療匠庵の外山と申します。
「単なる甘え」ではないと思います。
勉強に集中できない自分、学校に行きたくない自分を悪いものとして、ご自分を罰していませんか？
長い人生の座標軸のなかで、人はそれぞれ変化していきます。
今、あなたはそういう時期なのかもしれません。
また、集中できる時、絵を描きたくなる時が必ずやってきます。
あなたの中に、集中できる自分、学校へ行きたい自分も同時に存在するのです。
ただ、今、行きたくない自分が強くでているのかもしれませんね。
そんな自分も自分の一部と受け止めて、少し流れのまま生きてみてもよいのではないでしょうか？
周りの人の、雑音が気になりますか？
それもまた、受け流しましょう。
あるがままの自分を、受け入れられた時、手の甲を噛む回数も減るのではないでしょうか。
では、あるがままの自分を受け入れられない時どうするか。
それもまた、受け入れてみて下さい。
大事なのはトライすることです。
その場に頑なに留まるのでなく、自然に「流れる」ことも視野にいれて下さいませ。

ちづさん、こんにちは。

高校受験の受験勉強に、なかなか集中できないのですね。

ご相談のタイトルに「単なる甘えですか？」と書いておられますが、甘えなんかではありませんよ。
高校受験と言えば、義務教育を公立学校で過ごしてきた人なら、人生で初めて体験する受験で、人生で最初に遭遇する大きな壁です。
それは、不安になって当たり前です。
受験や入試を何回もくぐりぬけてきた大人なら、あの時はああだった、こうだったと言えますが、今受験まっただ中のちづさんにとって、毎日が地図も無しで山の中を歩いているようなものでしょう。
自分が今何処にいて、何処へ向かっていて、ゴールまであとどのくらい歩いたら良いか分からないので、余計に途方に暮れた気持ちになってしまいます。
この、目標も何もない所をやみくもに歩いている感じが、苛立ちの原因だと思います。

ちづさんの志望校は、決まっていますか？
今のちづさんの学力からして、難易度はどのくらいですか？
志望校については、先生とよく相談して、どのくらい勉強すれば良いのか、アドバイスを受けて下さい。
あと、受験の時は意外な事に、友達からの情報提供というのも大切です。（志望校の傾向とか、勉強のやり方とか）
「自分以外は、みんな敵」などと思わずに、みんなと手をつないで受験の壁を乗り越えるようにしてください。
決して、一人で悩んだりしませんように。

その上で、勉強の目標を立てて下さい。
これは一気に欲張らずに、無理でない程度の目標にして、すこしずつ階段を上るような計画にしてください。
あれこれ考えずに、今すべきことだけに集中してください。

あと、絵を描くという事も、勉強の合間に良い気分転換になります。

ちづさんは、「頑張らないといけない！」という思いに、今は捕らわれているのだと思います。
だから、勉強に集中できない今の状態を、「甘えている」と思ってしまっているのです。
ただやみくもに「頑張ろう！」と思うのではなくて、「どうなりたい」「どうしよう」と、具体的にイメージするようにしてみてください。

ちづさん、こんにちは。
高校受験というのは無意識に意識してプレッシャーがかかると思います。
常にプレッシャーとの戦いだから疲れてしまいますよね。
高校受験の時は自分も気が完全に安らぐ時がなくてつらかったです。
数年前、仕事にも集中できない時期がありまして、ちづさんの気持ちが
痛いぐらいにわかります。

勉強に集中できない、手を噛んで後悔してしまう、好きな事もできないという事で
かなり精神的に疲れてしまっているんだなーと感じました。

受験というのは自分が行きたい学校なのでしょうか？
両親からプレッシャーを受けている状況なのでしょうか？

もし行けることができたら一度病院にいったほうがいいかと思いますが、
中々難しい事と思います。
もし下記の事ができたらしてみたらどうかな？と思います。
自分がしたい事、どういう進路にいきたいか、何故受験するか、
絶対に志望校に行きたいのか、何故志望校にいくのか、
学校を休むメリット、デメリット、行くメリット、デメリットを
ノートに書いてみて整理をするといいかもしれませんよ。
つらい気持ちを書いてみるのも少しスッキリするかもしれません。

もし両親に相談できるなら相談してみるのもいいですよ。
手の甲を噛んでしまったら消毒はちゃんとしてくださいね。
つらい状況にいる中で完璧にできないのは仕方がないですから、
甘えではないですよ（＾－＾）

集中しにくい、自己への罪悪感、学校へ行きたくない、イライラ感、好きなことがしたくない等、あなたの状況を伺うと軽いうつ状態にも思えます。このような状態はどのくらい続いてますか？２週間以上長く続いているようなら、一度きちんと精神科の診察を受けてみることをお勧めします。進学については、その後考えましょう。

ちづさん、こんにちは。

勉強とか、膝の治療とか、いろいろなことを
しなければならないし、
結果も求められる状況はつらいものですね。
いろいろな不安があると、特に勉強に集中できませんね。
それだけじゃなく、イライラっとくるのでしょうか、
ちょっとした自傷行為をすると、そのときだけ楽になる。
でも、そのあと、またやってしまった、また勉強しなかった、
みたいに考えてしまうのでしょうか。

ちづさんを苦しめているのは、
勉強しなければならない、
高校に合格しなければならない、
ちゃんとしなければならない、
という、しなければならない気持ちだと思います。

親御さんや、いらっしゃるなら年上のお兄姉さん、
また、学校の先生も、しなければならないことばかり
おっしゃるかもしれませんね。

ちづさんは、そんなこと言われなくても分かっているのに
みんながそう言うかもしれませんね。めんどくさいですね。

友達やクラスの人は、ちゃんと勉強しているように見えますね。
でも、みんなには、ちづさんがちゃんとやっているように
見えているかもしれません。

親も先生もクラスのみんなも、
ちづさんの本当は見えていないのでしょう。
逆に、ちづさんも本当のことは見えていないのかもしれませんね。
ということは、周囲の言葉に惑わせられる必要は
ないのだと思います。
変に焦る必要はないのだと思います。

一方、受験する高校には、ちづさん自身が行きたくて
受けるのですね。受かりたいのであれば、
何をどうしなければならないのか、
自分はどう行動すべきか、それは明らかだと思います。

自分の気持ちをちゃんと確認してみて下さい。
周囲に惑わされないで、自分をしっかりもって下さい。
やるべき事をちゃんとやれば、結果は自然とついてきます。

ちづさんに明るい明日が来ることを祈っています。