じてしまうかもしれません。それと、お母さんは気持ちがいっぱいな状態なのかもしれないですね。そこに指示をされると命令されているように受け取るのかもしれませんね。面倒かもしれませんが『いっつも僕たちのために一生懸命してくれてありがとう。今日はお母さんの料理お腹いっぱい食べたいなぁ〜。』って感じで感謝➕自分の気持ちを伝えるようにしてみてはどうでしょうか?
悪いけどとかごめんねとかよりも『ありがとう。嬉しい。助かった。』という素直な気持ちが相手の心を動かす魔法の言葉だと思います。
2015年9月10日 03時07分
追加コメント
解答欄が誤ってしまいました。申し訳ありません。
2015年9月10日 03時54分
THさん、はじめまして。
東京心理カウンセリングRAIL&POINT 松下涼子と申します。
高3の長男の方が不登校ということですね。TH様は海外にいらっしゃるということで、色々心配が大きいのではとお察しいたします。現在、同じようなケースのクライエントさんを担当していますので、少しでもお役に立てればと思い書かせていただきます。
まず、不登校の原因について、学業不振と本人の性格と思われているようですが、そう決め付けるのは危険かもしれません。学校に行かない理由について、長男さんに聞かれたことはありますか?例えばですが、いじめなどの可能性はありますでしょうか?仮にあるのなら、それはきちんと対応していかなければなりませんが、子どもが不登校になる場合、大抵が親からの愛情不足があげられます。耳が痛いかもしれませんが、ぜひ聞いていただければと思います。
*積極的に人付き合いはしないのも、親が叱っても反省がないのも、自己肯定感が低い=自己否定が強い子どもの典型的な例です。反省する態度を見せられないのも、そんな弱い自分を守るためです。他人に対する思いやりが感じられないのも、自分を思いやることができないですから、他人を思いやることなどできないのです。自分を守ることで精一杯な状態です。自己否定が強い場合、人からいわれる言葉は、否定されている、わかってくれていないと受け取ります。ああしなさい、こうしなさいと言われること=今の自分はダメと烙印を押されているように感じるでしょう。
「人の言うことは何でも否定に聞こえる人」「自分はいつも正しいと勘違いしている人」の心理はまさにこれです。
また、奥様は奥様で、自己否定のような傾向があるように感じます。長男さんに正論をぶつけられているようですが、正論だからと伝わるものではありません。
長男さんと奥様の間でTHさんの苦労は計り知れないものだと思いますが、辛抱のときだと受け止め、向き合ってあげてください。
では、今後どうしたらよいかですが、考え方を改めさせようとすることは逆効果です。
まずは、長男さんとたくさん話す機会をつくってください。男同士、THさんと長男さんで二人きりが良いと思います。そして、長男さんが話をしてくれたら、それについて改めようとせず、まずは、ただただ受けとめてあげてください。そして、〇〇(長男さんの名前)は、そんなことを思っていたんだね、そんなふうに感じていたんだね、と理解を示してあげてください。それが決して正論でなくても、長男さんがそう考えていた、そう感じていたという事実として、そうだったんだねと受け止めてください。
それが、長男さんを大事に思っているという表現になり、信頼関係を築く第一歩になるかと思います。長男さんは本当はTHさんや奥様に甘えたいはずです。それを表現できないのです。こういう場合、親の側からすると、大抵、「私たちは愛情をかけて育ててきました。ですから、愛情不足なんてありえません」とおっしゃいます。しかし、多くのケースでそれが子どもには伝わっていない場合が殆どです。
そしてできれば、信頼できるカウンセラーさんに時々アドバイスをもらうなどして関わり方を確認、調整しながら、長男さんと向き合っていくことです。
冒頭で、同じようなケースのクライエントさんを担当しているとお伝えしましたが、その方の場合は、家庭内では難しく、私が息子さんとお会いしています。お会いして、私がしていることは、とにかくたわいもない話をたくさんして、本人に自分がどんなことでどんなふうに感じているのか気づいてもらう(=自分理解に繋がる)こと、そして自分を大切に思ってくれる人がいることに気づいてもらう(=自己否定を軽くしていく)ことです。
