教えて掲示板の質問

「あがり症で悩んでいます。」に関する質問

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しーさん

高校3年生です。あがり症?の症状で悩んでいます。

小さい時から人前で何かやったり、話したりする事が得意ではありませんでした。中学1年生のとき全校生徒の前で「今年の抱負」をスピーチする人に選ばれ、断りきれずやることになりました。緊張のあまりステージで泣き、過呼吸になってしまいました。その後の学校生活では、クラスの人の前での発表も出来なくなり過呼吸になることも何回かありました。親に相談して2回ほど心理カウンセラーと話しをしましたが、一向に良くなる気配はありません。

高校は「環境が変われば自分も何か変わるかも!」と思い、同じ中学校の人があまりいない高校に進学しました。授業で発表する機会が何回かあり泣くのを必死に我慢していますが、声、手足の震えは隠しきれていない状態です。震えている手足を見ると自分の事が情けなくなます。泣きたくなります。夜になると張り詰めていた気持ちの糸が切れ、大号泣の日々です。

親や中学時代の先生は慣れればだんだん良くなると言っていましたが、むしろ悪くなっていっているようにしか思えません。親にも今の状態を言い出せずにいます。緊張せずに人前で話したいとは思いません。せめて普通の人並みに話せるようになりたいです。

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2014年10月13日 14時44分

教えて掲示板の回答

Counseling Room ROSEMARY

しーさん、はじめまして。ヒーリングルーム ローズマリー と申します。よろしくお願いいたします。

人前で何かを発表する時に、声や手足が震えてしまい、泣きたくなってしまう。それを我慢して頑張ってしまうので、夜には張りつめていたものがはじけて号泣してしまう。

そんなご自分をどうにかしたいけれど悪くなっているような気がしてどうすることもできず、たいへんお辛い状況とお察しいたします。

中学生の時の経験がトラウマになってしまい、あがり症(不安障害)になっていると感じます。そのような状況の時に、頑張って克服しようとすればするほど緊張感が高まってしまい、悪循環になってしまいます。(カウンセラーは病名を診断できませんので、あくまで推察するだけだということをご了承くださいね。)

しーさんはきっと頑張り屋さんで、なんでもきちんとしなければ気がすまない、そしてとても優秀な学生さんなのだと思います。優秀なんだけれど、人前に出るのはあまり得意ではないところを、中学生の頃に人前に出なければならなくなってしまい、「失敗しないようにしよう」という思いが強く、それによって緊張感が高まり、過呼吸になってしまったのですね。つまり、過呼吸になってしまうほど、あなたの緊張感は人が思う以上に、たいへん高まってしまっていたのですね。
その時のことがとてもつらかったのでショックでトラウマになってしまったのです。

ですから、そのトラウマから解放されるまでは、しばらくは人前で発表などをせずに、人の発表を「聞く側」に回っている方が良いのですよ。

それでも授業などで「発表しなければならない」ことが出てくるでしょう。
ですから、親御さんに相談して病院(思春期外来があれば良いのですが)に行き、医師に診断書を書いていただき、学校の先生にもそのように報告をして、しばらくは授業で人前にでることを控えましょう。
とにかく、今は「慣れる」ために人前に出ることは避けましょう。無理やり人前に出るとかえってあがり症が酷くなってしまいます。

それよりも、人の発表を一生懸命に聴いてあげましょう。また、2~3人でお話をする時にもまずは「聞き役」に徹しましょう。相槌をうったり、無理のない程度に口をはさむことができればそれでOKです。

ご自分のペースを大切にして焦らずゆっくり治していきましょう。カウンセリングを受けるのも良いと思います。

そして、2~3人で話ができるようになったら5~6人のグループで、というように、少しずつ人数を増やしていきます。これは「発表」ではなく、雑談で十分です。雑談ができるようになれば、発表のようなものも少しずつできるようになると思います。

また何かありましたらご相談くださいね。

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2014年10月14日 23時53分


心理カウンセリング らしんばん座

しーさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

人前で何かやろうとすると、手足が震えたり過呼吸になったりするのですね。
「あがる」ということは、誰にでもある事です。
誰でも人前で何かやろうとすると、緊張のあまり大なり小なり声が震えたり、頭が真っ白になってしまったり・・・
つまり、いつもと違う状態になってしまいます。

一つ言える事は、「あがる」とは、「普段の自分よりも良く見せよう」とすると、起こってしまいます。
「すごくかっこいい事を言ってやろう」とか、「皆から褒められるようにやってやろう」という気を起こすと、実際の結果とのギャップに落胆する事になります。
自分がやった事もないの物を人前でやろうとすると、それは上手く行くはずがありません。

むしろ、あがってしまう自分を情けなく思うのではなくて、許してあげて下さい。
あがる事を、前提事項にしておいて、発表に臨むようにしてみて下さい。

今しーさんがやっている事は、むしろ「あがる練習」をやっているようなものです。
「あがる」ことに意識を集中してしまっているので、本番でいざ発表をしようとするときに、「練習した通りにあがってしまう」のだと思います。

ここは、「あがったらどうしよう」と思い続けるのではなくて、「上手く発表しよう」と思うようにして見て下さい。
そのためにも、「上手く発表している自分」をイメージしておく必要があります。
「上手く発表」するためには、そのための練習も必要になってきます。

あがる事は、決して恥ずかしい事ではありません。
万一しーさんが、過呼吸になってしまったり、手足が震えてしまったりしても、見ている人は大して気にも留めません。
むしろそのような状況でも、発表をやり遂げたしーさんさんに、称賛の拍手を送ってくれるはずです。

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2014年10月14日 19時42分


カウンセリングルーム・エンパシー

あがり症の人は、過去の失敗体験が無意識の中に、人前で発表する=失敗という定義ができてしまったから、人前で発表することを意識すると、定義通りに緊張して失敗してしまうのです。過去の失敗体験が自信喪失に繋がり、あがり症の原因になっていると思われます。

あなたの場合は、中学1年生のとき全校生徒の前で「今年の抱負」をスピーチしたときに、緊張のあまりステージで泣き、過呼吸になってしまったことが、トラウマになっていると感じます。トラウマの記憶を記憶の本棚に整理してしまうことで、フラッシュバックによる妨害はありません。

その後は、成功体験を積み重ねることで、苦手意識が払拭されて自信が付きます。
その自信を付ける方法は、毎日のイメージトレーニングです。良いセルフイメージが高まれば、克服できます。過去2回受けられたカウンセリングが、傾聴技法だけだったとしたら、改善は難しいと思います。興味がありましたら、当ルームのホームページをご覧の上「mental@r-empathy.com」までご連絡ください。

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2014年10月14日 19時14分