メープルさん、こんにちは。
カウンセリングルーム「らしんばん座」と、申します。

精神的なものが原因で、吐き気が続いていたのですね。
しかしそれも、少しずつ外に出られるようになってきたのですね。

さて、そんな状況で、お婆様のお葬式を考えなくてはいけない状況になってきました。
吐き気を押して出席しないといけないのか、出席を断ってしまってよいのか、確かに迷うところですね。

そうですね。こう考えてみてはどうでしょうか？
すなわち、出席するかしないかは、その当時のメープルさんの体調と相談して決めてみる。

ご相談の様子ですと、メープルさんは、お葬式に「出席しなくてはいけない」か、「出席してはいけない」のどちらか一方に決めてしまわなければいけないと、思っていらっしゃいます。
もちろん、お葬式に出席するとなると、それ相応の準備が必要になるかもしれません。
しかし、これはまだ決まった話でも、決めないといけない話でもありません。
お葬式自体、やらなくても良くなるかもしれませんし。

その日が来て、その時の体調を見て、大丈夫そうだったら出席する。
無理そうだったら欠席する、という考え方で良いと思います。

あまり先、先を追いかけて、まだ起きてもいないことに神経をすり減らすことは止めて、その時に臨んだ時の気持ちで決めてしまっても、ご相談の件については良いのではないかと思います。

　初めまして、心理支援士　心理カウンセラーの澤田と申します。

　メープルさん、ご自身の容態から万が一祖母の葬儀への出席に戸惑いが
ありお悩みなのと拝見をさせて頂きました。

　メープルさんの容態や精神状態がお辛いご様子の中で
＞　私は、以前から精神的なものが原因の吐き気が続いており、

　身内との接触を考えられると
＞　その人達も来ると思うので、そのストレスで吐き気が悪化するかもしれない

　これらのお気持ちが葛藤され、よりストレスの要因が高まっている訳ですね。
メープルさんのお気持ちも理解されてみえると感じておりますが、もちろん葬儀の
出席は強制されるものではございません。

　葬儀の趣旨だけご理解を頂く事が、今後のメープルさんの人生で重要な要素と
なって頂く事をお考え頂けたら幸いです。

　人はどんな人でも、いつかは他界する時が来ます。メープルさんのご年齢ですと
ご自身が老衰になられる事など想像できぬ世界だと思いますが、他界される方に
対して「快くお見送りになる瞬間」という表現が解りやすいでしょうか？

　祖母となれば、この世の中に誕生できた掛け替えのない方の象徴だと思いますが
その辺りを重視する事をお考えになった場合の母親の言葉が
＞　そんな程度で欠席したら身内に文句を言われるとか、私の親戚がうつ病で
＞　寝てばかりいて、全く何もやらない人なのですが、私もその人みたいに
＞　思われるだけだ
こちらの表現に繋がってみえる事だと想像しております。

　メープルさんに取って、いずれにしましても何年も前から病院に入ってみえる
祖母の葬儀はたった１度だけしか行われません。

　必要最小限だけでも、葬儀に出られて祖母を「快く見送り、ありがとう」の一言が
添えれるメープルさんと・・・身内との接触でストレスから吐き気が悪化されお辛い
時間を過ごされる事と、メープルさんに取って悔いのない選択をして頂けます
ことを心より願っております。

　雨降って地固まる、と言われております様にこちらが良ききっかけとして
メープルさんに取っての人生の良き分岐点になると良いですね。
　
　ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご質問下さい。宜しくお願い致します。

　心理支援士（有資格者）　心理カウンセラー
　取締役　澤田和彦のカウンセリングルーム
　丸和サワダ　株式会社

メープルさん、はじめまして。
漢方紫禁堂治療院の加藤と申します。

ご祖母様のご様子、ご心配ですね。

それとともに死や葬儀について考えられることは、ごく自然なことだと思います。




冠婚葬祭、とりわけ葬儀は、亡くなられた方とのお別れの「儀式」ですので、他の冠・婚・祭とは異なり、とりわけ大切にされてきた儀式です。

いつの時代もそうですが、特に最近は親戚関係のトラブルや疎遠・無縁化が顕著になり、どうしても会いたくない親族がいるのも普通のことです。




問題はメープルさんが体調を崩されていらっしゃる状態で列席されるかどうかですが・・・

私は、

①葬儀という儀式でしか故人とのお別れができない訳ではありません

②いつでもどこでもメープルさんのご体調に合わせてご供養・ご回向ができます

③うつ病や他の精神的な症状は、無理をされますと悪化します

という理由から、もしもご祖母様が亡くなられた場合でも、苦手とされるご親戚の方とお顔を合わさず、葬儀も欠席されて良いと思います。

恐らく故人も、「あぁ、嫌だ、嫌だ」と思い続けながら葬儀に参列されても嬉しくないと思います。




お母様やご親族も、うつ病に対する正しい知識を得られていらっしゃらないようです。

「なまけ病」と決め付けられるのが患者さんにとっていちばん辛いことです。

加えまして、仏教には「四苦八苦」という言葉があり、そのなかのひとつに「怨憎会苦（おんぞうえく）」という苦しみがあります。

「憎しみ合う者同士が顔を合わせなければならない苦しみ」という意味です。

メープルさんがいま以上、ご体調を悪くされないよう、“その時”はご欠席されるおつもりでいらっしゃって良いと思います。


またいつでもご相談くださいね。


漢方紫禁堂治療院
http://shikindo.com/