今大学生の女です。

父親についてとても辛く誰にも相談できないのでここで質問させてください。

私のこれまでの人生を振り返ると
私の幼少時代はとても幸せだったと思います。
家計にもゆとりがあり、両親の喧嘩は深夜たまにあったぐらいで、特にストレスもなく私の家庭は普通の家庭だと思って過ごしていました。

父親のことは厳しいけど、プレゼントやら出張先のお土産を買ってくれ、嫌いではありませんでした。父親は母親に対し、ババア呼ばわりしていたのが今となっては異常だと思いますが、小さい頃は分かりませんでした。

母親のことはうるさいけど、私を育て教育してくれたのは母親で母親とはたくさんの思い出があります。母親ことは好きだったと思います。私のことをいつも心配してくれて支えてくれたと思います。母親は父親の悪口をよく言っていました。父親が出張に行くと喜んでいました。


高校2年の時に両親は離婚しました。

高校に進学してから、高校の授業についていけず私の成績が落ちたことで、ますます両親の喧嘩が多くなりました。私は高校に入って、部活と遊ぶことばかりでクラスではお調子者でした。でも家に帰ると話し合いばかりで、この時ぐらいから父親に対して反抗する気持ちが生まれたと思います。

高校1年の冬にとうとう両親は大喧嘩の末、母親と私は祖母の家に家出しました。この時初めて家庭崩壊したことに気づき、私の家庭は普通ではないと気づきました。そしてとても傷つきました。母親は私が大きくなるまではと我慢していたみたいで、精神科に通い薬をもらうようになりました。離婚の手続きをしていく中で、父親は精神的なDVをする人間であると知りました。

離婚は成立し、母親と私は2人で暮らし始めました。私は離婚のショックで落ち込み、お調子者ではなくなりました。また、父親のこと、男性のことが信じられなくなって高校で仲の良かった男友達とも仲良くなくなりました。毎日が辛くて、母親に気づかれないよう静かに涙を流す日々でした。毎日日記に辛い想いを書き綴り、鉛筆でノートを刺して辛い気持ちを抑え込んでいました。途中から過呼吸をするようになって、生理痛が酷くなり学校を早退したり、休んだりすることが多くなりました。

離婚がきっかけで遊びも落ち着き、勉学に励むようになりました。性格が変わったように真面目になったので先生も驚いていました。勉強の甲斐あって地元の大学が目標でしたが、都会の大学に進めることになりました。離婚してから養育費と引き換えに毎月1日父親と会わなくては行けなくて、養育費は対した金額ではないですが、母親は主婦だった為就職してからも、生活は厳しかったので会わないといけませんでした。会うたびにキツイ口調で怒られ、父親のことがますます嫌いになり、最低な父親だと思うようになりました。なんで、ご飯を食べるだけで人をあんな嫌な気持ちにさせられるのか不思議なくらいでした。高校卒業までの辛抱だと思い耐えながら、やっと高校を卒業することができました。

やっと父親のいる地元から離れられる。
とっても嬉しかったです。もう会った後泣きながら母親に話を聞いて慰めてもらうこともなくなると思うと幸せな気持ちでした。

大学に進学して男女関係なく、たくさんの友達ができ毎日が本当に楽しい日々でした。今が一番幸せと確信していました。この友達の中にひとり、ある男友達と遊ぶことが増えていきました。その人は優しくて思いやりのある人で、好きという感情はなかったものの男友達が告白してきました。特に断ることもないので、付き合い始めました。一緒に居て居心地か良く、考えも似ていて、二人でいることが当たり前の日々でした。

長い月日が経つにつれて、彼はキレやすい性格だということに気づきました。なにかあるとすぐにキレて物を投げたり蹴ったり、私に怒ったりしました。私はキレられる＝父親というイメージがあって彼もキレると父親同様、キツイ口調で怒ります。でも私が泣くと彼は謝ってきて、私はキレる彼のことが嫌でしたが、キレていないいつもの彼は好きだったので、今まで3年付き合ってきました。喧嘩のたびに、キレるのは嫌、キツイ口調は嫌と毎回言っていたので、彼は少しずつですがキレることは少なくなってきました。

大学に進学してから父親とはたまにメールや電話で連絡を取るぐらいになりました。父親の誕生日と父の日には連絡し、連絡が来たらすぐ返すようにしていればさほど口喧嘩になることもをありませんでした。

ですが、今日父親が都会に来て私に会うことになりました。帰省する時はたまに会ったりしていたのですが、都会で会うのは初めてでした。今日ご飯を食べに行く予定だったんですが、慣れない土地で私は父親との約束の時間に遅刻をしてしまいました。父親と遅れて合流し、ご飯を食べお酒を呑んでいると、話の流れで今日の遅刻の話になりました。父親と久しぶりに話をしたので、父親の話に対してやってはいけない、父親の意見に反論し、言い訳してしまいました。父親の話に対しては、必ずうんと頷かなければいけないのに、久しぶりで父親を甘く見ていたのかもしれません。父親は私に対し、キツイ口調で怒り、いつも口喧嘩で負けると分かっているのに反抗してしまい、わたしはご飯を食べたお店を出てから涙が止まりませんでした。父親に持論に何も言えなかった悔しさと久しぶりに会えたのにこんな結果になってしまったこと、家族なのに家族らしくない私と父親の関係を改めて実感したこと、私に経済力がなく、養育費のために会わないといけない悔しさなど様々な想いがこみ上げてきました。

きっと大学に進学して、父親のいない土地で暮らしていて忘れていたんだと思います。
父親は人間としてダメな人間で、父親として家族としてなにも期待してはいけないことを。

そして父親が怒る姿を見て、彼の姿を思い出す自分がいました。どこかキレて大声で怒る姿、口だけは達者なその姿が彼と一緒だと気づきました。

今まで、彼と付き合ってきて、父親みたいな人とは絶対嫌だと彼に何度も父親の酷い話をしてきました。でも、心のどこかで分かっていたのかもしれないですが、やっぱりわたしは父親と似た男の人を選んでしまったと気づきました。

父親と別れ、泣きながら電車に乗っていて、ふと「父親 娘 男」とインターネットで検索していると、家庭内ストックホルム症候群という言葉を見つけました。この症候群かもしれない人として書かれていたことが私に当てはまっていると感じました。

ですが家庭内ストックホルム症候群であるという確信はないです。今までの私の話を聞いて、家庭内ストックホルム症候群だと思いますか？また、今の彼とこれからどうしていったらいいでしょうか？また、家庭内ストックホルム症候群であるなら治療法について教えていただきたいです。


よろしくお願いします。