のぞみ様

質問読ませて頂きました。学校に行けなくなる前に早めに対処しようと、思い切って質問を書いて下さったのではないでしょうか。きっとこの対応の早さは、良い結果に結びつくと思います。また、クリスマス実行委員を何とか成し遂げたいという態度から、のぞみさんの責任感の強さが感じられました。その思いに応えられるように回答させて頂きたいと思います。

まず、風邪でしばらく学校を休んでしまったのがきっかけで人と接するのが怖くなってしまったということですが、こんなことが起こってしまって初めはすごく驚かれたのではないでしょうか？自分は病気なんじゃないかと心配されたことと思います。しかし、これはすごく自然なことです。

誰だって学校をしばらく休んだり、会社をしばらく休んだりすれば、次に復帰するときには嫌な気分になります。人間にとって慣れないことをするのは不安なことなんです。久しぶりに親戚に会ったり、古い友人に会ったりするときに、本当は親しいはずなのにも関わらず、いつもより緊張したという経験は無いですか？

学校も一緒で、毎日普通に通っていたはずなのに、少し休んでから復帰すると、理由はわからないけど緊張して、嫌な気分になってしまったりするものです。普段から気配りができて、細かなところにも気を使える方なら一層のことです。一度そうなると、「なんで当たり前のことが普通にできないんだろう」と悩みだし、焦りが出てきます。そうなると、些細なことが気になって、周りの人のひそひそ話なども、自分の悪口を言っているのではないかと勘ぐるようになります。もしかしたら、のぞみさんはそのような状態にあるのではないかと思います。

何度も言いますが、これは決しておかしなことではありません。人間は誰でも、ちょっとした緊張を大きく成長させ、色々なものをネガティブに捉えてしまうようになるクセを持っているんです。今回は、それが、風邪でしばらく休んだことをきっかけに、引き起こされたと思われます。

それではどうしたらいいのでしょうか？いくつかご提案させて頂きます。

①　精神科か心療内科を受診する

のぞみさんが今経験している状態は、決して病気ではないと思います。ただ、普段よりも少し緊張しがちで、色んなものを否定的に捉えがちになっています。

そんな症状を和らげてくれるお薬があります。精神科や心療内科というと、頭のおかしい人や心が病んだ人が行くところだというイメージがあって、行きづらいかもしれません。しかし、一度勇気を出していってみると、とても助けになるところだとわかるはずです。

初めは少しお薬の力を借りて学校に慣らしていき、徐々にお薬なしでも前のように何も気にせずに登校できるようにお薬の量を減らしていくというのも一つの手です。

②　スクールカウンセラーや養護の先生に相談する

不安は自分の中にため込んでいるとどんどん大きくなってしまいます。スクールカウンセラーや養護の先生など、心の専門家に相談してみるのはいかがでしょうか？

もしかしたら、先生や親と話すのも怖いということで、誰かに相談するのは難しいと感じているのかもしれませんが、この掲示板に投稿できたのですから、その勇気があれば、スクールカウンセラーや養護の先生にも相談できるのではないかと思います。

③　ちょっとでも良かったことに目を向ける

一度色々なものを否定的に捉えてしまう状態になると、自分一人でそれに対処するのは難しいかもしれません。しかし、試してみると良さそうなことは、「ちょっとでも良かったこと、できたこと」に目を向けることです。

冒頭でお話しした通り、人間は、一度緊張して物事を否定的に捉えるようになると、色々なものが否定的に見え、悪いことばかりに目が向きます。それがますます緊張感や不安感を高めます。

そこで、意識的に物事の良い部分に目を向けることで、このネガティブの連鎖から抜け出すことができます。

例えば、学校から帰ってきたら、その日の「良かったこと」、「できたこと」、「少しはましだったこと」、をノートに書き出してみるのはどうでしょうか？ポジティブ日記を付けてみるんです。

何も、「友達がひそひそ話していた」というのを「友達が自分のことを良く言っていたと」ポジティブに解釈しろと言っているのではありません。「○○さんがあいさつしてくれた」、「△△君と目が合った」など、些細なことでいいので、良い出来事を書き溜めていくと、少しずつネガティブなものばかりに意識が向いてしまう状況から抜け出せると思います。


改めて、勇気をだして投稿してくださったことに感謝いたします。

この回答が少しでもお役に立てることを願っています。


コーチング・サイコロジー・ラボ
木内敬太

はじめまして、Ｂｅ－ハートの瀧口です。

人と接するのが怖くなって、このまま学校に行けなくなるのが嫌なんですね。
いろいろな不安や恐怖が心の中にわき起こっているのではないかと推察いたしました。その不安はおそらくは次の不安をよびこんでしまい、さらに不安が増大するようになるかもしれません。

なぜ人が怖くなったのか。
かならず原因があります。
そこを見つめて、受け入れることができたら人への恐怖は減るか、無くなります。しかし、それには大抵カウンセラーなどの援助が必要です。
スクールカウンセラーなど信頼できそうな人に相談するのも大事な方法のひとつです。

それが、難しい場合、対症療法的な方策になります。

・不安や恐怖を感じたら、意識的に別のことを考える、あるいは別のことをする（気分そらし法）
・あえて恐怖を感じる場所、人の多い場所へ行く（エクスポージャー法）

などさまざまな方法があります。ただ、これらも心理学的知識のある援助者（できればカウンセラー）の存在が必要な場合が多いでしょう。

のぞみさんは今、恐怖の理由はわかっていますか？
なにかがあったはずなのですが、それが想像できますか？
想像できないくらいつらいのならば、やはりカウンセラーの援助が必要でしょう。

ただ、最後にごく簡単な恐怖への対処法を書いておきますね。
恐怖を感じた時に、「自分は怖がっている、怖いんだ」と心の中でつぶやいてみてください。もしも、一人の時など声に出しても大丈夫なら、声に出してみてください。
単純簡単な方法ですが、いくらか恐怖が和らぐかもしれません。
（原理は、自分を客観視できるということです）

なにかご質問がありましたら、ご相談ください。のぞみさんの一助になれば、幸いです。

はじめましてカウンセリングルームFlowの馬場と申します
あなたのお悩みを拝見し書かせていただきます

人と接することが怖くなり　学校へいくことができなくなったということで
不安な気持ちでおられるのではないかと思います

人と接することが怖いと　あなたはいいます
それはいつ頃からでしょうか
そしてどんなことがあったのでしょうか

どのようなことが怖いのですか？

あなたは学校へ行きたい　そう思っておられるのでしょう
ただ人とかかわることが怖いと　そのために行けないのでしょう
そうであれば　そのお話を聞いてみたいと思います

あなたが何を恐れ　何に不安を抱いているのか

そして　それをどのように解決していくのか　変えていくのか　一緒に考えたいと思いますので　どうぞご連絡ください