教えて掲示板の質問
「カウンセラーの私が逆転移?」に関する質問
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空と風さん
私は臨床心理、カウンセラーとして15年以上経ちます。今までかなり多くのクライアントとカウンセリングを行っており、私自身、カウンセラーとして、ある程度の距離感を持ちつつも
クライアントと接してきてましたので、今まで一度もクライアントに個人的感情を向けた事はありません。
しかし、今から半年前、娘さんとお母様で、娘さんのカウンセリングにお越しになられ、それから、月1でお通いになられている方がいます。3ケ月前に、お母様が来れず、お父様がお越しになられた際に、今までこんな事は初めてなのですが、個人的にとても好感が持てました。
その後、その方を普通の生活の中でも、思い出すことが多くなりました。
しかし、カウンセラーとして、個人的感情は打ち消すしか無く、なるべく考えないようにしていました。
一度お父様がお越しになられた後は、お母様がお子さんと来られていますが、
カウンセリングの中でも、たまたま体調の話等、世間話になった時、最近は私の体調も風邪ひきやすくて…等を話をすると、その話がお母様よりお父様に伝わるようで、
私宛てに、お体の具合はいかがですか?等、お父様よりメールをいただきます。
私は家より車で10分ほどの場所に大きな森林公園がありますが、
日曜日の早朝に良く行きます。(自然が好きなのでリフレッシュしに行きます)
すると偶然、お父様(彼と呼びます)がいました。
おたがいビックリして、挨拶をし、彼も、日曜日の早朝によく来ているそうです。
少しお話をして、ではまた・・・分かれる際、いつも日曜日の今頃の時間に来られているのですか?と聞かれたので、
「大抵はそうです」と答えたら、彼は「では、僕もなるべくこの時間に来ますね」と
笑顔で答えて来ました。
そして、次週も私は公園に行きましたが、彼も公園に来ていまして、
一緒に色々な話(と言っても、心理的な話が多いですが)をしました。
並んで歩いていると、手と手がぶつかったりする事もあると、私だけがドキドキとしました。
私はストレスも多く、体調不良もあるのですが、そんな話も会話の中で出ると、
それから、彼は(医師ですので)その体調不良についての役立つ資料を
私にとても詳しくまとめたものをメールして下さいました。
また日曜日に公園に行った際に、健康の話になり、手のツボの話となった際に、
(私はツボに詳しいのですが)彼の手にふれて、ツボの説明をしました・・・が、
後から思うと、相手の手に触れるのは、良く無かったのか、逆に、好意があると意識させてしまったのでは?と考えてしまいました。
しかし、その様な事を考えている私は彼に恋をしているのだ・・・と気付き、カウンセラーとして困惑しています。
そして、彼は、私を公園で逢う度、カウンセラーとして接しているのか、そうでないのか。
私がカウンセラーだから親切にしてくれるのか・・・
私の気持ちは、いわゆる逆転移?でしょうか・・・
私は彼に「何時もご親切にいろいろとしていただき有難うございます」とメールすると、
彼からは「こちらこそ、一緒にいて安心する感じで過ごさせていただいています」と返信がありました。
この文中より、彼は私への気持ちは個人的感情とカウンセラーとしてとどちらでしょうか?
自分の事は主観が入りますので、よく分からなくなりました。
これ以上公園等で(待ち合わせているわけではありませんが)お会いすると、
お互い恋愛感情に発展してしまう要素はあると思いますか?