時には強く叱ることもあります。本気で関わっているから、本気で共感するし、同感するし、本気で叱るよという態度で接しています。少しずつですが、変化をみせています。
長男さんを信じてあげることが大切です。そして愛情をたくさん表現すること。
ご質問などありましたら、いつでもお問い合わせください。
お力になれることは、精一杯させていただきます。
2015年9月9日 23時55分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
いじめはありません。不登校になってからも学園祭、部活の行事があるときは登校していました。長男は県下でもトップクラスの高校に通っていますが、成績は振るわず、春休みの課題がこなしきれなかったのと、受験を前に今の成績では目標の大学が難しいと感じたのがきっかけとなったことは間違いありません。ただ、長男とスカイプで長時間向き合い、彼が言ったのは「自分にはいきたい大学(超一流大学)があったのだが、お母さんに無理しなくてよいと言われ、勉強する気力を失った」と聞いたので、家内に伝え、「あなたの気持ちを尊重して、応援する」と家内は彼に言いました。その後は数日登校したものの、再び登校しなくなりました。家内に責任転嫁していたわけです。超一流大学を目指したいと言っていたのに家で遅くまで自主的に勉強していたわけでもありません。勉強ができるということが彼の唯一の心の支えだったのにそれが壁にぶつかり、どうしようもなくなったのでしょう。難しい性格ですが、自己否定を軽くして、立ち直らせていく以外に方法はないと思います。
2015年9月10日 05時53分
心理カウンセリング らしんばん座
THさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。
ご長男が不登校とのことで、さぞかしご心配なのではないかと思います。
THさんは、特にご長男の、「人の意見を否定的にとらえてしまう」性格に、その原因があるのではないかと、お考えなのですね。
そしてTHさんから見ると、奥様もご長男と同じような考え方の癖、すなわち「人の意見を否定的にとらえてしまう」を持っていると、お考えなのですね。
そして問題は、この2人に対してTHさんの意見を述べても、ヒステリックになって反論するばかりで、THさんの意見を受け入れてくれるような状況に持っていくことが、全く不可能に見えてしまうと言う事でしょうか?
「人の言うことは何でも否定に聞こえる人」「自分はいつも正しいと勘違いしている人」とは、他の先生もおっしゃっているように、自己評価の低さに原因があると思います。
特に人は、自分の最も「痛い」部分を突かれると、それこそヒステリックになって反論してくる事があります。
そのようなときには、もう何を言っても聞き入れてもらえません。「自分」を守る事に、必死になっていますから。
人間は、「頭」と「感情」と「身体」の層構造で出来ています。「頭」で考えて「感情」で反応して、「身体」で行動します。
意見は、相手の「頭(思考)」に対して訴える事です。相手の反応は、「感情」の結果で、行動は「体」からのアウトプットです。
しかし、「頭」と「感情」の間は、直結していません。「頭でわかっていても、感情がそう行動させない」と言う事も発生します。
そして、「頭」よりも「感情」の方が力が強いので、意見した人から見ると「全く聞く耳を持たない」ようにみえるふるまいをしているように見えてしまいます。
おそらくTHさんが、奥様やご長男に対して意見をしたということは、この「頭に対する」コミュニケーションだったのだと思います。
それに対して奥様やご長男は、「感情」で返していた。いわば、まったく、意見がかみ合わない状況だったのだと思います。
ここは、「感情と感情」のコミュニケーションを持ちかけてみるのが、一つの方法だと思います。
ヒントになりそうな事は、奥様の「あなたは私を否定する」という言葉です。
奥様のお気持ちを理解する・・・というよりも、奥様のお気持ちを否定しない、言う事を遮らない、THさんの視点で奥様を見ないと言う接し方が、効果的なのではないかと思います。
