教えて掲示板の質問
「夫のお酒・金銭に対する安易な発想」に関する質問
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海外在住さん
夫のその場その場の感情まかせな安易な発想・金銭感覚に悩んでいます。現時点の悩みに至るまでの過程が長いのですが、的確のお答えをいただきたにので、細かく記したい思います。
まず、私たちの生活背景ですが、私は海外在住で、主人は外国人です。結婚６年目です。子供はいません。主人の問題は、お酒に絡んででてくるものですが、こちらの国では、お酒の席がビジネスにも欠かせず、社会全体においてお酒で人間関係を深めていく文化が根底にあります。一般の飲食店も午前5時ぐらいまで開いています。
そして、主人は、この国で名の通った企業に勤めて営業をしています。日本人の私から見ると仕事に支障をきたすようなお酒での失敗が数々あります。しかし、そのことで問題になったことがなく、仕事のできる人で通っており、社会的制裁を受けたことがありません。そのため、私の悩みがここでは深刻に捉えてもらえず（本人にも痛手になっているのか不確かなところが私の不安をより高めます）、反対に日本の心療内科に行くと「完全なアルコール中毒」と社会非適応といった診断が下されたので、どちらの意見を聞いても素人の私がどう捕らえればいいのか、悩みが深くなるばかりです。
［今までの過程］
週に１度ほど夜中の3～6時までお酒を飲んで帰ってくる（２年間ほど）
次の日に出社できないことが度々ある。
↓
飲酒状態で車の事故をおこす。大したことはなく相手側の理解で示談で
終わる（この後、反省し飲酒運転はなくなる）
↓
昇進し、下の管理にストレスがたまるのか、週に２度ほどになる。明け方
まで飲むと外で寝てしまうようになり、寝に帰ってこれない。帰宅は朝
の9～11時。もちろん出社もできない。路上でも寝ている様子。
（１年間ほど）
↓
本社に移動となったのを契機に、自ら生活をあらためようと決意する。
しかし、ますますひどくなり、週に２～３回で帰ってこれなくなる。
（1年間ほど）
妻が緊急入院した時も飲んでおり、大したことないと信じてもらえず、
駆けつけた時は次の日の夕方だった。
↓
酔って帰ってこれないと、「真剣に考える」と連絡一本残し、週末に２日
連続して帰らないことが増えてくる。
↓
１年前
平日に酔って帰ってこれず、「考える」と行って消息を絶ったまま、５日行方
不明になる。仕事もあったため会社の人も来て探すが、深酒の失敗や悩みを
社内の人はだれも深刻に捉えておらず（知らない人も）、家庭問題があると
思われる。
自ら戻ってきたが、焦燥した感じで続けて働く意欲をなくして帰ってくる。
家族に隠していたが、お酒の飲み代でかなりの借金がかさんでいた。
↓
アルコール専門の精神科に行くが、問診の結果、アルコール中毒では
ないと診断され、意志力で解決できると、治療を断られる
違う精神科で「欝」と診断される。安定剤と睡眠薬を処方される
しかし、周りから見て焦燥した感じの欝状態は、1週間程度。
↓
仕事を辞めて、規則正しい生活・さまざまな読書・自転車旅行を自ら計
画し、積極的に生活をはじめる。断酒する。（４ヶ月）
↓
再就職活動をする、断酒続ける。（４ヶ月）
↓
再度、働きはじめる（５ヶ月前）
このような、過程を経て今に至ります。周りの不安をよそに、主人は今までのキャリアを認められ、また良い会社で働いています。
その後も飲み方は変わっておらず、家では一本でやめることができるのですが、外で飲むと帰れなくなってしまいます。ただ、外で飲むのは一月に１～２回に減りました。帰ってこれなくなる飲み方とは、
夜10～1２時： 酔っておらず、帰った方がいいと判断できるが、
この雰囲気で抜けることはできないと思っている。
ただ、心配するといけないからと、帰れないと思っていても
「失敗はしない。０時には家に帰る。」と断言してしまう。
夜１～２時： ２次会が解散の頃。この時点で酔っていてしまい、より親睦を深めたい
とことんまで飲みたいと思うようになっている
夜３～５時： お酒に飲まれており、寝てしまう
周りに雰囲気を伺うタイプなので、切り上げを自ら言い出すことができません。また、本人もお酒に酔うのが好きなのだと思います。
今では、私も、この国で会社生活をしていたらお酒の席を断り続けたり早めに切り上げたりすることはしにくいのだろうと理解するようになりました。そのため、月１回に抑えてくれている今の状況にあまり不満はありません。
長くなりましたが、ここからが本題です。表面上問題を解決したようですが、私の内心では、彼につきあい問題をフォローするに増して、不安が高まっています。彼は家族を支えるための責任感や自己管理能力があるのだろうか・・？と。