ご意見いただけると有難いです。
2013年5月28日 15時57分
教えて掲示板の回答
療匠庵 りょうしょうあん
真剣にクライアントと向き合うからこそ、我を忘れて、クライアントやその家族に入れ込んでしまう、そういうことは、多々あるみたいです、あのユングでさえも。ただ、恋愛する対象は星の数ほどいます。それを選択するのはあなた次第。その結果生じるすべてのことを、ご自分で受け止められるのであれば、あなたの心は自由です。ただ、お仕事の事を考えると、どうでしょう?ご自分の心と今一度、真摯に向き合って見てくださいませ。解決の鍵は、あなたが持っていると思います。
2013年6月5日 12時07分
新川公園前メンタルカウンセリング
新川公園前メンタルカウンセリング 心理カウンセラー 千嶋のりえです。
ご相談ありがとうございます。
互いの職業が前置き的に感じますが、これはお互いの理由付けに過ぎないと思うのです。
お互いに好意があっての行動なのでしょう。
あなたの職務上の立場を加味すると、自己一致の課題を感じます。
確かに人は過ちをおかすでしょうし、恋愛も事故的に起こるでしょう。
しかし、この職務に従事する時、私たちは訓練を積んでいるのです。
仮にあなたに依存や自制の利かない問題があるなら、そこは手当てが必要です。
あなたの恋心は純粋な気持ちかもしれませんが、行く先は間違った不倫のレールを感じます。
お子様の心理的な相談を大人の事情に利用するような事はいけません。
初心を思い返しましょう。
心理カウンセラー 千嶋のりえ
2013年6月1日 12時59分
カウンセリングルーム ルミエール
カウンセリングルーム ルミエールの岩附です。
今のところ、普通のお付き合いだとは思いますが、
クライアントのお父様のことを既に彼と表現しているところからも、
あなたもおっしゃっているように、あなたが既に恋愛感情をいだいているようですね。
クライアントのお父様も気があるから、日曜日の公園の散歩に時間を合わせてくる
ということだと思います。
今はただ単に「一緒にいると安心する感じ・・・」だからかもしれませんが、
やはり、忘れてはならないのは、あなたはカウンセラーであり、
相手はクライアントのお父様であるということ。
重々承知していらしゃると思いますが、敢えて、
「最新カウンセリング倫理ガイド」 水野修次郎 著・訳 河出書房新社
から、引用させていただきたいと思います。
ご自分でもう一度、よく考えて見てください。
P.40 危害ある関係を避ける
カウンセラーはサービスを受ける者に危害を与えてはいけない。予期しない危害や
避けることのできない危害は、それを最小限に収める努力をする。
(中略) よくある危害の関係は、以下に説明する多重関係である。
多重関係
カウンセリング関係以外の関係が同時に存在する場合は多重関係が存在すること になる。
現在のクライエント、あるいはクライエントと親しい人や家族との関係や交流も多重関係になる。
以前のクライエントであった人との多重関係も問題となる。特に性的あるいは恋愛と いった多重関係は、5年間禁止とする。
2013年6月1日 10時08分
カウンセリングルームグリーンブリス
空と風さま
はじめまして。
カウンセリングルーム グリーンブリス 森です。
ご相談内容、拝読させていただきました。
>私は彼に「何時もご親切にいろいろとしていただき有難うございます」とメールすると、
彼からは「こちらこそ、一緒にいて安心する感じで過ごさせていただいています」と返信がありました。
この文中より、彼は私への気持ちは個人的感情とカウンセラーとしてとどちらでしょうか?
>これ以上公園等で(待ち合わせているわけではありませんが)お会いすると、
お互い恋愛感情に発展してしまう要素はあると思いますか?
というご質問ですが、例えばこの文章が小説の中に書かれたものだとしたら
おそらくほとんど100%の読者が、「そりゃ、個人的感情でしょう」と
答えると思いますよ。
「そして二人は付き合うことになった・・・」みたいな展開が想像できますよね。
仮に、今は単にあなたのことを「感じのいい人」という認識だとしても
あなたの恋心がつのっていけば、そしてその後も会い続ければ
ある日、彼があなたの好意を受け取って、あなたはしなくても、
彼の方がこの関係をリードしていく可能性はゼロじゃないでしょう。
倫理的にどうだ、とか言うつもりはありませんよ。
何を選んでも、選ばなかったとしても、その結果を自分で引き受ける
だけですからね。
ただ、わたしがふと思ったのは、
あなた自身の正直な気持ちを取るか
仕事を取るか、みたいなところで、
人生を自由に選択できない感覚でいるなら
そして、正直な感情を(それがどんな感情であれ)仕事を理由に
抑え続けたとしたら、そりゃ身体の調子を崩しがちだったりするのは
無理ないかなと思いますよ。
彼がどうだというのから少し離れて、本質的なところで、
自分の正直な感情を抑えながらお仕事をする今までのやり方を見直す
チャンスかもしれません。
例えば、・・・
彼に対する気持ちを、正直に認めていいとしたら
今とはどう違って感じるでしょうね?
その方のどこに惹かれますか?
そんなところがご自分にもあるのが分かりますか?
ご自分の中にすでにあるそんなところを、あなたは今まで
どのように評価していましたか?
そしていま再発見してみて、あらためてどう評価しますか?
これやると、彼への恋心が冷めるかもしれませんが、
それでも良ければ、やってみてください?