ご相談を拝見すると、THさんは、とても理性的に物を見て、合理的に物事を進めようとさせる方なのだと、推測されます。
間違っていたら、申し訳ありません。
ただ一つ気になったのは、「ああすれば、こうなる」的に、物事を一つの因果律で見ようとされている所です。
一つの言葉に対する人の反応は、それこそゴマンと起こり得ます。
人間の心は、一つの因果律だけでは説明できません。
まず、この相手の「感情」という、見えにくい物に対して、理解をなさるようにしてみてください。
2015年9月9日 17時08分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
まさにご指摘の通りです。私自身が普段感情的になることもなく、、「ああすれば、こうなる」的に、物事を一つの因果律で見ようとするところがあります。ですから彼らの気持ちが理解できないのかもしれません。明らかに間違っていることに対しそれを受け入れる度量を持った方が良いということでしょうか?でも後になって困るのは本人たちで、難しいところです。
2015年9月10日 05時21分
追加コメント
ご返答、ありがとうございます。
確かに、明らかに間違っている事に対して、それを受け入れる事は、或る種の勇気が必要になってきます。
ただ言えるのは、受け入れると言う事は「負け」を意味する事では無いと言う事です。
ストレートに「これは違う!」と切り返されてしまうと、相手には、ただ「反論された」と言う思いしか残らないと思います。
まず相手の言い分を最後まで聞いて、「わかってもらえた」という気持ちを、相手にさせると言うのも、一つの手だと思います。
それが、相手に聞く耳を持ってもらう、最初のステップだと思います。
相手が間違っているなら、間違っている事に自分で気づいてもらう事が、ベストな持って行き方だと思います。
そのためには、少々の遠周りは、必要になってきますが。
2015年9月10日 19時38分
メンタルケアルームBeーハート
THさん、はじめまして。
Be-ハートの瀧口です。
わかる範囲ですが、以前のものも含めて文面を読ませていただきました。
ご長男の不登校、奥様とご長男、THさんとの関係などご心痛かつご心配のことと思います。
ご長男、奥様が自己肯定感が低いのではないかと感じられておられるようですが、断定はもちろんできませんがその可能性はあるかと思います。
そして、いろいろな面が悪循環におちいってしまっているように感じます。
ご長男自身、おそらくは何が理由かは現段階ではわかりませんが(もちろん学業不振もあるかと思いますが)学校に行くことに嫌な感情があるものの、一方で学校へ行かなくてはならないことも、大学進学も含めて今が一番大切な時期であることも将来のこともきっとわかっていると思います。でも、学校に行きたくても、行けない。
これは一般論ですが、不登校のお子さんは自分の部屋にひきこもってゲーム等好きなことばかりしているように見えて、じつはこういった自分の状況や将来についてもよくわかっていることが多いと思います。でも、わかっていても逃げるしかないという精神状態になっているのです。そして、自分の行動が「逃避」でしかないこともわかっています。
こういう精神状態のときに「アドバイス」「説教」といったアプローチをしても、自分が責められているとしか感じず、自分の身を守るために「逆ギレ」するだけだったり、お子さんによっては自傷行為をさせるだけになったりもします。
奥様への暴力もそのパターンかもしれません。
とはいえ、「放置」すれば長期のひきこもりになる可能性もあります。
おそらくは「こうすれば、こうなる」という単純なものではなく、ご長男の心理状況や現実状況に応じて関わらなければならないかと思います。正直、専門家であっても上手くいくこともあれば、失敗もあるでしょう。それらを含めて、ご両親、とくにTHさんがどれだけ向き合えるかということがひとつの鍵となるように思います。
卑近な例ですが、わたしはよくサーフィンに例えます。うまくバランスをとりながら進んでいく感覚です。もちろん海の中に落ちることもあるでしょう。そのことも想定しておくのです。(当然、最悪の事態は避けます!)