彼の感情の起伏の激しさは、大丈夫なのでしょうか。本当に「欝」だったのでしょうか。仕事を投げ出して、行方不明騒ぎを起こすような辞め方しかできなかったのは、何がおかしいかったのでしょうか。そこまで、しておきながら家族に許され仕事を辞めたとたん、瞬時に前向きにのびのびできるのは、どういうことなのでしょうか。
又、借金を抱えたまま妻に仕事をさせ休んでいた８ヶ月の期間を深刻に捉えていないのも非常識で幼稚な感じがします。「奥さんには本当に申し訳ないと思っているけど、この先ずっと働くのだから、その長い時間を考えれば、リフレッシュする期間をもってもいいと考えている。」「ずっと家にいて、奥さんのためにいろいろしてあげれていて悪くないでしょう？」と言われたこともあります。大手会社を辞めて自由な時間を持ったことも、勢いのいい行為ぐらいに外から何か称えられるといった風に捉えている様子もありました。
感情の激しさは、普段でも問題になります。元々、気を使うあまり、控えめに見えます。でも、実はせっかちですぐにイライラするタイプです。人の捉え方も早とちりで誤解したり一方的な見方をしていることも多いです。このように普段、温厚で控えめにみえるのですが、急に神経質な部分が出て、普通切れなくてもいい状況でも、接客態度に切れたりすることも時々あります。切れたときは、冷静に説得する様子ではなく、声も体も震えコントロールがつかないような形相になります。家族に対しても時々切れそうになりますが、必死で抑えており、６年間一緒にいましたが、暴力や罵倒になることは一切ありませんでした。身内を思う姿勢と外に安易な判断で即時に切れる態度のギャップに驚きます。
この両極端な面は、どういうことなのでしょうか。それは、お酒の問題でも同じです。日ごろ思いやりがあり、家事手伝いから体の弱い私の看病まで積極的に親身にしてくれます。歳をとるまで思い遣って仲の良い夫婦をつくっていけそうな人です。その思い遣りに嘘はないと思うのですが、お酒の席が入った途端、すべてを投げ出す冷淡さがあります。その二面性はなんなのでしょうか。
また、金銭感覚でも同じです。裕福ではなく苦労して学歴をつけ正しく育ててくれた両親にとても敬意を持ち、お金のない苦労を労っています。そのため、社会的弱者に対する見方もとなりでみていると思い入れが強いように見られます。普段、物欲もなく、自然と倹約的な姿勢でいます。それが、お酒の席になると、驚く額を払っています。割り勘の文化がないとしても、家計を考え常識を考え普段の姿勢をみていれば、途方もないことをしていると気づくと思うのですが、月１０万を越えるマイナスが飲み代でかさみ借金になりました。自分が借金を作ったのですが、コツコツと返済していく持続的意識がとても薄く、妻が家計を握り協力を促す状態です。自ら返済のために捻出する努力ができず、借金があることを意識はしていますが、計画性もありません。このような常態で、今までの問題を直していこうと努力をしている今ですが、外で深酒になり、かなりのお金を使ったことが先日発覚しました。外の飲み会は、２ヶ月に１～２回に減ったのですが、何か根本的に解決できていないように思います。
これをきっかけに、今回の相談に至りました。長年つきあい、さまざまな問題点をお互い補い合い、改善しようとしてきた仲だったはずなのですが、彼がわからなくなってしまいました。彼は、常識的で思いやりをもっているように思うのですが、なぜこのように非常識な部分がでてくるのでしょうか。何が本当なのでしょうか。私自身が混乱し、これ以上支えフォローし続けるのが辛くなってきました。彼をどう捉え、どう対処していけばいいのでしょうか。
2011年7月5日 11時21分
教えて掲示板の回答
カウンセリングルーム佐世保
初めまして、カウンセリングルーム佐世保の中坂と申します。拝見しましたご相談から奥様は、
大変つらい気持ちをもちつつも、何とか改善したい、夫をたいなおらせたいという優しさも感じられます。
だんなさんは、そんな奥様の優しさに少し甘えていらっしゃるのかもしれません。自分で何とか改善しようともがきながらも、奥様をどうしても頼りにしてあるようにも思えます。
お酒の力でしか、自分の心を抑えきれない状況を続くのであれば、だんなさんの心の奥底に、どうしても我慢できない出来事が、もしかしたら、幼い頃からひっかっていらっしゃるのかもしれません。
機会が、あれば、だんなさんが、カウンセリングを受けて、自分の心と対面することで
今自分が何をするべきか見えてくるかもしれません。病院は躊躇されているようですし、愚痴をカウンセラーさんに話してみてはぐらいにお話しをされてだんなさんの心をしばっているものを解き放す必要があるように感じます。
