彼女のこういった行為を、「単なる脅しで、実際に自殺はしない」などと言う人もいるかもしれませんが、それは誤解です。彼女は自殺する危険性はあると思います。
自殺をほのめかしたり、リストカットをする人の自殺率は非常に高いのです。

　自殺だけはなんとしても防ぎたいとあなたも感じているでしょうし、カウンセラーとして私も、彼女には絶対死んでほしくありません。そして、彼女自身、自殺念慮に襲われて誰かに自殺を止めてほしいと思っているのです。

　彼女はあなたに自分の自殺を止めてほしいから、別れた後でも連絡をたびたび取ってきているのだと思います。ただ、あなたからであれ、誰からであれ、「死んではいけない」という説教をしても効果はありません。道徳的な説教や、上から目線の説得は意味がないのです。

　あなたからの効果がある話し方は、アイ（Ｉ）メッセージを使ったものです。Ｉ（私は）という主語をいつも使った形で、あなたの気持ちを伝えるようにしていくと、命令や説教口調にならず、あなたの気持ちがストレートに伝わり効果が出ます。

　「死んではいけない。」という言い方ではなく、「私は、もしあなたが自殺してしまったら、とても悲しい気持ちになる。」という形で語り、最後は彼女自身に決めてもらうようにしていってください。

　また、あなたが本当に彼女に死んでほしくないと思うなら、彼女を医師やカウンセラーのところに行くように説得するより、まずあなたが治療相談の場に行く方が、回り道のようで結局は早道です。

　あなたが変化することによって、彼女への接し方なども変わり、彼女にも変化が起きてくることが期待できます。口で「死んではいけない」というより、彼女のために実際に行動を起こしてくれたということも、彼女の気持ちを動かすかもしれません。

　適切な相談場所が思い当らないようでしたら、私の相談室の電話カウンセリングのご利用も考えてみてください。



　ただし、自殺するという相談だからといって、あなただけが24時間365日、彼女に対応はできません。ＮＰＯ「ライフリンク」のウェブサイトに、死にたくなった時の相談先がたくさん出ていますから、彼女に伝えてあげてください。「あなたを見捨てるわけでは決してないけれど、自分が電話に出られない時やメールに気づかない時もあるから、できるだけ多くの相談先を知っていた方がいい。」ということで、このサイトの情報を知らせておくといいと思います。ご自分の限界設定もしておかないと、あなた自身がパンクしてしまいます。

　なお、彼女自身が治療相談に足を運ぶ気持ちになった場合、精神科医や心療内科医は、かなり慎重に選んだ方がいいでしょう。あまり話も聞いてくれず、やたらにたくさんの薬を処方するような医者では、かえって自殺の危険が高まります。彼女のようなケースでは、オーバーｄ－ズといって処方薬をいっぺんに飲んで自殺を試みるということがかなりの確率で起こります。カウンセリングか自助グループ参加で
問題解決を考えた方がいいように思います。

　岡山では、ＡＣＡという自助グループがミーティングを開いています。情報をネットで調べて、まずあなたからミーティングに参加してみて、その後彼女と一緒に参加するというのも一手だと思います。



　

23歳事務職さん

初めまして。愛知ミッションの平田です。

彼女に何が起きているかというと、構ってもらいたいからです。同情するようなことをすれば、かわいそうだと構ってもらえると無意識で知っているのでやっているのです。

これは例えば、彼女が小さいときに、風邪で、熱を出したりして、そうするとお母さんが美味しいものを食べさせてくれたり、普段は食べないようなものを出してくれたり、大切に扱われたような経験があるのです。

ですから、惨めでかわいそうな自分→構ってもらえる　大切にされるです。

そしてあなたが構えば構うほど、惨め＝構ってもらえる　なので、さらに構ってもらえるように、リストカットをするのです。

これではどこへも行き着きません。

ですから、やることはおわかりですね。

構わなければ、その効果がないとやめます。

ですから、まず、メールに返信しないことです。

そうすれば、いずれ諦めますよ。

メールに返信すれば、その関係は続きます。

「と」を大切にしていきたい、メンタル心理カウンセラーです。

あなたなりに彼女の危機感を覚え、「もう自分の手に負えません」と叫ばれているのでしょうから、自分の手に負えないレベルの事象は、実際に行動に移せる人、例えば、彼女の両親か肉親に相談というか通報することが一番のような気がします。
身内であれば、第三者ではないので、プライバシーの侵害には当たらないでしょうから。