もしも専門家が関わるならば、人によりやり方は違うでしょうが、実際にTHさんにお話を伺いつつ、ご長男とも関わり、そしておそらくは奥様のお話も伺う必要があるでしょう。ご長男と奥様はある種の敵対関係にありつつ相互依存関係の可能性もあるからです。また、ご長男については発達段階の問題も視野にいれる必要もあるかもしれません。
ご質問の「人の言うことは何でも否定に聞こえる人」の心の根底には、ひとつのパターンですが、やはり「自己評価の低さ」があるように思います。自分に自信がないのでそうでないこと、ささいなことも否定的に捉えてしまうのです。
「自分をいつも正しいと勘違いしている人」もひとつのパターンはやはり自己評価が低くて、それを覆い隠すために「自分は間違っていない」「自分は正しい」と言い聞かせてばかりいる精神状態というのがあります。
もちろん双方ともにこういった思考レベルだけではないなんらかの精神疾患というパターンなど他の可能性もあります。
ただいずれにせよ、先述しましたがこういった精神状態の人にアドバイス・説教をしても〈防衛的な気持ちになる→自分の身を守るために攻撃をする〉といったように逆効果です。
あくまで個人的意見ですが、正直、第三者、とくに専門家を交えて奥様、ご長男と関わられたほうがよいように感じます。先述もしましたが、良かれと思って言ったり、したことが思わぬ反応になって返ってくるということも多いかと思いますので。
ただ、「すぐに改善します」という所(業者など)はお考えになられたほうがよいでしょう。不登校がほんとうの意味で改善するには、多くの場合、「積み重ね」が必要に思いますので。
文章のみの判断となります。誤解や間違い等ありましたらお許しください。THさんの一助にわずかでもなれば、幸いです。
2015年9月9日 14時36分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
以前の質問もお読みいただいたということで、まさにご指摘の通りと私も考えています。私が帰国してから、アドバイスいただいたようにバランスを取りながら進めるつもりです。私が強く勧めたので、家内が地元の心療内科併設のカウンセリングへ行くようになりました(長男はカウンセリングへ行くことは嫌がりません。やはりこの状態は脱しなければいけないと自覚しているのだと私は望みを持ています)。ただ、
もともと無口な長男がカウンセラーに色々なことをしゃべるとも思えず、精神的に一杯一杯の家内が状況を冷静に相談しているかも疑問です。帰国したら、私がカウンセリングに行くつもりです。
2015年9月10日 04時30分
追加コメント
コメントありがとうございます。
カウンセリングをTHさん御自身が受けられるとのことですので、実際に体験されることになるかと思いますが、カウンセリングは手法にもよりますが、会話だけで成立するわけではありません。視線やちょっとした態度、雰囲気などさまざまな影響を受け合うものです。ときにはほとんど会話のないカウンセリングもあります。会話でもときにはささいな雑談がカウンセリングを大きく進展させるきっかけになります。また、わたしのルームもそうですが絵画療法や箱庭療法などほとんど言語を介在しない手法もあります。
当然、カウンセリングは成功するケースと失敗するケースがあります。
他のカウンセラーでも同じようなことをおっしゃる方がいますが、その差はクライアントの切実さやカウンセラーへの信頼度がほとんどのように感じます。(もちろんカウンセラーのミスの場合もあります)
もともとカウンセリングを受けられるクライアントの方は深く傷ついていることが多く、他者に対して懐疑的だったり否定的だったりする部分が強いものですが、それでもある段階からカウンセラーへ信頼を寄せられる方とそうでない方に分かれます。同じような症状なのに、です。そして、後者の方の場合の多くはかなり早い段階で「見切り」をつけるようです。しかし、カウンセリングが徐々に大きな効果を挙げるのは通常、週一回のペースで半年から8か月くらい(症状によっては一年以上)先です。
