教えて掲示板の質問

「結婚を上手に続けるには?」に関する質問

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サラさん

結婚20年を迎える40代の主婦です。
主人はとてもいい人で、子供も2人いて、幸せな家庭を築いていると思います。

主人とは日常会話は多い方だと思いますし、二人とも冗談好きなので、会話には不足していません。あと、セックスレスでもありません(内容はともかくとして)。私は仕事をしていますが、主人は家事に関してもとても協力的です。

ただ、問題だと思う点がいくつかあります。

(1)主人が精神的に強い人ではないため、面倒なこと、ややこしいことはすべて私が片づけ、私自身が精神的につらいときに頼ることができない

(2)二人の趣味や興味が全く異なる(知的な会話があまりなりたたない)

(3)主人に男性としての魅力を感じない

家庭が幸せである以上、私の言っている事はわがままだとわかっていますし、「パーフェクトな人間はいない」というのもわかっています。

今後、子供も成長して家を出ていく時が来ます。主人とどういう風に上手に結婚生活を続けていけばいいのでしょうか。(私さえ口をつぐんでいれば、それで済むと言われればその通りです)

主人を変えることは難しいと思うので、私がどういう心構えで結婚生活を続けていけばよいのか、についてのアドバイスをお願いいたします。

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2011年8月19日 23時06分

教えて掲示板の回答

はじめまして。心理カウンセリング・癒しのセラピールーム『М☆シャベル』の古山と申します。
ご相談内容 拝見させて頂きました。

 幸せな家庭を築いてきたと思うけれど、長い人生を振り返り、自分とご主人の人格の違い、パートナーとしての相性の違いに気づいたことで、今後の夫婦の在り方について、混乱と戸惑い、不安が押し寄せているのですね。

 そして、特に問題としてあげた3点からも分かる通り、冷静に見れば良いご主人が、最終的には責任をなすり付けてくるような頼りない、ずるい夫、という見方も否定できず、それにどれだけ耐えてきたか、尻拭いをしてきたか という行き場のない怒りの葛藤を感じました。
そして、上辺だけの夫婦と感じてしまう寂しい自分と、心が潤わない退屈な気持ちをこのまま押し鎮めて、物質的、傍からみたらぜいたくと言われてしまうような幸せな大切な家庭を このまま保持できるかは、今後の自分の我慢と努力次第なのだという、目に見えた苦労が想像できて、あなたの中のひたむきな精神や、責任感が辛い苦しいと泣いているのだと思いました。
そしてこれが、本当の幸せなんだろうか・・という疑問にもなっているのではないでしょうか。
この先の未来がなんとなく つまらなく 価値を見いだせず、悲しいですよね。お子さんもいつかは巣立ってしまう、そう思うと、なんだか心が空っぽになってしまうのではないでしょうか。
自分は 妻なのか、母なのか、家政婦なのか・・・今後のその位置づけも分からなくなってしまったのでしょう。
 ご主人に対する失望感は、仕方のないことです。この長い間、ずっとずっと 自分をごまかして我慢し耐えてこられたのですね。でももうこのまま継続するのは辛いですよね。
どうしたら 上手くご主人と自分の心を保って生活していけるのか、必死に探していらっしゃることと、体力気力ともに、今後も我慢する自信がないのだというあなたの心の限界が伝わりました。
その不安や怒りの矛先を見出す必要があると思います。

 今あなたは、やっと自分という一人の人間の存在に、自分なりの価値や位置の答えを求めているのだと思います。
そしてあなたの心の中には、まだ言ってはいけないような気がして自分の中で解決しようと収めたままの苦しみや疑問など、たくさんあると思います。
20年は、とてもとても長かったでしょう。
それほど、辛かった大きなことでなくても、じわりじわりと感じてきた違和感を、一度吐きだすことをお勧めします。あなたの堅実なやさしいお考えで、我慢するしかなかった努力の出来事や、もっと前向きに生き生きとしていたあの頃のお話をカウンセラーに伝えることで、本当に自分が求めていた感情や、満たされたかった気持ち、忙しさの中で素通りされてしまった気持ちが整理され、スッキリするとともに、新たな発見や意欲に繋がってくると思います。
それよりも、自分に自信がつき、子育てを終えた 自分の人生の次の目標が見えてきたりすると思います。
そういったことに夢中に楽しめるようになると、ご主人との付き合い方も苦痛ではなくなったり、自分を大切にできることで、心も安定してくると思いますよ。
誰でも一度は来る、人生の岐路に、あなたも差し掛かったのだと思います。
焦らずじっくり心を開放してみましょう。
 お力になれたら幸いです。