そして、今後もあなたは異性とお付き合いするのでしょうから、「自分でも守れる」と思える女性、「自分にはもったいないほど相性がよい」と思える女性とお近づきなられることを、切に願います。

別れ方も人それぞれですが、死ぬよりも辛い別れって在るものです。

彼女のように消してしまいたい過去を持つ者にとっては、まるでトドメを刺されたような
激しいショックだったのでしょう。

性格が合わない‥と感じたのは
付き合う中から見えて来た正直な本音でしょうから、その選択にも頷けます。

ところが彼女にしてみれば
普通なら男性不信になっておかしくない心境なのに、それを乗り越えさせたのです
から　あなたの存在は偉大だったと言えるでしょう。

あなたは、選びに選び抜かれた貴重な存在だった筈です。


それに、好きで別れを受け入れた訳ではないのですから
あなたの影を断ち切れないまま何度もメ－ルを送ってしまう気持ちは

不可解どころか愛に執着せずにおれない当然のおんな心とも言えます。


もしかしたら　
そんな女ごころをリスカが災いしているのだと　無条件に直結してしまって
いませんか？

それは、カウンセリングなどを通して慎重に探った上でしか分からない事です。


分かれたからと言って放っておけない‥とまで言い切れるのでしたら
彼女が立ち直れるまで面倒を見続けるのもいいでしょう。

また、いつまでも面倒は見切れないと言うのなら
ズルズルとした今の関わりを見直した方がいいでしょうね。

ここで大切な事は
死をほのめかすメ－ルへの返信は、衝動性へと繋がりかねない危険性を
理解した上で　かける言葉を慎重に選ぶ事です。

ご相談内容を拝読いたしました。

貴方は、すでに別れたとはいえ、彼女さんの様子が心配で放っておけないということは、たいへん優しい方なのですね。彼女さんもそんなあなたの優しいところを知っているので、そのようにメールでSOSを送ってくるのでしょうね。

彼女さんは、過去の出来事により、相当心に深い傷を負い、トラウマになっているのと同時に「見捨てられ不安」になっていると思われます。

彼女さんの場合は、特に「対人トラウマ」ですので、事態はとても深刻です。人間不信、世の中への不信、と同時に自分自身に対する自信も失っていますので、回復には非常に長い道のりを要するのです。

しかし、そうは言っても、貴方はよりを戻すつもりはないし、別れたからと言ってスパっと関係を断ち切ることもできないし、、、ということですね。

そうであれば、貴方が彼女さんと接するときには立場をはっきり示すことが大切だと思います。メールのやり取りをするだけだったとしても、です。
つまり、「敵」ではないよ、という立場をはっきり伝えると同時に、彼女さんにとって「特別な人（間柄）ではない」ということも伝える必要がありますね。

そのうえで、自分にできることであればしてあげたいけれども、してあげられないこともある、という立場・態度を明確にしたらどうでしょうか。

トラウマ体験をした彼女さんは、自分はまた人に裏切られるのではないか、と常に怯えているのでしょう。ですので、貴方が彼女さんに何か期待をもたせるようなことを言ってしまうと、それができることであれば良いのですが、できないことであった場合、「裏切られた」と感じてしまいますね。

そうすると彼女さんは益々人に対しても自分に対しても不信感を強めてそれがさらにトラウマとなってしまいます。

ですから、貴方が彼女さんに対して、どういうことならしてあげられるか、をまず考えてみましょう。

（たとえば、話を聞くだけならできるとか、それも毎日はできないけど、たまにならできる、とか。）

（「いつでもメールしてきてもいいんだよ」ではなく、
「すぐに返事はできないかもしれないし、君の力になれるような返事もできないかもしれないけれど、それでもよければ話を聞くよ」というような。）

そして貴方のそのような気持ちを明確に彼女さんに伝えてあげたらどうでしょうか。

はじめまして。リハートの佐藤と申します。
自殺すると言われると、びっくりしますし心配ですし怖いですよね。
大きい声では言えませんが、私も同じような経験をしたことがあります。

結論を述べると、その「自殺する」という言葉に振り回されてはいけない
ということです。あなたが振り回されると、彼女は今以上に傷つきます。
それは自殺するとあなたにメールすることで、復縁を期待しているため
です。自殺するという言葉に対する動揺を、恋愛の心の揺れ動きと勘
違いされてしまいかねません。それが、より一層彼女を傷つけることに
繋がってしまいます。

