教えて掲示板の質問
「あまりにも生き方が下手で不思議な父。軽度知的障害??」に関する質問
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maiさん
父について相談です。
以前、私がパニック障害でかかっていた心療内科の医師に、父のことを相談したところ、「お父さん、知的障害の可能性はないの?」と言われたことがありました。
それまで、父とは普通に会話ができるし、かなり職を転々としてはいましたが、一応働いていたので、そんなはずはない!!とその時は思いました。
でも、軽度の知的障害の方のことについて調べたり、父のこれまでの言動を考えていくと、そうかもなあ…と感じています。
そこで、第三者の意見もお聞きしたいと思い、こちらに投稿させていただきました。
父の特徴
・30年間で仕事を40箇所以上点々としている。(健康器具の営業やマンションの管理、エアコンの掃除など)
・仕事は自分から辞めてしまうよりも、クビになる時が多い。
・田舎の高校を卒業しているが、大学には二浪して受からなかった。(大学受験は教師から「お前は絶対に無理だから止めろ!」と言われたが無理やり上京して受験)
・父が幼少の頃から親族でとある新興宗教に入っていたが、父は特に狂信的。(おねしょが高校生まで治らなかったらしく、元々それを直したくて宗教にハマっていったらしい。)
・何でもかんでもお経をあげれば願いが叶うと本気で信じ込んでいる。例えば会社からクビにするぞと再三言われても、上司と話し合ったり新しい仕事を探すなど建設的な努力をせず、宝くじを10万円分買ってきて仏壇に乗せ、5時間も6時間もお経をあげている。
・迷信を信じやすく、「幸せになれる魔法の粉」(スピリチュアルなインチキグッズ)というものを通販で購入し、一定期間に効果が無かったと激怒し、
抗議文を書き指紋でハンコを押し、メーカーに送り付け、そのコピーを大事にファイルに挟んで保存している。
・パチンコで200万借金を作ってしまい、会社もクビになったが、言わなければわからないと思い、家族に半年秘密にしていた。
・子供の頃、私に対してのちょっとした性的ないたずらが日常的にあり(夜中に布団にもぐりこんでパンツを脱がせて触っていたり)また、それをバレないと思い込んでいる。
・60代になり、最就職を目指して求職活動をするが、200社(!)面接に落ち続けている。
・ねずみ講のような怪しげな商売を数回持ちかけられ、健康食品などの商材を大量に仕入れさせられていた。
・糖尿病でインシュリンを打っているがまったく自制できず、かなりの肥満。
・落着きがなく、じっとしていられず、常に動き回っている。毎日同じスーパーに1日に4回も行き、これまで6回接触事故に遭っている。
・「自分のことは本当はすごい人間で周りがバカなのだ」と思いがちで、いつかは社長になれると今でも思っている。(具体的な努力はなし)
・人生設計やお金の管理ができない。いつも場当たりな生活。
・(母は私が小学生の頃統合失調症になり家事ができなくなったのですが)片付けが苦手でほぼゴミ屋敷。ゴキブリやハエが大量発生してもあまり意に介さず。
と、なんだか悪いことばかり書きましたが、性格自体は決して悪くなく、憎めないところもあり、母のことも私のことも愛してくれています。
アル中だったりDVだったりということもなく、運動会や授業参観にも来てくれましたし、誕生日やクリスマスもプレゼントやケーキを忘れずに買ってくれました。
怠け者というわけでもなく、いつも目の前のことに一生懸命必死に対処しているのですが、なにをやっても的が外れており、空回りの人生です。
「こういうことをすると、結果こうなる」という思考ができないようです。やみくもに「なんでも手当たり次第にやれば報われる」と思っているというか。
ADHDの要素はありそうだなと昔から思っていたのですが、知的障害の要素もありそうでしょうか。
(ちなみに母は県立大卒、私はカウンセリング時の知能検査で107でした。)
知的障害の要素があったとしても父に言うつもりはなく(ほぼ絶縁状態です)、ただ、能力に限りがありながらも今まで必死に家族を守ろうとしてくれた父に感謝の気持ちを持ちたいのです。
もし、これで平均よりもIQが高かったりしたら、悪気があって家族を振り回してきたようにも思えてしまうのですが、もし、障害があるのなら、一生懸命やったけどできなかったんだな、と父のことを許せそうな気がするのです。
結局は実際に検査してみなければわからないことですが、客観的にみて、どう思いますか?