 

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2011年8月20日 21時33分


お礼コメント

丁寧な回答ありがとうございます。

まさに私の心を読んだような回答で、驚きました。

>幸せな家庭を築いてきたと思うけれど、長い人生を振り返り、自分とご主人の人格の違い、パートナーとしての相性の違いに気づいたことで、今後の夫婦の在り方について、混乱と戸惑い、不安が押し寄せているのですね。

まさにその通りだと思います。

>どうしたら 上手くご主人と自分の心を保って生活していけるのか、必死に探していらっしゃることと、体力気力ともに、今後も我慢する自信がないのだというあなたの心の限界が伝わりました。

これもまさにその通りです。主人はとてもいい人ですし、家庭もうまくいっていますので、波風を立てるつもりもないし、離婚するつもりもありません。

ただ、自分の中でどう折り合いをつけていけばいいのか、です。

今までカウンセリングを受けた経験がないため、どちらかといえば、「心を病んだ人が行くところ」という偏見混じりの目で見ていましたが、皆様からの心のこもった回答を読んで、一度行ってみようかという気になりました。

本当にありがとうございます。

2011年8月21日 06時53分

のりむら事務所


初めまして《のりむら事務所》千葉と申します!

内容拝見しました。

結婚生活に関する悩みは>そのままあなたの生活・未来・現実・社会的なものに直結して居るものですから
たとえ「小さな悩み」と思っても、見過ごす事は出来ません!

いっそ気づく度に解決〜きちんとした納得のいく妥協点を言葉や、形にしてにして見つけて、そして積み上げて行かなければならないものではないかな?と存じます。

それはあなた自身が一番知って居るはず。
ご結婚20年目の今更?そのあなたの気持ちを甘えや贅沢等とは全く思いません!!
20年来に積み上げて来られた、ご夫婦の信頼や、愛情や、理解や、思い出や、労りの気持ち、、、、沢山のものの中で

沢山の戸惑いも葛藤も
時としては憎しみも幾度となくあったことでしょう。
それをあなたは全て包み込み、いかに優しい母親・妻であったものかを察するに、よく我慢して頑張って来られたものだと、頭が下がります。

(ごく一般的な理解として)女性の40代〜40代後半に『性の揺らぎ』のようなものは大きくなります。
本来「女として」の自分が「母親として」「妻として」「娘として」の責任は重くなって行き

丁度思春期に子供〜女へ変わって行く自分の体に起きる不安のようなものを
今度はある程度の「老い」としても実感し始める時期でもあります。

=「性」よりも「生活」への不安が募るのは必然の事。


ところで

>(内容はともかくとして)
>(精神的に強い人ではないため)
>(魅力を感じない)
>(知的な会話があまりなりたたない)
>(私さえ口をつぐんでいれば)
といったあなたの正直なお気持ちを、旦那様はご存知なのでしょうか?

ここは旦那様にこそ「成長」して頂かない事にはどう仕様もありませんよね?

あなたばかりが我慢する必要は何もありません。
だって夫婦なんですから。。。

たとえば新婚の頃を思い出してみて下さい。

『病めるときも、健やかなる時も』その続きは


《その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?》
《新郎(新婦)となる私は、新婦(新郎)となるあなたを妻(夫)とし、良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなるときも、死がふたりを分かつまで、愛し慈しみ貞節を守ることをここに誓います》

と続くのですが

いかに(精神的に強い人でない)とは言ったところで
あなたは、きっちりとご主人と誓った筈。

当前!!あなたには慈しまれる権利があります!

愛され、慰められ、助けられ、尽くされる権利があるんです。

また人として、癒される権利があります。
優しいご主人との事

(もしかしたら、あくまで仮定ですが)
あなたは「こんな事まで言ったら贅沢だ、さすがに主人に悪い」とか思ってこらえて来てしまっては居ませんでしたか?