私たちが誰かに惹かれるのは、自分が正当に評価していない
あるいは、削除している、自分のある側面に自分自身が気付くためだったりします。
彼はそれをあなたに思い出させるために、そのように現れてくれたのかもしれません。
あなたの恋心を邪魔するつもりはありませんけどね。
プロとして頑張ってこられたからこそ、大好きな仕事も諦めず、
一人の女性としての人生の幸せを見直すタイミングと感じておられるなら
これまでの人生の棚卸をしてみるのもいいのかもしれませんね。
ぜひ、大切に丁寧に対応されてくださいね。
カウンセリングルーム グリーンブリス
心理カウンセラー 森玲子
2013年6月1日 00時29分
山手心理相談室
教育分析を受け
スーパーバイズを受け
常に自己と向き合う
転移・逆転移は大なり小なり起こる
初期段階で察知すべきこと
プロとして情けない
2013年5月31日 22時46分
こころの臨床カウンセリング【併設 不登校、引きこもり自立支援協】
はじめまして。【こころの臨床カウンセリング】の天地です。
この問題は、あなたがカウンセラーであるために
複雑に(心理学的に)捉えすぎているのではないでしょうか。
あるいは、事実を認めたくないから、そのようにこじつけて
納得しようとしているのか・・・。
逆転移というのは、基本的に相談者に対してカウンセラーが
好意をもつことですよね。
あなたがカウンセリングしているのは、娘さんの方で
お父さんはただの付添いですから、逆転移というのは
ちょっと違いますよね。
事実は、あなたが相談者のお父さんに好意を持っていて、
またお父さんの方もあなたに気があるような状況、
というだけのことです。
恋愛は自由ですので、これからどう行動するかは
ご自身で責任のとれる範囲で判断されるといいと思います。
ただ、ひとつだけ差し出がましいことを言わせていただくなら、
既婚男性が女性に近づくのは、大抵たんなる下心からです。
あまりのめり込まないほうがいいような気はしますよ。
2013年5月31日 19時19分
いくえい心理カウンセラ-室
相談者さまを ごく一般の対象により分けるか・・同業者の視点で捉えるか・・で
回答は自ずと違ってくる。 というのが正直なところです。
なので、相談者さまが どの立場を優先され選択しようと考えるのか? これが
明確に示されない現時点では 独りよがりの回答になりかねません。
ですが、どの形であれ実際問題として いくばくかの同業のよしみがそこに入ってしまう拭いようのない現実に出会う時 答えらしき何かを見出せるのかも知れません。
「同業として最大の敬意を払いつつ、議論すべきは切磋琢磨していく」 というのが
私の基本姿勢です。
正直なところを申し上げれば
コツコツと地道に積み上げて来られた名誉あるキャリアに 一端でもキズをつけない
でほしい。
反面 ‥ 切磋琢磨の視点から言及すれば
出来れば今回の問題は 晒さずに秘密裏に克服してほしかった。
この2点に尽きます。
今回の現象は、俗に言われる 『魔がさした状態』 とも考えられます。
本業に命取りにならない範囲の恋愛では難しいのでしょうか?
専門家といえども生身。 を言い訳にすれば
その専門性に疑問符が付きかねませんし、立場を弁えた厳しい姿勢をつい見失って
しまいます。
私たち専門家は、自ら発する言葉の重みやリスクを慎重に弁える姿勢だけは
忘れないでいたいものですね。
「とことん自らの発言に責任を持つ厳しさ」こそが、
クライアントの利益優先! ‥ そのものなのでは? と思わないでもありません。
2013年5月31日 16時25分
「と」を大切にしていきたい、メンタル心理カウンセラーです。
ご質問の要点を整理させていただきます。
彼のあなたに対する好意的な行動は、個人的恋愛感情か、それともカウンセラーに対する社交辞令か?
このまま会っていると、恋愛関係に発展してしまうのか?
の2点でよろしいですね。
本事案の場合、二つの倫理観が関係してきます。
一つは、カウンセラーとしての倫理観。
そして、もう一つは、妻子ある男性と例愛関係に発展する可能性の倫理観。
カウンセラーとしての倫理観は、正直なところ判断が難しいところです。
あなたの文脈からは、「娘さんのカウンセリング」と表現しているので、クライエントは、あくまでも彼の子供であると思われますが、カウンセリングの際に、母親又は彼が同席しているのであれば、倫理に抵触している気もしますし、保護者としての付き添いならば、そこまで考えなくてもという気がします。
問題は、二つ目の人間としての倫理観ですね。
彼は妻子のある身です。このまま、恋愛関係に発展したら、恋愛関係ではなく、“不倫関係”になります。
あなたが彼に恋愛感情を抱いているのは、あなたの文脈から明らかです。(私は彼に恋をしているのだ・・・と気付き)
しかし、彼が“人間としての倫理観”を持ち合わせているならば、あなたに好感は抱いても、恋愛関係に発展させる意思は、ないと思います。
恋は盲目になります。
厳しいことを言うようですが、あなたの気持ちも大切ですが、彼の人生も大切です。
カウンセラーとクライエントの関係以上に、あなたの前には、開けるべきか開けざるべきかの“ドア”が置かれています。
そのドアを開けるか否かは、あなた次第です。
2013年5月31日 14時57分
インナーチャイルドカウンセリング自由の子
気持ち分かります。私もカウンセリングしていて自分と似ている内なる子供をもっているいる異性に惹かれて1年間その感情と取り組まなければならませんでした。状況は分かりませんがトラウマを過去にお持ちでしたか?あるにしてもないにしても逆転移は起こりえる事だと思います。カウンセラーは倫理観必要ですがその前に感情を持つ1人の人間です。より自然体でなければ他の人の心に寄り添えません。好きになる事があったとしてもその正直な感情を自分で認め受け入れそれからが大切では?理性的に考え実らない恋もありますのでそこからその感情を十分味わい成長に変え引き続きやってみては?