2014年10月29日 09時47分
教えて掲示板の回答
しおかぜ心理相談プレイス 本部
リナさん、こんにちは。
知的障害のある方の中には、毎日休まずに働いているのに、障害者手帳がなく、健常者扱いのままだと、むくわれず仕事が長続きしないという方々も多いようです。
リナさんが、これだけこまごまとお父さんの生育歴を書かれているので、知的障害のある方に、かなり似ているような気はします。他の発達障害系の問題の可能性もありますし、糖尿病もおありなので、別のご病気の要因も否定はできません。まずは医師の診断が必要でしょうね。
普通、心理カウンセラーは、ただのレッテル貼りは避けます。しかも、インターネットでは、情報の正確性が、よくわかりませんから、断定は難しいところです。
しかし、知的障害の可能性が高ければ、周囲の方々(年上の身内的な立場の方が最適ですが)がご本人を説得し、検査を受けて貰うのも1つの方法でしょうね。
福祉制度が利用できる場合がありますから。(年齢が高いので、絶対大丈夫という太鼓判は押せないのが残念なところですが…。)
ここから先は、知的障害が間違いない方の場合の参考にしてください。
今からでも、このような方が少し違う人生を生き直す事は、可能かもしれません。
少なくとも、ムダな行動を減らす事はできる可能性があります。
また、同じような悩みを抱える家族(知的障害児者である当事者の方は、人口の約1%なので、その家族となると、実は何百万人もの似た悩みをもつ方々が日本中にいらっしゃいます)などのノウハウも、参考にできる事でしょう。
介護保険は少し若すぎて利用できない方でも、障害者自立支援法や、福祉関係の支援を受ける事ができる場合もあります。
最終的には福祉事務所で申請し、障害者更生相談所で心理判定を受けるという手続きができれば、支援に辿り着けるはずです。(ただし、手帳が絶対出るという保証はできません。)
私がお会いした事もない方なので、この文章をお父さんが万一ご欄になったら、お怒りになるかもしれません。障害者という断定は、社会的な烙印となり、差別と紙一重ですので。
お父さんの事を決めつける気は、毛頭ございません。ただ、一般論として、似たような悩みをお持ちの方で、本当に知的障害のある方の場合のアイデアを書いています。
似たような方で、「障害者とわかって、福祉制度が利用でき、支援者と出会え、色々と助かった」とおっしゃる方も大勢いらっしゃいます。
リナさんのお父様がどうかという事は、私にはわかりません。
病院での診断を予定されているのであれば、その結果をもってご判断されてください。
類似の方がいらしたら、役所や障害者団体(手をつなぐ育成会など)をうまくご利用されるという成果に結びつける事をお忘れなく。ご本人の少しでも生きていきやすい環境を用意するのが、こういったご相談をされる方の本心だと思いますので。
少し青臭い言い方ですが、「ご本人やそのご家族が、ほんの小さな幸せでも手に入れる」事が、本当の目的だと思いますので、それを忘れないようにしてくださいね。
この回答が、全国の類似の悩みをお持ちの方々が、解決策を見つける助けになる事をお祈りしています。
関門心理相談センター 主任相談員
2014年11月4日 07時33分
お礼コメント
誠意のあるご回答をいただきまして、ありがとうございました。
この掲示板に相談したことを少々後悔しておりましたが、やっと勇気づけられました。
いろいろな制度も視野に入れつつ、まずは知的障害を持つ方のご家族の手記やブログ等も参考にして、理解を深めていきたいと思います。
若い頃は一方的に嫌悪するばかりでしたが、少しでも父に共感できるようになれたら思います。
ありがとうございました。
2014年11月4日 20時36分
リナさん こんにちは。
井ノ口と申します。
「障害があるのなら、一生懸命やったけどできなかったんだな、と父のことを許せそうな気がするのです」とありますが
知的障害の要素の「ある・なし」よりもIQの数値よりも
30年間で何度クビになっても、「決して諦めず」
色々と挑戦されてきたお父様は立派ですよ!