(勿論ご主人さまにも同等の権利はあるわけですが)

あなたの方がご主人より「精神的に強い」なんて根拠はありません。
もし強かったとして、あなたは強くあらねばならなかっただけ。

ご主人に思いっきり甘えてみては如何でしょう?
ご主人にぶつけてみては如何でしょう?


ここで私ができるアドバイスとしては

>(ストレスや要望を)溜めてはいけない!
=長い目で見ながら1つ1つ、気がついた事から解決して行かなければならないのではないか?という事です。

とはいえ、かくいう私は離婚歴があり
悔やむ事は、、、なぜあのときもっと自分の妻の(秘められた)苦しみや葛藤に気づいてあげられなかったんだろう。
どうして自分はあんなにも「当たり前に」与えられて来た沢山の愛情を受け流して来てしまったのだろう。。。。という

強くなれずに甘え続けた末に離婚届。
あくまで、そんな馬鹿男からのアドバイスとして、受け取って頂けたらと思います。


とても長文になってしまいましたが
あなたの、ご夫婦・ご家族の幸せな未来がありますように

かげながら願っております。

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2011年8月20日 14時01分


お礼コメント

丁寧なご回答ありがとうございます。

>といったあなたの正直なお気持ちを、旦那様はご存知なのでしょうか?

全く知らないと思います。
数年前にいさかいがあったときに、自分が無意識に主人にパーフェクトを望んでいて、それが彼に有形無形のプレッシャーを与えていた事を悟って、以来何かを期待する事をやめるようにしました。それが自分にとっての心の平安にもつながるかと思ったからです。

>ここは旦那様にこそ「成長」して頂かない事にはどう仕様もありませんよね?

私の本音は一言でいえば、「もう少し大人の男になってくれ」です。
ですが、無理そうなので、だったら自分が変わった方が(=あきらめて受け入れる)早いかと。

相手を傷つけずに、自分の本音を伝えると言うのは難しそうですね。

2011年8月21日 06時46分

カウンセリングルーム佐世保

初めまして、カウンセリングルーム佐世保の中坂と申します。


サラさんのご相談を拝見しまして、ご主人に対していろいろ我慢を続けられ、大変辛い思いをされてあるんですね。しんどいですよね。お気持ち察します。

ただ、サラさんがこの生活を変えようと勇気をもって、相談されました勇気については、家族に対する勇気でもありますのでその点は、自分自身でほめてあげてくださいね。

さて、ご主人の問題と思われる点を書かれてありますが、こういうときこそ、ご主人が感じてある気持ちをサラさんにも寄り添って感じてほしいと思います。

例えば、心理学の中で内観法というのがあります。これは、次の作業をしてください。ご主人との関係で、ご主人と出会ってから結婚するまで、結婚してから子供さんができるまで、子供さんができてから現在までの期間ごとに次の3つのことをノートに
できるだけいっぱい書き出してください。

「してもらったこと」「迷惑をかけたこと」「してあげたこと」の3つだけです。書いている中でご主人の気持ちに近づいてください。この作業を通じてノートを見つめなおしてください。ご主事の気持ちに近づくことができましたら、できるだけ向き合ってお話する機会をもたれて、ご主人と心の底から気持ちを話してください。

それでも、サラさんのモヤモヤ感がとれないということであれば、カウンセリングを受けられることをお勧めします。
そこでカウンセラーに心の底にあるものをぶつけてください。カウンセラーは、全力でサラさんの気持ちに寄り添い、サポートしていきます。ご主人のご理解が得られれば、ご夫婦でカウンセリングを受けられてください。

即答は、でないかもしれませんが、何回か繰り返していくうちに解決の糸口が見つかると思います。
サラさんの幸せを願っています。サラさんには、幸せになる権利があるのです。応援しています。

何かのお役に立てば幸いです。 

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2011年8月20日 08時26分


お礼コメント

丁寧なご回答ありがとうございます。

>大変つらい思いをされて
そこまで苦しめられているという意識はありません。主人はごく真っ当な人で、浮気もおそらくしたことがないんじゃないかと思います。

ただ、私がしんどい時に「しんどい」と言えないのは、正直つらいです。(「しんどい」と一言でもこぼすと、「自分の方がどれだけしんどいか」を力説してくるので(笑))