とくに対人不信が強い人はこの「見切り」が早いと思います。多くの場合(すべてではありません)、これは深く傷ついたことからもうこれ以上は傷つけられたくないという防衛が無意識に働くためです。この防衛が「片寄ったプライド」を守るために働くこともあります。
文面のみからの判断ですので、ただの一推測とお考えいただきたいのですが、ご長男の場合もしかしたらですがこの「見切り」が早いかもしれません。その場合の「理由」はさまざまです。そして、そういった場合、短期間で心療内科やカウンセラーを渡り歩くようになったり、「もう駄目だ、望みはない」と長期のひきこもりになったりする可能性もあります。
先述の期間はいちおうの目安になされてみてはと思います。長期間のひきこもりの場合は数年単位となるでしょう。
何を申し上げたいのかというと、それぐらい腰を据えて関わらなければならない可能性があるということです。
おそらくはご家族の中で現在いちばん事態を客観視できているのがTHさんかと思いますので、あえて楽観的でないことも書きました。
心理療法でいちばん大事なことは「信頼関係が築けるか」だと思います。
そして、これはカウンセラー側だけではなく、当然ながらクライアント側にもいささかの努力が必要です。あきらかに高いレベルの知識と技術、人間性をもったカウンセラーなのに失敗のケースが必ずあるのを知っているからあえて申し上げました。ただ専門家であるカウンセラーの努力は9以上で、クライアント側はせいぜい1~0.1くらいの努力で充分です。残念ながら、0.01も努力をしない方がいるのも事実なのです。(ご長男や奥様がそうだというわけではありません)この事実を知らないでカウンセリングを受ける方が多いようなのであえて書きました。
きわめて基本的ですが、きわめて重要なカウンセリング成功への鍵です。(無意識レベルでですが、最初から失敗の方向を向いている方もいるのです)今、あるいは今後ご家族が関わられるカウンセリングの大事な方向性です。
ここに書いたことはTHさんの場合には当てはまらないかもしれません。心理療法の失敗例や残念なケースも知っているので、いささか老婆心が過ぎたかと思います。お許しください。
THさんには事態打開の強い意思を感じます。より良い状況になられることを願っております。
2015年9月11日 00時59分
月の森カウンセリングルーム
THさん、はじめまして。
月の森カウンセリングルームの小川です。
ご相談を読ませていただきました。
申し訳ございませんが、THさんの過去の質問を拝見しておりませんので、
重複するような回答となるかもしれませんので、
ご了承をお願いいたします。
不登校のご長男の暴力的な態度についてお悩みなのですね。
また、HTさんご自身は海外におられるということで、
直接、ご長男との関係にかかわれないもどかしさも
おありなのだとうと感じます。
HTさんからご覧になって、奥様もご長男も、
「人の言うことを否定的にとる」とのことですが、
これは、いつごろからのことでしょうか。
奥様については、奥様ご自身の育ってこられた環境にも
問題がある場合がございますので何とも申し上げられませんが、
ご長男に関しては、やはり、今までのご家族のかかわり方が
大きく影響しているように感じます。
おそらく、ご両親としては、ご長男にアドバイスをするつもりで
話しかけてみても、ご長男はそれを、アドバイスとはとらえられず、
叱られている、否定されていると感じてしまわれるのですね。
HTさんは、今までご長男を否定したことはないとおっしゃっていますが、
では、肯定をしてあげたことはありますでしょうか。
ご長男のことを認め、笑顔でほめてあげる。
「ありがとう」「ごめんなさい」を積極的に言う。
こういったことが、HTさんも奥様も、少し足りなかったように感じますが
いかがでしょうか。
また、HTさんから奥様へ、奥様からHTさんへの労いの言葉も
あまりなかったのではないかと思いますが、いかがですか?