リナさんは、腑に落ちる材料をお探しのようですが
う~ん
そのお気持ちも理解できますが…
家族を守ろうとしているお父様
少し、周囲の人と表現の仕方が違うだけ。
これも「個性」として捉えてみてはいかがでしょうか。
文面から、お父様の愛情がリナさんに、きちんと伝わっている事がわかり
何だか心が温まりました
ありがとうございます(^-^)
2014年11月3日 14時56分
NPO法人認定心理カウンセラーの高安と申します。
心理学的に悪気があって家族を振り回してくる父親はいません
悪気があるなら完全に無視するでしょう
一生懸命生きているのだけど、世の中の立ち回り方が
下手なために様々な失敗を重ねてきたというべきでしょう
軽度の知的障害は精神医学から見てのことなのでしょうね
心理から見れば、依存症と恐怖症にみえます
それとiQで人を判断するのはとんでもないことです
ポイントはあなたにどれだけの時間とお金を与えてくれたかでしょう
馬鹿だったら馬鹿でいいじゃないですか
あまりにも生き方が下手で不思議な父さんの
生き方を学んでください
2014年10月31日 00時13分
Oruka's room
リナさん 初めまして
オルカズルームの大迫 薫と申します。
よろしくお願いします。
リナさん 大変なご苦労をされてきたのですね。
他の先生がおっしゃるように、診断は医師に限られておりますので控えます。
知的障害があろうがなかろうが、リナさんの心に深い傷を残してきた事は事実ですよね。
性的なイタズラも決して忘れられるものでもないと思いますし、許す必要などないと思います。
しかし、60代の父親を変える事は無理なので、出来るだけ早く物理的にも精神的にも解放されて、自分自身の人生を見つけて頂きたいと思います。
このような環境の中を生き抜いてきたリナさんを私は尊敬します。
お話する事で、心の負担を少しでも軽減出来るのであれば、どうぞいつでも掲示板をご活用下さいね。
2014年10月29日 20時10分
心理カウンセリング らしんばん座
リナさん、こんにちは。
最初にお話ししなければなりませんが、カウンセラーは精神科医ではありませんので、「診断」ということは致しません。
したがって、お父様に知的障害があるか否かを、判断する事は出来かねます。
ご相談を拝見すると、確かにADHDの要素はあるとは思いますが。
全体的に見ると、「困った人」と言うよりも、むしろ「愛すべき人」であるように見えてしまうのですが。
無責任な事を言っているように見えましたら、ごめんなさい。
リナさんにとってお父様は、「悪気があって家族を振り回してきた」ようにもみえてしまうのですね。
それで、「そのような事は無い」という、何か証拠のようなものが欲しくて、お父様が知的障害を持っているかどうかを確認したいのでしょうか?
私が思うに、悪気がある人が、そのような不器用な生き方をわざわざするでしょうか?
IQの高い人が、家族を困らせるのなら、もっと巧妙な手段を取ると思います。
リナさんがおっしゃるように、「能力に限りがありながらも今まで必死に家族を守ろうとしてくれた」お父様に対して、無条件に感謝の気持ちを持つことは出来ませんか?
障害があってもなくても、お父様の事を、どうぞ許してあげて下さい。
2014年10月29日 19時02分
オフィス月華(つきか)
はじめまして、月華です。
わたしはあなたがなぜお父さんが知的障害であるかを
気にする原因と向きあった方がよいと思います。
お父さんに感謝の気持ちを持ちたい
お父さんを許せないから許したい
これらの気持ちを得るためにあなたは
お父さんが知的障害であることで
感謝の気持ちを持てそうだったり
許せそうだ
ということなのでしょう。
ということは現時点では
お父さんに感謝の気持ちを持てない
許せない
という怒りがあるのだと思います。
その怒りをセラピーなどで解消したほうがよいです。
お父さんがダメな理由の原因を探していても
意味が無いです。
自分を癒すことで自分の世界を変えたほうがよいです。
わたしはそのほうがよいと思います。
男性と恋愛するときにお父さんへの不信感が
出てくるはずですし、ご自信を癒していきましょう。
2014年10月29日 15時23分