内観法、試してみます。

>できるだけ向き合ってお話する機会をもたれて、ご主人と心の底から気持ちを話してください。

ただ、↑ができるなら、もうすでにやってます(笑)
そういう私の気持ちを受け入れる心の余裕のない人なので、ここでご相談しているわけです。
日常の話はいくらでもするのに、心の底の話はできない。
それって夫婦なの!?と言いたいです。
私としては、「支えあうのが夫婦」じゃないのかと。一方的に支えるばかりではしんどいというのが本音です。

やはりどこかにカウンセリングに行った方がいいのかもしれません。
アドバイスどうもありがとうございました。

2011年8月20日 12時53分

おかあさんの部屋・マツザキ


いやぁ、もうお気持ちが分かり過ぎて、
過去の自分が相談しているんじゃないか、と思うほどです

いきなりごめんなさい

他人様から見れば、なんて贅沢な悩み、なんでしょうけれど
私も本気で当時は離婚を考えたものでした…
もちろん、そんな理由はだれも理解しないだろうし、
なにより、夫本人がね、本当に驚いていましたよ(伝えたので)

だけど、そのときは結局、離婚なんて現実的ではなく、
その後、別の問題で離婚への方向へ進んでしまい、
正直、別の理由のお陰で離婚出来た、と思ったものです…

離婚したのはちょうど結婚20年の記念日でした
それから10年近くなります
その10年には、子どものことで関わることも多数あり、
私は子どもの父親としては全面的に彼を認めているので
子どもたちは遠距離ながらも普通に会うことが出来ます

でも今、50歳を超えて、別れることは簡単だけれど
続けていくべきだった、と、本心から思っています
それは悔いとか寂しさとかではなく、彼の人生に大きな穴をあけた
ちょっぴりの申し訳なさです
子どもたちの成長を間近で見る機会を奪い、家族の成長を見られずに
ひとりで暮らしていく、そんな道へ追いやりました
彼なりにいいこともたくさんあったに違いありませんが、それでも…
こんな小さな申し訳なさが、とげのように残っています

あなたはもちろん、離婚まで考えてはいないでしょう
家族を大切に思うからこそ、こうして悩んでいるのですよね
私の愚かな体験から言わせていただければね、
あなたは我がままじゃありません、普通の感覚です
人間、20年も恋し続けるなんてムリ、って言いたい
イヤになることもありますよ、また愛おしくなることもね

本当にふたりきりになる日まで、あなたは自分のために
自分の時間を生きてみましょうよ
別にご主人に冷たくする訳ではなく、彼のことは彼に任せて
自分のやりたいことを始める、始める準備をする、でもいいし
まず自分自身の閉塞感から抜け出す道を見つけましょう
(だから、こうして相談してるんでしたね…)

それはね、やり過ごす、ということです、
こんな現状は見ぬフリしてね、
お勧めは、ひとりで出来ること、
読書でも、映画でも、散歩でも、旅行でも、スポーツでも…

やり過ごす、ってことは冷たくすることじゃないんです
ご主人に目を向けすぎることを、今はやめておく、
しばらくはそれでいいじゃありませんか
子離れもしなくちゃいけないときのためにも
自分の足で歩いてみることは、決して無駄にはなりませんよ

ひとりで歩いてみて、ふたりで歩くことのよさを実感出来る、
そんなこともあるかもしれません
やり過ごす心の余裕を持って、楽しく歩いてみてください

ご家族の幸せを心から応援していますっ


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2011年8月20日 01時26分


お礼コメント

丁寧なご回答ありがとうございます。

少なくとも私のような思いを抱いておられた方が他にもいらっしゃるとわかっただけでも、少し救われたような気持ちになります。

>お勧めは、ひとりで出来ること、
読書でも、映画でも、散歩でも、旅行でも、スポーツでも

これはすでに結婚当初からしていることですね(笑)あまりに趣味が違うので。なので、映画や美術館巡りなどはいつも一人で行っています。

おそらく今仕事が暇な時期なので、つまらないことを考えてしまうのかもしれません。

ただ、この人とあと40年は一緒に暮さないといけないんだと思うと、子供を除いて二人の間に何が残るんだろうと感じずにはいられません。漠然とした老後が恐いのかもしれません。

なんとか今をやりすごしてみます。
本当にありがとうございました。
(離婚までは考えていないので、安心して下さい)

2011年8月20日 12時45分