きっと、だんなさんと出会った時のような日々が戻ると思います。応援してますので積極的にお近くのカウンセラーでもご利用されてください。
ご夫婦に幸せがくることを応援しています。
2011年7月5日 20時02分
Counseling Room Allottee
海外在住さん はじめまして counseling room allotteeの野村です。
ご相談拝見しました。
ご相談の中でご主人の体調（肝臓とかのお酒による不調）は書かれていませんね。
体調はどうなんでしょうか？
読後の感想として、海外在住さんはご主人よりも御自分側に立って
ご主人の生活態度等をご覧になっているようなのがきになります。
ご主人の態度に対して回りは認めているように感じるんですが・・・・。
お国がらなんでしょうか？お酒の失敗で問題にならないのは。
他にも日本人としては理解しづらいところも多々あるんではないですか？
ご主人は海外在住さんの言うこともよくわかる
でも外では、特にビジネスの慣習は破るわけには行かない
板ばさみ状態なのかもしれません。
ご主人のことを認めた上で自分はこうして欲しいと話し合われては
いかがでしょうか？
今までのことを題材にせず、これから先海外在住さんはご主人とどんな
生活をされたいのか、そのために何を望んでいるのかを伝えて見られたら
どうでしょうか？
いま、過去に起こったことをあれこれ考えて負のスパイラルに入ってしまうのは
得策ではないと思います。
まず海外在住さんの不満や悩みを吐き出す同じ国の人が必要なのではと思います。
6年生活されたならお友達もいらっしゃるでしょうが、国が違えば考え方も違います。
相談することで、不満が募る場合もあります。
当方ではＳＫＹＰＥでのご相談も受けています。よろしければご連絡ください。
最後に、日本の心療内科に行くと「完全なアルコール中毒」と社会非適応といった診断が下されたので とあるように、日本と住んでおられる国との考え方の違いがお医者さんの診断にも出ていますが、両方の診断に振り回されないで、ご主人の体調はどうなのかに焦点を絞って客観的に考えるようにしてください。
2011年7月5日 16時03分
奥さん（と呼ばせていただきますね）、はじめまして。神奈川県海老名発「貴方の心の相談室･ハートケアサロン」の奥山です。
結婚６年目ですか。６年間、色々なことがありながら、外での飲み会が２ヶ月に１～２回になったのですね。これは、凄いことではありませんか。お酒好きな日本人なら１週間に１～２回ではないでしょうか。お酒好きのご主人を、ここまで変えることができたのは、何なのでしょうね。
これで良しとしてはいかがですか。ご主人のことを詳しく書かれていますが、奥さんがこの間どう対応してきたのでしょうか。色々小言を言ったり、怒ったり、諭したり、忠告したり等々、その結果、お酒の席がビジネスの社会で、ここまで抑制が効いた生活が送れていることが、逆に不思議なくらいではないでしょうか。
多分奥さんが上手にご主人をコントロールしてきたからこそ、今の生活があるのではありませんか。今のご主人を見る限る、明らかに常識人ですよ。何故に奥さんがそんなにも心配するのかが不思議でなりません。
余り過去にばかり囚われず、これから幸せな家庭を築いていくことに２人で向き合っていくことが必要なことのように思います。くれぐれもお体をご自愛下さい。
2011年7月5日 14時04分
カウンセリングのクレア
こんにちは、「カウンセリングのクレア」長谷川です。
いやー、しかし今回のご質問は本当に難しいです。
それには４つの要素があると思われるからです。
奥様がお感じになる様々な問題の原因に関して
１．ご主人が外国人で、もともと日本人と違う宗教観・倫理観・生活感を持っている事から生まれる問題。
２．アルコールを原因とする問題。
３．病的であるかないかは別として、ご主人の性格を原因とする問題。
４．上記１・２・３の様々な組み合わせによる合わせワザ。
まず、１はどうしようもない部分があると思います。残念ながらそういう国の人はそういう国の人だからで直そうとして治るものではありません。
あなたとの関係を、社会との関係を、本人が認識し「合わせる」という行動をとらない限りどうしようもありません。
３に関しては１や２を原因とする要素が判断できないかぎり全く見当がつきません。
このような状況の今、できるアドバイスは限られており、１や３の影響が未知数な以上、唯一できる対応は２です。お酒をやめることです。
お勤めをする以上どうしても必要？ではその仕事を辞めるしか方法はありません。
