療匠庵の外山と申します。
お子様の将来が心配なのはわかるような気がしますが、どうなるかもわからないことを過度に心配するのは、ご自分を檻の中に入れるようなものです。
あなたが、事故で亡くなる確率はどのくらいあるのでしょう。
十年あれば、お子様のために、いろいろなことが準備できるのではないでしょうか。
あなたは、どうしたいのですか。
選択肢はたくさんあるように思われます。
「本当は自分が悪いとわかっています」
お子様の父親の方は心の奥の奥では何かに気付いているのかもしれません。
このことを信じて根気よく変わってくれるまで待つか。
「変われない彼」を受け入れて、ご自分の在り方を変えるか。
振り出しに戻って、シングルマザーの道を歩む等。
あなたの未来は、あなたの考え方、捉え方で変わっていくことを視野に入れて、現実をふまえた明日、一か月、一年というふうに、少し近い未来を、くぎって計画だててもよいのではないでしょうか。

あやねさん

お付き合いをしてきた方が、色々な面で貴方を不安にさせるんですよね。

結婚直前となると、今まで好きだ好きだという気持ちで突っ走ってきた雰囲気が、これからの生活を考えたり、子どもの将来を考えたりすることによって、目をつぶってきた事実たとえば、相手の性格の嫌な部分などに目が行き、不安な気持ちがわいてきてしまうことは、起こっても不思議ではありませんね。

そこに、突然貴方のご両親や相手のご両親を事情が呑み込めないままに巻き込んで当人同士が大騒ぎをしているようですね。

まず、この短い文の中に、『笑』という字が3回出てきています。
一つ目は、相手の行為に対する馬鹿にした気持ち。2つ目は相手の親の誤解に対する、その原因を作った彼の行為へのさげすみの意味、3つ目は自虐的なように見えますが、その実は、彼の言葉足らずに対するこれもさげすみの気持ちを表しているように感じられました。

笑いは、真実心から楽しい気持ちで行っている限り人との交流を円滑にしてその場の空気をとても柔らかいものにする素晴らしいものです。しかしここで使われているように、心の底の感情とは違った意味でつかわれると、そこにはその場の空気を嫌な雰囲気で包んでしまう行為にしかなりません。

貴方が、相手の頭がおかしいと少しでも相手を否定する気持ちがある限り、そこには真実の交流は生まれてこないのではないでしょうか。

相手の方の気持ちは、この文の中では分かりません。でもあなたの気持ち同様揺れ動いて何とかいい方向へつないでいきたいと思っていることは、間違いないような気がいたします。

確かにつらい時期だと思います。でも、そこを少し自分の気持ちを整理して、相手と心の真実の部分で話をするようにしてみてはいただけないでしょうか。

きっと相手の方も、貴方の事、生まれてくるお子さんの事、心の奥底ではとても愛していると思います。貴方も同じように、相手の方生まれてくるお子さんの事を考えているはずです。
素晴らしい解決が、貴方と相手の方との間に生まれることを、信じています。

こちらにまたいらしてくださったこと、とても嬉しく思います。
つわりのある中、大変な状況ですね。心が折れてもおかしくないのに、あやねさんはとてもよく頑張っていらっしゃいますし、お若いのにとても適切な対応をなさっていますね。

一つ一つみていきましょう。順番はバラバラしてしまいますが、ご容赦ください。

一つ目です。彼の暴力ですが、恐らく自分の思いをうまく言葉で表現したり表出したりするのがとても苦手なため、言葉ではなく暴力になってしまうのだと思います。さらには言葉が出ない自分にやきもきしてしまい、それがまた暴力になるのだと思いますよ。