冷静に友人として心配しているというスタンスを崩さないこと、そしてメ
ールの返信も個人的感情が含まれないようにすることが大切です。

貴方はとにかく彼女の気持ちがわからないのだと思います。彼女は貴方のことが多分凄く好きなのだと思います。一緒にいて嬉しいのに自分だけ思ってるみたいで全然思われていない・・・そんなやるせない気持ちが、リストカットや死にたいといい始める行動につながってる気がします。その言動かあまりにも極端なために貴方は、彼女を、異常だ、理解出来ない、手に負えない、と思わせるのだと思いますが、読んでいる感じだと、わかって、こんなに思っているのに、何故冷たいの？・・・という心の叫びが聞こえてくる気がします。

でも、心を受け止めるとか甘えさせてあげる、てなかなか難しいですよね。戸惑う気持ちもわかります。

彼女が死にたいと言ったりリストカットに走ったりした時に、そういう彼女を見ていると自分も辛いという気持ちを、彼女にわかるように表してみましたか？

それはおかしい、異常だ、関わりたくない、と頭から否定してはいないですか？

好きな人が苦しむのは彼女だって辛いはずです。

お医者さんに行く前に、彼女の心を一旦、受け止めてみてはどうでしょう。意外と人間、一度安堵感を覚えると、脅かしたり自分や他人を追い詰める事に興味がなくなるものです。

でも、どうしても、考える余地もなく、これは病気だ、手に負えない、と思うことが多すぎた時は、カウンセリングかお医者さんも、それとなく、考える方向を考えた方がいいのでしょうね。

こんばんは。　カウンセラーの岩附です。
あなたが彼女にとって、あるがままの自分を受け止めてくれる
唯一の人だったのでしょう。
愛情的に満たされなかったり、色々な心の傷を持った人が、
自分を受け止めてくれると思った人に出会うと、一時、ものすごくなります。
カウンセラーでもちょっと受け止められない位に。
一応、別れたんだから、関わりを絶ちたいというところですよね。
でも、自殺すると言われると怖くて、立ちきれないというところですね。
本当にするかどうかはわかりません。
あなたに振り返って欲しくて、人の集中を集めたくて言ってるのかもしれませんし、
もしかしたら、何もかもうまくいかなくて、絶望的になっているのかもしれません。
あなたが好きというより、あなたが唯一、彼女を一人の人格としてみてくれ、
あるがままの自分を受け入れてくれたので、すっかりしがみついてしまった
ということではないでしょうか？
それは共依存になって、お互いに傷つきます。
ではどうしたらよいか？ということですね。　難しいですね。
今の距離はしっかりたもつことです。
メールは拒まないで、一応目を通して、自殺したいとかいうようなときだけ、
簡単に「人は一人一人、誰も代わることのできない、大切な存在です。」
とか、「それぞれ、人生の与えられた課題を生き抜きましょう。」
みたいなこと返信してみてください。
全部、返事したら、よりを戻してもらえると期待されてしまいます。
絶望に陥るのを避ける程度の支えにしましょう。

そうですね・・・・
彼女は自分自身に対する自己嫌悪になっている可能性がありますね。
暴行はかなりのトラウマですからね・・・・・・
でも、それと正面から向き合わない限り、一生つきまとってきますからね・・・・
今は、EMDRと言って脳科学的にトラウマをブロックする方法もありますが・・・・
男性ってそう言うところがあるんです～別れても「その人に幸せになって欲しい」
ちなみに女性にはほとんどないようです。
彼女は「あなたに」助けを求めているのだと思いますよ！
メールの内容には触れずに、あくまで友達の一人としての受け答えを続けていくと
彼女のターゲットは別のところに行くと思います。
これらの行為を交流分析の世界では「ゲーム」と言われています。
これは、プラスの報酬が「全く得られない状態」の時に人間というものはマイナスでもいいから報酬を欲しがるという性質を持つことから起こる行動なので、あなたに「好きにすれば！」という言葉で自己嫌悪を再認識しようとしているものと考えられます。
しかし、これが慢性化してくると「人生脚本」と呼ばれるものとなり、ゲーム自体が彼女の人生の全てになってしまうのです。
その結末は言わなくてもお分かりなると思います。
このゲームに巻き込まれたら、あなた自身が大変なことになりますので、常に彼女の言動を一連の流れとして眺める姿勢が大切です。
「別れても、君の幸せを祈っている」という気持ちでのメル友だけのお付き合いにしてください。