今、質問者様は今後の関係について大変お悩みのようですが、お酒をやめないとこのままでは将来はありません。
他の１や３の事などそれから考えればよいのです。
ご主人様の国籍（宗教観・倫理観などを知るため）や、現在おられる国（商習慣や生活習慣を知るため）が不明のため少々ザックリとした回答になっておりますが、どうかお許しくださいませ。
2011年7月5日 13時44分
海外在住さん。
はじめまして。
びわこカウンセリングルームのいこまと申します。
一連のご主人の行動や人格的な2面性をうかがっていると、躁うつ病ではないか？との仮説か出てきました。
私は精神科医ではないので、病名を付けられないのですが。
躁うつ病は現在では双極性感情障害と呼ぶ事になりました。
気分障害の一種で、一見社交的で人も寄ってきやすく、社会からも認められる人も患っている事が、うつ病とは決定的に違うところです。
基本的な知識はココをご覧ください。
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/
ご主人の場合、仮に躁うつ病だとしてもうつ期がほとんど出現しないタイプのように思われます。
要するに常に一定の躁状態が続いていると考えると、金銭感覚に対する2面性や奥さんに対して思いやるやさしさがある反面、キレやすかったり、冷酷になったりとする事がある程度説明がつくと思います。
躁状態というと、世間では「衝動買い・夜中でも知人に電話をかけまくる・睡眠時間がが極端に短い・性的に盛んになる・誇大妄想」などがあげられますが、もともとのパーソナリティーが気が小さい方・貧乏な境遇で育った方・理性が強い方などはこの典型的なエピソードが出現せずに、薬物やアルコールの場面でのみ躁らしいエピソードが出現するケースがあります。
少ない情報からですが、ご主人の場合、貧乏な境遇で育った・普段は理性が強くやさしいといったパーソナリティーを感じましたから、前に挙げた極端な躁エピソードが出現せずに、アルコールの力が加わった時のみ衝動買いに近い状態になる。
しかも、うつ的期間はほとんど出現しないとなると、常に躁的なので、じぶんのやった事を反省する態度が一向に現われてこない。（やや誇大妄想的とも言えます）だから、借金に対して現実的に向き合う姿勢が無い。（俺ならいつでもなんとかしてやるさ！みたいな思考）
あと、躁うつ病との見立てをした理由の一つは、普段はやさしいのに、急に豹変してキレるというエピソードです。
これも躁でよくあることですが、躁のエネルギーが溜まってくると身内に対するなじりが止まらなくなる事があります。時には、暴力でそのエネルギーを発散させる人もいます。
でも。その後に躁の特徴が出ます。その修羅場をさほど重く受け止めてもいなければ、反省する事もないのです。
普通の方には到底理解しかねる、行動や思考に映ります。
ある時には2重人格ではないのか？と疑念をもつ場面もあります。
これを抑えるには、炭酸リチウム（リーマス等）かバルプロ酸（デパケン等）の薬で躁状態を抑え込まなければなりません。
何ヶ月か飲んでみて、思考や行動の面で変化が見られたらヒットしたと初めて判断できます。
躁状態を持つ人は社交的で、人の何倍もの仕事をこなしたり、アイディアを持つ力があったりと社会的評価が高いのが特徴です。
その代わりに、同居者は無責任さ衝動性に振り回されて、特にお金の面で苦労を背負わされる事は珍しくありません。
一度、スキルの高い精神科医にじっくりと診てもらう事をお勧めします。
http://www.biwako-counseling.com/
2011年7月5日 13時43分
成功報酬型カウンセラー
開国人と結婚すると民族性＝宗教の違いから互いを理解することが難しいのです。これが根本にあることを理解せず結婚し、おかしいと思ってしまうのですね。
全く違う行動を平気でしたり、やると言ってやらないのは宗教によります。無宗教同然の日本人には考えられない２面性があるのです。
２つの違う顔を持っていてもどちらもあなたの愛する彼です。片一方しか愛せないのでしたらこの先はやっていけないと考えるほうがいいでしょう。
しかし、２面性のあっても問題や矛盾を解決すればいいのだから死ぬまで付き合っていけると考えるのなら、問題解決するためにもカウンセリングは毎日欠かせないものとなります。
反対に２面性のある人とやってられないと思うなら離婚ですね。その時、精神面の補助としてカウンセリングが必要で、いずれの場合もカウンセリングが必要となります。
カウンセリングはスカイプでできます。スカイプがあれば全世界から可能で、当方でもやっておりますので是非どうぞ。
2011年7月5日 12時54分