二つ目です。あやねさんは彼との結婚を望んでいないのですね。お子さんの人生を考えると必要だとお考えなのですね。では、こう考えたらどうでしょう。結婚して彼がお子さんと共に暮らすようになってからも暴力が続いていたら…しかも、あやねさんが亡くなってしまったら結局は児童養護施設にお子さんは行くことになります。
あやねさんが今のように元気で生きていらしても彼の暴力が酷くなる一方でしたら、あやねさんとお子さんは母子保護のための施設に行くことになるかもしれません。
彼と結婚した場合、あやねさんがお考えのように平穏な生活はなかなか望めないものになってしまうかもしれませんよね。
彼との結婚を選択しなかった場合、将来的な生活の不安は大きいですが、もしかしたら新たなパートナーとの出会いなども期待できます。
今記しましたのはごくごく単純な想定です。人生は自分で決めて進んでいくことができますが、何があるか分かりません。今できる最善の選択をなさるとよいですよ。何か変化があったらまた軌道修正すればよいことです。

あやなさんもおこさんも幸せな人生を送ることができるよう、お祈りしております。私がお力になれることがありましたら、いつでもお声掛けください。お待ちしております。

あやねさんへ

はじめまして。ゲン鷹の台カウンセリングの原　水樹です。

あなたのご相談、２件とも読ませて頂きました。

まず、現在妊娠中であるということで、あまり心身にストレスがかからない様過ごして頂きたいなという感想を持ちました。

あなたは、もう母親であり、お子さんを一人でも育てていく気持ちの覚悟ができている様です。

その一方で、不安で仕方がないのも解ります。でも、自分が死んだらとか、親が高齢だからとか、先の事を色々心配しても仕方がないと思いませんか？そんなの誰だって同じです。

今一番いけないのは、そういった悲観的な感情を抱く事です。先のわからない事まで考えない事。

お腹の子にストレスが伝わらないように、お母さんはがんばらなきゃいけないんです。

ではどうがんばるか？

まずは、冷静になる事、したたかになる事、現実的になることです。そして周到な準備をすること。

彼に理想的な父親像を求めても無駄ですし、彼は今後も簡単には変わらないでしょう。

あなたは心の中ではもう彼を見限っています。それでいいと思います。

でも彼には父親としての義務を、果たしてもらわなくてはなりません。

ここから先は感情論ではなく、彼の今後の責任のとり方について細かく話し合っていく必要があります。（子供の認知、今後の生活費、養育費などです）
それは結婚するしない関係なく、産まれてくる子供に対する責任の半分が彼にある事を彼が一生忘れない為に必要だからですが、口約束はあてになりません。

できれば弁護士などの専門家を間に入れて、あなたとお子さんに不利益の生じない方法を話し合った方が良いでしょう。

全てをお一人で抱え込まずに、ご両親にもサポートして頂いて、安心して出産できる環境（精神的にも、物理的にも）を作ってください。

心が折れそうなときはまたご相談ください。電話、メール相談も承っております。

ゲン鷹の台カウンセリング
心理カウンセラー　原水樹

あやねさん、こんにちは。

お腹の赤りゃんが大きくなる大切な時期に、
厄介な彼の言動につきあうのは
大変なことだと思います。

どうすればいいのか、とても悩ましいですね。
彼が夫かつ子供の親としての資質がないことは明らかですし、
今後も、近い将来にそのような人に変わる可能性も低い気がします。

そのことは、あやねさんも十分に感じていらっしゃいますね。

かといって、赤ちゃんの父親は彼なのです。
書いていらっしゃるとおり、将来、赤ちゃんを育てて
いける人は、あやねさんと彼です。

彼の人が変わって、夫かつ父親として一緒に暮らすか、
慰謝料を頂いて、別れて、あやねさんが赤ちゃんを育てるか、
そんな究極の選択しかないのは厳しいですが、
私には後者しか、ないように思わざるを得ません。

彼のお父様への説明はきちんとしなければなりませんね。
質問にお書きになったことも含めて、
これまでの彼の言動、彼から受けた暴力など、全て思い出して
文書にするなどして下さい。証拠などがあれば、なおよいです。

もめるなら、弁護士、行政書士などに相談して下さい。
法テラスなど無料相談できるところがあります。
具体的に動いてもらう前に、相談してみて下さい。
弁護士の紹介もしてくれるはずです。