帰国されてから、ご長男とぶつかってみると書かれていますが、
ぶつかるということは、叱ること、原因を指摘することではありません。
まずは、しっかりとご長男の気持ちを理解したいんだということを表明し、
ご長男の味方でありたい、心から理解したいという気持ちを
示してさしあげてみてはいかがかと思います。
これは、奥様に対しても同様です。
ご自分の留守の間、さみしい思いをさせたこと、
そして家庭を守ってくれていたことに、
まず感謝の気持ちを示してさしあげてほしいと思います。
感謝の気持ちが伝わった上で、何かしらのアドバイスをしていけば、
相手は、こちらに敵意のないことを理解しますので、
否定されているとは感じにくくなっていくものかと思います。
不登校に関しても、「なんで?」と疑問から入るのではなく、
「学校に行けないくらいつらい気持ちだったのだね。気づかなくてごめん。」と、
理解を示す言葉から入られてみてはいかがかと思います。
人の言葉を否定的にとらえる方は、
プライドが高い割に、自己肯定感が低い傾向にあると、私は思います。
まずは、感謝の言葉で理解を示し、ほめることで肯定感をのばしていくことから
はじめられてはいかがでしょうか。
しばらく時間はかかるかもしれませんが、まずTHさんが率先して、
ご家族の中で「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉を
使っていっていただきたいと思います。
血のつながった息子さんです。
必ず、ご両親の思いは伝わります。
応援しております。がんばってください。
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月の森カウンセリングルーム
小川みずき
http://カウンセリング.net/
2015年9月9日 13時34分
お礼コメント
アドバイスありがとうございます。
「人の言うことを否定的にとる」と私が気付いたのは生活態度で家内が長男にヒステリックに叱るようになった小学校高学年くらいから思います。家内に長男のことで父親としての意見、アドバイスをしてもすべて却下で、揚句「あなたは私のことを全否定する」と言い出しました。最初は訳がわからず「僕の意見をすべて却下しているのは君の方じゃないか」と言い返したこともあります。叱られるきっかけは明らかに長男にあり、私が長男に落ち着いて話をしても、口には出しませんが、自分は悪くないといった態度で、ふてくされていました。
私自身は彼を誉めたことはあります。小学校時代から成績が良かったので、よく誉めていました。しかし長男から「お母さんはいい成績をとっても誉めてくれない」と私に言ったことがありました。家内に誉めてやれよと言っても「ちょっと誉めると気を抜きそうだから誉めない」と決して誉めようとはしませんでした。かといって長男と私の関係は良く、家内と長男の関係が悪いというわけではありません。長男は私にも素っ気ないし、ガミガミ言わなければ家内と長男も普通に話をしています。
不登校が始まった春頃から、私が家内にいろいろ調べてアドバイスしても「そんなの役に立たない」と主張するばかりで、相変わらず長男に正論をぶつけてるようで、事態は悪化するばかりです。ご指摘のように誉めることから始めるべきと私も考えますが、家内に提案しても「誉めるところが無い」と長男も家内も苦しみは深くなるばかりなのに頑なに考えを変えるようなことはしません。
2015年9月10日 04時13分
追加コメント
THさん、こんにちは。
月の森カウンセリングルームの小川です。
お返事をありがとうございました。
八方塞がりの状態、よく分かりました。
THさんがいろいろ手を尽くされても、
奥様にもご長男にもなかなか響かない状況は
とても虚しいものがあると思いますが、
それでもあきらめることなく
ご家族と向かい合おうとしているTHさんのお気持ちは、
必ずご家族に伝わるものと信じております。
他のカウンセラーさんへの返信も
拝見させていただきましたが、
奥様とご長男はカウンセリングを受けられているとのことで、
私としましても、少し安心いたしました。
心の専門家である第三者を挟むことで、
ご家族の関係が円滑になるケースも多くございます。
感情的になりがちな会話の中にカウンセラーが入ることで、
冷静に話せるようになったり、
カウンセラーが仲介をすることが可能だからです。
また、文面からの判断になりますので
断言できるものではありませんが、
奥様自身にも、何か心の奥に抱えているものが
あるようにも感じます。
奥様だけのカウンセリングも同時に進めていくことで、
より早く問題(不登校)解決が可能かとも感じます。
THさんもカウンセリングにご参加予定とのこと、
ぜひ、「積極的にかかわっている姿勢」を
示して差し上げてください。
これは、ご長男にとっても次男さんにとっても、
「見捨てないでいてくれる」という心強さと、
最後の心の拠り所は家族なんだという確信を
持っていただくために、大切なことだと思います。
時間はかかるかと思います。
しかし、ご家族で問題に立ち向かったという事実が
息子さんたちの心に残っていくことが、
後々の彼らの人生に大きな影響を与えるものと思います。
大変な試練だと思いますが、頑張ってください。
応援しております。
2015年9月10日 14時07分