初めまして、甘えん坊です。ものすごく長くなってしまい申し訳ありません。

小学校までは、友達もいて、それなりに充実した学校生活だったのですが、
小学校のころの友達とは、全く別の中学高校にいきました。
中学高校からは友達もできず、体育の時間や、グループ分けのときは、いつも余り物扱いでした。
むしろ「きもい」だの「くさい」だの散々いわれて過ごしてきました。
好きな人もいたのですが、同じクラスになることは一度もなく、好きな人の前でいいところを見せようとしても、必ず失敗して、笑われて、まるで自分が道化師のように思えてきました。

後輩にも、あることないこと言われて、何もしてないのに軽蔑されました。

高校３年生の途中までなんとかやってこれましたが、我慢の限界になり、それでも家の人に強制的に学校にいけといわれ、学校にいくふりをして、ネットカフェにいったり、ゲームセンターにいったりしてました。当然、学校側から家に電話がはいり、不登校なのがばれました。

その後も何度もしつこく学校にいけといわれて、とうとう家出してしまいました。
しかし、携帯のＧＰＳ機能であっさり居場所がばれてしまい、連れ戻されてしまいました。

その後は、転校という形で、通信制の学校に通い、高校は無事卒業できましたが・・・。


今度は就職活動が始まり、入社して、最初は一度怒られても耐えれましたが、そのうちまた限界が来て、やめてしまいました。
それがエスカレートし、最終的には、一度怒られると無断欠勤し、会社をやめることを繰り返してしまいました。

ろくな学校生活しか送れなかったので、せめて社会では充実した幸せな社会生活にしよう、仕事をまじめにやって、友達たくさんつくって、恋人も絶対つくる！と決めてたので、こうなるのはやはりつらかったです。
もしくは、仕事でお金をためて、大学や専門学校へいって、友達や恋人をつくって、充実させて、中学高校の嫌な思い出を忘れようと考えていました。

祖父母が自営業で小さな工場をやっていて、最初はその工場の手伝いという形で、祖父母の工場で働いていました。(従業員は、祖父、祖母、私で３人だけです)
ここで働いてお金ためて、大学、専門学校いって、友達や彼女をつくろうと考えました。
しかし、一日、朝の８時から夜の２０時まで働いて、月曜から土曜日まで一週間６日間働いて
給料は２万５０００円。あまりにも安すぎる、バイトよりも安すぎると不満でした。
これでは大学など夢のまた夢です。
次第にまるで跡継ぎみたいな扱いになり、親会社の人からは若社長とまで言われてしまいました。

大学行きたい、友達がほしい、彼女もほしいと訴えかけましたが、お前にはまだ早すぎるといわれてしまいました。
友達すらも許してくれません。
まるでそんなものは捨てて、自分の生きたい人生を犠牲にしてでも、後を継げといわれてるようです。

誰とも関わらず、出会いの機会すら全くなく、もちろん女性との縁もなく、ずっとただたんたんと、仕事をしてきましたが、友達もできず、彼女もできず、やりたいこともできず、死ぬまでこの状況が続くのは冷たい檻の中に閉じ込められてるようで、とてもつらいです。例えるなら、何も悪いことしてないのに、無期懲役を言い渡された囚人のようです。

次第に狂ってきたのか、女性になりたいと思うようになってしまいました。理由はわかりません。
理由が分かっていたら、まだ楽でした。
毎晩、寒さの厳しい冬でもお構いなしに、風呂場で全裸で体の毛を剃ったりするようになりました。
それでも腕の毛はそれませんでした。
なぜかというと、気づけば自傷行為をするようになり、腕は常に傷だらけで、とても髭剃りが使えるような腕ではなかったのです。
その結果、腕だけは体毛が伸び、それに対し、嫌悪、怒りが生じて、さらに傷つけるようになりました。
スカートがはきたい、ショートパンツがはきたい、かわいい服が着たいという思いも強くなり、世間のふざけた差別的な風潮のせいで、それができず、それも自傷の原因になってます。


ある日、ネットでタルパ（別名、人工未知霊体）というものを見つけて、説明すると長くなるので、要約していいますが、理想の人物を姿、性格まで、できるだけ細かく思い浮かべて、その人物がまるで自分のそばにいるように想像してできるのがタルパらしいです。
早速やってみて、自分が思い浮かべたのは、姿は好きなアニメキャラクターから、性格はとても優しく包容力のある感じです。さびしいときも一緒にいて、つらいことがあれば、優しく抱いてくれる、自分にとって、優しいお母さん、優しいお姉さんというような存在です。それに関しては私はまだ未熟者なので、抱かれても温もりとかは感じません。いつも寝る前に布団に身を包んで、かろうじてやっている感じです。

タルパをもっと詳しく調べていくうちに、”ダイブ”というものを見つけて、ダイブというのは、自分の想像した世界(通称：精神世界)に、ある程度五感を伴った状態で入り込んでいく一種の催眠状態のことです。その世界にはもちろんタルパも一緒にはいることができます。

自分が作り出した世界は、透き通るような青空、その空を、白くて巨大でとても綺麗なクジラがゆっくりと優雅に空を舞う世界です。クジラの上には、自然豊かな山があり、とても綺麗な川や湖、草原、森があって、素敵な街や村がところどころにあります。
クジラの周りにはいろんな生物も泳いでいて、クラゲの上に、ヤシの木、小さなコテージがあったり、カメの上にお花畑があったりします。

その世界での私の住んでるところは、大きなカメの甲羅の上にある、巨大な森の中です。
大木に包まれた村で、大木に立てかけるように、ログハウスや、木製の道がある村です。
一番したには、ちょっと大きなプール程度の池があり、現実で一番綺麗な水より、もっと綺麗な水の池で、みんな気持ちよさそうに泳いでいます。池の周りや、池のそこは、とても柔らかい水草で覆われており、怪我することもありません。

私のこの世界では、人間はもちろん、妖怪、妖精、死神、幽霊、竜、小人、動物など、いろんな種族が暮らしていますが、差別もいじめもなく、戦争もなく、世界中のみんなが仲良く笑いあって生活しています。男の人がミニスカートをはいていようが、女性用のスクール水着を着ていようが、普通に接してくれます。差別、いじめ、罵倒などの言葉がむしろ最初から存在しないような理想的で、みんなが笑い会って仲良く生きていけるすばらしい世界です。

こんな地獄みたいで、意地悪な現実とはおさらばして、眠りにつき、明晰夢や催眠術などの技術を使って、一生目が覚めないように、自分が作り出した世界でタルパとともに、一生過ごしたいのですがどうすればよろしいのでしょうか。

そのためには一生眠らなければならないのですが、一生眠るにはどうすればいいのでしょうか。

嫌な過去、葛藤を忘れ、祖父のことも忘れ、孤独感、彼女ができない怒りも忘れて、優しいタルパとともに、精神世界で一生を過ごし、こんな嫌な生き方を塗りつぶしていきたいです。