2013年5月31日 14時57分
トラウマ心理研究所
カウンセラーも人間です。恋もするし恋愛もします。普通の感覚でしょう。
あるがままに、なすがままに、ただ、だれが考えてもおかしいことは避けることでしょう。2人だけの秘密これもいいでしょう。しかし周りの人を引き込まないようにすればいいのではないでしょうか。大人ですから。
2013年5月31日 14時35分
『理に徹する』我々は心の科学者。
そこには主観や私情は不要にして禁物。
とて、人間で有る以上、たとえカウンセラーであっても、
好意、好感の念は生じるもの。
有って当たり前。
ご自信の感情制御あるのみです。
心の中で思う事は悪い事ではない。
しかし、業務に支障を来たすと失格です。
私はそのへんの匙加減を上手くこなしています。
かえって、好感を持てた方ほど成果は早い。
やり取りの中で互いの関係については、自分に言い聞かせるように巧みに相手にその都度伝えています。
かえって危機感から態度を明確に変えないことですね。
自然体、対他人様との世間一般常識的やり取りの域内に留めましょう。
思うこと感じる事は私は自由主義で、しかし仕事はきっちりやっています。
勤務外は妄想だってしちゃいますけど。
でも現場では、「とにかく早く楽にしてあげたい」その気持ち一心です。
相談者様の一言一句やふるまいは重要な分析データなので余計な感情が沸く暇がありません。
問題がお有りのご当人様のみならずご家族様方のお言葉や行動も当然です。
私は時として人を物として見ます。問題の有る方は、問題の有る物。
そこには感情は生じません。理詰めで対応に徹せます。
時には気持ちを込め、時には冷徹に処理をし、相手にこの仕事を理解してもらっています。
先月は危うくフェイスブックでお友達申請出すところでしたが。
私はカウンセラー(心理相談員・行動療法家)の異端児です。
ご参考になるかどうかは分かりませんが、共感が持てたので本件に関しては書かせて頂きました。
基本、面談の無い方とのメール相談は主義じゃありません。
メールだとデータ不足ですので。
2013年5月31日 14時23分
三宅麗子の潜在意識の本質と使命とトラウマの心理カウンセリング!
空と風様 潜在意識の直感心理カウンセリングの三宅麗子です。
空と風様はプロなので、少しそれを意識して書かせて下さい。
カウンセラーとしての悩みでしょうか?
カウンセラーとクライアントの家族ということに対しての悩みなのか?
或いは、一人の女性としての悩みでしょうか?
家庭を持つ夫としての男性に対して不倫の関係になる悩みなのか?
空と風様はどちらをお望みですか?
私は、この文面にはっきり表れていると思います。
一人の女性として認められたい、好かれたいという空と風様の本音が…。
知り合った時から、潜在意識がそうなるのを望んでいる空と風様がおられたのです。
何の偶然もありません。
その一線を越えたいのか、越えたくないのか?
それは、いくら私どものような人間が忠告しても、無駄でしょう。
空と風様の理性ではわかっているのです。
ダメなものはダメ、だと言う事を…。
でも、どうにもならないのが、恋こころというもの…。
たった一度しかない自分の人生。
自分の思うように生きるしか、スベはないと存じます。
モンモンと悩むから、人間って貴いのですね。
好きな気持ちの通りに生きても良し。
世間の常識や、教科書通りに生きても良し。
なにはともあれ、後悔の無いように、悔いの無いように、
「今ここ」の一瞬一瞬を大切に、
命を掛けて見るのもいいのでは?
モンモンと悩む空と風様自身を愛おしんであげてください。
女性として、モンモンとできる空と風様に乾杯!
でも、進むも地獄、引くも地獄を、しっかり、きっちり意識して、
一歩一歩、女の道を歩んでいってください。
2013年5月31日 14時21分
はじめまして^^
わたしは、まだカウンセラーとしては ひよっこですが
コメントさせていただきます。
やはり、ご自身がこの文章からもクライアントのお父様を「彼」と書き換えるのは好意をおもちなのではないかと推測できます。
カウンセラーもヒトなので、転移や逆転移 もしくは職業柄ヒトに接するとくはフラットで相手に話をさせる投げかけができる反面
相手に好感をもたれる場合も多いかとおもいます。
このまま、クライアントであるご家族とのセッションをお考えでしたら
少しお父様とは距離を置くかリファーされることを私はおススメします。
お身体ご自愛ください。
2013年5月31日 13時43分